河村龍一の「月の癒し」~銀河鉄道の夜

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

教育維新!(真面目なお話です)

2014-01-29 02:00:07 | 日記

今宵、「銀河鉄道の夜」に訪問された皆さまに、御礼申し上げます。


今宵の記事は教育をテーマにした大変、いい話ですが、チョット長くなりいますので、あしからず。

最期までおつき合いして頂きましたら、ある「お礼」を述べます。


およそ50年後の我が国において、「いじめ」、「体罰」、「校内暴力、「非行」、「虞犯」といった深刻な問題やその言葉さえ存在しない夢のような教育現場を実現させるため、また平和な社会を構築するための新たな教育制度について、本ブログ上に「私案」を記載しましょう!

それは、科学的理念に基づく反射教育と文部科学省の『平成17年度学校法人の運営等に関する協議会配布資料~情動の科学的証明報告書』から一部の資料を活用し融合させた、新たな教育制度です。

(子育て中の皆さまには大変、貴重な記事ですので是非、最後まで閲覧してください)

本ブログで提起している教育、それも乳幼児及び幼少期の教育がいかに重要であるか、広く社会に拡散・浸透されることを期待します!

(1)現行の教育制度を廃止し、6・3・3年生制度に代わり、文部科学省の『情動の科学的解明と教育等への応用に関する検討会』の提言を取り入れて、5・5・5・3年生制度を導入します。
*単位制度を導入し、クラス制度はいじめの温床になるため廃止します。

① 子ども園(0歳から5歳までの乳幼児が入園できる国家的教育機関)
② 初等科学校(5歳から10歳までの生徒を対象に教育する学校)
③ 中等科学校(10歳から15歳までの生徒を対象に教育する学校)
④ 高等科学校(15歳から18歳までの生徒を対象に教育する学校)
(子ども園から高等科学校まで全て義務教育とします)
⑤ 専門大学制度(高等科卒業生が入学できる、4年制の教育機関)

(2)教師は聖職です。したがって先ずは、教える側から教育する必要がありますので教育制度の変革において、教員の資格取得、採用試験などについても現行の制度を全て廃止し、新たな制度を設けます。

「聖職である教師を養成する機関としての専門大学制度の導入」
1 教師の資格取得を希望する者については全て、国家公務員大学(仮の名称です)教育学部に入学し、『教育士』専攻科で4年間、ベテランの元教師による講義や実践的教育指導など専門教育を学びます。

2 実際に各学校などで教育実習も行い、不適格者と判断された者については『教育士』資格取得試験が受験できません。

3 大学卒業時に実施される『教育士』の資格取得試験合格者が、各学校を所管する地方自治体の採用試験に受験できます。

4 採用試験合格者については、各地方自冶体の教育委員会、採用する学校の長、有識者などの第三者委員による面接試験を実施し、採用の可否について最終的に決定します。

【子ども園】
国は、0歳~5歳までの乳幼児を対象とした、保育園と幼稚園を合体させた新たな国家的教育施設『子ども園』を設立します。

子ども園の目的は、『平成17年度学校法人の運営等に関する協議会配布資料~情動の科学的証明報告書』の提言の一部や、条件反射による教育論などを取り入れて、犯罪のない社会を実現させるための、新たなる人間形成を目的とした教育機関の原点となることです。

特に、乳幼児の5歳までの教育が、生涯の人格形成に最も重要です。

乳幼児の生まれ持った脳神経構造が、一定のパーセント不十分であり、アンバランスなものだとしても、幼児期のうちに科学的な反射教育を受けたなら、社会に適応し協調できるように、人格形成の上で補えるのです。

科学的観点からも、子ども園における教育の重要性が理解されるでしょう。

(子ども園の要旨)
(ア)子どもが安定した自己を形成するには、他者の存在が重要であり、特に保護者の役割が重要です。

子どもが自己を形成するには、他者と出会い、他者を他者として受け入れ、他者と自己との違いを体験・認識し、その他者との違いがある自己を体験することが重要です。

それにより、自分を客観的に見ること、すなわち「他者の眼差しの内在化」が可能になります。

そのためには、特に乳児期からの保護者の役割が重要ですね。
例えば、乳児の場合、他者(保護者)が乳児の不快な情動を受け取り、それを和らげて乳児に返すことによって、乳児は自分の情動を自分のものとして感じ、細やかな喜怒哀楽の感情に分化させていく事ができるのです。

このような他者の眼差しの内在化が希薄になっているのが今日の状況です。

現在の子どもを取巻く状況においては、これまで以上に子どもの情動・感情を受け取り、それを磨き上げて返す他者、主として保護者の存在と役割が重要になってきています。

(イ)子どもの対人関係能力や社会的適応能力の育成のためには適切な『愛着』形成が重要です。

愛着とは、人と人との間で形成される相互の親和性(相手と一緒にいることを望み、一緒にいることで大きな安心感、満足感を感じられる関係)のことです。

愛着には、『相互的な関係』『情緒的満足感』『身体接触的関係』という要素が不可欠であり、『身体接触的関係』という点で友人関係とは異なるものとなります。

子どものこころの健全な発育のためには適切な『愛着』形成が重要です。
愛着は、情動、さらには他人とのコミュニケーションや対人的適応能力を発達させるための機能的準備系になると考えられます。

保育者との愛着によって、子どもの対人関係能力や言語能力が伸長することから、乳幼児期からの親子関係をはじめとした人間関係が重要であることが分かります。

虐待体験のある子どもでは、心的外傷後ストレス障害(PTSD)やその他の神経症性障害などの他、集団逸脱行動・非行・犯罪などの社会的行動の問題が見られやすいことからも、愛着形成が適切な対人行動・社会性の発達に重要なことが理解されます。

もちろん、初期の母子関係のみが人間関係を発達させる決定要因なのではなく、乳幼児期に十分な『愛着』体験がない場合でも、後に適切な愛着形成が行われたことにより人格的に大きく成長した事例が報告されており、後からでもやり直しがきく部分があると考えられます。

また、近年では、『愛着』体験の不足だけでなく、過剰な『愛着』体験が子どもの自我の確立や自立性・社会性の発達を損なうことも指摘されています。

いずれにしても、愛着を考慮して、乳幼児期から対人関係能力や社会的適応能力を涵養する教育が重要です。

(ウ)情動は、生まれてから5歳までにその原型が形成されると考えられるため、子どもの情動の健全な発達のためには乳幼児教育が重要です。

乳幼児期に感覚・知覚・認知・行動・睡眠リズム等が『学習』されること、この学習は感受性期(臨界期)と呼ばれる生後発達の一定の時期に生じることが明らかとなっており、これらの知見は乳幼児期の教育の重要性を示しています。

情動の形成は、生まれてから5歳くらいまでにその原型が形成されるとする知見があります。

また、1~3歳の時の記憶・感情は普段は忘れているが、脳の中には残っていて、ある引き金が引かれると動き出すという説もあります。

適切な情動の発達については、3歳くらいまでに母親をはじめとした家族からの愛情を受け、安定した情緒を育て、その上に発展させていくことが望ましいと思われます。

生まれてから5歳までの情動の基盤を育てるための取組は大変重要であり、その後の取戻しは不可能ではないが、年齢とともにより困難になるでしょう。

最近の脳研究によると、ヒトは過去の体験によって脳の各領域の発達度合いが異なってくると想定されます。

このことは、子どもの心の問題については、特に乳幼児・学童期の経験が重要であること、そして、学校教育についてみるならば、特に小学校までの教育が大変重要であることを示していると考えられます。

(エ)高い科学性を備えた専門的人材の育成が必要であること、など。

我が国では、児童虐待や発達障害、さらには反社会的行動などの子どものこころの問題に対処する専門家の需要が増加しています。

一方、子どものこころの問題についてのアセスメントとそれに基づく適切な援助を行う専門家が少ない状況があり、これらの専門的人材育成が求められています。

この点に関しては、厚生労働省において『子どものこころの診療に携わる専門の医師の養成に関する検討会』が開催され、検討が進められています。

実践現場では、一部の各関係者が自分の所掌以外の専門的な知識に乏しい場合があり、そのことで、異常な兆候の安易な決め付け、又はその逆に見逃しが生じたりして、混乱をきたすことがあります。

このような事態に対処するためには、高い科学性を備えた専門的人材の育成が必要になってきます。

地方行政でもたれている全ての出生児を対象とする前方視的、縦断的発達のフォローアップ体制に専門家、及びそれへの教育課程にある学生などの参加を促進していくことが専門家養成の一方法です。

(オ)子どもの持って生まれた脳神経構造が、一定のパーセント不十分であり、アンバランスなものだとしても、幼児期のうちにその反射メカニズムを社会の他の人々と協調するように作り変えることができます。

反射の基礎教育を受けない社会の構成員は、他の人間の基本的人権を損なうような振る舞いに及ぶことになります。

そうなれば人間は、『自分を理解してくれず』『精神的苦痛を与える』ような腐敗した社会に埋没してしまうしかないのです。

社会現象がこのような緊張を個人に強いる結果、個人は無意識的にも自己『防衛』に傾き、『攻撃的反射』を次々と作りだします。

それがその都度、本人の身体組織をさらに腐敗させるのです。
もっと深刻なことには、時とともにこうした反射メカニズムが遺伝形質として子どもたちに引き継がれてしまうのです。

こうして社会は、悪循環の中でしだいに崩壊していくのです。

これを防ぐには科学研究の目覚ましい進歩や宗教思想が強烈に作用して社会全体が活性化し、このような腐敗した反射メカニズムの退行的破壊作用を食い止めるしかないのです。

社会構造の陥っている悪循環を抜け出す方策は、一つしかありません。
ただちに子どもの教育の国家規模のプログラムを作ることです。

教育の心理、生理学的法則にのっとった手段を用い、条件反射によって、科学的に習慣を身につけさせるのです。

現代の社会構造は、とても一世代だけでは修復が不可能なほどズタズタになってしまっています。

すぐに成果をあげることは断念しなければなりません。
多かれ少なかれ人工的な手段で得られるような目先の快適さを捨て、来るべき世代の教育を計画的に行うという壮大な目的を実現することにあります。

子ども園では母子家庭、共働きの家庭など低所得者層の主婦たちが、子ども園で保育士の補助職員として雇用されます。

国で賃金を支払い経済面で支援を受けられるなど、絶えず乳幼児に付き添える環境を作り、保護者も一緒に科学的知見を活用した子育て教育を受けることができます。

なお、両親のいない子どもたちについては、子ども園の専門スタッフが親代わりとして就きます。

保育士については、神経生理学者、脳科学者、教育学者、矯正教育学者、宗教学者から形成された乳幼児教育専門スタッフの指導を受けている、高い科学性を備えた保育士を採用します。

子ども園では、『情動教育』及び『反射教育』を主体として様々なプログラムを計画して実行し、子どもたちの他者との適応性及び良心・道徳観念を養い、算数・国語・英語などの初歩的な教科も学ばせます。

【初等科学校~5歳から10歳までの生徒を対象に教育する学校】

小学校に代わり、新たに5年制の『初等科学校』を設立し、原則として各学年のクラスはいじめの温床になるため廃止します。

初等科学校では、各学年の単位取得制度の教育方針に変遷させ、既存の教科目に加え、新たに倫理・道徳教育、宗教学などを加えて10歳までの間、個人の能力と希望に合わせながら、各生徒が自由に各教科目の授業に出席できます。
親の授業参観や送迎も常時自由とします。

各学年の科目の単位を取得した生徒は、その時点で次学年に進級できます。
放課後は本人の希望により、好きなクラブ活動に参加でき、真の集団生活を学ばせます。そこで、各生徒の持つ潜在能力を開発させます。

初等科学校では、次に掲げる提言に重点をおいた教育指導を行っていきます。
各保護者にも周知徹底させて、子どもたちの健全なる育成に参加してもらうなど、学校と保護者で連携した教育制度を浸透させていきます。

「子どものこころの健全な発達のためには基本的生活リズムの獲得や食育が重要です」

毎日の生活習慣行動が、時間的にある程度一定していることの重要性が指摘されています。特に、就寝・起床のリズムは、生物としてのヒトの体内時計のリズムと密接に関係しており、両者の大きなズレが長期間持続することは、子どもの心身の不調を来すことになりかねません。

乳幼児期は、一般的には、決まった時間に就寝し、起床するという生活リズムが定着しやすい時期です。そのリズムが、学齢期以降も乱れないようにしなければならないのです。

食事は生命にとって大事なものであると同時に、親子関係をはじめとした人間関係づくりの観点からも、栄養的な観点からも、生活習慣の育成の観点からも、こころの成長にとって重要なものです。

例えば、『朝食摂取』と『疲れ』との関連性の調査では、食べてない子どもの方が疲れを感じ易いというデータが出ています(「児童生徒の食生活実態調査報告書」平成十二年度日本体育・学校健康センター)。

生活リズムの乱れにより、「朝起きられない」又は「朝は食欲がない」といったことになり、結果として朝食を取れないことも推定されます。
さらに、孤食又は個食等の食習慣が子どもの身体のみならず精神的な発達に及ぼす影響も懸念されるのです。

一方、最近の基礎的研究によると、環境物質が脳発達に影響を与え、子どもの味覚嗜好性を偏向させる可能性も指摘されています。

また、肥満と摂食行動に関する知見としては、人の肥満は、脳の食物に関する感情、認知、学習、記憶などの機能が異常となるために過食となり肥満が起こっていることが考えられているようです。

このようにいずれにしても摂食行動には、家庭、学校、塾など種々の社会的・環境的因子が複雑にからんでいます。

逆に、食育を各家庭できちんと行うことで、子どもの成長や家庭外での子どもの行動に良い影響を与える可能性があります。

「前頭連合野や大脳辺緑系の機能が子ども達の健やかな発達に重要な機能を発揮しており、前頭連合野の感受性期は、シナプス増減の推移から推論すると8歳くらいがピークで20歳くらいまで続くと思われ、その時期に、社会関係の正しい教育と学習が大切です」

大脳皮質の前頭連合野と海馬や扁桃体を含めた大脳辺縁系は相互制御の関係にあるとされ、情動を考える上で、いずれも無視できません。

前頭連合野がコミュニケーション機能、意志、意欲、記憶、注意等人間にとって非常に重要な高次の機能を担っており、この機能が子どもたちの健やかな発達に大切な役割を果たしていると考えられます。

この前頭連合野の機能が充分に発達することが、『前向きで計画的、個性的で独創的、優れた問題解決能力を持つこと』等に繋がると思われます。

初等科学校及び中等科学校において、以上の提言について重点的に取り組んでいきます。

【中等科学校~10歳から15歳までの生徒を対象に教育する学校】

初等科学校と同様に、各学年のクラスはいじめの温床になるため廃止します。

中等科学校でも、各学年の単位取得制度の教育方針に変遷させ、既存の基本的必須科目に加え、刑法、倫理・道徳教育、宗教学などを加えて15歳までの間、個人の能力と希望に合わせながら、各生徒が自由に各授業に出席できます。

各学年の科目の単位を取得した生徒は、その時点で次学年に進級できます。
中等科の最終学年に達した15歳未満の生徒は、15歳まで自宅や熟などで自由に学習できるため、卒業までは学校に行かなくてもよい、という利点があります。

中等科学校において、生徒が『理数系』あるいは『文学系』のいずれが得意なのかを在学中に識別させて、高等科学校に進学する上で参考にさせます。
*高等科学校は、理数系と文学系に分かれているため。

【高等科学校~15歳から18歳までの生徒を対象に教育する学校】

中等科学校を卒業した生徒は、3年制の高等科学校に入校できます。
学生たちの能力に合わせた専門分野の学業を学ばせます。

基本的には『理数系』と『文化系』に分かれており、具体案として、理数科系の高等科学校に入学した生徒は、科学者やエンジュニアなど将来本人の希望する職業の専門知識について学ばせます。

少子高齢化の加速化する現代社会において、介護の問題は重要課題であり、高等科の生徒たちには介護教育を義務化させます。

高等科学校は全寮制とし、現自衛隊員と同様な規則正しい生活及び日課訓練を定着させ、武道を必須科目にします。

特に、体力のある強靭な学生は本人の希望があれば、有事の際などに我が国を防衛するための、自衛隊に代わり新たに設置された国防隊の隊員として採用され、防衛大学に進学でき、将来の幹部候補生として養成されます。

高等科学校では、それぞれの適応能力のある学生たちが、あらゆる分野に活躍できるよう、徹底した英才教育を受けさせます。

卒業生たちは、本人の能力と希望があれば、新たに設置された専門制の大学に進学でき、世界で通用する優秀な人材を育成します。

【専門大学制度~高等科卒業生が入学できる、四年制の教育機関】

大学については、国立と私立の専門大学を設立します。
専門大学とは、卒業後各職場において即戦力となる人材を育成する目的の教育機関です。

従来の大学と、各種専門学校を融合させた新たな大学ですね。

(専門大学の具体案)
国は、国家公務員大学(仮の名称)を創設し、同大学に公安学部を設置します。
ほかには『行政学部』『教育学部』など、聖職と言われる公務員を養成するための学部を設置します。

専門大学は、政治、経済・産業、その他各業界のエキスパートを育成する教育機関です。

文化省は、幼児教育無償化(3~5歳児が対象)に必要な財源を7900億円と試算しています。
したがって、子ども園設立など新たな教育制度を導入すれば、財源の問題がネックとなります。

現在、高校生向けの奨学金は国が交付する約2000億円を基に都道府県が独自財源を加えて運営しています。
全高校無償化に必要な金額は年額4000億円です。
両者の合計金額は6000億円以上ですね。

さらに消費税を5パーセント上げて、その税収分を『教育税』とし、前記6000億円を加えて新たな教育制度の財源に充てればよいでしょう。

日本が世界に先駆けて教育国としてトップレベルの国に変革すれば、日本は平和な先進国家として国際的に信頼されます。

そのことは国益にも繋がります。

日本が構築した「新たな教育制度」が世界に拡散されれば、およそ半世紀後(50年後)、世界の各国が日本と同様な教育国家として生まれ変わり、戦争や犯罪の存在しない世界の実現につながる可能性もあるでしょう。


以上ですが、またのご訪問をお待ちしています。

あっ!

お礼を忘れていました。これです!

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。