河村龍一の「月の癒し」~銀河鉄道の夜

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「今年危惧されるスーパー台風と巨大地震」

2020-01-04 18:15:20 | 日記

今宵、「銀河鉄道の夜」に訪問していただき、ありがとうございます。
現実世界に疲弊した皆さまを、夢とロマンの時空にご招待いたします。

ここ最近、地球温暖化は激化しており、大変深刻な状況になってきました。
昨年は、台風や記録的豪雨などの急襲により、日本各地で想定外の「山津波」や「崖崩れ」などの洪水被害が発生し、これまで安全な場所と指定されてきた「避難先」でさえ罹災してしまうなど、多くの犠牲者が出てしまいました。

特に2018年7月は、西日本地方を襲った破局的豪雨により、同地方を中心に多くの地域で河川の氾濫や浸水害、土砂災害が発生し、死者219人、行方不明者12人の犠牲者が出るという最悪な事態となりました。

大雨特別警報も2018年は頻発され、最終的には運用を開始して以来、最多となる計11府県で大雨特別警報が発表されたのです。いつどこで発生するのか予測することさえ困難な状況でした。
そして、記録的豪雨による「大雨特別警報」が発せられたとしても、「避難先がどこにもない」というような異常事態が続きました。

実は、2018年の台風被害や西日本豪雨災害が発生してから、私は『AR5』(2013年に発表された「IPCC第5次評価報告書」)で警告していたように近い将来、もはや台風などのレベルでは表現できない「破局的気象災害」が、日本列島の場所を問わず毎年襲ってくるかもしれないと危惧していたのです。

それは現実のものとなり、2019年10月12日には13都県(東京、神奈川、静岡、長野、山梨、埼玉、群馬、茨木、栃木、新潟、福島、宮城、岩手)の各地域に「大雨特別警報」が発令されるなど、これまでにない記録的な災害を全国にもたらしてしまったのです。

佐賀県などの記録的大雨や台風10号をはじめ13号、千葉を襲った台風15号、宮崎県延岡市で竜巻をともなう被害をもたらした台風17号など、2019年の8~9月に起きた一連の災害は「激甚災害」に指定されました。

ちなみに、9月9日に千葉県に上陸した台風15号の被害では、県内の損壊した住宅は2万棟を超え、全壊108棟、半壊1338棟、一部損壊は1万9471棟でした(2019年9月27日現在)。
最大瞬間風速は千葉市で57・5メートル、館山市で52メートルと記録を更新し、いずれも観測史上1位となり、各地ではかつてない強風による家屋の被害に加え、15日という長期間にわたる停電が人々を苦しめました(県内の停電発生件数は27万5800戸)。
停電の最大の要因は記録的な暴風と倒木です。電柱や鉄塔は毎秒40メートルまでの強風に耐えられるように設計されていますが、設置基準をはるかに超える暴風によって倒壊してしまったのです。

こうなると今後は、日本全国どこの地域でも、千葉県に上陸した台風による「激甚災害」に見舞われることを想定しておかなければなりません。


以上、拙著「緊急提案!現代版ノアの方舟を建造せよ」から一部引用。


国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)の特別報告書では、現状のペースで温室効果ガスの排出が続くと、2040年ごろには19世紀後半より世界の平均気温が1・5度上昇することになるそうです。

また、2013年に発表された『IPCC第5次評価報告書』(以下『AR5』)によれば、気候システムが温暖化していることは疑う余地がなく、1950年代以降に観測された多くの変化は、数十年から数千年間と中長期的スパンにわたって前例のないものだといいます。
大気と海洋は温暖化し、雪氷の量は減少し、海面水位は上昇し、温室効果ガス濃度は増加しているそうです。

『AR5』では、地球温暖化の主な原因が人間活動にあり、気候に対する人為的影響は、大気と海洋の温暖化や世界の水循環の変化、雪氷の減少、世界平均海面水位の上昇、およびいくつかの気候の極端な現象の変化において検出されているとのことです。

人間活動による地球温暖化を止めない限り、豪雨や猛暑の頻度は増え続け、さらに降水量や最高気温の記録が更新され続けることが予想されるといいます。
これまでの豪雨や猛暑の報道では、「過去の常識が通用しない」との解説が繰り返されてきましたが、地球温暖化が続く限りは、「これまでの常識が通用しなくなり続け、これからも豪雨や猛暑は増え続ける」ことになるのです。

こうなると今年は、さらに大規模な気象災害発生が危惧されますね。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という諺がありますが、昨年の気象災害を教訓に、今年は被害を最小限に食い止めるためにも、いざという時の心構えと早めの避難・備えが肝心です。

しかし、気象災害以上に怖いのが「巨大地震」です。巨大地震の予兆については前回のブログで少し触れましたが、実は、それに関する新たな情報が舞いこんできたのです。
なんと、またもや「東北地方」が最悪なる危機的状況だと報じられたのです。
こちらをクリックしてください。

「zakzak夕刊フジ」の報道記事「MEGA地震予測『いま最も危ない』3エリアはここだ! “驚異の的中率”地震科学探査機構が解析」によれば、「MEGA地震予測」を運営する地震科学探査機構(JESEA)では、3・11と同程度の巨大地震発生の兆候が予測されるエリアは次の3つのエリアだそうです。

■ワースト1(要警戒) 東北エリア 茨城、福島、岩手で震度4~5
■ワースト2(要警戒) 関東エリア 伊豆・小笠原諸島、房総で変動、ひずみ
■ワースト3(要警戒) 九州南部エリア 2~3カ月で大きく変動

どおりで最近、東日本を中心に九州地方までの活断層が、グズッテいた(大・中規模の地震が頻発していた)原因が、これでようやくわかりました。
MEGA地震予測の的中率は、2013年から18年にかけて震度5以上の地震に限ると、発生半年前までに前兆を捕捉できたケースは85.3%(JESEA調べ)だそうです。

はっきりいって、これは本当にヤバいですよ。
そのときは冷静に、3・11の教訓を必ず活かしてください!

※MEGA地震予測
地震科学探査機構(以下、「JESEA」)の会長で測量工学の世界的権威、村井俊治・東大名誉教授が立ち上げたJESEAが実施。地上約2万キロメートルを周回するGNSS(衛星測位システム)のデータを利用。国土地理院が公表する全国約1300カ所の電子基準点で、どのような地殻変動が起きているかを観測し、地面が大きく沈むなどの異常変動を突き止めることで巨大地震の発生地域を予測する。
JESEAでは、発生可能性の時間的精度を上げるため、宇宙空間で測位衛星から発信された電波が受信局に到達する過程で地震の直前、異常に遅延する現象が起きることに着目、それを検知する地震予知システム(MES)を構築、20年内の実用化を目指している。

ところで、本ブログ読者の皆さまにお知らせいたします。
今後危惧される破局的災害は、巨大地震やスーパー台風だけではありませんでした。
実は、他にも「大手メディアでは非公開の破局的災害」が人類を急襲するようです。

それらの詳細についてですが、NASAや専門的な科学機関などから、最新の情報を入手しましたので、拙著「緊急提案!現代版ノアの方舟を建造せよ」に記載しておきました。
また、それらの破局的災害からの避難先や回避する斬新的な提案も同時に記述してあります。

是非、拙著の一読をお勧めいたします。


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