てんくんのお気楽日記

気が向いたら書く健忘日記

電車で読めない本

2006-12-19 | 読書

最近古本屋さんで大人買いしてます(笑)

“大沢在昌”はN平お姉さまに借りた

本とタイプの違うのを読んだ

「アルバイト探偵」

「らんぼう」

「感傷の街角」

「漂白の街角」

「おれは非常勤」

全部短編集だったけど、凄く面白かった

“奥田英朗”

「最悪」

はありがちな日常のフトした事から

悪い方へ悪い方へと転がっていく様を

書いた本。読んでる側は先が読めるから

「あぁ・・・それやっちゃ最悪だよ」

と冷静に思うけど(笑)

“高野和明”

「グレイヴディッガー」

「13階段」

が凄く面白かった作家だったので買って

みた。チョッピリ現実離れした話なんだ

けどスピード感溢れる話で、引き込まれ

ること間違いなし!!

“真保裕一”

「奇跡の人」

「黄金の島上・下」

「奇跡の人」

奇跡の人は・・・キツかった

記憶を失った主人公が、自分探しを

するんだけどストーカーの様な行動

といい、頑固な思い込みの激しい性格

といい、後味の悪い終わり方といい

・・・チョット苦手

「黄金の島」

はベトナムが主な舞台になっていて

旅行に行った事があったので

話に引き込まれる

社会派的な題材でもあり、良かった

そして“浅田次郎”映画にもなった

「地下鉄(メトロ)に乗って」と

「月のしずく」どちらも凄く良かった

特に良かったのは短編の

「月のしずく」

最初は通勤の電車で読み始めたが

溢れる涙を抑えるのに苦労し

家で読む事に

静かな感動に涙が止まらず号泣

年を取ったせいで、涙腺がゆるく

ホントに最近感動しやすい(笑)

“浅田次郎”と言えば

「鉄道員(ぽっぽや)」

が有名だが、なかなかどうして他のも

良いですぞ

ぽっぽや読んでないけど(自爆)