毎日が発見!いや、大変…

30歳を過ぎて家事をまともに始めました。お料理や家事と、食べ歩きしたグルメなレストランなどについて書いてます。

鰻 やっこ

2009-04-08 | 上野・浅草

久々に、鰻を食べるために浅草にある「鰻 やっこ」に行ってきました。何度か来たことがありましたが、勝海舟や、ジョン万次郎も通った200年の老舗と、お店のHPには書いてありました。へ~知らなかった~!確かに店内は昭和の風情を思わせる照明や内装、家具が置かれ、趣ある感じです。階段には赤いビロードもどきの絨毯がひかれ、最近ではあまり見られなくなった、絨毯が寄らないようにする金具などもついています。1F、2Fともにテーブル席が中心です。個室は和室のようです。

店名には「うなぎ」と付いていますが、鰻だけでなく、天ぷらや刺身などの御膳や定食や、一品料理も揃っています!が、今日の目的はうな重!ということで、うな重とうな重が来るまで時間があるため、季節の料理を中心に一品料理を注文しました。

まずは「ホタル烏賊の沖漬け」。今が旬のプルプルのホテル烏賊は、ほんのりゆずの香りがして美味しく浸かっています。



続いては「季節の揚物 船素麺盛り」。桜海老しんじょ磯辺揚、身巻アスパラ、たらの芽、稚鮎抹茶揚げの4種盛りです。今見返していて気付いたことは「山菜盛合せ」ではなかったんだぁ!と、「船素麺盛り」ということは器も食べれたんだぁ!「季節の揚物」という言葉=今の時期なら山菜!と思いこんでいました。それもあって、山菜と思って食べたとき、「え~~鮎だ!!」と驚いてしまったのでした。。なんだぁ、ちゃんと書いてあったんだ。。。



「山菜の辛子和え」は、名前と違い、胡麻風味がちょっときいていた気がします。海苔の香りがとてもよくとっても美味しかったです。山菜も全然えぐみや苦味がないのに驚きました。



「お漬け物」は季節の野菜の漬物ということで、辛子なす、ごぼう、赤カブ、胡瓜、高菜、らっきょなどでした。どれも美味しく、追加で注文してしまいました!



しばらくすると、うな重到来です。あつあつのうな重と、奈良漬としば漬けの漬物がやってきます。こちらの鰻は比較的薄口のタレを塗る?、くぐらせてある感じでしつこくない味です。ご飯はちょっと固めに炊かれ、今日はたまたまか固すぎめとちょうどよい固さが混ざっていました。ご飯にもタレがちょうどよく染みているのは個人的にはうれしいです!



それと、鰻の松竹梅(値段)は、たいていが鰻の大きさだけで区別しているところが多いと思いますが、こちらでは少し違うようなので、注文する際には注意が必要です!味の良い鰻を選ぶと、必然的に大きな鰻になるようなのですが、こちらは大きさよりも味を優先に選んでいるということです。こちらの松竹梅の並びは下記を参考に…(HPより)。

・さっと食べたい方、鰻の他にもお料理を楽しみたい方は「梅」
・鰻の旨味を楽しみたい方は「桜」
・たっぷり鰻を食べたい方には「桐」

肝吸いは付いていないので、別途注文が必要です。肝吸いには大きな肝が入っており、かわいらしい彩りのお麩が浮いて、お上品なお味でした。

以上の料理と、「うな重(桜)」とともに4人で食しました!

HP:http://www.asakusa-unagi.com/
HP:http://r.gnavi.co.jp/g201800/

やっ古 (うなぎ / 浅草、田原町、蔵前)
★★★☆☆ 3.0