土浦の自然

茨城県の土浦市から,身近な自然を紹介します。

旧水戸街道・土浦宿

2009年06月19日 | 土浦
通い慣れた道ですが,土浦市内の旧水戸街道を徒歩で確認したいと思い立ちました。旧水戸街道は日本橋から水戸まで29里31町,約120kmの街道です(江戸時代は2泊3日の旅程だったということです)。幸い今日は好天という予報だったので,勇んで出かけましたが,重苦しい曇天のままでした。で今回は土浦城下だけです。
銭亀橋

桜川にかかる銭亀橋が土浦城下への入り口です。1613年に作られた頃は木製の太鼓橋だったそうです。

南門の跡

大町を抜けると「南門跡」の碑があります。
南門は厳しい番所があって,暮六には門が閉ざされ,それ以降城下に入ることは出来なかったそうです。

桝形

土浦城下には堀と土塁で固められたこのようなクランク状の道がいたる所にあります。容易に敵が侵入出来ないための工夫です。
車で通ると,この桝形がなかなかやっかいですが,歩いてみるとなるほどと思います。

等覚寺







南門を過ぎるとすぐに等覚寺(真宗大谷派)があります。
この等覚寺には,先日行った宝篋山の三村山極楽寺にかつてはあったと言われる銅鐘があります。宍塚般若寺の銅鐘と同じように国指定重要文化財に指定されています。

中城通り



等覚寺を過ぎると中城の商店街に入ります。

旧桜橋の交差点を過ぎ,本町~田町と歩くと城下も終わりです。

北門の跡

ここにも詰め所(馬出し)があり,クランクが続きます。

新川橋

新川橋を渡ると真鍋の宿通りへと入っていきます。

残る荒川沖宿から銭亀橋まで,真鍋宿から中貫宿までは次回以降歩いてみたいと思います。

ザクロソウ,ツメクサ,コモチマンネングサ

2009年06月18日 | 植物
ザクロソウ

ザクロソウ科。
この草から「ザクロ」を連想するのは難しいです。
畑などにかなりの勢いで蔓延っています。

ツメクサ

ナデシコ科。
こちらの草も庭の雑草の定番です。


コモチマンネングサ

ベンケイソウ科。
花はきれいな草ですが,油断すると畑も庭も一面これになってしまいます。


ヤモリ

2009年06月16日 | 生き物
ヤモリ



ヤモリ科。
本県のレッドデータブックでは「危急種」。
人家に住むので「ヤモリ」なんですが,家から離れた「外」で見たのは初めてです。(「外」と行っても家の庭ですが)
我が家には結構な数のヤモリが住んでいるようで,玄関の電灯近くにへばりついて集まってくる虫を狙っています。