どーなるスーパーアグリ!ドライバーは琢磨&アンソニーのままか?

2008-01-31 23:02:28 | Formula One
先日、ホンダの新車発表会が行なわれた席で、ニック・フライCEOがスーパーアグリのドライバーについて、「我々は、スーパーアグリが適切な基準に達したドライバーを起用するよう求めることに力を尽くしてきた。技術面で安定したフィードバックを得るためには、一定の水準に達した人材を起用する必要がある。アンソニーがそういった基準に達していることは間違いない。私たちが要求する基準を満たしているという確信は、私個人的には持てないね」とコメントしたそうです。要するに琢磨とアンソニーを引き続き起用してほしいと言うことですね。

同チームが深刻な資金難だと言うことは、以前からなんども話していますが…
投資家のアレハンドロ・アガグがスーパーアグリを買収するのでは?と言う噂がありましたが、今のところF1への参戦計画はないとコメントし、スーパーアグリも否定しています。
もう一つ噂されているのはスパイス・グループです。インドの電気通信大手で、A1グランプリに参戦しているインド・チームを率いるところです。
ナレイン・カーティケヤンを強力にバックアップしています。ナレインのマネージャーであるマーク・パーキンスは「スパイスが2つのF1チームと話をしているというのは聞いている」とのことで、そのチームとはスーパーアグリとトロロッソだそうです。
ニック・フライの言う基準(経験の少ないドライバー)と言うのは、ナレインのことを言っているのでしょうね。

スーパーアグリのマネージングディレクターであるダニエル・オーデットは、佐藤とアンソニーの布陣を継続させたいとのことですが、現在出資者を探しているところで、それがドライバー決定に影響する可能性もあるとコメントしています。「いろいろな人々と話し合っているところだが、まずはホンダに承認してもらわなければならない。今のところ、私たちはドライバーは変えずにいきたいと思っている。琢磨はチームの存在意義そのものなのだし、アンソニーはホンダお墨付きのドライバーだ。しかし私たちは強力なパートナーを探してもいる。多額の資金を持ち込んでくれる人がいて、彼らが他からドライバーをつれてくることを望んだとすれば、FIAに承認されるドライバーは彼になるだろう」とのことです。
スペイン系でもインド系でもいいです。まず、チームの存続が第一ですよね。
FIA会長のマックス・モズレーは、スーパーアグリが今シーズンの最終戦にグリッドに並んでいるかどうかは疑問だとコメントしています。

先週のバレンシアテストには何故参加しなかったのでしょうね?

ホンダが新車「RA108」を発表☆

2008-01-29 23:18:02 | Formula One
ホンダは本拠地のイギリス・ブラックリーで新車「RA108」を発表しました。
発表会にはニック・フライとロス・ブラウンの首脳陣、レースドライバーのジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロ、新たにテストドライバーとなったアレックス・ブルツと、新たに契約を結んだマイク・コンウェイとルカ・フィリッピが出席しました。

新車「RA108」は先週のバレンシア・テストでシェイクダウンが行われています。オイラが見た限りスッキリとしている印象があります。他のチームのマシンも絞っていますが、それとはチョット違うイメージがあります。説明しにくいな~
フロントウイングは流行のカスケードフラップではありませんね。サイド部分には多くのエアロがアップデートされています。ウイング類は直線的ですね。

なんと言っても発表会の注目はカラーリングです。今シーズンもアースカーとのことですが、雰囲気がだいぶ違います。
ベースは白地でサイドに丸い?地球が描かれています。それ以外はノーズに2本のアース模様のラインが入り、リヤウイングやサイドなどには大きくdreams earthdreamsという文字が、こちらもアース模様で描かれています。カーナンバーにもですね。他には所々に赤い部分があります。ホンダの赤でしょうか?
ドライバーのレーシングスーツにも薄いグリーンのラインが入っていますね。
先週のF1GPニュースで、川井ちゃんが「凄い派手になるらしいよ!」みたいなことを言っていたのでどんなのが出て来るのだろうと考えていたのですが、シンプルですね。
最初、へェ!と思ったのですがよく見ると良いじゃないですか!カッコイイです。
チームのコンセプトは、昨年の「myearthdream」プロジェクトからさらに進化を果たした「earthdream」プロジェクトだとのことです。今回もスポンサー・ロゴは付いていません。

首脳陣&ドライバーのコメントはホンダのモータースポーツ・サイト「2008年シーズン参戦マシンHonda RA108を発表」をご覧下さい。
「F1 Honda Racing Team」もね~

しかしホンダは今年の育成ドライバーにコンウェイ&フィリッピと契約したのにツーバールとは契約しなかったのですね。良いドライバーだと思うのですが…
そういえば、ホンダのテストに参加した小暮卓史のコメントがどこかのサイトに出ていましたので今度投稿します。

モントーヤがデイトナ24Hで2連覇。

2008-01-28 23:12:23 | Motor Sport
元F1ドライバーで現在アメリカのNASCARに参戦中のファン-パブロ・モントーヤが、Grand-Amの開幕戦である伝統の第46回デイトナ24時間レースで総合優勝しました。昨年も優勝しましたので2連覇となりますね。

チームメイトは昨年のインディカー・チャンピオンのダリオ・フランキッティと、昨年もモントーヤと組んだスコット・プルーエットという豪華ラインナップです。
チップガナッシ・レーシングは2006年から同レースで3連覇となります。エンジンマニュファクチャラーのレクサスにとっても3年覇となりました。

NASCAR、ALMS、IRL、チャンプカーといった北米のレースカテゴリーからスタードライバーが集結する、「アメリカン・オールスター・レース」と言われているデイトナを一度は見てみたいです。

開幕戦。グロージャン速い!!圧勝。モルビデリも速い!!圧勝。

2008-01-27 22:26:31 | GP2
GP2アジアシリーズが開幕し第1戦がドバイで行われました。予選はテストからフリー走行まで絶好調のロマイン・グロージャンがPPを獲得。2位にブルーノ・セナ、3位にアンディ・ソウセックとなりました。

第1レースはPPスタートのロマイン・グロージャンが、セナとソウセックが競っている間にリードを広げ、そのまま逃げ切り優勝。セナがFLを記録して2位、3位はソウセックとなり予選結果どうりでした。日本勢の吉本大樹は6位、小林可夢偉は13位でした。

第2レースは第1レースで8位となったファイルース・ファウジーがリバースグリッドによりPPスタートとなります。
優勝は8位スタートから着実に順位を上げたロマイン・グロージャンがまたしても優勝。2位にはPPスタートのファウジー、3位はカルン・チャンドックとなりました。
日本勢は吉本大樹が4位、小林可夢偉はセーフティカー中に他車と絡みリタイアとなりました。
吉本は2レース連続のポイント獲得です。良いスタートが切れましたね。

グロージャンはホントに速い!! ルーキードライバーが同じラウンドの2レースを制したのはGP2シリーズ初のことです。ルーキー以外でも2006年のルイス・ハミルトン以来で、ニコ・ロズベルグとネルソン・ピケJrも記録しています。グロックもだっけな??
チャンピオンシップポイントでは、すでに2位のブルーノ・セナに10ポイントの差をつけています。

スピードカーシリーズも同時に開幕しています。こちらは元F1ドライバーのジャンニ・モルビデリが大活躍しました。PP獲得、第1レース優勝、第2レース優勝という結果でした。
気になる片山右京さんは、第1レースが7ラップ目にステファン・ヨハンソンとクラッシュしてリタイア。第2レースは5位入賞となりました。
このレースにミハエル・シューマッハ&コリーナが観戦に来ていたようですよ。モントーヤがF1からNASCARへ転向したときは、ストックカーレースには興味がないと言ってはずですが…興味が出てきたのかな?だだ、ドバイ旅行で立ち寄っただけかな?元F1ドライバーが沢山いるから昔話でも…
次戦のインドネシア・センチュルから正式にチャンピオンシッップ・レースとなります。

ジャッキーの兄、元F1ドライバーのジミー・スチュワート死去。

2008-01-26 23:21:36 | Formula One
3度のワールドチャンピオンとなったジャッキー・スチュワートの実兄である、元F1ドライバーのジェームス・ロバート(ジミー)・スチュワートが今月8日に76歳で死去しました。

ジミーは元F1ドライバーと言っても、F1に参戦したのは1953年のシルバーストーンで行われたイギリスGPの1レースだけですが、彼のドライバーとしてのキャリアは、ジャッキーがレースドライバーを目指したきっかけになったと言われています。
その唯一のF1参戦となったイギリスGPは、ブリストルエンジンを搭載したクーパーT20で、予選15位、決勝リタイアでした。それ以前は数多くのノンタイトルのF1レースに参戦していたそうですよ。
その後は数度のレース事故に見舞われたことによりレースを引退しました。それから10年後に弟であるジャッキー・スチュワートがF1参戦しました。
ジミーは、ジャッキーの成功に憤慨して以降、スチュワート兄弟が疎遠したと言われていましたが、ちゃんと和解していたそうですよ。

ジャッキー・スチュワートのコメントです。「ジミーがスポーツカードライバーとしてエキュリー・エコッスやジャガー、アストン・マーティンなどで活躍していた1950年代、10代だった自分がサイン帳を持ってジミーのレースについて回っていなければ、このスポーツに熱心になることはなかっただろうと思う。
多くは弟を家においていくのだろうが、ジミーは私にかまってくれた。彼は無私無欲で世話をしてくれたから、ほぼすべて、彼のおかげなのだ」とのことです。
そうですね。現代は多くのDVDやVHSビデオでジャッキーの走りを見られますよね。あの走りはホント驚きですよ!
ジャッキーをレースに興味をもたしてくれたジミーに大感謝です。ご冥福をお祈りします。

ちなみに、イアン・スチュワートと言うドライバーがジミーと同じく1953年のイギリスGPのみに参戦しておりますが、オイラの知る限り関係はわかりません。

WRCが開幕!ラリー・モンテカルロ、今年もロウブかな?

2008-01-25 23:31:03 | Motor Sport
今シーズンのWRC(ワールドラリー選手権)が本日開幕しました。
第1戦となったのは毎年恒例のラリー・モンテカルロです。モンテカルロ(モナコ公国)と言ってもフランスのヴァランスでのスタートとなります。今日は2つのSSが終了して、4年連続チャンピオンのセバスチャン・ロウブがトップとのことです。
マーカス・グロンホルムの引退により、今年もロウブの年となるのかな?
ですが若手で楽しみなドライバーが沢山いますよ!フォードの新エースとなったミッコ・ヒルボネン。同じくフォードでストバートから移籍のヤリ・マティ・ラトバラです。オイラの一押しですよ!他にもフランソワ・デュバル、マシュー・ウィルソン。そして人気者のジジ・ガリです。
今年もチャンピオン争いはシトロエンとフォードでしょう。スバルが入ってきてくれると嬉しいんだけどな~
それからスズキのSX4が参戦しますね。注目です!オイラはスイフトの方が好きなんだけどな。
色々レギュレーションの変更もあったようですが、細かい所までは把握していません。タイヤがピレリのワンメイクとなったのは知っていますが…
Jスポーツで毎レースチェックしますよ!

ラリー・モンテカルロのエントリーリストです。
■シトロエン・トタル・ワールドラリーチーム
No.1 セバスチャン・ロウブ
No.2 ダニエル・ソルド
■BPフォード・アブダビ・ワールドラリーチーム
No.3 ミッコ・ヒルボネン
No.4 ヤリ・マティ・ラトバラ
No.19 カリッド・アル・カシム
■スバル・ワールドラリーチーム
No.5 ペター・ソルベルグ
No.6 クリス・アトキンソン
■ストバードVK/Mスポーツ・フォード・ラリーチーム
No.7 ジジ・ガリ
No.8 フランソワ・デュバル
No.14 ヘニング・ソルベルグ
No.16 マシュー・ウィルソン
■スズキ・ワールドラリーチーム
No.11 トニー・ガルデマイスター
No.12 パー・ガンナーアンダーソン
■ミュンヒス・フォード・ワールドラリーチーム
No.9 エントリーなし
No.10 エントリーなし
■その他
No.17 フランソワ・デルクール(プジョー307 WRC)
No.18 ジャンマリー・クー(プジョー307 WRC)
No.20 コンラッド・ローテンバッハ(シトロエン・クサラWRC)

今週末にドバイで2つの注目カテゴリーが開幕!

2008-01-24 23:17:00 | GP2
今週末からGP2アジアシリーズが開幕します。
それに先駆け開幕戦となるドバイのドバイ・サーキットで、今週3日間のテストが行なわれました。
トップタイムは3日間ともARTグランプリのロマイン・グロージャンでした。
チャンピオン候補の筆頭ですね。ロマインはルノーのテストドライバーも務めています。
このGP2アジアシリーズは、ヨーロッパのGP2シリーズが新型シャーシに移行することから旧型シャーシを生かすシリーズとして設定されました。シャーシはダラーラで、エンジンはルノー、タイヤはブリヂストンです。
CSで放送してくれないのかな~

GP2アジアシリーズの暫定エントリーです。
■iスポーツ・インターナショナル
No.1 カルン・チャンドック
No.2 ブルーノ・セナ
■ARTグランプリ
No.3 ステファン・ジェリー
No.4 ロマイン・グロージャン
■Barwa・インターナショナル・カンポス・チーム
No.5 ビタリー・ペトロフ
No.6 ディエゴ・ヌネス
■スーパーノヴァ・レーシング
No.7 クリスチャン・バッケラード
No.8 フェイルツ・ファウジー
■DAMS
No.9 エローム・ダンブロジオ
No.10 小林 可夢偉
■Trust・チーム・アーデン
No.11 セバスチアン・ブエミ
No.12 アダム・カーン
■デュランゴ
No.14 ダビデ・バルセッチ
No.15 アルベルト・バレリオ
■フィジケラ・モータースポーツ・インターナショナル
No.16 エイドリアン・バレス
No.17 マイケル・ハーク
■トライデント・レーシング
No.18 ハラルド・シュルゲルミッヒ
No.19 ホー・ピン・タン
■ピケ・スポーツ
No.20 マルセロ・パグリシ
No.21 マルコ・ボナノーミ
■DPR
No.22 アーマン・エブラヒム
No.23 アンディ・ソチェック
■BCNコンペティション
No.24 ミロス・パブロビッチ
No.25 ジェイソン・タヒンチ
■Qiメリタス・マハラ
No.26 吉本 大樹
No.27 ルカ・フィリッピ

今シーズンから上記のGP2アジアシリーズと共に初開催となるスピードカー・シリーズもドバイで開幕します。
その第1戦ドバイGPはマシンの一部の準備が間に合わなかったことにより、ノンチャンピオン・レースとして行われるとのことです。
これはスピードカー・シリーズで使用されるストックカーをベースとした車両を、FIAのクラッシュテストにかけたために遅れが出たそうです。
それと、最近ドバイで大量の雨が降ったためにサーキット周辺の道路や主要道路が冠水しサーキットへの部品の到着が遅れたことも影響があるようです。雨水がいくつかのガレージを冠水させてしまったそうです。
この為、18台のエントリー中、開幕戦に間に合うマシンは14台のみとなり、正式なチャンピオンシップは2月16日から開幕する第2戦のインドネシア・センチュルGP以降となるそうです。

片山右京さん、ジャン・アレジ、ジョニー・ハーバート、ステハン・ヨハンソン、ジャンニ・モルビデリ、ナレイン・カーティケヤンらが参戦する注目のシーリーズですが、出足を挫かれた感じですね。
同カテゴリーともF1のサポートレースとして行われますね。

バレンシア合同テストで3チームが新車をお披露目。Byウィリアムズ☆

2008-01-22 23:21:06 | Formula One
現在、スペインのバレンシア・サーキットで合同テストが行なわれていますね。
このテストではルノー&ホンダ&ウィリアムズの3チームが新車を持ち込んで来るようです。
ウィリアムズは新車発表会を行なう予定はないとのことで、ここでは同チームに注目してみましょう!他のチームの新車については発表会後に投稿します。

テスト初日に新車「FW30」が登場し、テストドライバーのニコ・ヒュルケンバーグがシェイクダウンを行ない、カラーリングは先日のテストで登場した記念カラーリング第1弾でした。
ヒュルケンバーグは霧が立ち込める中で20周を走行し、マシンの底部が路面に乗り上げるトラブルがあったようです。ベストタイムは1'14.559だったそうですよ。

新車「FW30」はノーズ上に流行のカスケードフラップが装備され、ノーズ左右のカメラ突起部分が長くなっています。
マシンが黒くて分かりづらいですが、サイドポッド上端にチキンウイングが装着され、チムニーをつなぐ巨大なフェンス状の物が設けられています。結構、特徴のあるエアロが着いていますね。このマシンは楽しみです!

サム・マイケル、テクニカルディレクターのコメントです。「レギュレーションが安定して4年が経ち、今シーズンのクルマを進歩的に開発するための十分な基礎ができていた。昨年のマシンが高い信頼性を示したので、その資質を基礎として、我々はパフォーマンス方面の目標に注意を向けることができた。
我々は、クルマのパッケージと重量配分を改善するだけでなく、パフォーマンスの向上にも注力した。品質基準がより高く、きちんとしたクルマを設計したんだ。我々が注力し、改善してきたすべての小さな部分までがひとつにまとまって全体のパッケージが完成すれば、FW30は大きな前進であることが明らかになるはずだ」とのことです。
このチームは、燃料に5.75%のバイオ物質を含まなければならないというレギュレーションへの対応もバッチシです。昨年の10月にリオデジャネイロで、F1初のバイオ燃料を使ったデモンストレーション走行を行っています。

テスト2日目からはレギュラードライバーが参加するようです。
それとホンダから小暮の登場ですね。

ラルフ&クリエンがDTMのテストに参加。

2008-01-21 23:46:09 | Motor Sport
トヨタ離脱を発表しF1のシートを失ったラルフ・シューマッハと、ホンダのテストドライバーの職を手放したクリスチャン・クリエンが、ポルトガルのエストリル・サーキットでメルセデス・ベンツからDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)のテストに参加しました。フォース・インディアのシートが獲得できなかった2人ですな。

ノルベルト・ハウグのコメントです。「ラルフは計画されていた1日半のテストで、多くの周回を走りきり、たちまちハイレベルなタイムを出した。
だが、希望を高くしすぎるつもりはない。ラルフは特別にテストに参加したのであって、その他については話し合っていない。彼がテストによって奮起し、それは私たちにも同じことが言えるが、それから話し合いが続けられるだろう」とのことで、まだ契約はしていないようですね。クリエンに対してのコメントはどのサイトでも見つかりませんでした。

ラルフ・シューマッハのコメントです。「DTMメルセデスでの最初の100周を使って、徐々に限界に近づいていった。いい経験だったし、とても楽しかったけれど、次にどうなるのか、何かが継続していくのか、ということに関しては、まだ完全に未定のままだ。それについて話し合いをすることになるだろう」とのことです。
兄のミハエルはラルフに対して、ツーリングカーレースへの転向を思いとどまるようにアドバイスしているそうです。この兄弟って仲が悪いと言われていましたよね?最近ラルフの身体についてミハエルがアドバイスしているようなコメントがチョコチョコ出てきますね~

もう一方の去就が決まっていない25歳のクリスチャン・クリエンは、母国オーストリアのボラルベルグ州から兵役義務のため出頭するように、との招集が掛かっているそうです。
今シーズンの何かしらの契約がまとまらない場合、6か月の兵役義務が課せられる可能性があるとのことです。
現在スイスに居住するクリエンはこれについて延期の申し立てをしているそうですが、まだ認められていないそうです。
もしメルセデスからDTMへの参戦が決まった場合は、兵役は免除されそうです。クリエンにとっては一大事ですね。

スーパーアグリが株式の半分を売却?

2008-01-20 22:11:01 | Formula One
ドイツの雑誌「Auto Bild Motorsport」が、スペイン人投資家であるアレハンドロ・アギャグがスーパーアグリの株式50%を取得したと報じています。
それによれば、購入したのは元F1ドライバーのエイドリアン・カンポスと、ビジネスとGP2でパートナーを組んでいるアレハンドロ・アギャグで、両者らは以前にも買収の噂の時に名前が上がりましたが、その時は日本人実業家の「SSユナイテッド」が名乗りを上げて窮地を救ったという経緯があります。
その後、シーズン中に「SSユナイテッド」がスポンサー資金を滞納しスーパーアグリが資金難に陥ったときに、鈴木亜久里代表がアギャグとパートナーシップについて話し合いを行ったとのことです。
アギャグは亜久里代表が売却した50%の株式を買い取り、残りの50%はホンダが保有しているとのことです。亜久里代表はチーム代表としてスーパーアグリに残る予定ですが、ホンダはニック・フライをスーパーアグリのスポーティングマネージャーに起用するとのことです。

これは「Auto Bild Motorsport」が報じたもので、正しい情報かどうかは定かではありません。実際、この件についてのチームからの確認は取れていないそうです。
ですが、スーパーアグリの新車発表会が日本ではなくスペインで行われることについては気になります。

スーパーアグリの話題でもう一つ、先週行なわれたヘレス合同テストでスーパーアグリは3日間でたったの10周しか走行できなかったそうです。
それは、初日にアンソニー・デビッドソンが「SA07B-06」がステアリングを握り走行を始めましたが、10周でオーバーヒートに見舞われストップ。初日は修復することができないで終わり。
翌日は修理部品がイギリスのファクトリーから空輸されジブラルタルまで届く筈だったようですが、飛行機のメカニカルトラブルで遅れてマラガに到着。そこから地上を緊急輸送する手配を取いましたが、今度は高速道路が「ロードワーク」のために使えず、結局最終日のセッションが終了するまでに間に合わなかったとのことです。
他チームが沢山の週回数を走ったのに対して、スーパーアグリはわずかに10周とは…最低なテストでしたね。シーズンにひびかなければよいのですが…

現在、全国のローソンでは佐藤琢磨と「デサント」がタイアップしたティッシュが発売されています。その名も「Move Sport」といい、パッケージに琢磨が描かれています。販売は1月27日までだそうです。

本山哲、金石年弘、伊藤大輔が移籍発表!

2008-01-19 13:51:42 | Formula One
国内最高峰カテゴリーであるフォーミュラ・ニッポンを運営している株式会社日本レースプロモーションは、トヨタ自動車株式会社と2008年のシリーズパートナー契約を締結しました。トヨタは同シリーズにエンジン供給を行なっていますね。
以前からシリーズパートナーとして協賛している株式会社ブリヂストン、本田技研工業株式会社とともにシリーズを盛り上げていくことでしょう!

今シーズンのFポンは新レギュレーションが導入されます。1大会2レース、予選が新方式となり、パドルシフトの採用などの変更があり、22台のエントリーが予測されています。

気になるドライバーの移籍情報は?と言うと、今シーズンは変更が多いようです。
インパルの本山哲は、1998年に初シリーズタイトルを獲得し、1999年にシリーズ2位の結果を残したTeam Le Mansへ移籍することを発表。9年ぶりの復帰となります。
ARTAの金石年弘は、フォーミュラ・ニッポンにデビューした時のチームである5ZIGENに移籍することを発表。こちらも復帰ですね。
ルーキーでは、伊沢拓也がARTAからデビューを発表。伊沢はARTAからスーパーGTにも参戦が決まっています。
あと石浦宏明がトムスだったっけな?

その他の国内レース情報は、スーパーGTでタイトルを獲得したARTAの伊藤大輔が、トヨタのチーム・ルマンから参戦することを発表しました。これは結構おおきなニュースですよね。
さらに、フォーミュラ・ニッポンにフル参戦していた吉本大樹が、1月25日から開幕するGP2アジアシリーズにメリタスからフル参戦することを発表しました。
メリタスは唯一のアジア圏チームとなります。同チームは去年の中国・珠海で行われたフォーミュラ・ルノーV6アジア最終戦に吉本をスポット参戦させたチームですね。
GP2アジアシリーズは、アジア圏内出身のドライバーを一人は入れないといけないと言う決まりがあるそうです。吉本以外の日本人は小林可夢偉が参戦します。

FポンもスーパーGTもこれからドライバーの発表が沢山ありますね。
ルーキーテストに参加したドライバーは何人入って来るのでしょう!

小暮がホンダのテストに参加決定!来シーズンは何処で?

2008-01-18 23:58:30 | Formula One
ホンダはプレスリリースで、小暮卓史をホンダレーシングF1チームから1月の23日24日の両日にバレンシア合同テストに参加させることを決定しました。
これは人材育成プログラムである「ホンダ フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト」の一環として行われるとのことです。

作シーズンの小暮はPIAA NAKAJIMAからフォーミュラ・ニッポン、TAKATA 童夢 NSXからSUPER GTに参戦し、タイトルは獲得できなかったものの大活躍したシーズンでした。その活躍を評価され、トップドライバー育成の観点からF1テストへの参加が認められたものだそうです。

和田康裕・本田技研工業株式会社・モータースポーツ部部長のコメントです。「昨年の小暮選手の活躍を見ていて、持ち前の速さが今まで以上に増したと感じました。そのためF1というフィールドで彼の才能に期待して、今回ホンダ レーシングF1チームでテストに参加してもらうことにしました。あわせて人材育成の観点から、F1マシンをテストドライブすることにより、より多くの貴重な経験をしてもらうことで、彼自身がレーシングドライバーとしての、更なる可能性を導きだしてもらいたいと思っています」とのことです。

小暮卓史のコメントです。「昨年は、初めてF1マシン(SA07)を鈴鹿サーキットでデモ走行ができ、非常に嬉しく思いましたが、今回ホンダ レーシングF1チームで、合同テストに参加する機会を頂き、本格的にドライブする機会が、こんなに早く来るとは思ってなかったので正直驚いています。これまで学んだことを活かして、良いパフォーマンスを見せるとともに、世界のトップドライバーと一緒に走ることで、多くを学び今後の糧にしたいと思っています。今回のチャンスを与えてくれたホンダ レーシングF1チーム、そしてホンダ フォーミュラ・ドリーム・プロジェクトに感謝したいです」とのことです。
一度だけで終わるのではなく、継続して呼ばれるように頑張って欲しいですね。スーパーアグリのテストドライバーかな?

今年のウインターテストは佐藤琢磨&中嶋一貴&小林可夢偉の3人と、小暮卓史が加わり4人の日本人ドライバーが走りますね~
4人が同じテストに揃うことはあるかな?そー言えば昨年も平手晃平がトヨタで走っていたので4人居たのですね。山本左近が居れば5人なのに…

レッドブルが新車「RB4」を発表☆

2008-01-17 23:38:56 | Formula One
レッドブルは合同テストが行われているヘレス・サーキットで、新車「RB4」を発表しました。5チーム目です。
昨年同様、レッドブルらしい派手な発表会は行なわずにガレージ前での新車発表となりました。
出席したのはチーム代表のクリスチャン・ホーナー、テクニカルディレクターのジェフ・ウィリス、チーフテクニカルオフィサーのエイドリアン・ニューエイ、ルノーMDのロブ・ホワイトらチーム首脳と、レースドライバーであるデイビッド・クルサードとマーク・ウエーバー。そしてテスト兼リザーブドライバーとして発表されたセバスチャン・ブエミと言うメンバーでした。

「RB4」のアップ画像がみつからなかったのでよく分かりませんが、ニューエイの2台目のマシンとなりますね。それとルノーエンジン2年目です。
なんかマクラーレンぽく見えてきました。やはりニューエイの手掛けたマシンだからな?このマシンカッコいいな~
ノーズコーンの上をまたぐカスケードフラップは定番となりそうですね。
作シーズンのマシン、「RB3」は信頼性がよくなかったですよね~。でも、このチームは年々速くなってきています。今年はおお化けするかな?
新車発表後、さっそくクルサードのドライブによってシェイクダウンされたようですよ。

クリスチャン・ホーナー代表のコメントです。「新車の初走行を見るのは、いつだって重要な瞬間だ。特にRB4の場合、ファーストラップには大量の作業に取り組んできた多くの従業員の思いが込められている。ここ数週間、全スタッフが今日のシェイクダウンに向けてマシンの準備を整えるため、多くの努力を重ねてきたのだ」とのことです。

デビッド・クルサードのコメントです。「新車の登場は素晴らしいね。当然のことながら、多くのパーツは昨夜届いた。だから、僕が昨日休むために離れた時はむき出しの状態だったけど、今朝は壮観だったね!ひとつひとつが素晴らしく最高だと思うし、インストレーションラップを終えてガレージに戻ってきた時点での感想を言えば、僕らはこれまでのところ、すべての目標を達成していると思う。ここからまたスタートだね。
信頼性についてはとても重要なことだけど、僕らは今度も速いマシンを必要としていた。現行のレギュレーションでマシンのポテンシャルを最大限に引き出せるのは、マクラーレンとフェラーリと言えるだろう。僕らはできる限り彼らに近付いていかなきゃいけない。それでも、僕らは素晴らしいメンバーに恵まれている。100戦以上で勝利を収めてきたエイドリアンの特徴がマシンに現れているんだ」とのことです。

オイラ的にブエミについては、あまり評価は高くありません。カート時代は良い結果を出していたそうですが…話題にあがるわりにはそれほどでもなく…でもユーロF3のランキング2位でしたっけ?作シーズンのGP2モナコGPは良かったですしね~。いいドライバーなのかな?F1ではどうでしょう?

ウィリアムズが6種類のマシンカラーリングでテストに望みます。

2008-01-16 23:36:23 | Formula One
現在行なわれているヘレス合同テストに参加しているウィリアムズは、テスト専用のカラーリングのマシンで望んでいます。
ウィンターテストで使用するカラーリングデザインは6種類あるとのことですよ!これは、今年ウィリアムズが迎えるいくつかの「記念」を表したものだそうです。
第1弾として今回の合同テスト初日に走行した「FW29B」には、ウィリアムズのF1参戦30周年と、今シーズンのトルコGPで達成されるF1GP出走500戦を記念したカラーリングが施されています。

他には今シーズンがスタートし、ニコと一喜の2台が完走を続けていけば、スペインGPで5万周目を記録するそうです。モナコGPではフランク・ウィリアムズさんがエントラントとして600戦目を迎えます。ウィリアムズさんのキャリアは39年になり、レースに訪れなかったのは23戦のみだそうです。これはエンツォ・フェラーリの記録を超えることになります。

第2弾は1月22日にバレンシアで公開される予定だそうで、同時に新車「FW30」の初お目見えとなりそうです。ちなみにウィリアムズは発表会は行わないとのことです。
2カ月間のウィンターテストで、6種類のカラーリングマシンを走らせた後、レースで使用するカラーリングを開幕戦オーストラリアGP前に発表するそうです。

今後はどんなカラーリングが登場するのでしょうね!楽しみです。
テスト専用カラーリングは、完全にウィンターテストの楽しみの一つとなりましたね。

BMWザウバーが新車「F1.08」を発表☆

2008-01-15 23:09:22 | Formula One
BMWザウバーは本拠地のドイツ・ミュンヘンで新車「F1.08」を発表しました。4チーム目です。
発表会にはマリオ・タイセン代表らチーム首脳と共に、レースドライバーであるニック・ハイドフェルドとロバート・クビサが出席しました。

新車「F1.08」は、「F1.07」と見た目は殆どかわりませんね。それもそのはず「F1.07」をベースに作られ。昨年の教訓をもとにあらゆる分野で見直して空力を中心に大きな変化を行なったそうです。見た目は変わらないのですが…これも時間のある時によーく観察します!
その空力とは、エアロバランスの安定、コーナリング中のダウンフォースの変化を抑えた高速コーナーの安定性の向上、ワンメイクタイヤでのメカニカルグリップの向上、重量バランスの見直しなどが計られているそうです。
と、良く見るとフロントウイングが細くなっていますね~リヤもスリムになっているように感じます。
詳しいマシンの情報はRacing-Live.comの「F1.08の概説」を見て下さい。とことんこれでいきます。
発表会終了後に会場に設けられた特別コースで、ニックがステアリング握りプレス陣の前を疾走したそうです。本格的なシェイクダウンはバレンシア・テストで行われます。

今回の発表会ではテストトライバーの発表はありませんでした。マルコ・アスマーとハビエル・ヴィラの2人が有力なのでは?と言われています。アスマーは現在行なわれているヘレス合同テストに参加するようです。

マリオ・タイセンのコメントです。「チームが創設されて2年半、われわれは大きな進歩を遂げた。我々は新車に多くの力を注いだ。F1.08にはすべての教訓が生かされ、再び大きく前進できると考える。また、我々はギャップを埋められると確信している
ドライバーは最高布陣であり、彼らは2人とも、さらに進化できると私は思う。ドライバーとエンジニアの関係は良好だし、ドライバーが重要なキーパーソンだとも分かっているので、再び進化を遂げられると確信しているのだ」とのことです。

他のBMWザウバーの話題は、T-システムとテクニカル・パートナーシップ契約を結んだそうです。T-システムはドイツの大手通信会社であるドイツ・テレコムの子会社です。
オイラはロードレースが大好きなので良く聞く社名です!タイトルスポンサーというほどの契約ではないようです。
あと、他のF1チームにエンジンを供給する用意があるとタイセンがコメントしたそうです。

今週は大きなニュースが多いな~頑張って投稿しなくては!!