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第93回インディ500の優勝は、エリオ・カストロネベス☆

2009-05-25 23:04:57 | Indycar
インディカー・シリーズ第4戦、第93回インディ500の決勝レースがインディアナポリス・モータースピードウェイで開催されました。
オイラはF1モナコGP後に、朝までLIVEで見ましたよ!

優勝はチーム・ペンスキーのエリオ・カストロネベスです。
エリオは2001年と2002年に勝利していますので、今回で3回目の優勝です。
わずか5週間前までは脱税容疑の疑いをかけられていて、開幕戦を欠場していました。
チェッカー後には恒例のフェンス登りも見せてくれましたね。
エリオ・カストロネベスのコメントです。「信じられない。この涙が私の気持ちのすべてを表していると思う。ペンスキーは本当にすばらしいチームだ。このチームと多くのスポンサーは、脱税疑惑で厳しい立場に置かれた私の無罪を信じ、サポートし続けてくれた。私に再び走るチャンスを、人生を与えてくれた。本当に信じられない一日となった」とのことです。
ホント、嬉しそうでしたもんね。

2位は18番手グリッドから追い上げたパンサー・レーシングのダン・ウェルドン。
3位にはアンドレッティ・グリーン・レーシングのダニカ・パトリックとなりました。ダニカは女性ドライバーとして初のインディ500トップ3フィニッッシュとなりました。
武藤英紀はピット作業時のアクシデントがありポジションを落としましたが、粘りの走りで10位チェッカーを受けました。

インディアナポリス・モータースピードウェイは1909年に開設されましたので、今年で100周年です。
インディ500が第100回になる年に見に行こうかな~

1位 エリオ・カストロネベス
2位 ダン・ウェルダン
3位 ダニカ・パトリック
4位 タウンゼント・ベル
5位 ウィル・パワー
6位 スコット・ディクソン
7位 ダリオ・フランキッティ
8位 エド・カーペンター
9位 ポール・トレーシー
10位 武藤 英紀
11位 アレックス・タグリアーニ
12位 トーマス・シェクター
13位 アレックス・ロイド
14位 スコット・シャープ
15位 ライアン・ブリスコー
16位 AJ フォイトⅣ
17位 サラ・フィッシャー
18位 マイク・コンウェイ
19位 ジョン・アンドレッティ
20位 ミルカ・デュノ
■以下はリタイア
21位 ビットール・メイラ
22位 ラファエル・マトス
23位 ジャスティン・ウィルソン
24位 E.J. ビッソ
25位 ネルソン・フィリップ
26位 オリオール・セルビア
27位 トニー・カナーン
28位 ロバート・ドーンボス
29位 デイビー・ハミルトン
30位 マルコ・アンドレッティ
31位 グラハム・レイホール
32位ライアン・ハンター レイ
33位 マリオ・モラエス

第93回インディ500の全グリッドが確定!

2009-05-18 23:13:41 | Indycar
インディアナポリス・モーター・スピードウェイで開催されるインディカーシリーズ第4戦、第93回インディ500の全グリッドが確定しました。
PPを獲得したのはペンスキーのエリオ・カストロネベスです!


No.1 エリオ・カストロネベス
     No.2 ライアン・ブリスコー
          No.3 ダリオ・フランキッティ

No.4 グラハム・レイホール
     No.5 スコット・ディクソン
          No.6 トニー・カナーン

No.7 マリオ・モラエス
     No.8 マルコ・アンドレッティ
          No.9 ウィル・パワー

No.10 ダニカ・パトリック
     No.11 アレックス・ロイド
          No.12 ラファエル・マトス

No.13 ポール・トレーシー
     No.14 ビットール・メイラ
          No.15 ジャスティン・ウィルソン

No.16 武藤 英紀
     No.17 エド・カーペンター
          No.18 ダン・ウェルドン

No.19 AJ・フォイトⅣ
     No.20 スコット・シャープ
          No.21 サラ・フィッシャー

No.22 デイビー・ハミルトン
     No.23 ロバート・ドーンボス
          No.24 タウンゼント・ベル

No.25 オリオール・セルビア
     No.26 トーマス・シェクター
          No.27 マイク・コンウェイ

No.28 ジョン・アンドレッティ
     No.29 E.J・ビッソ
          No.30 ブルーノ・ジュンケイラ

No.31 ミルカ・デュノ
     No.32 ネルソン・フィリップ
          No.33 ライアン・ハンターレイ

紹介しきれないほどの、凄いメンバーが集まりましたね。
インディ500は5月6日にオープニングデーから開幕しました。
予選は約2週間で合計4日間にわたって行われます。予選初日にPPが決定するポールデー。予選4日目は33個目のグリッドを決めるバンプデーが行われます。

まさに4日目のバンプデーは生き残り戦。惜しくもバンプアウトとなったのは、1996年インディ500ウイナーのバディ・ラジア、そしてジョン・アンドレッティ、アレックス・タグリアーニの有名人ばかり。厳しい!!
ですが、コンクエスト・レーシングはバンプデーでバンプアウトされたアレックス・タグリアーニを、チームメイトのブルーノ・ジュンケイラの代わりに決勝に出場させると発表しましたので、タグリアーニの出場が決定しました。
今回の交替について、コンクエスト・レーシングではタグリアーニとともにコマーシャルとマーケティングプログラムを構築していて、1台のみ出場の場合はタグリアーニを優先せざるを得ないとのことです。
ジュンケイラは納得しているそうですが、可愛そう…
インディ500は、ただのレースとは違いますからね~

決勝レースはCSのGAORAで、5月24日(日)深夜 1:30~翌朝6:30にLIVEで放送されます。
ガンバレ!ダニカ!武藤クン!

琢磨!インディ参戦へ?下見かな?

2009-05-12 22:50:47 | Indycar
久々に佐藤琢磨の話題です。
スーパーアグリの撤退以来、F1のシートを失っている佐藤琢磨ですが、インディカー・シリーズの第4戦となるインディ500の予選(ポールデー)を観戦したそうです。
琢磨とインディカー・シリーズの噂は、2010年の本格参戦を見据え、今シーズンのツインリンクもてぎで行われるインディ・ジャパンにスポット参戦するのではと言われています。
自身にとってF1で唯一表彰台を獲得したインディアナポリスモータースピードウェイを久々に訪れたことになりますね。

佐藤琢磨のコメントです。「僕はこのトラックを走ったことがあるけれど、インディカー・シリーズの現場を訪れるのは初めてですね。すごく印象深いです。この場所はすごく重要な場所ですからね。
今は、自分の将来に向けての可能性を楽しみにするとともに、インディを感じて、楽しむためにここへやって来ました。僕はF1アメリカGPの時しか知りませんでしたが、インディ500のポールデーの時はまた雰囲気が違いますね。でも、世界一のモータースポーツイベントであるという感覚は感じています。とても興奮しますね」との事です。
是非、参戦してほしいです。レベルの高いシリーズと言うことは皆さんご存知ですかね?
特にこのインディ500は、F1モナコGP&ルマン24時間レースと共に世界3大レースと言われています。
オーバルでのレースは、グルグル回ってるだけじゃん!なんて思っている人は多いでしょうが、奥が深いんですよ!!一瞬アクセルを緩めただけでズルズル後退してしまいます。
オイラもいつかインディ500を見たいものです

インディカーシリーズが開幕!シーズン中に琢磨の参戦はあるか?

2009-04-01 22:10:43 | Indycar
今週はインディカー・シリーズが開幕します。
開幕戦の舞台となるのはセントピータースバーグで、市街地コースとなります。
昨年、グラハム・レイホールがデビューWINした所ですね。

エントリーリストが発表されています。
A.J. Foyt Enterprises (AJフォイト )
 No.14 ビットール・メイラ
Andretti Green Racing (AGR )
 No.7 ダニカ・パトリック
 No.11 トニー・カナーン
 No.26 マルコ・アンドレッティ
 No.27 武藤 英紀
Conquest Racing (コンクエスト )
 No.34 ジェイミー・カマラ ※
 No.36 アレックス・タグリアーニ ※
Dale Coyne Racing (デイルコイン )
 No.18 ブルーノ・ジュンケイラ ※
 No.19 ジャスティン・ウィルソン
Dreyer & Reinbold Racing (D&R )
 No.15 バディ・ライス ※
 No.23 タウンゼント・ベル ※
 No.23 ミルカ・ドゥーノ ※
 No.24 マイク・コンウェイ
 No.TBA ロジャー安川 ※
HVM Racing (HVMR )
 No.13 E・J.・ビッソ
KV Racing Technology (KVRT )
 No.5 オリオール・セルビア ※
 No.5 マリオ・モラエス
Luczo Dragon Racing (ドラゴン )
 No.2 ラファエル・マトス
Newman/Haas/Lanigan Racing (NHLR )
 No.02 グラハム・レイホール
 No.06 ロバート・ドーンボス
Panther Racing (パンサー )
 No.4 ダン・ウェルドン
Rahal Letterman Racing (RLR )
 No.17 TBA ※
Sarah Fisher Racing (フィッシャー )
 No.67 サラ・フィッシャー ※
Target Chip Ganassi Racing (チップガナシ )
 No.9 スコット・ディクソン
 No.10 ダリオ・フランキッティ
Team 3G (3G )
 No.98 スタントン・バレット
Team Penske (ペンスキー )
 No.3 ウィル・パワー
 No.3 エリオ・カストロネベス ※
 No.6 ライアン・ブリスコー
Vision Racing (ビジョン )
 No.TBA AJ・フォイトⅣ ※
 No.20 エド カーペンター
 No.21 ライアン・ハンター レイ
de Ferran Motorsports (ドフェラン )
 No.TBA TBA ※
※ マークは、開幕戦出場は無いようです。


ペンスキーのエリオ・カストロネベスは、脱税容疑にて現在裁判中です。
有罪となれば、懲役6年以上の刑が科せられる可能性があります。
エントリーはされていますが、関係者の間には裁判結果を待たず、カストロネベスの今シーズンのレース出場は難しいだろうと見られています。

日本のファンの方に朗報です!佐藤琢磨がインディカー・シリーズの終盤戦に参戦する可能性があるそうです。
マネージャーであるアンドリュー・ギルバート・スコットは、琢磨がインディを走りたいと思うようになったとコメントし、それに対しホンダの関係者は前向きに取り組みたいとコメントしたそうです。
もし現実となれば、ツインリンクもてぎで開催するインディジャパンに参戦する可能性が高そうです。

今シーズンはポイントシステムに変更がありました。
予選でPPを獲得した者に1ポイントが与えられ、最多ラップリーダーを獲得した者に2ポイント(昨シーズンは3ポイント)与えられるそうです。

今シーズンは誰がチャンピオンを獲得するのでしょうか?
そして、インディ500の勝者は誰か?
この中にUSF1のドライバーとなる者がいるか?
今シーズンも楽しませてくれそうです!

モントーヤ組は惜しくも2位、優勝はダナヒュー組!

2009-01-26 21:50:24 | Indycar
グランダムシリーズ開幕戦の第47回デイトナ24時間レースが、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催されました。
このレースは有名人が多数参加するアメリカの伝統レースの一つです。
注目は3連覇しているチップガナッシと、そこに所属する2連覇中のファン‐パブロ・モントーヤです。

PPを獲得したのはブルモスレーシング・ポルシェの58号車でした。
このポルシェに乗るのは、F1で活躍したマーク・ダナヒューの息子であるデビッド・ダナヒューと、インディカー・ドライバーのバディ・ライス、他にはダレン・ロウとアントニオ・ガルシアです。
レースは終盤にブルモスレーシング・ポルシェとファン・モントーヤの乗るチップガナッシが激しいトップ争いをし、残り39分でトラフィックにかかったトップのモントーヤのマシンをダナヒューがパスしトップに立ちましたが、その後モントーヤが猛追し、最後は0.167秒差というデイトナ24時間レース史上最少僅差で、ダナヒューがモントーヤを抑えきり優勝しました。

デビッド・ダナヒューの父親であるマーク・ダナヒューも1969年にデイトナで優勝しています。ですから40年後に息子が優勝したことになりますね。

この24時間レースでは、25回のコーションが出され、合計117ラップがコーションという昨年に続いての大波乱レースだったようです。
それと、22人ドライバーと9台のマシンによるによる53回のリードチェンジは、デイトナ史上2番目に多い記録とのことです。

昨年はCSのJsports ESPNで放送してくれたんだけどな~
今年は無いのかな?

ペンスキーが3台体制?開幕戦には2台体制?

2009-01-15 21:36:09 | Indycar
佐藤琢磨と共に2009年のトロロッソのレースシートを狙っているセバスチャン・ブルデーが、もしシートを獲得できなかった時にインディカーシリーズのペンスキーに加入するのでは?と言う噂があります。
ブルデーはF1に来るまで、チャンプカー・シリーズで4年連続のチャンピオンとなり、アメリカで大活躍した人です。

ですがペンスキーは、2009年のドライバーとして昨年KVレーシング・テクノロジー(チーム・オーストラリア)で同シリーズに参戦していたウィル・パワーと契約したことを発表しました。
ペンスキーは、すでにエリオ・カストロネベスとライアン・ブリスコーが決定していますので、3台体制になることになります。

が!現在エリオは脱税の容疑により3月から裁判が始まります。
もし有罪となると長期の懲役刑も予想されるため、ペンスキーは代わりのドライバーを探す必要があります。
もしもの為にパワーを獲得したのでしょうか?
それとも、もともと3台体制でいくつもりでいたのか…
もしもの時に3台目としてブルデーを獲得するのか?(F1がダメだったらの話です)

オイラ的には琢磨のことを抜きにしても、ブルデーがインディカーで走っている所を見たいな~ホント、アメリカのレースで強い人ですから。

パワーの抜けたKVレーシング・テクノロジーは、昨年デールコイン・レーシングから参戦していた若手期待のマリオ・モラエスと契約したことを発表しました。チームメイトに関しては発表はありません。

他には、アンドレッティ・グリーン・レーシング(AGR)は4名とも変わらず、トニー・カナーン、ダニカ・パトリック、武藤 英紀、マルコ・アンドレッティの4台で参戦します。
HVMレーシングは、昨シーズン色々と話題の多かったアーネスト・ビソの残留を発表しています。

フランキッティがチップガナッシヘ。ウェルドンがパンサーへ。アンソニーは?

2008-09-04 22:17:44 | Indycar
来シーズンのインディカーシリーズに、昨年のシリーズ・チャンピオンであるダリオ・フランキッティが復帰します。
チームは元いたAGRではなく、ターゲット・チップガナッシに加わることが発表されました。
フランキッティはダン・ウェルドンの替わりにNo.10のマシンをドライブすることになります。

ダン・ウェルドンはというと、パンサー・レーシングへ移籍することが発表されています。
ウェルドンはヴィットール・メイラの替わりにNo.4のマシンをドライブすることになります。2002年にパンサー・レーシングで走ったことがありますね。
以前からウェルドンのガナッシ離脱の可能性はささやかれていたそうで、ガナッシは来シーズンに向けてトニー・カナーンにオファーを出していたそうです。
AGRとカナーンが契約更新しましたが、ガナッシはウェルドンの残留を発表していませんでした。
パンサー・レーシングは、ウェルドンを非選手権ラウンドのサーファーズ・パラダイスから走らせるとしていています。
それに伴って、そのレースでフランキッティがターゲットからインディカーに復帰する可能性があるそうです。

来シーズン、パンサー・レーシングが2台目のエントリーをしたならば、メイラが残留する可能性がありますが、現在噂されている元スーパーアグリのアンソニー・デビットソンの可能性もあります。
アンソニーは以前からパンサー・レーシングに声を掛かけられていたそうで、デトロイトで開催されたベル・アイランドにはゲストとしてサーキットに訪れたそうです。
テストの機会も設けられたそうですが、アンソニーがマウンテイバイクで事故をし肩を負傷したということで実現しませんでした。
アンソニーの第1希望はやはりF1のようで、F1が駄目だったらインディカーへということでしょう。
先月のインフィニオン・レースウェイで初テストを行った、GP2ドライバーのマイク・コンウェイも候補の1人だそうです。
きっと琢磨もでしょうね。


他のインディカーの話題では、最終戦シカゴランドでA.J.フォイト・レーシングはチーム2台目のマシンを走らせます。
ドライバーはフランク・ペレラで、No.41 のマシンをドライブします。
今シーズンのペレラはコンクエスト・レーシングから第2戦まで出場し、その後はインディ・ライツシリーズに9戦出場し1勝挙げています。

2009インディカーシリーズのレースカレンダーが発表。

2008-08-05 23:56:54 | Indycar
2009年インディカー・シリーズのレーススケジュールが発表されました。
今シーズンより1戦多くなり全18戦で戦われます。
毎年4月後半に開催されていたインディジャパンが9月19日決勝になりました。ちなみに毎年9月にもてぎで開催されていたMotoGPが、毎年インディジャパンが行われる頃に開催されます。交換したって感じですね。
MotoGPは4月26日に日本GP(もてぎ)が開催です。
そして新たにロングビーチとトロントの市街地でのレースが加わりました。
オーバルコースが10戦、ロードコースが3戦、市街地コースが5戦と、昔のCARTのようですね~

■2009年IRLインディカー・シリーズ開催スケジュール
01 04/05 米国 セントピータースバーグ (市街地)
02 04/19 米国 ロングビーチ (市街地)
03 04/26 米国 カンザス・スピードウェイ
04 05/24 米国 インディアナポリス・インディ500
05 05/31 米国 ミルウォーキー・マイル
06 06/06 米国 テキサス(ナイトレース)
07 06/21 米国 アイオワ
08 06/27 米国 リッチモンド(ナイトレース)
09 07/05 米国 ワトキンスグレン ロードコース
10 07/12 カナダ トロント (市街地)
11 07/26 カナダ エドモントン (空港)
12 08/01 米国 ケンタッキー (ナイトレース)
13 08/09 米国 ミッドオハイオ (ロードコース)
14 08/23 米国 インフィネオン (ロードコース)
15 08/29 米国 シカゴランド (ナイトレース)
16 09/06 米国 デトロイト (市街地)
17 09/19 日本 ツインリンクもてぎ
18 10/11 米国 ホームステッド

噂されていたオーストラリアのサーファーズパラダイスと、メキシコでのレースはカレンダー入りしませんでしたが、インディジャパンとホームステッド・マイアミの間に約1ヶ月の開きがあります。
その間に何らかのレースが追加されることがありそうですね。
そのサーファーズパラダイスは、今シーズン最終戦として10月26日に追加されました。ノンタイトル戦となるようですよ。
名称は「ゴールドコースト・インディ300」で、インディカー・シリーズとしては初めてのオーストラリア開催となります。

強い!ディクソン4勝目☆トレイシーが復帰か?

2008-07-14 22:25:01 | Indycar
インディカー・シリーズ第11戦がアメリカ・ケンタッキー州のナッシュビル・スーパースピードウェイで開催されました。

予選はペンスキーのエリオ・カストロネベスがPPを獲得。2番手にはAGRのダニカ・パトリック、3番手にもAGRの武藤英紀と言う結果でした。
決勝はGAORAでLIVE放送とのことで、我が家は朝から盛り上がっていたのですが、ダニカと武藤は残念な結果でした…
レースは大雨の予報で、何時降るんだ状態で面白かったです。
予報通り雨が降りフルコースコーションとなり、数人がラップリーダーのカナーンと同じ作戦を採りましたが、ピットに入らないマシンもありました。
チップ・ガナッシの2台、スコット・ディクソンとダン・ウェルドンはピットに入らずスルーし、雨が降ってレースが短縮される作戦を選び。これによりディクソンは2位からトップへと上がり、ウェルドンは7位から一気に2位へとポジションアップしました。
その後、雨が強まり171周目に赤旗となりその後チェッカが出されレース終了となりました。
結果、171周時点の順位でレースは成立することとなり、ディクソンが優勝しウェルドンが2位となり。チップ・ガナッシの1-2フィニッシュとなりました。
ダニカは5位、武藤は14位でした。


そして、アメリカンレースの有名人である元チャンプカーチャンピオンのポール・トレイシーが、自国で開催されるカナダのエドモントンでウォーカー・レーシングからインディカー・シリーズに参戦することがほぼ確実となったそうです。
2大シリーズの合併によりシートを失ったトレイシーは、ロングビーチで行われたチャンプカーのラストレースにフォーサイスから出場して以来、レースから遠ざかっていた。インディ500に参戦するのでは?との噂もありましたが、結局出場することはありませんでした。
ポール・トレイシーのコメントです。「2週間くらいのうちに活動を再開するよ。デリック・ウォーカーとエドモントンでレースをするという話がまとまった。できれば、その後の今季残りレースにまで契約を延長したいと思っている」とのことです。
是非、復帰して欲しいですね。それと過去に日本人を乗せてくれていたウォーカー・レーシングもね。

昨シーズンのチャンピオンであるダリオ・フランキッティですが、今シーズンNASCARにチップガナシから参戦していました。
チームから継続が出来ないと言う通知を受けていましたが、チップガナシはインディカー復帰のオファーを出しているとのことです。

大荒れのリッチモンドを制したのはトニー・カナーン。

2008-06-29 20:59:08 | Indycar
インディカー・シリーズ第9戦がアメリカ・バージニア州のリッチモンド・インターナショナル・レースウェイで開催されました。
今朝GAORAでLIVE放送してました。
このコースは、インディカー・シリーズでもっとも短いオーバルコースです。
先週開催された第8戦アイオワも全長0.984マイルと短かったですが、このリッチモンドは全長0.75マイルの超ショートコースです。1マイル(約1.6Km)も行かないのか…
PPを獲得したトニー・カナーンは、Lap4で16.0526で1周回ってきてしまいます。

レースは昨年より50周多い300周で行われました。
序盤からアクシデントが相次ぎ、その300周レースのうち3分の1以上の105周がコーションとなる大荒れの展開でした。
たしか10回フルコースコーションが出たんだっけな?
オイラはもーいいよ!と、チョイとイライラ気味で前半戦を見ていました。
だって9時に番組が放送して10時半になってもまだ150周目位なんだもん。1周何分かかってんだよ!って感じです。

後半戦は多少落ち着き、優勝はPPスタートのトニー・カナーン(AGR)が今シーズン初勝利を飾りました。
2位はペンスキーのエリオ・カストロネベス、3位はチップガナシのスコット・ディクソンで、26台のうち13台がリタイアという結果でした。

武藤英紀は8位前後を走行していましたが、ラストピットインの際にドライブシャフトが破損しリタイアとなりました。残念!

これからのインディカー・シリーズはハードな日程が続きます。
07/06 第10戦ワトキンスグレン
07/12 第11戦ナッシュビル
07/20 第12戦ミッドオハイオ
07/27 第13戦エドモントン(カナダ)

やったね☆武藤。日本人最高2位フィニッシュ!

2008-06-24 22:49:52 | Indycar
インディカー・シリーズ第8戦がアイオワで開催され、優勝はチップガナシのダン・ウェルドンとなりました。
ウェルドンはその日が30歳の誕生日だったとのことで、バースディ・ウィンとなりました。

そして2位にはAGRの武藤英紀となり、自己最高位とともに日本人最高位を記録しました。おめでとう!!
ウェルドンとのタイム差は0.143秒だったそうで、あともう一歩で…というところでした。
3位は同僚のマルコ・アンドレッティでした。

これにより武藤はドライバーズ・ランキングで、5位となりました。
ちなみにトップ10の順位は↓
1位316 ptsでスコット・ディクソン
2位268 ptsでエリオ・カストロネベス
3位267 pts でダン・ウェルドン
4位216 ptsでトニー・カナーン
5位199 ptsで武藤英紀
6位195 ptsでライアン・ブリスコー
7位192 ptsでダニカ・パトリック
8位189 ptsでマルコ・アンドレッティ
9位169 ptsでウィル・パワー
10位166 ptsでエド・カーペンター

武藤英紀のコメントです。「日本人インディカー・ドライバーとしてベストとなる成績ですから、2位でフィニッシュできたことをうれしく思います。日本人ドライバーとして初めて表彰台に上るということも自分としては目標としていて、それを実現することもできました。しかし、もうちょっとでダン・ウェルドンをパスできていたと考えると、悔しさの方が大きく、トップ3入りを果たしたうれしさは自分が考えていたよりも小さなものに感じています。表彰台に上がることはできたので、これからは優勝だけを目指して戦っていきます」とのことです。
嬉しい気持ちより、悔しい気持ちの方が強そうですね。
近い将来、インディカーで日本人の優勝が見られそうです。

このレースのテレビ放送は、6月28日(土)の20:00からGAORAで放送されるようです。早く見たい~

ホンダがIRLへのエンジン供給を5年延長。

2008-06-03 22:52:15 | Indycar
ホンダが、インディカー・シリーズへのエンジン供給継続を、インディ500期間中に決定し発表しました。

アメリカにおけるモータースポーツ活動を統括するホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD)は、インディ・レーシング・リーグ(IRL)との協力関係を継続し、来年以降の5年間、インディカー・シリーズにエンジンを供給する決定を下しました。
ホンダは2003年から同シリーズで活動を開始し、2006年からはトヨタやシボレーの撤退によりホンダのワンメイクとなりました。

2003年から2005年までのあいだ、ホンダはインディカー・シリーズでライバルだった他のエンジンメーカーを相手に49戦中29勝という成績を収め。その中にはインディアナポリス500マイルレース(インディ500)での優勝や、2004年・2005年シーズンのドライバー&メーカーの両タイトル獲得もしました。
1994年から2002年にかけてCARTシリーズで記録した65勝と合わせ、ホンダはアメリカにおけるオープンホイル・レースで合計128の勝ち星を挙げています。

2007年シーズンには、36名のドライバーがホンダ・インディV-8(HI7R)エンジンを使用し、トータル走行距離は16万6608マイルとなりました。その間、決勝レースで発生したエンジントラブルは1度だけで、多大なストレスのかかるレーシングエンジンでは稀なほどすぐれた設計と製作の精度を証明しました。
2007年のインディ500にでも、ホンダは2年連続で出走33台すべてにエンジンを供給し、その2年間には、ともにエンジントラブルでリタイヤしたマシンが1台もいないというインディ500史上この2回しかない記録を樹立しています。

IRLは6月に複数のメーカーが参加する円卓会議を開き、将来的なシャシーとエンジンに関する規則を忌憚なく話し合うことを23日に発表しました。


IRLは、カナダ・エドモントンを今シーズンのカレンダーへ追加することを発表しました。
開催日は7月24日~26日となり、第12戦ミッドオハイオと第13戦ケンタッキーの間に入ります。
エドモントンでのIRL開催は初めてとなります。もともとCCWSのシリーズの1つでした。人気のレースですよ!
エドモントンシティ・センター・エアポートの滑走路を使用してのコースで、全長1.973マイル、コース幅75フィート、ターンの数は14です。
また、オーストラリア・サーファーズパラダイスでのIRL開催については、今シーズンのカレンダーに予定されてはいますが、現在のところ正式な発表はされていません。

ディクソンがインディ500を制す!F1界からの注目は無し?

2008-06-01 18:42:14 | Indycar
先週末、アメリカ・インディアナポリスで開催された第92回インディ500は、ターゲット・チップ・ガナッシのスコット・ディクソンが、PPスタートから常に上位を保ち続け初優勝しました。

AGRの武藤英紀は、最後のリスタートで5位まで順位を上げましたが、エド・カーペンターとライアン・ハンターレイに抜かれ。7位フィニッシュとなりました。
この結果によりインディ500ルーキー・オブ・ザ・イヤーはハンターレイとなってしまいました。
上記のタイトルは取り逃がしましたが、デビューシーズンで7位と言うのは悪い結果ではないですよね。自身もコメントしていました。
ジーズン通してのルーキー・オブ・ザ・イヤーを狙ってほしいです。

ダニカ・パトリックは同時にピットアウトしたペンスキーのライアン・ブリスコーと接触し、両者リタイヤとなりました。ダニカはマシンから降りてブリスコーのピットへ向かいましたが、セキュリティスタッフに止められ自チームのピットへ戻るという一幕もがありました。
観客はあおっていましたが、モータースポーツは格闘技ではないので血が流れるのは見たく無いですよ。ダニカがそこまでする訳がないでしょうが、何か言ってやろう!と言う雰囲気は迫力がありました。


優勝したディクソンについて、同じニュージーランド出身の元F1ドライバーであるクリス・エイモンが「ディクソンはミハエルのような能力を持っているが、F1には行けない」とコメントしています。
エイモンは優勝こそありませんでしたが偉大なフェラーリ・ドライバーです。

ディクソンがF1に転向するチャンスはあるのか?とのメディアの質問対して、「F1は最近、内輪に注目しているふしがある。インディからリクルートしてきたドライバーで失敗に終わったのが1人、あるいは2人くらいいた。だから、チームは近場にいるドライバーの中からF1ドライバーを探しているように思う。
彼は今、27歳。チームはマクラーレンがルイス・ハミルトンにそうだったように、若いうちからドライバーを見つけ、彼らのシステムで育てるのだ。
彼はF1でトップを走り、成功を収めるだけの能力を持っているから、私の考えが現実にならないことを本気で願っている。だが、悲しいかな、スコットにはチャンスがないと思う。私が間違っているといいんだがね」とのことです。
ディクソンは以前ウィリアムズのテストに参加したことがありますね。
インディではF1で見たいドライバーが沢山いるのですが…

以前はザナルディやモントーヤがアメリカのオープンホイル・シリーズからF1へ行きましたね。
その後はダリオ・フランキッティやトニー・カナーンがF1のテストを行いました。
フィッシャーのデモ走行などもお祭り的に行われましたね。
近年ではマルコやダニカ、グラハム・レイホールなどの名前が出てきますが、F1参戦が実現する気配は全くありません。ダン・ウェルドンも一時名前が出てましたね~
F1=GP2やヨーロッパのF3シリーズからと言う感じですよね。
インディ枠を作って欲しいですよ!
あ!チャンプカー4年連続チャンピオンのセバスチャン・ブルデーが居たか…
でも4年もチャンピオン獲らないとF1から声がかからないのか?

第92回インディ500のグリッドが確定。ディクソンPP!

2008-05-21 22:50:24 | Indycar
F1モナコGPと同日に、アメリカ・インディアナポリスで開催される第92回インディ500マイル・レースの決勝スターティング・グリッドが確定しました。

第92回となるインディ500は、ルーキー・オリエンテーションから開幕しました。
23日間で行なわれるレースです。
その日程は↓↓↓
5/4ルーキー・オリエンテーション・プログラム1日目
5/5ルーキー・オリエンテーション・プログラム2日目
5/6フリー走行1回目
5/7フリー走行2回目(雨中止)
5/8フリー走行3回目(雨中止)
5/9フリー走行4回目
5/10ポールディ・予選1日目(1~10までのグリッド確定)&フリー走行5回目
5/11予選2日目(11~22までのグリッド確定)&フリー走行6回目(雨中止)
5/14フリー走行7回目
5/15フリー走行8回目
5/16フリー走行9回目
5/17予選3日目(23~33までのグリッド確定)&フリー走行10回目
5/18バンプディ・最終予選(雨で中止だった予選2日目)グリッド確定
5/25決勝


確定したスターティング・グリッドは↓↓↓
F-row
1 スコット・ディクソン (チップガナシ )
2 ダン・ウェルドン (チップガナシ )
3 ライアン・ブリスコー (ペンスキー )

2-row
4 エリオ・カストロネベス (ペンスキー )
5 ダニカ・パトリック (AGR )
6 トニー・カナーン (AGR )

3-row
7 マルコ・アンドレッティ (AGR )
8 ビットール・メイラ (パンサー )
9 武藤 英紀 (AGR )

4-row
10 エド・カーペンター (ビジョン )
11 トーマス・シェクター (LDR )
12 タウンゼント・ベル (D&R )

5-row
13 グラハム・レイホール (NHLR )
14 ダレン・マニング (AJフォイト )
15 ブルーノ・ジュンケイラ (デイルコイン )

6-row
16 ジャスティン・ウィルソン (NHLR )
17 バディ・ライス (D&R )
18 デイビー・ハミルトン (ビジョン )

7-row
19 アレックス・ロイド (チップガナシ )
20 ライアン・ハンターレイ (RLR )
21 ジョン・アンドレッティ (ロス )

8-row
22 サラ・フィッシャー (フィッシャー )
23 ウィル・パワー (KVRTオーストラリア )
24 ジェフ・シモンズ (AJフォイト )

9-row
25 オリオール・セルビア (KVRT )
26 アーネスト・ビッソ (HVM )
27 ミルカ・デュノ (D&R )

10-row
28 マリオ・モラエス (デイルコイン )
29 エンリケ・ベルナルディ (コンクエスト )
30 ジェイミー・カマラ (コンクエスト )

11-row
31 AJ・フォイトⅣ (ビジョン )
32 バディ・ラジアー (ヘメルガン )
33 マーティ・ロス (ロス )

予選落ち
マリオ・ドミンゲス (PCM )
ロジャー 安川 (ベック )
マックス・パピス(SSM)
フィル・ギブラー(ヘメルガン )


残念ながらロジャー安川は予選落ちとなってしまいました。スポンサーとの交渉もまとまり、フリー走行7回目から登場しましたが6年連続のインディ500決勝出場はできませんでした。残念!

フィル・ギブラーは予選3回目のクラッシュの影響でドライブの許可が得ず、チームはジャック・ラジァーを代役に予選に出走することを考えたそうですが、将来の参戦計画を立て直すため今回のインディ500出場を見送りました。
その同日のフリー走行では、マリオ・ドミンゲスとマックス・パピスの2台がクラッシュしています。

その他、サム・ホーニッシュJrがスポット参戦するのではないかと噂されたチーム・ペンスキーの77号車ですが、エントリーを取り下げたそうです。
昨年出場していたマイケル・アンドレッティと、噂されていたポール・トレイシーの参戦はありませんでした。

武藤英紀は9番グリッドを獲得。そして今年のインディ500のファステスト・ルーキーオブザイヤーを受賞しました。
所属しているAGRのドライバーでは、2002年のトニー・カナーン、2005年のダニカ・パトリック、2006年のマルコ・アンドレッティが受賞しています。チームメイト全員ですね。もちろん共同オーナーのマイケル・アンドレッティも1984年に受賞しています。
今年は33人中、11人がルーキーです。
過去にはリック・ミアーズ、ジャック・ビルヌーブ、エディ・チーバー、ファン・モントーヤが受賞し、ルーキーでインディ500を制しています。


しかし毎年、世界3大レースと言われる内の2つが同日に開催しなくてもいいと思うのですが、オイラ的にテレビ観戦が辛いと…
フォーミュラ・ニッポンもありますし…
そう!その日はもてぎへFポンを見に行くんだ~

もてぎでの各ドライバーのコメントです。もうすぐインディ500!

2008-04-21 21:44:38 | Indycar
インディジャパンは、ダニカ・パトリックの初優勝で終わりましたね。
各ドライバーのコメントがホンダからリリースされています。

ダニカ・パトリック 「ついに勝つことができた。05年にツインリンクもてぎ、そしてインディ500で勝利まであと一歩のところまでいったので、初勝利はもっと早く実現できると思っていた。ところが、不運が重なったシーズンもあって、ずっと勝てずにきていた。今日は燃費作戦が勝敗を決するレースになって、私たちのチームが完ぺきな作戦を選んでくれた。同じ作戦のエリオ・カストロネベスをパスした瞬間は、とてもエキサイティングだった。ビクトリーレーンに行っても、自分が本当に勝ったの?と信じられなかった」

エリオ・カストロネベス「最後のピットストップを行ったあと、しばらく走ってから燃料をセーブする必要があることに気づいた。そこからはラップタイムを大幅に遅くして走ったけれど、最後にダニカ・パトリックにパスされてしまった。彼女はすばらしいレースを戦っており、インディカー・レースで初勝利を飾った。この偉業を心からたたえたい」

スコット・ディクソン「僕らはベストを尽くした。マシンはとても速かったし、優勝に向かって突き進んでいた。しかし、今日はレースを燃費勝負へと切り替えたチームが勝つという展開になった。ダニカ・パトリックたちは最後のフルコースコーション中にピットインし、そこから無給油で走りきった。あの時点で僕らはレースをリードしていたので、彼女たちのようなギャンブルに出ることはできなかった」

武藤英紀「ピットアウトしたあとにスピンをしてしまったのは、ペースカーを追い越していいのかちゅうちょしたあと、アクセルを一気に踏み込んでしまったからでした。自分のミスでしたが、まだ戦略を使えばばん回は可能だと考えていました。マシンのハンドリングは非常に安定していて、とてもいいペースで走れていたからです。しかし、最後のピットストップで燃料をフルに入れることができず、ゴールを目の前にして燃費セーブが必要になってしまいました。この2つのミスがなければ、今日は勝つことができたレースでした。それだけにとても悔しいのですが、これからのシーズンを戦っていくために本当に多くのことを学ぶことができ、収穫の多いレースになりました」

ロジャー安川「久しぶりのブリヂストン・インディジャパンでしたが、最後まで走りきることができず、本当に残念です。金曜日の走行が全部キャンセルされたことと、決勝前に取れた走行時間が短かったこともあって、スタートしたときのマシンはバランスがよくありませんでした。ピットストップでセッティングを変更してクルマは大分よくなってきたのですが、ブレーキがロックする症状が出たため、リタイアすることになりました。インディ500にも出場できるよう、現在、いくつかのチームと交渉中ですので、これからも応援をよろしくお願いします」

ロジャー・グリフィス|HPDテクニカル・グループ・リーダー 「1日遅れとはなったが、レースを開催できてほっとしている。1日順延になったというのに、今日も本当に多くのファンがサーキットに来てくれた。日本のファンがインディカー・レースに対して強い情熱を持っていてくれることを強く感じた。レースはダニカ・パトリックの初優勝という結果になった。熱心なファンたちは、ダニカの初優勝という歴史的瞬間に立ち会うこととなったわけだ。ツインリンクもてぎというホンダにとってとても重要なコースでダニカの初優勝が記録されたことは、彼女だけでなく、ファンの記憶にもずっと残ることとなるだろう。この2戦で2人の新しいウイナーが誕生した。若いウイナーの登場はインディカー・シリーズの競争をより激しくしていくことだろう」


ホント、もてぎへ観戦しに行った方は歴史に残る貴重な瞬間を目撃しましたね。羨ましい!
ダニカはホンダからF1のテストに呼ばれるかもしれませんね。
インディジャパン終了時点でのポイントランキングは、ペンスキーのエリオ・カストロネペスが112ポイントでトップ、2位に100ポイントのスコット・ディクソン、3位には98ポイントのダニカ・パトリックとなっています。(もてぎと平行して行なわれた、ロングビーチでのCCWSファイナルレースのポイントも加算されます。)
ルーキードライバーの武藤 英紀は14位(ルーキーでは5位にランク)。ルーキードライバーのランキングトップはウィル・パワーとなっています。

5月にはインディカーで1番楽しみであるインディ500が開催されます。
レギュラードライバー以外に参戦が予定されているのは、もてぎにスポット参戦したロジャー安川、自らのチームを立ち上げて参戦するサラ・フィッシャー、ロングビーチで3位に入ったパシフィックコースト・モータースポーツのマリオ・ドミンゲス、ペンスキーからスポット参戦が決まっているディビット・ストリーメ、そしてもう一人ペンスキーから参戦するのでは?と言われているサム・ホーニッシュJr、そして、フォーサイスとの契約を解消したポール・トレーシーがヴィジョンから参戦するのでは?と言う噂もあります。
もちろん、AGRの共同チームオーナーであるマイケル・アンドレッティも出場するでしょう!