スーパーアグリが株式の半分を売却?

2008-01-20 22:11:01 | Formula One
ドイツの雑誌「Auto Bild Motorsport」が、スペイン人投資家であるアレハンドロ・アギャグがスーパーアグリの株式50%を取得したと報じています。
それによれば、購入したのは元F1ドライバーのエイドリアン・カンポスと、ビジネスとGP2でパートナーを組んでいるアレハンドロ・アギャグで、両者らは以前にも買収の噂の時に名前が上がりましたが、その時は日本人実業家の「SSユナイテッド」が名乗りを上げて窮地を救ったという経緯があります。
その後、シーズン中に「SSユナイテッド」がスポンサー資金を滞納しスーパーアグリが資金難に陥ったときに、鈴木亜久里代表がアギャグとパートナーシップについて話し合いを行ったとのことです。
アギャグは亜久里代表が売却した50%の株式を買い取り、残りの50%はホンダが保有しているとのことです。亜久里代表はチーム代表としてスーパーアグリに残る予定ですが、ホンダはニック・フライをスーパーアグリのスポーティングマネージャーに起用するとのことです。

これは「Auto Bild Motorsport」が報じたもので、正しい情報かどうかは定かではありません。実際、この件についてのチームからの確認は取れていないそうです。
ですが、スーパーアグリの新車発表会が日本ではなくスペインで行われることについては気になります。

スーパーアグリの話題でもう一つ、先週行なわれたヘレス合同テストでスーパーアグリは3日間でたったの10周しか走行できなかったそうです。
それは、初日にアンソニー・デビッドソンが「SA07B-06」がステアリングを握り走行を始めましたが、10周でオーバーヒートに見舞われストップ。初日は修復することができないで終わり。
翌日は修理部品がイギリスのファクトリーから空輸されジブラルタルまで届く筈だったようですが、飛行機のメカニカルトラブルで遅れてマラガに到着。そこから地上を緊急輸送する手配を取いましたが、今度は高速道路が「ロードワーク」のために使えず、結局最終日のセッションが終了するまでに間に合わなかったとのことです。
他チームが沢山の週回数を走ったのに対して、スーパーアグリはわずかに10周とは…最低なテストでしたね。シーズンにひびかなければよいのですが…

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