バレンシア合同テストで3チームが新車をお披露目。Byウィリアムズ☆

2008-01-22 23:21:06 | Formula One
現在、スペインのバレンシア・サーキットで合同テストが行なわれていますね。
このテストではルノー&ホンダ&ウィリアムズの3チームが新車を持ち込んで来るようです。
ウィリアムズは新車発表会を行なう予定はないとのことで、ここでは同チームに注目してみましょう!他のチームの新車については発表会後に投稿します。

テスト初日に新車「FW30」が登場し、テストドライバーのニコ・ヒュルケンバーグがシェイクダウンを行ない、カラーリングは先日のテストで登場した記念カラーリング第1弾でした。
ヒュルケンバーグは霧が立ち込める中で20周を走行し、マシンの底部が路面に乗り上げるトラブルがあったようです。ベストタイムは1'14.559だったそうですよ。

新車「FW30」はノーズ上に流行のカスケードフラップが装備され、ノーズ左右のカメラ突起部分が長くなっています。
マシンが黒くて分かりづらいですが、サイドポッド上端にチキンウイングが装着され、チムニーをつなぐ巨大なフェンス状の物が設けられています。結構、特徴のあるエアロが着いていますね。このマシンは楽しみです!

サム・マイケル、テクニカルディレクターのコメントです。「レギュレーションが安定して4年が経ち、今シーズンのクルマを進歩的に開発するための十分な基礎ができていた。昨年のマシンが高い信頼性を示したので、その資質を基礎として、我々はパフォーマンス方面の目標に注意を向けることができた。
我々は、クルマのパッケージと重量配分を改善するだけでなく、パフォーマンスの向上にも注力した。品質基準がより高く、きちんとしたクルマを設計したんだ。我々が注力し、改善してきたすべての小さな部分までがひとつにまとまって全体のパッケージが完成すれば、FW30は大きな前進であることが明らかになるはずだ」とのことです。
このチームは、燃料に5.75%のバイオ物質を含まなければならないというレギュレーションへの対応もバッチシです。昨年の10月にリオデジャネイロで、F1初のバイオ燃料を使ったデモンストレーション走行を行っています。

テスト2日目からはレギュラードライバーが参加するようです。
それとホンダから小暮の登場ですね。