TAKE-LOG 竹ログ

天竜を遡るドライブ

インフルエンザの病み上がりで人との接触を避けて
一人ドライブに天竜川を遡った。

国道152号を天竜川沿いに走ると船明ダム湖に着く



このダム湖は上流の佐久間ダムからの放流調節のために
秋葉ダムとこの船明ダムを作って下流を洪水から守っている。
このダムは32000キロの発電と上水道、かんがい、工業用水に使っている



途中道の駅[花桃の里] 夢の架け橋に立ち寄る、



天竜川のダム湖を渡るこの橋、何のため?と思ってしまうが
これは国鉄佐久間線建設の成れの果てに残った鉄道橋の橋桁を
観光用に利用した夢の架け橋だ。

残った橋桁はバブルの時代の遺跡みたいなものでダムにかかる巨大なムダの象徴だったが
こうして観光用と全国有数の直線コースを持つ漕艇場へ渡る夢の架け橋となっている。



この地域に落とした佐久間線建設の国費はその後の地域開発の
足を引っ張ったようにも思うが、信州へ抜けるルートは愛知県新城からと
なるのだろうか。

ここから上流へ遡ること30分で水窪川(ミサクボ川)のルートを通る



水窪川は雪解けの水を含んでいるのか白く濁っていた。



途中、私の登山練習をしたホームグランド竜頭山1352m、
今年は雪も無かったが、高校の頃登った尾根や沢を懐かしく見上げた。



途中道路沿いに公衆トイレがある、昔からあったがこのトイレは助かる
トイレはすごく綺麗に清掃されている。
見渡せばあたりは観光施設もなく数軒の家はあるが誰が管理清掃しているのか気になった。



新しく出来たトンネルを通ると水窪の町に入った
私は橋を渡ると地区の産物を売る売店に飛び込むと
大好きな田舎こんにゃくを買った。



この地方の田舎こんにゃくは丸く、芋の密度が高くシコシコとした
歯ざわりは独特のものがある。

私は、茹でたこんにゃくにすりおろした生姜と鰹節に醤油を掛けて、
酒の肴に一杯飲むのが楽しみである。



懐かしい水窪の町、
左から観音山から熊伏山(1654m)と青崩峠に至る山塊が見える。
私は今、日本列島の大断層、大地溝帯中央構造線の中にいるのだ。

大断層中央構造線が通るこの谷は、長野県諏訪湖から南下してここ水窪を通り、
ここから新城、三河湾、紀伊半島を横切り四国愛媛県四万十川を通る
日本列島の巨大な割れ目なのである。

衛星写真で日本列島を眺めると割れ目の線が見えるから時間があったら見てください。

蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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