浜松市で栽培している綿を紡いだ糸で織物を織るという生徒がいる、
山間地域の人たちにかつてあった木綿の栽培と手織文化を再興したいと
奮起している女性である。
浜松市天竜区で開催されていた壬生織り木綿の会のメンバーでしたが
コロナ肺炎感染非常事態発令で浜松市の公共施設も使用できなくなり
やむなく解散状態となったが
彼女はその中でも木綿の栽培を続け、糸も紡ぎ続けその糸を使って
赤ちゃんのお包みを織ることになったのです。
教室の生徒の手紡ぎの糸だけに番手の不安定もあって筬の選定が難しく
今回は手紡ぎ糸を双糸に撚りあげて使っています。