千鳥格子のデザインをコンピュータを使って作ってみましょう

今回の組織は2/2の綾織組織の千鳥格子だから2/2綾組織を作りました

今回の織物のサイズと経糸本数と緯糸本数の意匠図を作り全面に入れます
この時の赤色を塗ってあるところが経糸が上がります

そこへ経糸の整経本数を下に書き込みます
次に緯糸のメートル線(色糸の切り替え図)を書き込みます

経糸整経の通り色を変えます

経糸を実際に使う糸の色に変換するので
実際の色糸を取り出します。

糸と同じ色に意匠図を変換します。
綾織組織のストライプができました

今度は緯糸のメートル線の通りに緯糸色に変換すると
千鳥格子が現れました。

意匠図全面にカラー変換をして意匠図の経緯線(グラフ用紙の線)を消せば
千鳥格子の完成です。
竹島クラフトセンターの手織り教室ではこの後、糸の形状を入力して
織物シミュレーションを出力します。
次はもう少し高度な組織の授業をお送りしたいと思っています。