TAKE-LOG 竹ログ

綿から作る手織体験を

今朝は以前に予約をいただいていたお客様のご来店で始まりました。
「綿から作る手織体験をしたいんですが」
お母様と一緒にお嬢様のご来店です。


最初に登場したのが[綿繰り機]である
綿は植物です
だから種があります
その種と綿に分ける道具が綿繰り機であります

「あら!、不思議、種がこちらで綿が向こうに落ちてる」
「誰が考えたのかしら」
この道具、原理は世界共通なんです
凄い発明ですね


次に登場するのは弓です
摂れた綿の繊維をほぐすのに昔は弓を使っていました
弓の登場は獲物を獲るのに使っていたと思いますが
綿の繊維をほぐす事にと考えた人は凄い発明だ



その綿を糸に撚る道具が糸車(紡錘車)です
「たぬきの糸車だわ」
そうです、この道具で糸を紡ぎます
「あら!不思議だわ綿が捩れると糸に変わるのね」
「凸凹の糸が出来てる」
「何で切れないのかしら」


紡ぎたての糸を持って織機に向かいます
スタッフから織物が出来る原理と織機の操作を教わりながら
手織体験が進みます。
織機は簡単な構造だが、それぞれの部品の発明は長い歴史があり
人類繁栄の元にもなったのです。

昔し、エジプト展のミイラを包んだ麻の布を見たことがあるが、
5000年前の布が今の私が織る布より上等の布であった事に驚いたことがありました。
それは布を織る原理も道具も変わっていないと言うことです。



お嬢様が紡いだ出来立ての糸が織り込まれて世界で一つのコースターが姿を現しました
凸凹していますが、これは弓打ちの綿の証拠です。


そして、コースターが完成しました。
竹島をバックに(この竹島は私の作品ですが)記念撮影です。
おめでとうございます!♪♪♪


蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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