川崎市鷺沼の[とうふ屋うかい]へ招待してくれた。
ここは以前にも来ているので今回で2回目であるが、いつ来ても和の渋さと落ち着きを感じる。


玄関を入ると江戸時代を想わす店の雰囲気が私を包んだ。
すでに何組かの客が待っている。

大きな漆塗りの樽にはてんこ盛りの大豆が展示されている。
吟味された国産大豆を武蔵野の水で作り上げる鵜飼の豆腐である。

これからの料理を楽しみにしながら[おこしやす]に気を休める

二階の部屋に行くエレベーターに案内されて2階に着くと、下にいるはずの
案内の女性店員がエレベーターの出口で待っていたのでビックリ。

二階の部屋から見下ろすと武蔵野の木々の中庭にせせらぎが流れ、
東屋にも部屋があり料理を楽しむ姿が見える。
二階建ての店舗は赤壁を基調にした江戸料亭を想わせ、
そこから坂本龍馬が現れても不思議ではないと連想させる。
宮崎駿の[千と千尋の神隠し]の1シーンをも想わせる雰囲気の中で料理を楽しんだ。
季節の花を添えた豆水コース七品のはじまり

くみあげとうふの口の中でとろける舌さわりは絶品であった。