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TAKE-LOG 竹ログ

竹島で想い出つくり ご家族で三河木綿のフルコース

今日は予約のお客様の手織体験の模様を投稿します。
下のお嬢さんはお母さんと一緒に体験することになりました。

朝から青空が広がり気温上昇が気になる日となり
今日も藤棚の下で手織体験が良さそうだ。


三河木綿のフルコースが始まった
三河木綿の歴史と現在の蒲郡市の産業との関わりなどの説明からスタートです。

お嬢さんは綿繰り作業に不思議を発見です。
「あれ、綿が向こう側に出て、種がこちら側に落ちてるよ」
「構造は簡単だが、うまく出来てるね」
と、お父様が覗き込む

次に綿打ち作業だが弓の登場にびっくり
「戦争に使ったり獲物を獲る時に使うと思っていたけど綿にも使うの?」
そうなんですよ、
「だけど、何故?弓で綿の毛がフアフアになるのだろう、不思議だね」

フアフアになった綿を糸に変える糸車の登場に
「狸の糸車だよ」
「本当だ狸の糸車」
小学校の授業に子供たちに大ウケのこの機械

えっ!何故糸?になるのですか?」
不思議ですね〜良く見てみよう
糸車が回転して糸が捩れると綿が絡みついて回転しながら糸になるのです。
「あら、本当だわ、綿を絡めて糸になってるわ」
竜巻ににてない?
急の動作は自然じゃ無いよ、優しくやさしくが自然なんだよ、

では次に、出来た糸をコースターに織り込む機織り体験が始まりますから
自分で紡いだ糸をシャトルに巻いておきましょう。


染められた糸の中からお好きな色糸を選んでいただきます。
「どれにしようかな?」
「これにしよう」

色糸を持って織機に座ると機織りが始まります。

「なんだかドキドキします」
と言う人が多いが、今日のお嬢さんは落ち着いています。

スタッフの指示に従って手織体験がスタートしました。


綜絖という紐の穴に経糸が通されています。
この紐は経糸を上げたり下たりする装置です。今回は経糸の奇数と偶数を分けて動かしています。(この発明は凄いことなのです)

その手前に筬という装置(櫛のような物)があります。
この筬の働きは、経糸を均等に分けて、通された緯糸を一挙に手前に引き寄せる装置で、この装置のお陰で綺麗な織物ができるのです。(古代から代々発明が続いて来た)



等々織物が出来る原理と織機の操作法を学びながら手織が進んでいきます。
「綺麗に織れていますね」
自分で紡いだ糸も織り込まれて白く輝いています。


お母さんと一緒に織っているお嬢さんも楽しんでいます。
「住まいは愛知県西部ですが、ここのように気楽に楽しめる施設が無くて、ここを見つけて来て良かったです」
と、嬉しいコメントをいただきました。


最後はお母さん一人で竹島海岸を眺めつつ手織を楽しんでいます。
「こんな素敵なところで手織が出来て教えていただけるなんて、来て良かったです」
そして、二つのコースターが完成しました。
「出来ました、やったー!」
最後に、コースターの完成を祝って記念撮影をしました。


おめでとうございます!

2枚のコースターには自分が紡いだ糸も織り込まれている特別の作品です
綺麗に織れていて100点満点の出来栄えでした。




蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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