雑居空間
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※森山安雄著のゲームブック「展覧会の絵」について豪快にネタばれしています。ご注意ください。

現在の状況

戦いの旋律: 2
和解の旋律: 2
魔除けの旋律: 2
金貨: 0
弦の色の歌: 和解の旋律
宝石: ガーネット、紫水晶、真珠、紅縞メノウ、サファイヤ、オパール
持ち物: 真の楽師の琴、魔除けの棒、ペンダント


八枚目の絵 - 「地下墓地」

 いよいよ前回つまった所。づかづかと南の方へ行くと、かってに和解の弦が鳴ってしまう。ああ、もう使えなくなってしまった……。って、ここよく見たら前回ゲームオーバーになった所だし……。しかし替わりにこの地下墓地の地図を見ることができた。憶えよ、ってかいてあるけど、とりあえずメモ。

 東の方に進むと、球に足がだるくなってその場に座り込んでしまった。毒消しなどの類は持っていないので、魔除けの旋律を鳴らす。後一つか……。弦の回復イベントがないと、この絵はともかく最後まではもたないなぁ。地図によれば北東の方角が出口っぽいんだけど、この墓地内で何か見つけないといけないとなるとつらいかも。余計なところで使えるほど弦に余裕はないっす。

 ともかく北東を目指す。で、北東の三叉路につくと、何か今までとは違う空気が流れているのを感じる。たぶん東の方なんだけど、突っ込むしかない。東へ進むと、そこは行き止まりになっているが、先ほどの「空気」はここから流れてきているようだ。辺りを調べてみると、正面の壁に次のように書かれている。「与えよ、死と休息の数」。言葉の下には消えかけた3桁の数字が書かれているが、最初の一つが1であることしか読み取れない。もし死と休息の数を知っていればって、地図に書いてあった数字だろうか。それを今いるパラグラフへ足したパラグラフへ。

 -死せる者の魂の言葉を以って

 「死をつかさどる、イエスと使途との別れの数」と、「休息をつかさどる、天地創造神が安息日と定めた日の番号」それをあわせた数字は137。って、今度はキリスト教? ちなみに使途ってのは原文通りです。

 正面の壁がごとごと動く。そこは無数の髑髏が安置されている、納骨堂だ。大小さまざまな人間の頭蓋骨が、四方の壁一面にぎっしりと詰まっている。すると、その中の一つがほのかな光を発しはじめた。その頭蓋骨の下には次のような名前が彫られた札があった。

 建築画家ヴィクトル
  自らの創造の所産たる地下墓地に眠る
          -歿年・AD一八七三

 ヴィクトルの名は、どこかで聞き覚えがある。自分自身ではない、身近に存在していた、互いに語り励ましあった、彼は、彼は主人公のかけがえの無い友人だったのだ。

 今、主人公は全てを理解した。洞窟の侏儒、リモージュの広場で出会った商人、彼が何故主人公のことを知っていたのか。今まで通ってきた「絵」とは。そしてこれからどこへ向かうのか。

 突然髑髏の発する光が強くなり、気が突くと九枚目の絵の中に立っていた。

 あ、今回また宝石入手してないや。ま、ともかく最後までたどり着くことを第一に考えよう。

戦いの旋律: 2
和解の旋律: 1
魔除けの旋律: 1
金貨: 0
弦の色の歌: 和解の旋律
宝石: ガーネット、紫水晶、真珠、紅縞メノウ、サファイヤ、オパール
持ち物: 真の楽師の琴、魔除けの棒、ペンダント



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