雑居空間
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 5年前にプレイしていたものの挫折してしまった、「Ultima collection」に収録されている、「Ultima IV」に再挑戦しました。





 前回は挫折したというよりも、うっかりセーブデータを消しちゃったという方が正確なので(というか、消えちゃう危険性を承知しながらあまり頓着しなかった、という方がもっと正確なんですけど)、もっとあーすれば、こーすれば、という部分も多く残っているんですよね。前回プレイしたときの情報もブログ上に残っていますし、きちんとプレイすればもっと進められるんじゃないかなぁと思っています。





 とある田舎道を一人旅をしていた主人公は、ふしぎな現象を目の当たりにしました。
 何が起こったのかを確かめようと近づいてみると、そこには8つの石柱が円状に並んでいました。そしてその中心には、十字架の上に小さな輪がついている御守りのようなもの――生命と復活を象徴する聖なる印“アンク”でした。さらにその近くには、厚い布に包まれた大きな本が落ちていました。
 本を包んでいた布は地図で、見覚えのない土地が描かれています。図法もかなり昔のもののようです。
 包まれていた本は二冊。一冊目の表紙には、“若きカイルによって語られるブリタニアの歴史”と記されています。もう一冊は得体の知れない動物の皮で装丁されていて、古代の秘めたる力の霊気が発しているかのように感じられました。
 一冊目に書かれているのは、Ultima I からIII までの歴史や地理、ブリタニアに住まう人々、商業、交通、武器、防具、魔法、動物、戦闘技術、近代文明から、聖者になるためのアドバイスまで、ゲームを進める上で役に立ちそうな情報が満載です。
 本を閉じて、再びアンクを手にすると、丘の向こうからリュートの音が漂ってきます。丘を越えてみると、そこではお祭りが開催されていました。
「ようこそ、我が友よ。この地にて、あなたの道を見出すのです」
 祭りの入り口に立っていた男は、はじめ入場料を徴収しようとしましたが、アンクに気が付くとそのまま中に招き入れてくれました。
 楽しそうに祭りを楽しんでいる人々を見ながらも、音楽に導かれるままにどんどん進んでいくと、やがて森の中にでました。そこにはぽつんとジプシーのワゴンが置かれています。どうやら音楽は、そのワゴンの中から流れてきているようです。



「捜し求める者よ、中へ入りなさい」
 中にはアンクの首飾りをした、ジプシーの座っていました。老婆は主人公が手にしているアンクを見ると微笑み、それをけして手放さないよう忠告します。
「私たちは、長いことあなたが訪れることを待っていました。これからあなたがたどるべき道を占いましょう」
 老婆はタロットカードを並べると、8つの質問を投げかけ、主人公もそれにひとつひとつ答えていきます。全て答え終わると、一瞬激しい目まいに襲われ、目を閉じます。
 そのとき、心の中で声がささやきました。
「王に助言をなす者をさがしもとめよ」
 目まいが去り、目を開けてみると、主人公は見知らぬ土地に立っていたのです。



 前回のプレイでは紙のマニュアルしかまともに読んでいなかったのですが、Ultima Collection のCDの中にはオープニングで主人公が入手する2冊の本に相当する、“History of Britannia”と、“Mystic Wisdom”という2つのテキストファイルが入っています。この2冊の本はかなり情報量が多くて、知っていると知らないとではゲームの進め方が随分と変わってきますね。特に“Mystic Wisdom”に書いてある呪文の調合方法は、前回よくわからなくて試行錯誤してしまった部分ですので、かなり楽になりそうです。
 それとは別に、Ultima IV のヘルプファイルも入っています。中身は全て英語で、“History of Britannia”と“Mystic Wisdome”、Britannia の地図、リファレンスマニュアル、Walkthrough、クレジットという内容です。Walkthrough だけは日本語版がないのですが、中を読んでみると、ルーンの位置やマントラ、重要アイテムの入手方法など、ネタばれ情報が満載でした。これは、行き詰まったときに紐解くことにして、それまでは封印ですね。



 と、いうわけでゲームスタート。



 名前はRowdon、職業はTinker。かじ屋、ですね。“History of Britannia”によれば、Tinker は優れた職人であると同時に、最高の戦士でもある、だそうです。あらゆる武器を使いこなすが、なかでもダブルエーデッド・バトル・アックス(二枚刃戦闘斧)がお気に入り。道具の修理には事欠かない、とも書いてありますが、このゲームに修理なんて要素、あったっけ?

 近くにあるのは、かじ屋の街であるMinoc の町。さらには献身の徳の街でもあります。
 「Ultima IV」でやならくてはならないのは、8つの徳それぞれについて、行動によって徳を高め、ルーンを入手し、マントラを教えてもらい、神殿で瞑想する、ということです。このMinoc では、献身の徳について、いろいろと情報を得ることができるはずです。

 そんなわけで、まずはこの街で情報収集です。“けんしん”、“ルーン”、“しんでん”、“マントラ”などの単語で、住人に話を聞きまくりますよ。

 おとなしい羊飼いのダモンから「詩人の歌をききなさい その歌の中に鍵があります」、さらに陽気なかじ屋ミッシーから「献身のルーンはなかなか手に入らないわ だって炉の炎の中にあるんですもの!」というアドバイスを貰います。
 詩人と言えば、この街には可愛い詩人のシングソングがいます。彼女の歌の内容は、「The raven sings, the raven saw and in the corn he sayeth 'CAH'」。“CAH”というのが、献身のマントラですかね。
 ほっついているかじ屋から、神殿は東の湖にあるという情報も得ます。

 ルーンは炉の炎の中、ということで、街の隅に設えられている、武器を鍛えるための炉の中に突入します。



 ダメージを喰らいながらも、なんとか献身のルーンを入手。ここまでは順調ですなぁ。



 Minoc でやれそうなことはとりあえずやったので、別な場所へと移動します。一応前回作った地図があるので、それを引っ張り出して参考にすることに。



 今いるMinoc は……、えーと、どこだろう? マップ北東部の、北西に伸びた半島のところですかね。
 街や城、ダンジョンなどは一応マーキングされているのですが、記号が同じなので、どこを目指せばいいのかよくわかりませんね。

 とりあえず近くにある場所ということで、Minoc から東の方に行ったところにある、湖の真ん中にある島に行ってみることにします。
 道中、Orc やSkeleton、Rouge なんかを蹴散らしつつ湖にたどり着くと、そこは街ではなくて、献身の神殿でした。
 ルーンもあるし、マントラも知っているのですが、さすがにゲーム開始直後すぎて、献身の徳が充分ではなかったようです。まあ、これはゲームを続けているうちに、条件を満たすことができるでしょう。後でまたこようっと。



 今度は献身の神殿から南下したところにある、Vesper の村に到着。Vesper には魔術師が多く住んでいますね。
 ここは特定の徳に関連しているわけではないので、相手の職業を聞いてから適当なフレーズで話を広げていきます。
 Vesper で得られた情報をまとめると、ユーの街に住むカルムーニは速さ倍増の呪文を知っているということ、神殿では3回瞑想しなくてはならないということ、謙譲の神殿はアビイスの島の北の岸にあり沢山の悪魔に守られているということ、暗黒の島に何かの神殿があるということ、くらいですね。

 店もいろいろとありますが、特にギルドでは、他の町では買えないような特殊アイテムが置いてあります。そこでたいまつを10個、魔法の珠、魔法の鍵を、それぞれ5個ずつ購入します。
 それから武器屋でBow を購入。これまでは初期装備であるMace を使っていましたが、肉弾戦だけだとどうしても体力の削り合いになってしまいますので、体力が少なく、仲間もいない序盤はなかなか厳しいんですよね。そこで飛び道具を使って、なるべく接敵せずに撃破することで、体力の消耗を防ぐことにします。



 さらに東の方へも行けるのですが、序盤は体力にも不安が残りますし、やっぱりレベルアップと無料回復をしてくれるBritannia を拠点にするのが良さそうです。というわけで、Britannia を目指して、西へと進んでいきます。
 途中、大勢のモンスターに追いかけられて体力的にきつくなりますが、Bow のおかげで最小限の被害で済み、どうにか無事にBritannia までたどり着くことができました。

 Britannia の城と、その隣にあるBritain の街を探索しつつ情報収集しようかというところで、今日はここまで。

2251 ターン、278 Food、901 Gold

1- Rowdon 2レベル Tinker


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