今季まだ勝ち星の無かった大竹が、132球の熱投で完封勝利。これですよ、これですよ、これこそ大竹の真の実力なのですよ!
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計
| ジャイアンツ
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| カープ
| 0
| 0
| 0
| 0
| 0
| 5
| 0
| 0
| x
| 5
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先発の大竹は9回を投げきって6安打1四球3奪三振で無失点。132球での見事な完封勝利でした。今日は制球がある程度まとまっていましたね。威力のあるストレートに加えてチェンジアップが効いて、上手く緩急を使うことが出来ました。序盤の4回まではパーフェクト。5回6回にピンチを招きますが、ここをなんとか無失点で切り抜けたのが大きかった。6回裏に5点を勝ち越した後はまた安定したピッチングに戻りました。中盤ガタガタと崩れてしまわなかったのは、守備が安定していたということもあったでしょうか。広い球場に救われた当たりもありましたけどね。
前田健太、篠田、斉藤あたりが好投したとしても、やはり投げているボールの威力は大竹の方が上。どうしても大竹には期待をかけてしまうのです。今日のような快投を演じるのも大竹ならば、この良いときの投球がなかなか続いてくれないのもまた大竹。大竹が投げた試合はいつも同じようなことを書いている気もしますが、投げるボールは一球品なのですから、これからも自信を持って、安定した成績を残せるようになってもらいたいと思います。
打線は7安打4四死球で5得点。全体的には逸機も多かったのですが、6回裏に4安打を集中させて一挙5得点。先頭の赤松が2ベースで出塁した後、天谷の送りバントがフィルダースチョイスを誘ったのが大きかったですね。相手のミスからチャンスが広がったということもありますが、シーボルがきっちりと犠牲フライで先制したことで、後続の打者が楽に打てるようになったと思います。
3連戦の初戦を不安要素の多かった大竹で勝った事で、この3連戦に希望の光が見えてきましたね。明日の先発は斉藤が予想されますが、腰の状態が悪いため栗原はスタメンを外れており、今日のような大量点はそうそう望めないでしょう。やはり斉藤にも、低目を丁寧に突いて、粘り強く投げてもらいたいと思います。
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