連日の完封勝利

　昨日の大竹の完封勝利に続き、今日は5投手による完封リレー。ロースコアの厳しい試合でしたが、広い新球場の力も得て、カープ投手陣が躍動しています。

チーム	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
ジャイアンツ	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
カープ	0	0	0	0	1	0	1	0	x	2

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　先発の斉藤は5回91球を投げて4安打3四球5奪三振で無失点。ランナーを出スケースが多く、そのために球数がかさんで早い降板にもつながったと思うのですが、基本的には低め低めと丁寧についており、斉藤らしい投球ができていたのではないでしょうか。まあ大崩れすることはないかなぁと、割と安心して見ていることができました。5回裏に代打を送られましたが、その代打策が得点に結びついて2勝目。他の先発陣も調子がいいですし、この流れに乗って勝ち進んでもらいたいですね。

　2番手の梅津に続き、3番手で登板したのは顔面神経麻痺から復帰したルイス。打者3人を無安打1三振に抑える貫禄の投球でした。久しぶりの登板でしたが、直球も変化球も威力充分で、何の問題もなさそうです。試運転は上々でしたし、次のスワローズ戦あたりで先発ですかね。エースの復帰は頼もしい限りです。

　打線は6安打6四死球で2得点。5回裏は8番倉に送りバントをさせて作った2死2塁のチャンスから、斉藤の代打喜田剛が四球を選び、東出が斉藤に勝ち投手の権利を与えるセンター前タイムリー。7回裏は2死無走者から、四球、盗塁、四球で2死1、2塁として、赤松のレフト前タイムリー。打線は相変わらず低調ながら、四球なんかも貰いながら、どうにかこうにか2点をもぎ取ったという感じですね。それでも好投の斉藤を勝ち投手にすることができて良かったです。

　東出、赤松の2人が合わせて8打数4安打3四球としっかり機能したものの、4番のシーボルが3度の得点機でノーヒットに終わったのが痛かった。今日栗原は代打で登場して四球を選びましたが、打撃はともかく守備はまだきつそうなので、スタメン復帰はまだ先になりそうです。急遽獲得したマクレーンも、長打はともかく確実性は不安ですし、得点能力の改善は一朝一夕には難しそうです。投手陣には苦労をかけますが、厳しい状況で頑張ってもらうしかなさそうですね。

　ジャイアンツ打線を2戦連続でゼロに押さえ込んで連勝。久しぶりに貯金もひとつ。ホームランが出にくい新球場の特性を活かして、しっかりと守り勝つことができました。相性もあるかもしれませんが、この戦い方を他のチームにもできればいいんですけどね。
　明日の先発は前田健太でしょうか。前田健太の先発した試合はここ2試合、打線が1点も取れていないので、明日は何とか早い段階で援護してやって欲しいですね。ジャイアンツ打線もかなり湿っていますし、5回までに2、3点でも取れれば、高い確率で勝ちに結び付けられるんじゃないかと思います。