雑居空間
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 トロールのポゾは、母親が亡くなってからはずっと、商人である叔父のアリュステルの下に身を寄せていました。しかしいつまでも叔父の面倒になっているわけにはいきません。なによりもポゾは、平和で安全な暮らしよりも、命をかけるに値する大きな仕事を求めていたのですから。
 一念発起したポゾは家を飛び出し、傭兵として各地を転々とします。そんな中めぐり合ったのが、アルヴァーの商人ギルドで得た、ダガーワンド諸島に向かうキャラバンの護衛という仕事でした。しかしダガーワンド諸島は、地の精霊界への門の影響による火山の被害を受けているのに加え、この機に乗じて島を乗っ取ろうと企むレグナの海賊による襲撃を受けていたのでありました。



 ゲームを開始するといきなり、周囲から剣を振る音とか、喚声とか、剣呑な雰囲気が漂ってきます。どうやら島を狙うレグナの海賊団と、村を守るリザードマンたちとの間で、戦闘が行われているようですね。

 戦闘が行われているのは少し離れた場所ですので、直ちに対応しなくてはならない危険はなさそうです。ですので、状況を確認するため、近くにいたリザードマンのストンに話を聞いてみることにします。



 右上の肖像と通常画面での風貌が異なるのはご愛嬌。具体的に何があったのかはよくわかりませんが、どうやらキャラバンを護衛していた傭兵は、ポゾ以外みんな行方不明になってしまっているようですね。とにかく村の村長のところにいるというキャラバンの隊長・ダデロスに会って、今後どうするかという方針を定めなくてはなりません。
 ちなみに、ストンは荷車を守っていると言っていますが、積荷は普通に開いて持っていくことができます。中はトベルスクの実や、それを加工したワインにピューレ、それから空の薬瓶などです。トベルスクの品々は店で売ることはできませんが、買い取ってくれる人がどこかにいたはずですので、ありがたく戴いていくことにしましょう。

 で、さっさとダデロスの所に行ってもいいのですが、ちょっと海賊とリザードマンの戦いの様子を眺めにいくことにします。

 島の南部では、レグナの海賊と、リザードマンとが戦闘を繰り広げています。



 風貌を見る限りどっちも敵っぽいですけど、リザードマンは一応味方です。
 周辺には、敵味方関係なく、戦死した人たちが大勢倒れていますので、それらを漁って若干の収入を得ます。Might and Magic では、モンスターであっても、一般人であっても、死んでしまえば皆同じ。そこに転がっている収入源は、回収しない方が罪なのです。
 一応ポゾもちょっとだけ海賊と戦ってみますが、今はまだ初期装備のみですし、スキルも低くてまだまだ弱っちいです。しかも火山が活性化しているため、時折上空から火山弾が降ってきたりもします。戦うのはそこそこにして村に戻り、まずは冒険の準備を整えることにします。



 建物を巡りながら、ブラッドドロップの村をぐるっと一回り。店だの訓練所だのスキルのインストラクターだの、どこにどんなものがあるのかを把握していきます。
 能力値が永続アップする樽も、村中に幾つか置かれています。力や耐久力、器用度、運あたりならトロールの役にも立つのですが、知性やカリスマは基本的には役に立ちません。でも、MM VIII ではメンバーは流動的なので、ポゾ以外のメンバーの能力値をアップさせても、最終的に別れちゃうのなら、何となく損をした気分になるんですよね。ですので、知性だろうとカリスマだろうと、能力値アップの樽は原則的に全てポゾに使わせることにします。ブラッドドロップにはありませんけど、よく馬屋のそばに落ちているスキルポイントが上昇する蹄鉄なんかも、全部ポゾ用ですね。こういったパワーアップアイテムを一人に集中させるのって、ある意味楽とも言えますけど、やっぱりちょっと面白味に欠けますね。

 ダデロスはストンからの情報どおり、リザードマンの族長、ブレキッシュ・ワンファング の館にいました。
 ダデロスに現状を報告したところ、この島を脱出して、キャラバンの雇い主であるアルヴァーの商人ギルドに、この天変地異とレグナの侵攻のことを伝えて欲しいという、新たなクエストを受けました。レイベンショアにある<アルヴァーの商館>に商人ギルドの支部長であるエルガー フェルムーンがいるので、彼にダデロスからの手紙を渡せばよいようです。
 しかし火山の噴火によってダガーワンド諸島を繋ぐ橋がすべて壊れてしまったため、現在は島々の連絡が途絶えてしまっています。そこで族長であるワンファングから、島々を移動するための石の門の存在を教えてもらいます。要するに、遠くへ移動するためのテレポーターですので、それを使えば他の島への移動が可能となります。ただ、時間経過によって石の門を扱える人がいなくなり、今現在はこの村と島の南西部とをつなぐひとつだけしか使用できなくなっているらしいのです。
 しかし石の門が再び使えるようになる可能性もあります。その鍵を握るのは数年前からこの村に住んでいる、フレデリック・タリミアという男です。タリミアは石の門と神殿の遺跡を研究しているらしいのです。そこで族長から、石の門と関わりがあるだろうというパワーストーンというアイテムを預かり、動いていない石の門を再起動するためにタリミアの力を借りるよう言われました。

 族長の館以外でも、この村では多くのクエストを受けることができました。
 まずアスレインというリザードマンから、黄熱病の流行を食い止めてほしいという依頼を受けます。ダガーワンド諸島の外側の島々にある小屋で病人が発生しているので、彼らに「キュアディジーズ」の巻物を届けなくてはならないようです。ただし、アスレインからもらった巻物は1本だけ。これでは足りないので、どこかであと3つ調達しなくてはなりません。なんだ、それー!

 パスケラ・ティスクから、<蛇の予言書>を見つけ出してほしいというクエストを受けます。彼が言うには、世に数多の予言書はあれど、それこそジャデイムの未来をもっとも正確に予言したものなのだとか。その予言書は、フレデリック・タリミアの言葉によれば、見捨てられた神殿にあるらしいです。また出てきましたね、フレデリック・タリミア。なかなかの重要人物のようです。

 ヒスというリザードマンは、この天変地異を引き起こしている火山の活動を止めるための太古の呪文をみつけたと言ってきました。しかしこの呪文を完成させるためには、<蛇の偶像>という大昔の聖遺物が必要なので、それを持ってきて欲しいとのこと。天変地異を止めるとしたら相当の大呪文だと思うのですが、本当にそんなのみつけられたんですかね? ちょっと眉唾かも。

 さらにロスナックから、小島にある農場へ視察に行ったまま帰ってこないという、弟のイスリックを探してほしいという依頼も受けます。これは石の門が動き出せば達成できそうですね。

 村の北に住むロング テイル は、200ゴールドでトベルスクを売り、589ゴールドでトベルスクのブランデーを買い取ってくれます。売値が中途半端なのはなんでだろう? 交渉スキルがあればまた変わって来たりするのかな? ブランデーは村外れの荷車からいただいた分があるので、といあえずこれを売却。ちょっと資金に余裕ができましたよ。

 そして噂の人物・フレデリック・タリミアの家へ。
 まずは族長から預かったパワーストーンを渡します。これがあれば、島の南西にある石の門にエネルギーを供給できるらしいです。これで石の門が使用できるようになるんですかね。
 さらに見捨てられて神殿についての話も聞きます。神殿はここから北西にある島にあり、神殿の地下道から、波止場へと繋がっているらしいです。ダガーワンド諸島から脱出するためには、その波止場まで行って船に乗らなくてはならないんですかね。順番としては、石の門を使って神殿のある島へ行き、そこからさらに地下道を通って波止場へ行く、という感じでしょうか。
 さらに、タリミアは仲間にも加わってくれます。タリミアはクレリック。戦士としては優秀なトロールですが、やっぱり魔法の援護がないといろいろと辛いですよね。助かります。

 もうひとつ、この村にある重要な施設が、冒険者ギルドです。ここでパーティーのメンバーを入れ替えたりすることができるのです。
 今冒険者ギルドにいるのは2人。5レベルのネクロマンサー、デヴリン・アルカナスと、5レベルのヴァンパイア、エルスペス・ラメンティアです。最終的なパーティー構成をどうするのかという点は考えどころですが、当面は枠があまっているので、二人ともメンバーに加わってもらいます。
 戦士系のトロールに、バランス型のヴァンパイア、呪文のスペシャリストであるネクロマンサーとクレリックが加入しましたので、そこそこのパーティー構成にはなりました。当面はこの4人で冒険をすることになりますね。

 石の門を起動するために、まずは邪魔くさいレグナの海賊どもをどうにかしましょうかと、いったあたりで、今回はここまで。



ポゾ レベル1 トロール
エルスペス・ラメンティア レベル5 ヴァンパイア
デヴリン・アルカナス レベル5 ネクロマンサー
フレデリック・タリミア レベル5 クレリック





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