本日22日、名古屋市飲料大手のポッカコーポレーションが、「マネジメント・バイ・アウト(MBO)=経営陣による自社株買収」とこれに伴うTOB(株式公開買付)の実施を発表しました。
詳細については同社ホームページ
http://www.pokka.co.jp/
をご覧頂きたいと思いますが、このMBOが成立すると、同社は11月下旬をメドに上場廃止となるとのことです。MBOによるいわゆる「ゴーイング・プライベート(株式の非公開化)」は、7月に発表されたアパレル大手のワールドに続き2例目です。
このゴーイングプライベートの動きについて、両社は以下のようにそのねらいを述べています(TOB賛同表明に関するIR資料より引用)
ご覧になって分かるとおり、両社とも非常に似たような発表となっております。
単純にみると、「株式公開による資金調達力(直接金融)の拡大」よりも、「MBOによる資本と経営の一体化」がもたらす迅速性・機動性を選択したということとになるでしょうか?いずれにせよ、この動きはもうしばらく続きそうな予感がします。
詳細については同社ホームページ
http://www.pokka.co.jp/
をご覧頂きたいと思いますが、このMBOが成立すると、同社は11月下旬をメドに上場廃止となるとのことです。MBOによるいわゆる「ゴーイング・プライベート(株式の非公開化)」は、7月に発表されたアパレル大手のワールドに続き2例目です。
このゴーイングプライベートの動きについて、両社は以下のようにそのねらいを述べています(TOB賛同表明に関するIR資料より引用)
【ワールド】
経営環境の変化に柔軟に対応した機動的な経営戦略や施策を短期的な業績の変動に左右されることなく迅速に遂行する体制を整備するとともに、さらに自己責任を明確にした経営体制への転換を図る
【ポッカ】
短期的な業績の波にとらわれず、迅速に遂行する体制を整備するとともに、自己責任を一層明確にした経営体制への転換を図る
ご覧になって分かるとおり、両社とも非常に似たような発表となっております。
単純にみると、「株式公開による資金調達力(直接金融)の拡大」よりも、「MBOによる資本と経営の一体化」がもたらす迅速性・機動性を選択したということとになるでしょうか?いずれにせよ、この動きはもうしばらく続きそうな予感がします。