コンサルタントのネタモト帳+(プラス)

ビジネスにも料理にも役立つ“ネタ”が満載!社労士・診断士のコンサルタント立石智工による経営&料理ヒント集

DVD:ミスター味っ子にみる飲食店経営

2007-02-27 | おすすめ
昨日も今日も外ご飯でしたので、「今日の夕食」はおやすみです。今日は早めに休んで体力の回復に努めたいと思います。

さて、今日はDVDの話しから一つ。ちょっと前に地元のレンタルDVD店に立ち寄ったところ、昔懐かしいアニメミスター味っ子のアニメ版DVDが入荷されていたのを発見。ひそかに人気があるらしく争奪戦となっていましたが、なんとか全18巻のうち17巻までを見終わりました。(見ていないのが第1巻だったりしますが・・・・・)

ミスター味っ子は、私にとっては子どもの頃毎週楽しみに見ていた作品であり、「料理好き」に火をつけた大変思い出深い作品です。世間的には料理を食べた後などの派手なリアクションばかりが有名ですが、今になって改めて見直してみると、昔は感じなかった様々な気づきがありました。

その中でも、特に感じたのが「飲食店経営という視点で見たミスター味っ子」の素晴らしさです。ミスター味っ子の放映は1987年~1989年という昭和最終期であり、またバブル絶頂期という時代。そんな中で、ミスター味っ子では「創意と工夫の大切さ」や「出来るだけのことをあきらめずにとことん突き詰める」、そして「食べてもらう相手のことを大切に思う気持ち」といった主題を作品全編を通して語られています。今でこそ「マネジメント」やら「顧客満足」やらといった言葉の中でごく当たり前に語られていることかもしれませんが、当時の経営的感覚からすれば実は非常にすごいことではないのかと感じました。

リアクションの派手さと比較すれば非常に地道な部分では有りますが、実は「飲食店経営」という視点からは、今もなお陳腐化しないほどの「王道」を貫き通しているのが「ミスター味っ子」であったのではないかと私は思います。。

それにしても、アニメ版のクライマックスがここまで「重い」ものであったことは・・・・。味皇様の記憶は取り戻しても、その間に失われた「時間」と「絆」は戻っていないんですよね・・・・。最終巻のDVDを見ながら、思わず何度も涙を流してしまいました。

もしこれから飲食店を始めたいと思っている方は、出来れば全編を通して、時間が足りなければメモリアルボックス3の部分だけでもご覧頂ければと思います。今だからこそ改めておススメしたい作品の一つです。


ミスター味っ子 DVDメモリアルボックス3(バンダイビジュアル)


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