支援サークル『絆』の主要なメンバーであるHさんは、
様々な形で支援・援助いただいている方たちに、
お礼を兼ねた活動レポートを、活動の合間を縫って書いておられます。
今回も、掲載させていただきます。
支援サークル『絆』の主要なメンバーであるHさんは、
様々な形で支援・援助いただいている方たちに、
お礼を兼ねた活動レポートを、活動の合間を縫って書いておられます。
今回も、掲載させていただきます。
今回の活動についても地元の方々に随分お世話になりました。
訪問した4つの仮設団地の役員さんや、合同被災者支援センター・西備民主商工会・総社民主商工会・倉敷民主商工会の会員・役員の方々です。本当にありがとうございました。
柳井原仮設団地には、元宇治市市会議員の木沢さんも激励に来てくださいました。
特に民商の方々には、物資の運搬や会場設営のみならず交流会の設定、何よりも「宿舎」の確保でご尽力いただきました。地域の公民館=上有井公民館をお借りすることができ、寝袋でしっかりと休めました。
ただ一つ申し訳ないことをしてしまいました。縁石に乗り上げてしまった乗用車を脱出させようと、つい出来心で(ここに慢心があったのでは?)近くの農家の農機具をお借りしようとしてしまい、農家の方から強く注意を受けました。
現地には様々な人たちの生活があり、一人ひとりの気持ちや感情も多種多様です。そんな初歩的なことを失念していました。今後の活動での教訓にしていきます。
たった二日間の活動でしたが、多くの感動と学びの真備町での活動でした。
機会があれば、また、訪問できたらと思います。
最後の訪問地は、みその仮設団地(32戸)です。しっかりした木造のこじんまりした仮設住宅でした。
人形劇・紙芝居・お茶っこ・京風うどん・足湯・綿菓子・マジックショー・バザーと、準備してきたものを全てしました。もちろん、「絆物資=お米とお味噌とティッシュ」を持っての全世帯訪問も。
クラブ活動帰りの女子中学生も来てくれました。わんぱく坊主たちも、京のおたべと宇治のお抹茶のお点前を体験してくれました。
二日間の活動を無事にやり終え、二人の優秀なドライバーに全てをゆだねて
京都・久御山町をめざして帰路につきました。
5月12日(日) 朝から良い天気
自動車が石に乗り上げるなどちょっとしたトラブルがあったが、メンバー12人は元気に二日目の支援活動に入りました。
午前中は、柳井原仮設団地(54戸)です。
トレーラーハウスが住居として設置されている仮設団地で、各地の仮設住宅を訪問したが、初めての風景でした。
建物はとてもカラフルで、北海道や信州などから移送されてきたものだそうです。窓も二重ガラスになっていました。かなり機能的に設計されているようでしたが、広さはなく、生活していくにはストレスも多いことだろうと思いました。
自治会長さんや役員さん達の協力も得て、集会所(トレーラー4戸分)と前の広場で、コミュニティ作りのイベントを実施しました。被災者支援センターの方々も、朝からずっと一緒に活動しました。
午後の会場は、総合運動公園のテニスコートに設置された箭田仮設団地です。
4時からの無料バザーをかわきりに、準備してきた活動・イベントを約2時間やり切りました。
好天に恵まれてというよりは夏のような暑さの中でした。公園の温度計は27.8度を表示していました。
住宅の棟と棟の間には、様々な思い・願いや励ましの言葉がかかれた「幸せの黄色いハンカチ」がはためいていました。