今はまだまだ人生を語らず

温故知古、古きを訪ねて古きを知る

まにあうかもしれない

2018-11-10 09:48:21 | 拓老師
大好きな曲だったけど、ずっと理解できずにいました。

昨日、NHKハゲタカの4話から6話を予習で一気見しました。今日、
再放送するっていうのに。

もう40回以上見ているのに、いつも大空電気の大木会長が鷲津にいう
「やり直したいんなら何もしないことだよ」という言葉の意味がわから
なかったり、わかったり。

でも、昨日はこう感じました。
「寿命がきたらもらやり直すことなんてできないんだよ」
「伝統や歴史の重みは、やり直すことはできないんだよ」

と言っているのじゃないかと思いました。

過去の罪や背負っているものを捨てるっていうのはできない、だから
それから気持ちを自由にして、いまやるべきことをやればいい、そう
言っているんじゃないかと思いました。

「気持ちを自由にする」というのは、時間や空間、仕事や人付き合い
から自由になるのとはレベルが違い難しいですね。


まにあうかもしれない今なら、今の自分を捨てるのは今なんだ

多分岡本さんの作詞だったと思うけど、拓老師が5年前にセルフカバー
したくらいなので、きっと今の拓老師でも、自分を自由にできていない
のか、それともまだ自由になれない私にこっちに早く来いって歌って
いるのか。

コレクションを断捨離しても、スマホを捨てても、定時に会社を
あがっても、気持ちを自由にしなければ効果は半減。

芝野の言葉じゃないけど、
人生の折り返し地点はとっくに過ぎている私なんですが、
やっとこの歌で言っている捨てるっていうのがわかった気がします。

捨てられないもの、捨てられるもの、捨てるべきもの。
今の自分を捨てたいとは思わない。コレクションも捨てたいとは思わ
ない。自分の気持ちを自由にする。そういうことなのかと思います。

プールで泳ぎながらいろいろ考えるくらいが本当にいいね。プールの
中だけでいい、気持ちが不自由なのは。あとは全部自由時間。

みつさん、名古屋ですごい悟った。残りの人生、頑張ろう。

【吉田拓郎】まにあうかもしれない 1970年代


あとは拓郎さんにもう1回だけ会えればいいです。気が本当に
楽です。




いつもチンチンに冷えたコーラがそこにあった

2018-08-28 22:17:00 | 拓老師
拓郎さんのニューアルバム、っていうかなんというか、ニューセレクションの
ベスト盤というか、デモ音源盤が届きました。

やっぱりディスク3から聴いちゃう私。ちょっとだけ大人な歌が多いです。
大好きな「いつもチンチンに冷えたコーラがそこにあった」。
やっぱり大人の歌です。

拓郎さんのファンは私より10〜15歳くらい年上の方が多く、とても
みなさん優しくしてくれました。最初に優しくしてくれた人は、私が13歳の
時の、赤羽線の十条駅のレコード屋のバイトのお姉さん。ビートルズの
ラバーソウルの細帯モノ赤盤を買いに行った私に拓郎さんを聴くきっかけを
作ってくれました。

拓郎さんを聴きながら思春期を過ごし、そんななかで2009年位までたくさんの
拓先(拓郎さんファンの先輩)に優しくしてもらいました。

消えていくもの。今はそんな拓先も本当に消えてしまったかも。
でも私は言いつけを守ってる。

【吉田拓郎】「消えて行くもの」



どうしてこんなに悲しいんだろう

2018-06-24 07:03:31 | 拓老師
朝からフォーライフのイラストジャケの人間なんてを聴く朝。
らららららららら〜 (数あってます?)



B1のどうしてこんなに悲しんだろう、が無性に聴きたかったけどA面から。
結婚しようよで加藤和彦ってやっぱりたくろうちゃんと相性抜群だったんだと
思いました。

TheAlfee/ある雨の日の情景 どうしてこんなに悲しいんだろう」


大学が四谷だったので、高円寺の風呂なしアパートに住んでる友人がいて、
人間なんてが大好きだった私はちょっとだけ憧れていました。

東京でも1970年代前半の空気がまだ残っていた1980年代後半。
いい加減なやつらと口を合わせて生きてきて、今もそうしています。
だから悲しいんだろう、ね。










大いなる人生、手助け無用

2018-06-10 01:05:18 | 拓老師
70年代後半の拓郎さん。まさに手助け無用な時代。篠島、行ってみたかった
です。行けるわけもなく。小学生だったしね。
(1985年のつま恋も高校生だったのでオールナイトライブ、諦めました。)



そんな気持ちで、Tour 79をレコードで。その後、篠島のライブ映像を。
やっぱりこれはどっちもすごいや。

そういえば、篠島のオープニングは「あゝ青春」。これをオープニングに持ってきた
ことに対し、いつぞや作詞した松本隆は絶句したと言ってました。
そうそう、2009年の途中でキャンセルしてしまったHave A Nice Dayツアーで
「白夜」をやったと後から知り、松本隆は頭を下げてチケットを取って貰えば
よかったとも。

2006年のつま恋、そのあとの瀬尾バンドとの全国ツアーはまさに1979年のツアーの
再現なだったなと思い出しました。もう12年前。あの時、二児の父だった私は、
まだ二児の父ですが、二児目はもう12歳です。そうだよ2006年の大阪公演は
生まれたばかりの二児目が入院、手術でいけなかったんだもんな。

時は流れる。

'79 篠島アイランドコンサート

人との関わりが煩わしくなり

2018-06-04 00:07:00 | 拓老師
ストレスは地球をだめにする〜

デアゴスティーニのアンソロジー、1枚足りないじゃん(笑)。入れ忘れ。
近年のアナログ盤は品質も悪くやっぱりダメだね。こんなんでストレスがたまる
なんていやだね。明日電話して交換してもらおう。

もう買うまい、もう恨むのはよそう、今宵の酒に酔いしれて。
そんなわけで、拓郎さんのNHKホール1995を聴きながら書いています。

大阪行きは何番ホーム 1995 吉田拓郎

あ、拓郎さん、ハーモニカ使ってないんだ!

すべてのストレスは人との関わりからくるんだと知った最近。
人は一人ではいけていけない、とはよく言うけど、無駄に人と関わるのは
食べホーダイで食べ過ぎ飲み過ぎでそのあと苦しむのと同じだと思います。

49歳の拓郎さんが、人との関わりが煩わしくなって、そのあとちょっとずつ
復活していったライブを聴きながら、明日も長男の家庭教師。

やっと算数が目鼻立ちついてきたので、今週のどこかで国語にシフトかな。

吉田拓郎 紅白歌合戦


この紅白のあとだったんだね、Long Time No See。

ストレスは地球をだめにする〜


AKIRA

2018-05-06 05:18:14 | 拓老師
2014年は私が本当に病んでいて、しばらく会社を休んだのでありました。

休んでいる間に、拓老師のツアーがはじまり、自宅療養中にこっそり抜け出し
全通しました。なのでやっぱり心に残る曲ばかりだったんですが、その中でも
AKIRAを21年ぶりに聴けて最高でした。

AKIRA 吉田拓郎 LIVE 2014


「いつまでも友達でいよう、大きくなっても親友でいよう。」

休んでいる間に、可愛がっている次男とよく遊びました。とにかく次男は
可愛くって仕方なかったです。運動神経抜群、頭も良くて女の子にもモテる。
だから、AKIRAと次男がかぶるんです。

今日はこれから次男と朝食をコメダ珈琲へ。次男はクリームソーダが大好きだ
からね。

来年は私立中学を受験するというけど、お兄ちゃんと同じく塾にも通わず独学中。
何年も塾に通い、何十冊もテキストをやらなくたって大丈夫。自分で何を勉強
しなければいけないか気がついて、それで合格に必要な程度の勉強だけすれば
十分。

お兄ちゃんも、結局、学校以外の勉強をせず、中学も大学も合格したし。

自分で考えて、自分で生きていく。必要な分だけ勉強をする。それでいいん
じゃないかと思うのです。

私が会社を休むことになったのは、自分を見ていなかったから。自分を
他人の目を通して見ていたから苦しくなったんだと。あの時AKIRAを
聴いていてそれに気がつきました。

スマホやタブレットをやめて、最初はヒマでヒマで困ったですが、ヒマが
困らなくなったら、ゴールデンウィーク、本当にのんびり出来ました。
ジョージのDark HorseのLPを20回位聴きました。あの乾いたサウンドが
気持ちよかった〜



たくろう LIVE '73

2018-04-22 18:55:17 | 拓老師
春になったら聴きたくなるアルバム。



最初の再発盤(シングルジャケ)で聴いてみました。むちゃくちゃ音がいいです。
ずっとCDで聴いていたからそう思うのかもしれません。

この再発盤は「落陽」と「雨が空から降れば」の間に入る前の
女性ファンの「たくろう〜」が少しかけてるけど入っていました。これはCD化の
時に切られちゃったのか?

2006年のツアーで「ひらひら」を歌って、それがまたかっこよかったです。

商売・取引うまく行くのは
ほんとの話じゃなくて、どこかで仕入れた噂話

ちょうど前年、ホリエモンの買収劇の結構真ん中で仕事をしていて、本当に
この曲がいつも頭によぎっていて、もしかしたら拓郎さんも同じことを
感じたからなのかな、と思いました。

体調を崩して3週間、その間、仕事が激務すぎたんですが、やっと来週からは
のんびりできそうです。



セブンスターショーの動画、貼っておきます。カッコイイなあ。
春だったね 吉田拓郎

人生は変わる所に意味がある

2018-03-23 05:35:49 | 拓老師
安井かずみが全部作詞して、プロデュースは加藤和彦。
ギターは高中正義、ドラムはアンディーニューマーク、ベースは
ウィリーウィークス。



もう、全曲カッコいい大名盤だけど私が高校生の時にはもう時の人じゃ
無かったのでちっとも話題にならなかったです。

盤はMasterdiskカッティング。DMM。

初夏'76から10年。金も未来もなかったのにいっぱい荷物を背負っちゃって
身動きできなくなった拓郎さんの投げやりなボーカルがカッコいい。

「人生キャラバン、道なき道を行け」と、人生を語らずを歌った拓郎さんに
ZUZUが10年後に歌わせるなんて、いつもこのアルバムは涙して聴き
終わります。

そしてこの9年後、今度は中島みゆき姉さんに励まされ、Love Love
愛してるで復活。

拓老師、カッコいいのかカッコ悪いのか。だめだ〜、朝から泣いちゃうよ。



無責任な人、無知な人

2018-03-19 04:59:59 | 拓老師
私は無責任な人で、本当に無知な人なので、社会上というか共同生活上で大した
義務を果たしていません。義務として果たしているのは納税ぐらいで、それは
給与天引きだから。ニュースもほとんど把握していません。

選挙もあまりいかないし(興味もないし)、海岸清掃もいかないし、
防災訓練もほとんどいかない。ボランティアもなあ、腰が重いです。
ゴミが落ちていても、まあほとんど拾わない。その辺に捨てないけど。
シルバーシートにもすわちゃう、疲れていたらね。

時の総理くらいは知っているけど、ニュース見ないので大臣が誰かは知らないし、
外国のトップはアメリカの大統領くらいしか知りません。プロ野球の監督は
誰も知りません。

社会的に無責任、ニュースも知らない。でも、それじゃダメなんだろうかって
思うけどね。

最近、本を読んでいるんで、昨日も本屋さんへ。「こころが折れる職場」
みたいな本があって、帯に「上司が出世頭」、「みんな論理的」って
書いてあっりました。みんな真面目すぎるんだね。真面目から抜け出せない。
私はやっと抜け出しました。

だから朝から拓老師。社会人になりたての頃のCD。


あの頃、安室奈美恵を知らなかったし、今は森友問題が何かもほとんど
分かってない。社会人になりたての頃、湘南に住んで、赤いプレリュードに乗り、
深夜のレインボーブリッジやベイブリッジを走ってました。カーステは、
拓老師、みゆきさん。

1995年、バブルが本気で弾けた頃だね。社会がどんどん落ち込んでいくのを
傍目に、携帯電話とMicrosoftの仕事だったから全然関係なかったし。

永遠の嘘をついてくれ。みんな元気かい?もう少しだよ、乗り切ろうぜ。




裏切りや嘘の欠片もない世界

2018-03-04 06:31:55 | 拓老師
私がTwitterやFacebookをやめたのは、そこには裏切りや嘘の欠片すらないから。

便所落書きの2チャンネルは論外として、Twitterには個々人の意見がつぶやかれて
いるようだけど、よく見てごらん、意見なんかない。

隣の人間の顔色みて、大多数の声を意見ぽく(もっともらしく)言っているか、
その反対を意見ぽく言っているか、
意見ではなく感情にまかせて言っているか

の3点だ。そんなことに腹を立て、嫌な気分になる。絡まれたり、批判される。
もっと大切な事に時間を使いたいと思ったのでやめた。

Facebookはちょっとちがう。大切な友達もたくさん居た。もう何十年来の、
ネットが出来る前からの海外の友人も。でも、気がついたらちょっとおかしな集団の
真ん中に立っていた。私には、ビートルズや、ポールよりずっとずっと大切な人や
モノゴト、友人がいる。ポールの来日情報や泊まるホテルなんて正直どうでもいい。
ビートルズに関するうんちくやデータ、知識なんて興味もない。

もうどちらにも戻ることはない。
そして、くだらない情報や感情で私を傷つけた人を許さない。許さないというのは
言い過ぎだ。もう彼らはみんなあっちの世界に通り過ぎていってしまった。あっちに
行ってしまったら、本当に、本当に努力しないと元の世界には戻れないと思う。
だからもう私と会うことがないというべきだろう。

こんな時代の前には、裏切りや嘘があった。たくさん裏切られたし、嘘もつかれた。
人ごみに疲れたこともあった。結局、TwitterやFacebookにはそんなものの欠片すら
私には見つけられなかった。人の顔色だけを文面から推測し、どっちでもいいことに
上げ足をとりなじり合う。感情に任せて人を傷つける。昨日まで仲良くしていた人の
陰口を叩く。

もう、さよならネ。

私はこのブログにあと10ヶ月は居る。たまに北浦和と大宮にレコードを買いに行く。
ポールのライブでもし見かけても、それは似た人だよ。

これが「卒業しました」っていう意味。

拓郎さんの「感度良好、波高し」。
すばらしい裏名盤。こんなことをもう20年以上前に歌っていたのか。
こんどちゃんとこのアルバムのことを書いてみよう。

かまやつ爺も参加した拓郎さんの2009年の幻のカントリーツアー、
地元の越谷公演が始まる前、「まァ 取り敢えず」が流れて、客電が落ちた。
小1の長男と観てた。感動したなあ。10年以上聴いてなかった「感度良好、
波高し」をそれ以降、たまに聴いている。

僕は夕刊を読まない
ニュースが遅過ぎるから
僕はCDを聴かない
リズムに騙されるから

でも僕は怒りはしない
昔なら腹が立つ出来事も
まァ 取り敢えずと最近は
まァ 取り敢えずとそれはそれ

レゲエほど重くなく
多分 自分を許し始めてる
自分を許し始めてる
さてもうじき出番です
さてもう一度歌わなきゃ

君は小説を読まない
その癖訳知り顔で
さして親しくもないのに
馴れ馴れしい口を聴く

でも僕は呆れはしない
若い頃許せない失礼も
まァ 取り敢えずと最近は
まァ 取り敢えずと人は人

ロックほどやわじゃなく
人を半分信じかけている

ラップほど軽くなく
多分人生愛し始めてる
さてもうじき出番です
さてもう一度歌わなきゃ

最近、大切な友人にはポストカードを出す。もう完全に昭和の人だね。