今はまだまだ人生を語らず

温故知古、古きを訪ねて古きを知る

裏切りや嘘の欠片もない世界

2018-03-04 06:31:55 | 拓老師
私がTwitterやFacebookをやめたのは、そこには裏切りや嘘の欠片すらないから。

便所落書きの2チャンネルは論外として、Twitterには個々人の意見がつぶやかれて
いるようだけど、よく見てごらん、意見なんかない。

隣の人間の顔色みて、大多数の声を意見ぽく(もっともらしく)言っているか、
その反対を意見ぽく言っているか、
意見ではなく感情にまかせて言っているか

の3点だ。そんなことに腹を立て、嫌な気分になる。絡まれたり、批判される。
もっと大切な事に時間を使いたいと思ったのでやめた。

Facebookはちょっとちがう。大切な友達もたくさん居た。もう何十年来の、
ネットが出来る前からの海外の友人も。でも、気がついたらちょっとおかしな集団の
真ん中に立っていた。私には、ビートルズや、ポールよりずっとずっと大切な人や
モノゴト、友人がいる。ポールの来日情報や泊まるホテルなんて正直どうでもいい。
ビートルズに関するうんちくやデータ、知識なんて興味もない。

もうどちらにも戻ることはない。
そして、くだらない情報や感情で私を傷つけた人を許さない。許さないというのは
言い過ぎだ。もう彼らはみんなあっちの世界に通り過ぎていってしまった。あっちに
行ってしまったら、本当に、本当に努力しないと元の世界には戻れないと思う。
だからもう私と会うことがないというべきだろう。

こんな時代の前には、裏切りや嘘があった。たくさん裏切られたし、嘘もつかれた。
人ごみに疲れたこともあった。結局、TwitterやFacebookにはそんなものの欠片すら
私には見つけられなかった。人の顔色だけを文面から推測し、どっちでもいいことに
上げ足をとりなじり合う。感情に任せて人を傷つける。昨日まで仲良くしていた人の
陰口を叩く。

もう、さよならネ。

私はこのブログにあと10ヶ月は居る。たまに北浦和と大宮にレコードを買いに行く。
ポールのライブでもし見かけても、それは似た人だよ。

これが「卒業しました」っていう意味。

拓郎さんの「感度良好、波高し」。
すばらしい裏名盤。こんなことをもう20年以上前に歌っていたのか。
こんどちゃんとこのアルバムのことを書いてみよう。

かまやつ爺も参加した拓郎さんの2009年の幻のカントリーツアー、
地元の越谷公演が始まる前、「まァ 取り敢えず」が流れて、客電が落ちた。
小1の長男と観てた。感動したなあ。10年以上聴いてなかった「感度良好、
波高し」をそれ以降、たまに聴いている。

僕は夕刊を読まない
ニュースが遅過ぎるから
僕はCDを聴かない
リズムに騙されるから

でも僕は怒りはしない
昔なら腹が立つ出来事も
まァ 取り敢えずと最近は
まァ 取り敢えずとそれはそれ

レゲエほど重くなく
多分 自分を許し始めてる
自分を許し始めてる
さてもうじき出番です
さてもう一度歌わなきゃ

君は小説を読まない
その癖訳知り顔で
さして親しくもないのに
馴れ馴れしい口を聴く

でも僕は呆れはしない
若い頃許せない失礼も
まァ 取り敢えずと最近は
まァ 取り敢えずと人は人

ロックほどやわじゃなく
人を半分信じかけている

ラップほど軽くなく
多分人生愛し始めてる
さてもうじき出番です
さてもう一度歌わなきゃ

最近、大切な友人にはポストカードを出す。もう完全に昭和の人だね。

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