ギリギリ探偵白書・273

 ギリギリ探偵白書
 「西を探せ・第1話」



 自動ドアが開いた。

 ビルから男が出てくる。

 (・・・行くか)

 私は、男の後を付けていく。
 男は、私に、全く気付いていない。

 私は、男の背後にピタリと張り付いた。


サザビー 「振り向くな。そのまま、ゆっくり歩け」

男    「・・・・・」


 男は前を向きながら、右肘を私の顔めがけて振り上げた。
 私は体を反らし、ヒジを避ける。
 すると、続けざまに左足が飛んでくる。


サザビー 「だぁ、タイムタイム!あべちゃんストップ」

阿部   「なんだ、サザビーか・・・」

サザビー 「まったく、冗談の通じないヤツだな」

阿部   「何やってんだよ、こんなとこで」

サザビー 「殺し屋ゴッコだよ。ってか、そっちこそ何やってんだよ」

阿部   「・・・。一応、面談だったんだけど・・・」

サザビー 「こんなに、でっかい会社にか?」

阿部   「ああ」

サザビー 「ふ~ん、俺らのような小っさい会社には用なさそうだけどな」

阿部   「うん、用無いってさ」

サザビー 「あ、んじゃ、無駄足ってヤツね」

阿部   「悔しいから、壁にハナクソ付けてきたよ」

サザビー 「へぇ~・・・って汚ねぇな」

阿部   「冗談だよっ!トイレもちゃんと流したし」

 (当たり前や!!)

阿部   「ところで、マジで何やってんの?」

サザビー 「殺し屋ゴッコですけど何か!?」

阿部   「わかったわかった。で、何やってんの?」

サザビー 「まあ、話せば長くなるんだが・・・」

チョーさん「サボってるだけですよ」

阿部   「ん、チョーさんもいたの?」

チョーさん「ええ、行方の件で」

阿部   「ああ、あれね」

チョーさん「サザビーさんが事務所で暇そうにしてたんで
      連れてきたんですけどねぇ。連れて来なきゃ良かったですよ」

阿部   「・・・・・」


 今回の調査は、行方調査だった。
 依頼者は、都内で会社を経営する女性で
 ある占い師を探し出して欲しいとの事だった。


サザビー 「なんか、アンジェラアキみたいな名前だったよね」

チョーさん「名前ぐらい、覚えてくださいよ」

阿部   「で、進行具合はどうなの?」

サザビー 「まあ、立ち話もなんだし、休憩入れよか」

阿部   「・・・・・」

チョーさん「まあ、数年前に街角で占ってたって情報だけですから」

サザビー 「もう廃業してるっしょ」


 調査は地道な聞き込みで進めていた。
 しかし、有力な情報は得られていなかった。



        続く



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三浦大輔

ハマの番長 オヤジ狩り“返り討ち”(スポーツニッポン) - goo ニュース

~引用 

 TBSの人気ドラマの映画化「ROOKIES―卒業―」(5月30日公開)でプロ野球、横浜の三浦大輔投手(35)がオヤジ狩りに遭った後で反撃する中年男性を演じる。銀幕デビュー作品に「試合よりも緊張した」と語った。

 三浦は二子玉川学園高ナインの回想シーンで登場。石田卓也(21)演じる新入部員・濱中が中学3年生時代にオヤジ狩りをしようと三浦を襲ったが、逆に三浦がボコボコに殴ってやり返す。

 「正直、撮影は試合よりも緊張しました。大好きな作品に参加させていただける素晴らしい機会だった」と笑顔。“ハマの番長”と呼ばれるビジュアルが「ナインが成長したらこうなるかも…と想像させる」(TBS)との理由で抜てきされた。

引用~



ルーキーズの映画にベイスターズの三浦が出るようです。
オヤジ狩りにあうが、ボコボコに殴り返す役だとか・・・。

プロ野球の選手がそんな役で・・・。

ただでさえ、ハマの番長なんてあだ名なのに・・・。


まあ、TBSはベイスターズの親会社ですし
少しでもベイスターズをプッシュしてくれるのは嬉しいですよね。

映画の公開前には、また横浜スタジアムで始球式でもするのかもしれませんが
誰それが始球式をやったってニュースで横浜スタジアムが映るだけで
嬉しいですからね。

ただでさえ、ニュースの少ない球団ですから
便乗でもなんでも良いんで話題になって欲しいなと。



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赤白

赤白外壁「景観乱さず」=楳図かずおさんが勝訴-東京地裁(時事通信) - goo ニュース

~引用 

漫画家楳図かずおさん(72)が東京・吉祥寺に建てた赤白横じま模様の自宅をめぐり、奇抜な外観が周囲の景観を破壊するとして、近隣住民2人が外壁の撤去などを求めた訴訟の判決が28日、東京地裁であった。畠山稔裁判長は「景観の調和を乱すとまでは認められない」と述べ、住民側の請求を棄却した。

 畠山裁判長は「周囲の目を引くが、近隣住民の景観利益を侵害する違法な建物とはいえない」と指摘。外壁の色に関する法的規制や住民間の取り決めもなく、実際に青、黒、薄紫など多彩な色の建物が周辺に存在するとした。

 「赤白の壁を見続けることで疲れ果て、平穏な生活が奪われた」との住民側主張には、不快な念を抱くとしても限度を超えていないと判断。円塔にある目玉を模した円窓については、近隣をのぞけるような構造にはなっていないとした。 

引用~



赤と白の家が勝ったようです。

まあ、確かに、近所にこんな家が建ってたら
最初は戸惑うでしょうね。

でも、すぐに慣れるでしょう。

「景観が・・・」

って言い分は鬱陶しいですよね。


マンション建設とかの問題で路上とかガードレールに

「景観を壊すな」

的な垂れ幕?横断幕?が張られてるのを見たことがあるのですが
雨風にさらされるわけで、ボロボロになってるんですよね。
汚いのなんの・・・。

そっちの方が町の景観を壊してるのではないかと思ったほどです。



「赤白の壁を見続けることで疲れ果て」

って言い分も・・・。

これはある意味怖いですよね。

どんだけ見続けてるんだと。

監視してるのか?


と思ってしまいます。

一日中、家にいて近所の家の壁を見ることなんて、どれくらいあるでしょうか?
窓の目の前が赤白のカベだったら、そりゃ嫌でしょうけどね。


近隣住民がどの程度近くに住んでるのかわかりませんが
こんなことでモメる方が疲れるんじゃないですかね。

気にしなきゃいいのに。。。


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ギリギリ探偵白書・272

 ギリギリ探偵白書
 「声のする方へ・第5話」


 
 事の全容が判明した。
 しかし、ダメ課長が持っていたはずの金がなくなっていた。
 金は女性社員が持っていったのだった。 
 我々は女性を追い京都に向かった。



サザビー 「おう、車は遅いな」

阿部   「・・・で?捕捉はできたのか?」

サザビー 「ああ、できたよ」

阿部   「んじゃ、すぐに向かうぞ」

サザビー 「いや、ここだけど」

阿部   「早く言えよ!!で?どの部屋だ」

サザビー 「それが、いないのよ。今、合流した田中に聞き込みさせてるけど・・・」

阿部   「レンタカーはどうだ?」

サザビー 「ん?まだ聞いてないよ。調べるか?」

阿部   「ああ、残りのスタッフは部屋を監視してくれ。
      俺らは聞き込みに向かうから。」

スタッフ 「オイーッス!!」

(・・・・はいっ!!だろ!!)


私の勘はドンピシャで当たった。
派遣社員の佐藤氏は、すぐに会社から出て京都に向かった。
京都は彼女が学生時代を過ごした場所である。
土地勘がある。
そして、およそ佐藤氏は情緒不安定な状態に一時的に陥っている。

部屋についてみたものの、会社の様子が気になるだろうし
自分は追われているかもしれないと、思うだろう。

こうした人の多くはレンタカーで比較的人気のない場所に向かう傾向にある。

ホテルのロビーで確認すると、ホテルと提携しているレンタカー屋は2軒あり
電話で聞き込みしたところ、1件目のレンタカー屋で車を借りている事がわかった。

私はサザビーを連れて、日本海方面へ向かった。
そして、田中も同時に日本海方面へ向かった。

二手に分かれて巡回調査を開始したのだ。

(ホテルの部屋に帰るかもしれないが、場合によっては戻らない事も過去にはあった。
ホテルの部屋が判明したからといって安心はできない)

探すこと3時間、すでに時刻は深夜になり、日も変わっている。


サザビー 「・・・無理だな・・・。スタンドもコンビニも全滅・・・」

阿部   「ちっ、オレの勘が外れたか・・・」

サザビー 「勘だったの!!おいおい、振り回されちゃったよ・・・」

阿部   「・・・すまん」


そろそろホテルに帰ろうかと話していると、二手に分かれた田中から連絡が入った。


田中   「おおおおおお!!!あった!!あった!!」

阿部   「見つけたか!!」

田中   「ええ、ナンバーは・・・・でしたよね」

阿部   「ああ、それだ。どこだ?」

田中   「・・・・海公園の駐車場で・・場所は・・・」

阿部   「よしっ、ナビに入れた。お前は辺りを探ってくれ」

田中   「了解です!!」


私は急いで、その駐車場に向かった。
走る事約30分、私はその駐車場に到着した。

まるで乗り捨てられた車のように乱雑に2台の車が停まっている。


サザビー 「アレだな。」

阿部   「ああ、田中はどこ行ったのかな?」

サザビー 「・・・探しにいくか」

阿部   「ああ、行ってみるか。しかし、真っ暗だな・・・」


あとでわかった事だが、この辺りは自殺者が多く、近所の人は夜は寄り付かない
場所であったそうだ。


サザビー 「何だよ」

阿部   「は?何?」

サザビー 「今、俺の肩をトントンってしたろ?」

阿部   「してねぇーよ」

サザビー 「えっ?したよ」

阿部   「バカヤロウ、これ見てみろ、俺の両手は塞がってるだろ。」

サザビー 「・・・・じゃあ、今の何?」

阿部   「・・・・もしかして・・・」

サザビー 「皆まで言うな!!・・・はぁ~、帰りてぇ・・・」

阿部   「おっ、アレはブーじゃないか?」

サザビー 「おっ、ブーちゃん発見!!お~い、ブー!!!」

田中   「ブーじゃないでしょ!!」


田中は無事に佐藤氏を確保して戻ってきていた。
もちろん、ブリーフケースも無事に回収した。

そして、帰り道。


阿部   「そういえば、田中、お前、あの状況でどうやって見つけたの?」

田中   「根性です!!」

サザビー 「いや、もう暗くて、5メートル先は見えなったぜ」

田中   「根性があれば見えます!!」

サザビー 「どんな目じゃいっ!!お前はデビルマンか!!」

田中   「実は声がしたんですよ。こっち、こっちって」

阿部   「ああ、呼んでたんだな」

田中   「いや、別の人・・・男の声だったような・・」

阿部   「あそこには、俺らしかいなかったぜ」

田中   「え?・・・またまた、冗談ばっかり!!ってマジですか」

サザビー 「大マジです」

阿部   「・・・そういや、あそこは自殺の名所らしいぜ」

田中   「・・・・この辺って神社とかありましたっけ」

サザビー 「よく聞いた!!ついでに二条城とちょっと足伸ばして彦根城と・・・」


二人は仲良くお参りに行ってから帰ることになった。





        完



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東京タワー


先日、東京タワーに行ってきました。





探偵学校の尾行実習だったんですが
東京と言えば東京タワーですからね・・・。


・・・。


まあ、折角なんで、階段で昇ってみました。

東京タワーも2回目か3回目くらいですけど
初めて階段で昇りました。たぶん。





昇りきったところで、認定証なるカードを頂いたんですが
階段の段数が600段もあったんですね。

尾行してくる実習生も大変だった事でしょう。


一応、展望台から携帯で写真を撮ってみたのですが
天気がよくて、お台場もくっきり・・・


見えてはいたんですが、写真はボヤけました。
何が写っているのか、イマイチわかりません。






まあ、しかし、結構、混んでましたね。
東京に住んでる人間てのは、あまり訪れない東京の名所だと思っていたので
人なんかいないのでは?と思い込んでいたのですが
大盛況でした。


ナントカと煙は高いところに昇る。


って言いますけど、高いところが好きなんですかねぇ。。。






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相撲

朝青Vにやくみつる氏「脱帽」/初場所(日刊スポーツ) - goo ニュース

~引用 

 場所前に朝青龍の復活に懐疑的だった角界関係者も、復活優勝に評価を一転させた。横綱審議委員会のけいこ総見でのふがいない相撲を見て「初場所は出ちゃ駄目」と話していたNHK解説者の北の富士勝昭氏(元横綱)は「参ったよ。本当に。(朝青龍は)気持ちで負けていなかった。底力があるんだよ。自分の力で勝ったんだからね。みんなで最敬礼だよ」と敬意を表した。

 朝青龍に引退問題を取材して「顔じゃない」と言われた元小結で解説者の舞の海秀平氏は、場所前に「反射神経が悪くなった」と指摘していたが、この日は「場所前のけいこ量は白鵬の方が多かったのに、けいこ量は(勝負と)関係ないんですかねえ」と困惑気味。放駒審判部長(元大関魁傑)は「いつが全盛期か分からない。今だって全盛期かもしれない」。

 一方、以前から朝青龍の言動を厳しく批判してきた日本相撲協会再発防止委員会委員で漫画家のやくみつる氏も、この日ばかりは脱帽。「(朝青龍への)いろいろな感情は抜きに堪能した。千秋楽は落ち着いていた。静かな土俵美を見ることができた。これを続けてほしいですね」。もっとも「土俵上でのガッツポーズだけはいただけない。感情をコントロールしないと。今日は脱帽だけど、これからも問題点は厳しく言っていく」とくぎを刺すことも忘れなかった。

引用~




評価を一転させた・・・。


ってマスコミの方が一転の仕方が凄かったような・・・。


まあ、しかし、朝青龍も涙もろいですね。
結構、泣きますよね。
喜怒哀楽の表現が激しいんでしょうかね。

解説者の言葉やマスコミの言葉ってのがいかに当てにならないかが
わかってしまいましたね。

でも、こうやって朝青龍が優勝しちゃうと
八百長だ!なんていう声も増えるんじゃないですかね?

千秋楽で白鵬にも花を持たせましたし
怪しいっちゃぁ怪しいですよね。

まあ、それを言ったら、カド番を行ったり来たりの大関のほうが怪しいもんで・・・。


何はともあれ興行的には大成功でしょうし
相撲界の重鎮も大喜びってところでしょうかね。


麻生首相は波に乗り損ねたみたいですが・・・。
なんかチグハグだったし・・・。


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ギリギリ探偵白書・271

 ギリギリ探偵白書
 「声のする方へ・第4話」



 取引が失敗に終わり顔面蒼白のダメ課長と女性社員。
 2人はそれぞれ社内から出て行った。
 元々の調査対象者だったダメ課長を社長室まで連れて行ったところで
 田中から女性社員を見失ったと言う情報が入った。 



そして、B班班長から連絡が続けて入った。


B班班長 「代表、全容がわかりました。今から帰ります」

阿部   「ああ、わかった」

B班班長 「あれ?声が沈んでいますよ」

阿部   「田中が撒かれたんだよ。困った事に・・・。でも、金は押さえて・・・、ん?」

ダメ課長 「お金は僕のデスクに・・・」

(ない、ないぞ・・・)


私はすぐにB班班長に事務所で待機するように指示した。

そして、調査主任の田中に連絡を取って、茶色のブリーフケースを派遣社員の
佐藤氏が持っていたかどうか確認した。

田中   「ええ!!持ってましたよ。何だか重たそう・・・
      あっ、あれってダメ課長が持って帰ってきたお金だ!!」

阿部   「ピッチを上げて探せ、こっちは履歴書とかデータを集めるから!
      応援を出すから、事務所と連絡を取り合え」

田中   「・・・了解です・・・すみません」

阿部   「すみませんは食えねぇーよ。結果を出せ。必ず見つけ出せ」


私は調査対象者のダメ課長の聞き取りを兼ね、お金を持って行方不明となった
派遣社員の佐藤氏のデータを収集した。
そして、事務所から関係先への聞き込みを行うように指示した。

(・・・なるほど、○○出身かぁ・・・。田中が見失った方向で行くと・・・)

大体の全容がわかった。

調査対象者のダメ課長は、出世の道はないと思うようになり、開発データを手土産に
ライバル社での地位を約束してもらおうと取引先へ話を持ちかけた。
そして、パソコンが得意で、お金に困っているという派遣社員の佐藤氏を仲間に引き入れた。

しかし、不穏な動きに気が付いた社長が私に依頼をした。
そこで、社内サーバーへのアクセス状況やピックアップした危険人物を
調査する事によって、ダメ課長は調査対象者となり、今回の騒動にいたった。


阿部   「なるほど、大体はわかったよ」

ダメ課長 「あのぅ、僕はどうすれば・・・」

阿部   「社長にそれは預けるしかないな」

ダメ課長 「・・・クビですか・・・」

阿部   「・・・自分のしたことがわかってんの?」

ダメ課長 「・・・すみません・・・。申し訳ないです・・・」

(だから、すみませんは食えねぇーんだよ)


こうした会話をしていると、事務所から電話がかかってきた。
電話元は代表代理のサザビーである。


サザビー 「撒かれたの?ブー」

※ブー・・・調査主任である田中の愛称

阿部   「ああ、何かわかった?」

サザビー 「ああ、今、新幹線だな。京都方面に向かってる。」

阿部   「了解した。B班を率いて、サザビー・・・」

サザビー 「よしっ!!そうだ、京都に行こう!!大作戦だな」

阿部   「・・・大丈夫か?」

サザビー 「京都と言えば二条城か・・・」

阿部   「観光じゃないんだぞ!!」


ちなみにサザビーの趣味はお城巡りである。


サザビー 「わかってますがな。すぐにみつけますよってに・・・」

阿部   「頼むぜ。俺もあとで向かうから」


そして、それから5時間後、私は京都にたどり着いた。
サザビーが指定したホテルに到着し、調査スタッフと合流した。




        続く



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携帯電話

昨日、テレビでauのCMをみたんですが
フルチェンなるサービスがあるようですね。

フルチェンスペシャルサイト

まあ、ケータイの着せ替え?みたいなものなんでしょうけど
CMの中で見慣れたロゴが出てきたので気になってしまいました。

そのロゴとは






そう、横浜ベイスターズ。



そういえば、一番最初に携帯電話を持つキッカケになったのもベイスターズだったんですよ。
当時はTU-KAでしたけど、ベイスターズのロゴ入りの携帯電話がありまして
それが私が初めて持った携帯電話でしたからね。


初心に帰ると言う意味でも、この携帯に換えても面白いかなと・・・。



まあ、そんな風にCMを見ていたのですが気になることが一つ。


そのCMでベイスターズの他に4つの柄が並んでいたんですが
黒、黄色、赤、青。

まあ、巨人、阪神、広島、中日の4つですね。
で、ベイスターズを加えてセリーグ5球団揃い踏み。



って、ちょっと待て~い!!



ヤクルトスワローズは?



なぜ、ヤクルトモデルだけないんですか?


見落としかなと思い、auのサイトも見たんですが


やはり5つしかない。。。



まあ、パリーグだったら、ホークスがないのはわかりますよ。
ソフトバンクですしね。



ヤクルトは、なぜ?


au側が省いたのか、ヤクルト側が許可しなかったのか・・・。



別にヤクルトファンではないので、無くても良いんですが・・・。

ベイスターズと同じセリーグのお荷物球団ですからね。
なんか少し寂しい気が・・・。




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ギリギリ探偵白書・270


 ギリギリ探偵白書
 「声のする方へ・第3話」


 
 不正取引は未然にファイルを差し替えたために阻止した。
 取引が失敗に終わった調査対象者は派遣社員の女性にメモを手渡した。
 経歴からこの女性社員も不正取引に加担していたようだ。
 新たにこの女性マークの調査が始まった。



田中と女性スタッフは、この派遣社員である佐藤氏の素行調査を開始した。

そして、異変はすぐに起きた。

(・・・・あれ?調査対象者のダメ課長がいないぞ・・・)

私は社内に設置した隠しカメラの映像を拾い始めた。
そして、調査対象者のダメ課長の映像をトイレ前で見つけた。

(何かイヤな予感がするな・・・)

私はすぐにトイレへ向かった。
そして、一番奥の大きい方のトイレの扉が閉まっていることを確認した。

中からは妙な声が聞こえてくる。


ダメ課長 「もう終わりだ・・・終わりだ・・・どうしよう・・・」


私はドアをノックした。

(コンコン)

・・・返事がない。

(コンコン)

ダメ課長 「何だよ!!他の便所使えよ!!」

(コンコン)

ダメ課長 「今!取り込んでんの!!」

(コンコン)

ダメ課長 「あ~あ!!もう!!!わかったよ!!」

(コンコン)

ダメ課長 「今出るから!!待って!!」

(コンコン)

ダメ課長 「待って!!」

(ジャジャーン!!)←トイレを流す音

ダメ課長 「・・・他が空いてるジャン・・・」

阿部   「おう、高いAVを売ってるって聞いたけど?」

ダメ課長 「え・・・も、もしかして・・・イヤ・・・」

阿部   「ちょっと外で話そうか?」

ダメ課長 「イヤ、僕にはまだ田舎に病気がちな母がいて・・・
      金は返すから・・・、命だけは・・・」

阿部   「は?」

ダメ課長 「・・・殺し屋じゃないの・・・?」

阿部   「・・・殺し屋?」

ダメ課長 「・・・脅かさないでくださいよ・・・?
      ・・・(考え中)・・・え?だれ?」

阿部   「とにかく、君は社長室に連行だ。いいね?」

ダメ課長 「・・・わかりました・・・僕はクビですかね・・・」

阿部   「さ~な、あとは君次第?社長次第だろ」


私が調査対象者のダメ課長を社長室に連行したのち、派遣社員の佐藤氏を尾行していた
田中から連絡が入った。


阿部   「なに?」

田中   「すみません・・・」

阿部   「どうした?」

田中   「撒かれました・・・」

阿部   「何やってんだ!!バカヤロウ!!見つけるまで帰ってくんな!!」

田中   「見つけて帰ります!!必ず!!」



        続く



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置き薬トラブル

置き薬トラブル


(上記はイメージです。)

置き薬とは、昔の富山の置き薬から由来しており、家庭や企業など消費者に薬のセットを預け、ルートの営業マンが使用した分の薬を補充し、代金をその分頂くビジネス。しかし例えば必要ないのに、無理やり薬セットを置いて行ったり、解約したいのに引き取り拒否されたり、薬が古くなったので買い取ってもらう必要があると言われたりするトラブルが起きている。

事例
三枝さんの家庭に、置き薬のセールスマンがやってきたのは、初夏の頃だった。汗だくでかわいそうだったのと、置き薬なので売り込むものではないというので、ついつい玄関を開けてしまった。使った分だけ補充し、御代として頂くだけなので大丈夫というので、ちょうど常備薬を置いてなかったことだし、風邪を引いたときや腹痛の時に薬局に行く手間が省けると思い契約することにした。その後、1年ぐらいは毎月セールスマンが使った分を補充していくだけで、特に問題はなかった。しかし、1年を過ぎたときにやってきたセールスマンが、あまり使用しない薬の分を使用期限が切れているから買い取ってもらう必要があると言い出した。三枝さんは、使用した分だけ払えばいいと聞いているから断り、しつこいセールスマンに嫌気がさして薬セットを持って帰ってくれと言ったが、そのまま置きっぱなしにされてしまった。その後、3ヶ月そのセールスマンはこなくなったので、目障りになった薬セットを捨ててしまったところ、4ヶ月目になってやってきたセールスマンに、契約書をたてに、契約者本人が薬を紛失された場合は、その分買い取ってもらうことが必要だと薬セット全額分の支払いを請求されてしまった。


P.S.今時こんな詐欺するやついるのだろうか。。。


詐欺解決方法に関心があればこちらへ
     ↓
詐欺解決WEB


(調査員トリー)
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ギリギリ探偵白書・269

 ギリギリ探偵白書
 「声のする方へ・第2話」


 
 企業からの依頼だった。
 社内で不正を働いている人物を調査していた。
 持ち出された社内データをすり替え、不正取引を防ぎつつ
 他の協力者を割り出す作戦だった。 




B班班長 「代表、例のディスクは転売するようです」

阿部   「ふ~ん、ずいぶん高いディスクだね」

B班班長 「応援、いいですか?場所は・・・・・・」

阿部   「了解、A班を向かわせる」

B班班長 「至急でお願いします!!」


私はすでに合流していたA班を向かわせた。


田中   「あのぅ・・・、僕は・・・」


会社に入るところから、田中と女性スタッフが私の付き人のようについてきていた。


阿部   「そうだな、お前は、マルタイをここから見ておけ」

※マルタイ・・・調査対象者のこと。

田中   「ラジャー!!」


すると、早速、動きがあった。

調査対象者のダメ課長の携帯電話が鳴ったのだ。
同時に私の携帯電話も鳴った。


阿部   「どうした?」

B班班長 「代表!!大変です。今、ノートパソコンで確認しています!」

阿部   「・・・中身まで見てるの?」


ファイルのフロントページは、ちゃんとした開発ファイル名が入っている。
しかし・・・そこから先は・・・


B班班長 「ええ、今、大音量であえぎ声が聞こえました!!」

阿部   「で?」

B班班長 「殺してやるぞ!!って怒鳴り散らして、一人店を出て行きました」

阿部   「う~ん、アメリカンジョークが通じない人だね」

B班班長 「・・・・アメリカンジョークじゃないと思いますけど・・・
      そっちは、どうです?動きがありますか?」


調査対象者のダメ課長は、青ざめた顔で事務所から出て行った。


阿部   「う~ん、あるみたいだよ」

B班班長 「・・・それじゃ・・・どうします?」

阿部   「一応、相手の身元を全部押さえてくれ」

B班班長 「了解しました」


私は田中にトイレに行くフリをして、調査対象者のダメ課長の様子を見てくるように指示した。

すると、調査対象者のダメ課長がある女性にメモを渡した。
双方、青ざめた顔をしている。


阿部   「社長、あれは誰ですか?」

依頼者  「ん?ああ、あの子は、派遣スタッフの佐藤(仮名)さんだよ」

阿部   「あの子は何をやっていますか?」

依頼者  「え~と、ファイルの整理とか受付とか・・・」

阿部   「何か資格とか持っているんですか?」


すると、依頼者である社長は机の中をゴソゴソとあさりはじめた。


依頼者  「え~と・・、老眼だから・・・ほいっ」

(ん?履歴書か)

阿部   「・・・パソコン検定・・・ワード、マイクロソフト・・・
      前職、PCトレーナー・・・・」

依頼者  「今どきの子は、みんなパソコンだからね。私は・・・」

阿部   「こいつだな。あのダメ課長が開発ファイルを見分けられるわけが
      ないんだ。田中!!張りつけ!!」

田中   「えっ?いいんですか!!」

阿部   「いいんだよっ(志村ケン風)」

田中   「グリーンだよ!!」

(・・・・つい、ノッテしまった・・・)

という事で、調査は新たな展開になった。



        続く



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こんにちわ

goo注目ワード ピックアップ・・・こんにちわ撲滅委員会(goo注目ワード) - goo ニュース

~引用 

 ああもう! この人のメール、書き出しがまたこれだ。「こんにち『わ』」っておかしいでしょ? ねえ。メールや日記などで結構見かける機会の多い「こんにち『わ』」の表記。私のように、これが気になっている人は意外と少なくないのでは。良いですか、正しくは「こんにち『は』」ですよ。そんな「こんにち『は』」普及活動を地道に行っている「『こんにちわ』撲滅委員会」をご存じですか。

 これは、世の中にはびこる「こんにち『わ』」の誤字表記を撲滅すべく、2002年8月に設立された団体のこと。主な活動は、ホームーページ上で賛同者の会員を募集するもので、現在の会員番号は、0968番まで伸びている模様。ちなみにこの団体、「正しい日本語推奨委員会」ではないため、あくまでも「こんにち○」に関する問題提起だけが目的とのこと。

引用~



大きなお世話ですよね。

別に、「こんにちわ」だろうが「こんにちは」だろうが
構わないじゃないですか・・・。

使っている人が増えているのならば
それもまた文化なのかもしれませんよ。

時代と共に変化していくものなんじゃないですかね、言葉は。

まあ、正しくは「こんにちは」であると思いますが
正しくなかろうが、それが何を伝えようとしているか
読み取れれば問題はないのではないでしょうか?

それを撲滅しようとは、おこがましい。
学校の試験だったり、ビジネスの場であるのならば問題ですけどね。

「メールや日記などで結構見かける・・・」

って人の日記見て文句つけるなよっ!

小姑かっ!!


ってなわけでね、小さい事を気にする人はたくさんいるんですね。

どうでも良いような気がしますが・・・。




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自転車盗難

盗まれたと思っていた自転車が先日、見つかりました。


近くの公園に隠されるように置いてありました。
偶然、当社代表のあべちゃんが発見したのですが
誰が、こんなことをやるんですかねぇ。。。

停めていたのは、ウチの事務所の前なんですよね。
誰かの邪魔になるわけでもないし
早い時間だったので、ビルに入ってる他の会社はやってませんでしたし。

イタズラなんですかね。

まったく失礼な奴がいるもんですよ。
誰のチャリンコを勝手に動かしてるじゃいっ!!

ってね、まあ当初は、盗んだ奴を見つけたら
徹底的に争うつもりだったんですが
犯人もわからずじまいです。。。

まあ、自転車が戻ってきたから良いっちゃぁ良いんですが
次こそは動かしてる現場を押さえて・・・

懲らしめる良い作戦ってありますかね?




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ギリギリ探偵白書・268

 ギリギリ探偵白書
 「声のする方へ・第1話」




その日、私は調査チームを率い、都内某所にて大掛かりな調査を行っていた。
私は指令車輌に乗り込み、地図を片手に無線や携帯電話で調査スタッフへ指示を出していた。


阿部   「A班、聞こえるか?今すぐ、B-6出入口へ向かい、周辺監視」

A班班長 「了解しました」

阿部   「B班、ホテル出入口に散開、各出入口を押さえてくれ」

B班班長 「了解!!」

阿部   「田中、聞こえるか?」

※田中・・・調査主任

田中   「(トントン)」←聞こえるの合図。

阿部   「包囲網はできている。引渡しがあったら、合図しろ」

田中   「(トントン)」


場所は高級ホテルの喫茶ラウンジ。
犯罪の可能性が濃厚な取引現場の証拠収集である。
喫茶ラウンジには、田中が女性スタッフと潜入し、内情を監視している。
そして、ホテル出入口には各ドアに2名の調査スタッフを配備し
直通できる駅の入り口にも調査チームを配備した。


田中   「(トントントントン)」←動いたの合図

(・・・4回、マイクを叩く・・・動いたな)

阿部   「A班、B班、てんぷらが揚がったぞ!」

A班・B班「了解!!」

田中   「(小声で)イチは電車、二はタクシーです」


※イチ・・・第一調査対象者(本対象者)
※二・・・第二調査対象者(接触した取引先)


阿部   「田中は第一を追え、A班は第一、B班は第二」


各スタッフから了解の合図があった。
そして、私は指令車輌をスタートさせた。

あとは調査チームの報告を待つだけだ。

その後、私が向かった先は、依頼企業である。
この会社で、最後の大詰めが控えている。

私は駐車場に車を停めた。
肩書きは社長の友人ということで、事前に予約を取ってある。

私の推理が正しければ、内通者は他にもいるはずだ。

そこで、私はこの横領的な取引に関するデータを別のデータに変えさせてもらった。
きっと数千万払って入手したデータを見た取引先は腹を立てるはずだ。

なぜなら、重要な開発データが入っているはずのMOディスクには
調査主任である田中秘蔵のアダルトビデオデータに差し替えておいたからだ。

この仕掛けはサーバーへのアクセスが、特定IPからの場合にファイルが
差し替えられるようにしておいたのだ。

私は社長室でコーヒーを飲みながら、ブラインド越しに社員の様子を確認していた。

そこへ、取引先企業を尾行していたB班から連絡が入った。



        続く



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14年

記憶と教訓、心刻む=被災地の朝、静かな祈り-阪神大震災14年(時事通信) - goo ニュース

~引用 

 6434人が犠牲となった阪神大震災からちょうど14年となる17日、被災地は早朝から静かな祈りに包まれ、神戸市などでは追悼の催しが開かれた。会場には震災を知らない子供の姿も。寒さを押して集まった人たちは、「あの日」の記憶と教訓を改めて心に刻んだ。

 神戸市中央区の公園「東遊園地」では午前5時から、市などが主催する追悼の集いがあり、約5500人が集まった。モニュメント「希望の灯(あか)り」から、「1・17」の形に並べた約7000本の竹灯籠(とうろう)に火がともされた。

 発生時刻の午前5時46分。時報に合わせ、参加者は一斉に黙とうした。

 母親を亡くした同市在住の田中千春さん(53)が遺族を代表し、「いつの世も大切なことは変わらない。人と人のきずなを大切に、たった一つしかない命も大切に、どんな時も真心を持って」と追悼の言葉を述べた。

 続いて矢田立郎市長が、昨年6月の岩手・宮城内陸地震や、中国・四川大地震に触れ、「震災で得た経験を被災地支援に役立てていただくことが私たちの使命」と語った。 

引用~



もう14年も経つんですね。

確か、当時は中学生ぐらいだったと思うのですが
学校でも授業中にニュースをみていた記憶があります。

ただ、関西での地震という事もあり
あまり詳しく覚えてないんですよね。
同じ年に地下鉄サリン事件もありましたしね。

覚えてる事と言えば、ビルが斜めになってるのとか
高速道路が崩れてる映像くらいですね。

地震とかは実際に経験した事のある人しかわからない怖さがあるでしょうね。

私は運が良いことに、まだ大きい地震に遭遇した事はありませんし
知り合いが被災したということもないので
どうも地震に対しては、他人事の感が否めないのですが
いずれ東京にも地震がくるでしょうからね。

少し防災について考えてみたいですね。


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