中田英寿

中田氏、準備OK!W杯決勝並みに6万7357枚完売(サンケイスポーツ) - goo ニュース

~引用 

 元日本代表MF中田英寿氏(31)が6月7日の世界選抜戦『+1フットボール・マッチ』(日産ス)に向け30日、J1柏との練習試合(柏市内)にフル出場。同戦のチケットはW杯決勝並み、6万7357枚が完売したことがわかった。中田氏は6月2日のW杯予選のテレビ中継にもゲスト出演し、人気、結果面で元気のない岡田ジャパンに熱い檄を飛ばす。

 “日本の王様”が岡田ジャパンに強烈なメッセージを発信する。6月7日の世界選抜戦に出場予定の前園真聖氏、奥大介氏らを率いてJ1柏との練習試合を極秘開催した中田氏。そんな中、驚異の“旋風”が判明した。

 なんとチケット6万7357枚が完売。事務所関係者によると「発券されていない予約分がありますが、もう購入できない状態」。J最多、04年チャンピオンシップの6万4899人を大幅に超えるのは確実となった。

 世界の代表クラスが顔を揃える試合だが、現時点で発表されている参加メンバーは中田氏、モウリーニョ、釜本両監督のみ。それでいて国内サッカー最多、02年日韓W杯決勝・ブラジル-ドイツの6万9029人に肉薄する数字は仰天もの。

 同会場で行われる6月2日のW杯3次予選・日本-オマーンの前売り販売は約3万2300枚。重要な公式戦を大きく上回るところに、衰えぬ人気が証明されている。

引用~


元日本代表、中田英寿の主催するサッカーの試合のチケットが
かなりの売れ行きだそうです。

同じ日産スタジアムで行われるW杯予選よりも売れ行きが良いとか・・・。

まあ、久々の中田ってこともあるでしょうし。
あとは、まあ、誰が出るのかわかりませんが
わからないのも、また良いのかもしれませんね。


私は未だに中田が現役復帰しないかなぁと思っているんですが
ありえない話ですかね。。。
なんとか、ラモスに頑張ってもらって・・・。



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ギリギリ探偵白書・214


 ギリギリ探偵白書
 「間抜けな尾行者」



 
 私が事務所に入ると、田中がパソコンの前で唸っていた。
 ひっそりと後ろに回り込む事にした。

 田中は、メールを読んでいる。


サザビー 「どしたっ!?」

田中   「のはっ!いつから、いたんですか?」

サザビー 「最初からいたよ、事務所を開いたときから」

田中   「そんな事を聞いたんじゃないですよ」

サザビー 「んで、何見てんの?」

田中   「逆援情報です。ホラ、伊東美咲似ですって」

サザビー 「迷惑メールじゃねーか」

田中   「知ってますよ。ちょっと想像してただけですよ」

サザビー 「それは妄想と言うのでは?」

田中   「ま、いいじゃないですか、ヒマなら仕事してくださいよ」

 (それは、こっちのセリフですよ)

サザビー 「ところでさ、調査がないからヒマなんじゃない?」

田中   「甘いですよ、調査だけが仕事ではないのですよ」

サザビー 「そう?お前は何やってんの?」

田中   「スパムメールの研究です」

 (文章読んで妄想してるだけでしょ)

サザビー 「チラシ配り行って来いよ」

田中   「え~、サザビーさんはぁ?」

サザビー 「俺は事務所を守ってるよ」

田中   「守るって何からですか?」

サザビー 「世間の荒波だよ」

田中   「サザビーさんじゃ、小波からすら守れないですよ」

 (言ってくれるねぇ)

 田中が出て行った後、すぐに睡魔が襲ってきた。
 
 キーボードを叩く音で目が覚めた。
 およそ3時間ほど眠っていたらしい。
 事務所では、あべちゃんがパソコンに向かっている。


サザビー 「ふぅ、10分ほど寝てしまったぜぃ」

阿部   「ああ、俺は1時間前からいるけどな」

 (ウソバレバレ)
 
阿部   「まあ、いいや、これから依頼者に会いに行く」

サザビー 「依頼か?」

阿部   「緊急らしいから、サザビーも来てくれ」

サザビー 「緊急のわりに、メールで相談かよ。
      何気に、のんびり屋さんだな?」

阿部   「とにかく、急いで準備してくれ」


 私は、早速、調査機材の準備に入った。
 あべちゃんは、灰皿を持ってトイレに入った。

 (急ぎじゃねぇの?)

 それから、我々が向かったのは、都内某所のスターバ○クスだった。
 店の前から、あべちゃんが電話をかける。

 店の奥の方で女性が電話に出る。

 依頼者の女性は、ストーカーに付け回されている言っていた。
 コーヒー屋に逃げ込んだから助けて欲しいと
 メールがあったのは1時間前だ。

 依頼者の話が本当ならば、今もストーカーが近くに居るはずである。

 あべちゃんは、電話で店を移るように指示している。
 近くのファミレスに移るようだ。

 私は、その場に留まり、ストーカーを確認する事にした。
 しかし、依頼者が店を出た後、それを追う者はいなかった。
 
 (なんだ、被害妄想か?)

 その時、店のトイレと思われる所から出てきた男が
 慌てて、店を飛び出した。

 店の前の道で左右をキョロキョロしている。

 (・・・・・) 

 私は、とりあえずデジカメで男を撮影した。

 (はい、チーズ) 

 男はガックリと肩を落とし駅の方に向かっていった。

 (さて、どうすんべ?)

 この男は、限りなく怪しい。
 男の後をつける事も考えた。

 (ま、次でいいや)

 私は、ファミレスに行き、デジカメを見せた。
 やはり、この男がストーカーだった。


阿部   「で、コイツは?」

サザビー 「帰ったんじゃない?」

阿部   「ふ~ん」


 翌日より、本格的に調査を開始した。

 依頼者の帰宅時には、決まって男が現れた。
 どうやら、家も知られているらしい。

 依頼者の家のポストに仕掛けたカメラに男が映っていた。
 男は毎日のように、ポストへ手紙を入れていた。
 驚いた事に、その手紙は白紙だった。


田中   「何すか?これ」

サザビー 「知らんのかね、無言手紙だよ」

田中   「へ、無言電話の手紙版っすか!?」

サザビー 「そう、そしてこの手紙には、もう一つ仕掛けがある」

田中   「なんすか、それ?」

サザビー 「炙り出しだよ」

田中   「炙り出し??」


 私は、紙に火を近づける。


田中   「ま、まさか??」


 ヴォッ!!

 紙に火が着いた。メラメラと燃える。


サザビー 「うわっ、アチチ」

田中   「・・・・・」

サザビー 「ま、そう言うわけだ」

田中   「そう言うわけだ。じゃないでしょう
      どうするんですかっ!証拠、燃やしちゃって」

サザビー 「安心しろ、今のはタダの紙だ」

田中   「・・・・・」


 それからも調査を続行し、証拠を集めた。
 そして、男の家を訪ねた。

 男は、すぐにストーカー行為を認めた。
 男は、依頼者の高校時代の同級生であった。

 (依頼者は、まったく覚えていなかったけど・・・)




        完



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訴訟詐欺

訴訟詐欺


(上記はイメージです。)

訴訟詐欺とは、偽造した借用証書を用意して、それに署名と捺印をして、簡易裁判所に貸金返還訴訟をおこす詐欺である。この場合、裁判官も巻き込んだ詐欺であり、裁判で借用書の真偽を署名や印鑑などから確認すれば良いのだが、証拠書類偏重の傾向にある裁判官は、借りていない被告の言い分に耳を傾けず、返還するよう判決を出す傾向がある。


実際の事件
2002年3月1日付の東京新聞によると、杉山治夫(63才、自称、闇金融の帝王)は借用書を偽造し、裁判所を利用して被害者から金を巻き上げていた。犯行の手口としては簡単で、杉山が社長を務める金融会社「日本百貨通信販売」(東京新宿区)が金を貸したという内容の借用書に、借主の住所、氏名を書き込み、印鑑を押す。この借用書を証拠として、簡易裁判所に貸金返還請求訴訟を起こす。借主として訴えられた人は、借りた覚えがないから裁判所からの呼出状を受けても放置し、欠席裁判で敗訴し、給料を差し押さえられていた。また、出席したとしても、借用書に署名と押印があるので、裁判官に借主の言い分を聞いてもらえなかった。杉山は2年間で500件もの訴訟を提起していた。


裁判官は、かかえている裁判の仕事量が多いために、双方に和解を勧めたり、できる限り裁判を形式化、簡素化する傾向があります。つまり原告の主張を裏付けるのに、必要な書類や証拠が揃っていれば、形式的に進行させてしまうわけです。この署名や印鑑の真偽を確認しなかったのもそのためではないかと思われます。この事件が明るみに出てからは大丈夫になったとは思いますが。。。


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両成敗

両横綱に理事長が注意 千秋楽結びの失態に(共同通信) - goo ニュース

~引用 

 日本相撲協会の北の湖理事長は27日、夏場所千秋楽(25日)結びの一番で勝負がついた後に、朝青龍の駄目押しをきっかけに土俵上でにらみ合うなどの失態を演じた朝青龍、白鵬の両横綱を東京・両国国技館に呼び、個別に直接口頭で注意した。北の湖理事長は当初、白鵬に非があるとしていた。しかし横綱審議委員会では、あらためて理事長から両横綱に注意するよう進言していた。

引用~


大相撲ですが、千秋楽の横綱2人のいざこざ。
結局は喧嘩両成敗となったようです。

まあ、私的にはね、白鵬が悪いんじゃないかと思うのですが・・・。

朝青龍の駄目押しってのも問題にはなっていますが
勝負の勢いと言えば、勢いですし
シロともクロとも言えるんじゃないですかね。

一方、白鵬の行動は明らかにアウトですよね。
言い訳できない行動ですから。

まあ、映像を見ていないので偉そうな事はいえないのですけどね。

両横綱とも今場所は優勝できなくて、イラついてたんじゃないですかね。


しかし、相撲でニュースに出てくる日本人ってのは
北の海と内館さんだけですからねぇ。

あ、後はやくみつる・・・。


力士は?


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監督を出せ!

まだ5月なのに…横浜自力V消滅(スポーツニッポン) - goo ニュース

~引用 

 【横浜3―10オリックス】横浜はパ・リーグ最下位のオリックスにも敗れて今季チームワーストの6連敗。首位阪神とは17・5ゲーム差に広がり早くも自力優勝の可能性が消えた。借金19の惨状に試合後はスタンドのファンから「弱すぎるぞ!」「監督を出せ!」と怒声が飛んだ。6回まで1失点のウッドを降板させた継投策が裏目に出た大矢監督は「(ウッドが)見切り時と思って代えたが判断が悪かったのでしょう。ファンの人に申し訳ない。自力V消滅?特別な意識はない」と肩を落とした。交流戦5連敗。村上チーム運営部門統括は「僕らもいろいろ考えている。試合後に監督と話はした」とトレードなどの戦力補強の可能性も示した。


引用~



横浜ベイスターズ弱すぎます。
悲しくなるほどに・・・。

昨日は特に野次が酷かったようですが
この結果なら仕方のないことですね。

なぜ、オリックスの監督が辞めて
横浜の監督がまだ監督を続けられているのか不思議でなりません。

昨日の試合もデーゲームでしたが、久々に親会社がテレビ中継をしてくれたわけです。
にもかかわらず、なんともだらしのない試合。
毎日毎日、同じ負け方をしているんですよ。

昨日は6回まで2対1の接線でした。
試合結果が3対10になるとは・・・。

選手が悪いのか、監督の采配が悪いのか、フロントの運営が悪いのか。

まあ、全部が悪いんでしょうけどね。


小学生の時に横浜ファンになってから20年弱ぐらいですかね。
ホエールズも初期のベイスターズも弱かったですし
日本一の後も数年したら低迷期に入ってしまいましたし
弱いチームには慣れているはずなんですが・・・。

今年は負け方も酷いというか、未来が見えないというか。


せめて、今日は勝って欲しいなぁ。。。


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ギリギリ探偵白書・213


 ギリギリ探偵白書
 「赤いスポーツカー・第2話」


 
 直接、調査に参加はしていないが調査の指揮を取る身として
 全ての調査が終わるまで仕事から解放されない。
 そんな中、田中からの連絡が全くないことに気が付き電話をかけると
 逆に緊急の応援要請をされてしまった。



田中   「すみません。代表、応援に来てもらえますぅ?」

阿部   「・・・イヤだ!!と言いたいところだが、仕方ないな」


私は自分の車で現地に向かう事になった。
深夜になろうとしている時間は、比較的、道も空いている。

私は予定より少し早く、対象者が所有しているペンションに到着した。

ところが、私が到着した途端、対象者のベンツのヘッドライトが付いた。

(ん?走り出すのか?)

私はすぐに無線のスイッチを入れ、田中に状況を確認した。


田中   「わかりません。女を迎えに行くのではないかと・・。
      追って下さい!!」

阿部   「・・・何だかわからんが、任せろ」


調査現場の動きは早い。考えている暇や物事を問いただす暇などは無い。
全てが「急に」動き始めるのだ。

私は一度、車を道路の脇に入れ、対象者の車が県道に出るのを待った。

対象者の車はタイヤを鳴らしながら、県道に入っていった。
この県道は、県道とは名ばかりで、峠道になっている。

私は車を急バックさせ、対象者の後を追った。

さすがにスポーツタイプのベンツである。
異常なスピードで各コーナーを曲がって行く。
かたや、私の車は型落ちの国産車。
スポーツタイプと言っても、エンジンの性能は対象者のベンツの4分の1。

無理をしなければ、尾行などは出来ない。

私はサイドブレーキとアクセル、ハンドリングを何とか制御しながら、
車を滑らせ、対象者の車を尾行した。

時折、エンジンが悲鳴をあげているような音になる・・・。

峠道の中盤あたりで、田中から無線が入った。


田中   「すいません!!離脱します!!」

※「離脱する」・・・尾行不可能な状態。後は任せるの意味。

(ちっ、田中のオンボロ車は離脱か・・・)

私の車も限界が来ている。何度も見失いながら必死で追いかけている状態だ。

後で聞いた話だが、対象者である夫はモータースポーツが趣味で
時折、レースに出るような公式ライセンス保持者であった。

この時は、そんなことは知らない。
もし、知っていれば、私も離脱していたかもしれない。

しかし、この時は必死である。車を道の枠内に収めながら
何とか国道に差し掛かかるところまで尾行を継続した。

(よしっ!!追いついた)

ちなみに車両での尾行は、対象者の車のルームミラーで確認するのが難しい程度の距離をあける。
また、混雑時は数台、別の車を対象者の車と調査車両に挟みながら行う。

この調査の場合は、見通しが良く、走行台数の少ない県道のため
かなりの距離を取り、尚且つ側道や国道の入口付近では近付く。
つまり、対象者の車は一定の速度を保っていても、追い掛ける調査車両は、スピードに強弱をつける。

具体的に説明すると、50キロで走る車を40キロで尾行したり
同じスピードで尾行したり、時には100キロで追いつき、方向を確認するということを繰り返し行う。

(キンキンキンキンキンキンッ)

私の車のエンジンから妙な異音が聞こえてきた。

しかし、対象者のベンツは異常なスピードで国道を走っている。

調査に「ちょっと待った!!」は有り得ないのだ。

若干、掌に汗がにじんできている。

対象者のベンツは、駅のロータリーに滑り込むように入っていった。

そこには、調査資料にあった対象者の夫の秘書が待っていた。

(・・・なんだよ。ただのお迎えかよ)

そう思い、気を抜いたとき、田中から電話が入った。


田中   「代表、ここからがヤマです!その対象者はペンションで密会をしません!
      どこかのホテルに入ります!!」

阿部   「・・・意味がわからんが・・・」

田中   「ええ、ペンションは遠隔の防犯カメラで監視できますから、奥さんが
      監視しています。だから、いつも別のところに行っています!!」

阿部   「何とも・・・訳のわからん事をするな・・・」


得てして、対象者の行動は「訳がわからん!!」という事が多い。
きっと、対象者の夫もできる限りの工夫をしているのだろう・・・。
しかし、それならもっと別なところへ行けばいいだろうに・・・。


田中   「駅ですか?」

阿部   「ああ、駅だ。○×駅」

田中   「向いますが、多分、追いつかないんで、よろしくお願いします」

阿部   「・・・わかった。急げよ」


私は自分専用のビデオカメラを取り出し、証拠の収集を行った。
対象者の夫とその愛人秘書は、新婚カップルのように親密さがうかがえる。

(・・・ベタベタしてるぞ・・・。)

そして、対象者と女性はベンツに乗り込んだ。

一瞬、緊張が走る。

しかし、女性を乗せた対象者の車は、実に安全運転であった。
のんびりペースのまま、温泉付のホテルにチェックインしたのだ。

私も対象者と同じ階までエレベーターに乗り、部屋に入るところまでを証拠に収めた。
あとは、フロントにわがままを言って、同じ階の部屋を取るだけだ。

私はフロントの係りにいつも通りのわがままを言って、対象者が入った向かいの部屋
を無理矢理取った。

そして、田中達が追いついてくるのを待った。
泊まって温泉を楽しみながら、調査を行いたいところだが、私には次の日の朝から
予定が入っている。

(残念!!かなり残念だが、家に帰らないと・・・)

ホテルには田中が泊まる事になった。
私は車両の中で張り込まなければならなくなった調査スタッフ2人に
コンビニ弁当を渡し、帰路についた。

そして、その帰り道、自宅付近で問題が発生した!!

帰り道、異常な腹痛に襲われた私は、コンビニでトイレを借りた。
その駐車場で・・・。

エンジンがかからない!!
ニントモカントモ、動かない!!

しかし、自宅の駐車場までは約100メートル。
仕方なく、私は深夜、1人で車を押し、自宅の駐車場まで車を運んだ。

後日、車屋に修理に出すと、メカニックのお兄さんに・・・。


メカニック 「ダメだよ!!こりゃ・・・。何キロ出したの・・・。
       タイヤもダメだし、足回りもダメ。エンジンは死んでるし・・」

阿部    「何とかならないの?」

メカニック 「直したら、100万円はかかるよっ」

阿部    「マジかよ・・・」


そして、タイミング良く車屋の営業マンが登場し・・・。


営業マン  「今なら、新車がいいですよ。お子さんも生まれたことだし!是非!!」

阿部    「・・・・・」


ニントモカントモな気分である・・・。





        完



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裁判官がストーカー容疑で逮捕される②

無関係装い警察庁幹部に相談 ストーカー容疑の裁判官(朝日新聞) - goo ニュース


~引用 
現職判事によるストーカー容疑事件で、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕された宇都宮地裁判事、下山芳晴容疑者(55)=東京都文京区千石3丁目=が、犯行と無関係を装って、知り合いの警察庁幹部に、被害女性に嫌がらせのメールが送られていることを相談していたことが22日、わかった。山梨県警は、下山容疑者が、善意の第三者を装うことで、捜査を混乱させる狙いもあったとみて動機を調べている。
引用~





(下山容疑者)



世間を騒がしているこの事件。

前回たった10数回のいやがらせメールで警察が動いた理由を考えていたら、続報がありました。

なんと判事みずから捜査を警察庁幹部に依頼していた!

現職裁判官からの依頼なので、警察も無下にはできないでしょう。

まさか、自分で自分の首を絞めていたとは!





(調査員トリー)


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裁判官がストーカー容疑で逮捕される

侮辱メール十数回、宇都宮地裁判事をストーカー容疑で逮捕(読売新聞) - goo ニュース

 山梨県警は21日、宇都宮地裁判事下山芳晴容疑者(55)(東京都文京区千石3)をストーカー規制法違反容疑で逮捕した。

 発表などによると、下山容疑者は甲府地家裁都留支部長だった2月19日~3月19日、山梨県に住む20歳代の裁判所職員の女性に対する恋愛感情が満たされないことを恨みに思い、女性の携帯電話に「今度いつ会えるかなぁ」「今何してるの」と面会を迫るメールや、女性を侮辱する内容のメールを十数回にわたって送り付けた疑い。

 下山容疑者は午後9時ごろ以降、自宅やインターネットカフェのパソコンから、匿名で使える「フリーメール」のアドレスを使って送っていた。

 下山容疑者は1984年、浦和地裁判事補として任官。東京地裁判事などを経て、2004年4月から都留支部長を務め、今年4月1日付で宇都宮地家裁足利支部長となった。

 女性が3月18日、「知らない人からメールがくる」と県警に相談。4月10日に告訴した。女性が被害を訴えているという連絡が東京高裁からあったため、宇都宮地裁は下山容疑者を同日から自宅待機としていた。同23日付で宇都宮地裁判事に異動させていた。県警はストーカー規制法に基づく警告はしなかった。

 下山容疑者は地裁都留支部で、スナックの女性を侮辱したとして、山梨県大月市議に30万円の慰謝料の支払いを命じる判決を言い渡している。

 また、女子児童にわいせつな言葉をかけた男の判決で、「女児に与えた不安は甚大」と述べている。

 宇都宮地裁の西岡清一郎所長は記者会見で、「現職の裁判官が逮捕されたのは極めて遺憾。処分は捜査状況を見ながら厳正に対処する」と話した。





裁判官ともあろう人が・・・!と普通なら思うかもしれませんが、

十分ありえるな、と言う印象です。


それよりも個人的には、こんなに簡単に警察が動いてくれることが不思議です。

「知らない人からメールがくる」と県警に相談・・・え?たったそれだけ?


あ!もしかして、被害者の方は「裁判所にお勤めの方」だから協力せざる得なくて、
捜査しているうちに、「あれ?これ判事じゃん?」ということだったのでしょうか。

それにしても現職の判事の悪事が暴かれるのは画期的なことです。


(調査員トリー)


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かたり商法

かたり商法


(上記はイメージです。)

かたり商法とは、公共機関、例えば消防署や水道局、役所、税務署、電力会社などから来たと言って(~の方から来たなど濁す言い方で)、消火器や火災報知器、浄水器、電話機などを高額で売ったりするもの。


これは、広く詐欺に応用されています。流行の振り込め詐欺でも、社会保険事務所や税務署をかたった、還付金詐欺が横行しています。弁護士や公認会計士をかたるようなケースもあるようです。
つねに相手の職業が本当かどうかを、電話を役所に掛けなおすなどして確認する必要があります。



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ギリギリ探偵白書・212


 ギリギリ探偵白書
 「赤いスポーツカー・第1話」




その日、私は自分の赤いスポーツカーを磨いていた。
このスポーツカーは、もうレトロの領域に入る年数が経っているが
乗り慣れているという事もあり、出張の時や普段の移動に使っている。

整備良好、機関良好で乗り心地もソコソコ良い。

(・・・ワックスをかけたら、事務所に向かうかな・・・)

その日の私の予定は、午後からの調査指揮であった。

昼食を適当に取ってから事務所に向かい、調査の確認を済ませて、現場に向った。

一番初めに現地確認をしたのは、浮気調査であった。
夫の度重なる浮気行為に悩む主婦からの依頼である。

調査現場には、すでに主任調査スタッフの田中を筆頭に調査スタッフ2名待機していた。


田中   「代表、ワックスかけたんですか?」

阿部   「ああ、時間があったからな」

田中   「僕の車なんて、ボロボロですよ・・・」

阿部   「お前は、駐車が苦手だからな。練習したらどうだ?」

田中   「・・・まぁ、そのうち。で、対象者の移動は車なんで
      バイク1台、自分の車1台の3人体制ですから、大丈夫だと思います」

阿部   「だろうな。対象者の車はベンツでもスポーツタイプだし
      少し改造してあるから、気を付けろよ」

田中   「了解です」


そして、すぐに次の調査現場に移動した。
次の調査は詐欺関連の調査で、詐欺師の素行を代表代理のサザビーが行っている。

しかし、調査現場には誰もいない。

(あれっ?間違えたかな・・・。)

私はサザビーに連絡をした。


サザビー 「おぅよ。今、大通りにあるファミレスだよ」

阿部   「・・・・大通り?デ○ーズか?」

サザビー 「そうそう、メシ食ってるぜ」

阿部   「今すぐ向う」


私は、サザビーが指定したファミレスに向かい、対象者の状態を確認した。

(・・・忙しいそうにしているが・・・)

サザビー 「こっち、こっち」

阿部   「なんだ?」

サザビー 「いやー、万札だと思ったら、千円札だったのよ」

 ※万札・・・1万円札の事(諭吉さんとも言う)

阿部   「で?」

サザビー 「ちょっと貸しといてよ」

阿部   「仕方ねぇーな。ちゃんと返せよ。トイチで」

サザビー 「へいへい。返しますよ」

(トイチ、契約成立!!)


サザビーは面倒くさそうに、私の貸した1万円札を財布に入れながら、現状の調査の
途中報告を始めた。


サザビー 「え~と、今も来てたんだけど、他にも騙されているヤツがいるぜ」

阿部   「そうか」

サザビー 「会話も身元も確認済み。それで、応援をあと2人出してくんない?」

阿部   「ああ、でも、ワタボンは?」

※「ワタボン」・・・調査スタッフ渡辺の愛称。

サザビー 「昨日から下痢だよ。何か、田中の隠していたお菓子を食ってからみたい」

阿部   「ああ、たまに賞味期限が切れてるお菓子があるからな」

サザビー 「団子だったみたいだぜ」

阿部   「もしかしてみたらし団子?」

サザビー 「・・・あべちゃん、知ってるの?」

阿部   「ああ、あれはオレが2週間前に買ったやつだよ」

サザビー 「・・・田中なら腹壊さないとでも思ったのかよ?」

阿部   「ああ、アイツはカビが生えてるカップ麺、食っても平気だからな」

サザビー 「んじゃ、尚更だろ。2人増員で頼むぜ」


私はすぐに事務所に電話し、空スタッフ2名と車1台を手配した。


サザビー 「今のところは任せとけよ」

阿部   「ああ、任せたぞ」


そして、私は事務所に戻った。
サザビーは尾行のスペシャリストである。
1人でも任せて大丈夫だろう。応援の2名はそれから1時間後到着したようだった。

事務所に着くと、私のデスクには多くの書類が積み上げられている。

(・・・・休む間のなく仕事だなぁ・・・)

私は調査指令書や調査契約書などを読みながら、指示すべき事を赤ペンで書き出した。

そんなことをしていると、辺りは暗くなり、そろそろ帰宅する時間になる。
しかし、調査が終了するまで、私の仕事は続く。

次の日になりそうな時間にサザビーから連絡があった。


サザビー 「今日はもう、寝ただろうな」

阿部   「そうか、とりあえず現地解散で」

サザビー 「了解した」


さて、残りは田中が現場指揮の浮気調査である。

そういえば、全く連絡が無い。
私は調査スタッフ用の電話で田中に連絡をした。


田中   「あっ、すみません。今、対象者所有のペンションにいます」

阿部   「早く、報告しろよ」

田中   「代表の言ったとおり、かなり飛ばしますよ」

阿部   「・・・ちゃんと証拠は撮れてんのか?」

田中   「バッチリですよ!!でも、微妙に撒かれる事もあって・・・」

阿部   「ダメじゃねぇーか。ちゃんとしろよ」

田中   「だって、高速でメーター振り切るんですよ」

※「メーターを振り切る」・・・180キロオーバーで走る事。

田中   「それで、バイクの方がダメになっちゃったみたいで・・・」

阿部   「そういう事も、きちんと報告しろよ」

田中   「すみません。代表、応援に来てもらえますぅ?」





        続く



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 ギリギリ探偵白書は、過去に行った調査を本人了承のもと掲載しています。
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活動休止

サザン 区切りの無期限活動休止宣言(スポーツニッポン) - goo ニュース

~引用 

 国民的バンド「サザンオールスターズ」が08年内の活動をもって無期限で活動を休止する。所属事務所アミューズと所属レコード会社ビクターが18日、発表した。桑田佳祐(52)らメンバー5人が今後、グループの枠にとらわれずに活動するため決断したという。6月25日にデビュー30年を迎える矢先の、想定外の休止宣言は音楽界に大きな衝撃を与えそうだ。

 30年目の大きな決断は、原点回帰を目的に桑田から切り出した。

 「この年齢になって、もう一回ミュージシャンとして、エンターテインメントにかかわる人間として何ができるか。サザンの活動だけをあてにしないで視野を広げていこうよって話をしました。現状に甘えずに自分自身で何かをつくって、さらにステップアップして戻ってこられたら素敵だなと思う」

 ほかのメンバー4人と具体的な話し合いがもたれたのは今年に入ってから。桑田は、メンバー個々の“スキルアップ”を見据えた前向きな休止宣言であることを強調している。

引用~



やはりサザンオールスターズが活動を休止するようです。

まあ、解散ってのは大袈裟でしたけど
東スポの報道通りってことでしょうか。

今までだって、無期限で活動を休止してきたわけで
なぜ、今回は発表したのかわかりません。
結局、ファンを待たせるって意味では、変わらないような気がしますが。。。


まあ、しかし、改めて活動休止宣言なんてされると、寂しいですね。



(代表代理サザビー)

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コンピューターウイルスからPCを守る基本テクニック①


コンピューターウイルスからPCを守る基本テクニック①


(上記はイメージです。)

詐欺から身を守るように、ウイルス感染から大事なデータを守る必要があります。


そこで、知っておくと良い基本テクニック①です。


「Windows Updateの実行」

これはみなさんご存知だと思いますが、Windows Updateを行っていないと、セキュリティホールや緊急性のある欠陥に対処できず、ウイルスが感染する可能性が高まります。これはOS自体の欠陥なので、ウイルスソフトがあっても防ぐことができないため、必ずUpdateを行っておいた方がいいです。ただ、プログラムを追加でOSに書き加えるので、Updateすればするほど、メモリーの容量が少ないPCなどでは、どうしても動きが鈍くなってしまうかもしれません。

Windows Updateは「マイコンピューター」→「コントロールパネル」→「自動更新」で自動更新するか、手動でUpdateするかの設定ができます。

個人的には手動更新の方がお勧めです。自動更新だと、作業している最中に更新が始まり、PCが重くなることがありますので。

もしもOSがWindows XPより前のバージョンの場合は、セキュリティーセンターからの警告表示がないので、自動更新にしない場合は、自分で更新があるかどうか確認が必要になります。XPやVistaであればUpdateの警告ができるので手動更新でも問題ありません。


次回につづく。


(調査員トリー)


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北京五輪ウイルス





(上記はイメージです。)


「北京五輪ウイルス」の攻撃が始まる(YOMIURI ONLINEより)

北京オリンピックのスケジュール表を装うウイルスが発見されている。表計算ソフト・「エクセル」の脆弱性を狙うもので、特定の企業や組織のアドレスあてにメールで送られていた。(テクニカルライター・三上洋)


ビッグイベントがあるたびと、新しい新種のウイルスが生まれ、ウイルス対策ソフトとのイタチゴッコが繰り返されます。

次回から、コンピューターウイルスの感染をいかに防ぐかをお伝えしましょう。


つづく。

(調査員トリー)


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完成!


代表&調査員から貰った迷惑な誕生日プレゼント。


それは!!








大阪城のプラモデル


しかも!!






塗料付!!




完成が危ぶまれる中


4月5日の着工から40日。


構想12年、総制作費2,800円の超大作が



ついに!!




完成!!



完成品はコチラ!








だから?


みたいなコメントはいりません。


おいおい、仕事しろよ。


的なコメントもいりません。




とにかく、義務は果たした。

これで、プラモからも塗料や接着剤の素敵な香りからも解放です。







代表阿部  「次はグフだな!!」








なんでやねん。





(代表代理サザビー)

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ギリギリ探偵白書・211



 ギリギリ探偵白書
 「借金帳消し」




サザビー 「く~だらねぇとぉ♪つ~ぶやいてぇ♪」

田中   「なんすか、ご機嫌ですね?」

サザビー 「あ?誰が好い加減だよ!」

田中   「ゲンしか合ってないですよ、フン」

サザビー 「言うねぇ、はっはっは」

田中   「ちょ、ちょ、笑いながら蹴らないでくださいよ
      何気に痛いっすよ。マジキック止めて、止めろって!」

サザビー 「冗談だって」

田中   「冗談じゃ済まないですよ、ホラ、赤くなってるじゃないですか」

サザビー 「唾付けときゃ治るって!ペッ!ぺっ!」

田中   「うわ、汚なっ!!」

阿部   「おいおい、何、遊んでんだぁ」

田中   「あ、代表、聞いてくださいよ、この悪魔がね・・」

阿部   「悩み相談?カウンセリング料かかるけど良い?」

田中   「アンタも鬼かっ!?」

阿部   「まあ、少しくらいなら負けてやるけど?」

田中   「どうしたら、かわいい部下から金が取れるんですか!?」

阿部&サザ「ちょっと、ちょっと、ちょっと!」

田中   「・・・・・」

阿部   「どこに、かわいい部下がいるって?
      あまりの驚きにハモっちゃったじゃねーか」

サザビー 「ああ、ビックリして、耳が大きくなるところだったぜぃ」

田中   「もういいですよ・・・、ホラ、電話鳴ってますよ」
 
 (お前が取れよっ!!)

サザビー 「はい、T.I.U.ですが?」

男性   「私、○○社の○○ですが、え~コピー機の担・・」

サザビー 「いらんっ!」

 (コピー機についての担当なんか居るかっ!)

阿部   「そういえば、あの、ホレ、あの調査はどんな塩梅だ?」

 (どの調査?)


 私の担当している調査は、ある男の素行調査だった。
 依頼者は、この男に金を貸しており、返済が滞っている。
 そして、男が自己破産すると言う噂を聞いたらしい。

 そこで男の動きを調査してほしいとの事だった。

 
サザビー 「やっぱり仕事はしてないね」

田中   「わたぼんさんは、どうしたんですか?」

サザビー 「聞き込みを続けてるよ」

田中   「あんたは?」

サザビー 「俺、聞き込み嫌いだし」

田中   「くっ、最低人間ですね」

サザビー 「それに、俺がいない方が仕事はかどるんだってさ」

田中   「確かに邪魔ばっかしますもんね」

 (ひどい言われようだ・・・)
 
阿部   「じゃあ、ワタは今日で外しだな」

サザビー 「ああ、明日からはブーで良いよ」

田中   「僕は高いですよ」

サザビー 「体脂肪率がか?」

阿部   「いや、エンゲル係数だろ?」

田中   「・・・くっ」


 翌日

 私は田中を連れ、調査に出ていた。

 張り込み中にあべちゃんより連絡が入り
 男がすでに自己破産の準備をしている事がわかった。


サザビー 「自己破産ねぇ」

田中   「借金帳消しなんて、羨ましいですね」

サザビー 「ああ・・・。ん!出てきたぞ」

田中   「アレっすね」


 男は、アパートから出ると、駅方面に歩いていく。


サザビー 「よっしゃ、車は、そこのコインパに停めとけ」

田中   「ラジャー!」


 私は、男の後を追った。
 男は特に周りを気にすることもなく歩いていく。

 私は男の10数メートル後ろを歩いている。
 男が不意に立ち止まり、自販機のお釣りの所に手を突っ込んだ。


田中   「そんなに金に困ってるんかい」


 田中がいつのまにか追いついてきて言った。
 男はフラフラと歩き、駅前のパチンコ屋に入った。

 
田中   「ギャンブルはマズイっすよね」

サザビー 「・・・・・」


 男は、店の中で常連と思しき人物から、お金を受け取っていた。
 そして、隣の台に座りパチンコを始めた。

 その日、男は勝ち、常連さんにお金を戻していた。

 (ちなみに私は負け・・・)

 さらに男は常連さんを連れ立って、夜の街に流れていった。


田中   「ま、こんだけありゃ、破産止められるでしょう」


 ※浪費やギャンブルでの過大な借金の場合、免責許可が下りない。




        完



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