すごか

JR九州のICカード、名は「SUGOCA」(朝日新聞) - goo ニュース

~引用 

 JR九州は29日、09年春以降に福岡、北九州の両都市圏で導入するICカード乗車券の名称を「SUGOCA(スゴカ)」とする、と発表した。「スマート・アーバン・ゴーイングカード」を略し、九州弁の「すごか」とかけたという。福岡県内の駅を中心に144駅で利用できるほか、電子マネーの機能も付ける予定。

 ICカード乗車券は大都市圏のJRや私鉄で導入されており、JRでは東日本「Suica(スイカ)」、西日本「ICOCA(イコカ)」、東海「TOICA(トイカ)」と、「CA」で終わる名称が多い。

 記者会見したJR九州の石原進社長は「うちもCAで終わる形にこだわったが、九州らしさを考えると『すごか』しかありませんね」と笑った。

引用~



JR九州で導入されるICカードの名前は「SUGOCA」だそうです。

東京に住んでいると、ICカードといえば「Suica」なわけで
最近は「PASMO」ってのもありますけどね。

まあ、しかし、みな良く名前を考えますね。

おいおい、どうなの?その名称?
みたいなのでも案外定着すると当たり前のようになってしまいますからね。

「Suica」だって、始めは、なんじゃそりゃ的な名前でしょ。
スイスイ行けるICカードでスイカ。ってふざけてるしね。
スイカって言ったら、夏の風物詩ですからねぇ。。。

一応、スイカにも語源があるようで
「Super Urban Intelligent Card」の略だそうです。
どっちが後付の語源なんでしょうね。

関東が「Suica」(スイカ)
関西が「ICOCA」(イコカ)
東海が「TOICA」 (トイカ)

で、九州が「SUGOCA」(スゴカ)

さらに、北海道では「Kitaca」(キタカ)ってカードができるらしいですね。


来ねぇよ!!って感じですが

いろんなカードがあるんですね。


キタカ。
スイカ。
トイカ。
イコカ。
スゴカ。



・・・。


・・・。



アホカ。





(代表代理サザビー)

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ギリギリ探偵白書・162

 ギリギリ探偵白書
 「失踪癖の男・第3話」



 同一人物を2度も探すことになった行方調査。
 2度目も無事男性を発見したが、今回は帰らないと駄々をこねる。
 仕方なく、依頼者を呼ぶ事になり、携帯電話を手に取ったが・・・。 




私は携帯を取り出し、連絡をしようとしたが・・・。

(あれ?圏外って・・・あっ、そうか!!)

そう、ここは携帯の繋がらない地域であった。


男性   「さっ、俺は逃げも隠れもしないから、早く電話しなさい」

田中   「代表、ここらは圏外ですよ」

阿部   「・・・参ったなぁ・・・、そうだ、田中。
      お前、公衆電話まで言って来い」

田中   「僕がですかぁ・・・。
      うぅ、わかりましたよ。行ってきますよ」


それから4時間後、依頼者である男性の奥さんが山荘にやって来た。
奥さんは鬼の形相で怒っていた。

しかし、男性は帰らないと言い張っている。


田中   「どうしますか?無理矢理でも連れ戻しますか?」

阿部   「まあまあ焦るなよ。俺らの仕事はここで完了したんだし」

田中   「でもこういう時は、連れ戻すじゃないですか。いつも」

阿部   「・・・・仕方ないだろ。本人が帰りたくないんだから」


この会話の横では、奥さんが男性に向かって次から次へと
合間なく怒鳴り声を投げ続けている。


依頼者さん「あのうぅ、申し訳ないんですが、席を・・・」

田中   「外はさむいっすよ!!」

阿部   「仕方ないだろ。じゃあ、待っていますので
      何かあったら呼んでください」


確かに車の中でも寒かった。
暖房を全開にしても、足元から冷えてくる。


田中   「・・・さむいっすよ・・・」

阿部   「寒いな・・・。凍死しそうだな・・・」

田中   「・・・何だか眠くなって・・・」

阿部   「こないこない、眠くなったら本当に死ぬんじゃないか
      この寒さなら、って、おーい、田中!!寝るな、おいっ」

田中   「・・・今、一瞬ですけど、お花畑が見えましたよ」

阿部   「おいおい、冗談に聞こえないよ」


1時間後、奥さんが出てきた。
そして、うつむいた男性も後をついて出てきた。

二人は車の後部座席に座り、黙っていた。

車が走り始めた時、男性が大切そうに持っている発泡スチロール
が気になった。


阿部   「○○さん、それが、プレゼントですか?」

男性   「・・・・まあ・・・」

阿部   「中身は何ですか?」

男性   「それは、見てのお楽しみという事で・・・」


今でも気になるが、彼がお金と時間を使って何をプレゼントしようとしていたのか。
我々に知る由もないが・・・。
何ともおかしな調査であった。


そして、また。

彼はどこかに行ってしまった。現在、追跡中である。



        完



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離婚フェア

ウィーンで「離婚フェア」 探偵、DNA検査会社出展(朝日新聞) - goo ニュース

~引用 

 3組に2組が離婚するといわれるウィーンで28日までの2日間、円滑な離婚に向けた情報提供や支援をする「離婚フェア」が開かれた。弁護士事務所や私立探偵業、親子関係を鑑定するDNA検査会社、離婚を祝うパーティー企画団体や新たな出会いを紹介する業者など16団体が出展。初日には約400人が訪れた。

 注目を集めたのはDNA検査会社の展示。スザンヌ・ハース社長は検査キットを手に「420ユーロ(約6万9千円)で親子かどうかがわかる。検査依頼は増えており、離婚で重要な役割を果たしている」と強調した。

 主催したイベント会社のアントン・バーツ社長は「予想を上回る来場者で評判は上々だ。今後はドイツにも進出したい」。ただ、パンフレットを受け取り相談せずに立ち去る来場者もいた。

引用~



なんじゃい「離婚フェア」って!!


ってな感じですが、ウィーンでは3組に2組が離婚するんですね。
高確率ですね。
イチローもビックリデス。


日本は2秒に1組でしたっけ?


まあ、日本も離婚が多いのは否めません。
でも、日本じゃ離婚フェアなんて開かれないでしょうねぇ。。
あまり人が集まらないんじゃないかと思いますし。


探偵としては、良い営業の場だと思うんですけどね。


まあ、しかし、どこの国でも離婚で金儲けを企んでる
業者ってのは多いんですね。


ってか、離婚を祝うパーティー企画団体って・・・。

それだけ、離婚を前向きに捉えているのかも知れませんがね。
確かに、離婚を後ろめたく感じる必要はないですよ。
日本でだって、離婚は立派な権利ですし
無理して一緒にいるより離れた方がお互いのためかもしれませんしね。



でも、祝うなよ。



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ボストン歓喜

Rソックスが4連勝で3年ぶりの優勝=Wシリーズ(時事通信) - goo ニュース

~引用 

【デンバー28日AFP=時事】米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)は28日、当地で第4戦を行い、松坂、岡島が所属するレッドソックス(ア・リーグ)が4-3で松井稼のロッキーズ(ナ・リーグ)を下し、4戦連勝で3年ぶり、7度目の優勝を果たした。≪写真は、第4戦で2塁打を放った松井稼≫
 レッドソックスは1回に1点を先制すると、5回にも1点を加え、7回にはローウェルがソロ本塁打を放って3-0とリードした。ロッキーズはその裏にホープのソロで1点を返したが、Rソックスは8回に代打で出たキールティが本塁打を放ち4-1に。
 8回裏にRソックスは岡島が登板。しかし、アトキンズに2点本塁打を浴びて1点差に迫られると、抑えのパペルボンをマウンドに送り、ロッキーズの反撃を断った。
 松井稼は先発出場し、4打数1安打。3回に2塁打を放った。〔AFP=時事〕

引用~



松坂大輔らのレッドソックスが4連勝でワールドチャンピオンになりました。

プレーオフ負け無しのロッキーズ相手にスイープですからね。
やはり実力的には、ボストンが一枚も二枚も上だったのでしょうか。

まあ、ロッキーズとしては1週間近く待たされたのが
連勝の勢いを止めてしまったんですかね。

松井もよく打ったみたいですが、残念ですね。


なにはともあれ、松坂1人に100億円もの大金を使ったわけですから
優勝してよかったですよ。
松坂も、ソコソコの成績は収めましたし。

日本の新聞で大絶賛してるほどの活躍だとは思いませんがね。

松坂だったら、もう少しやれると思いますよ。

来年に期待ですね。




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ギリギリ探偵白書・161

 ギリギリ探偵白書
 「失踪癖の男・第2話」



 依頼は行方調査だった。
 対象者である男性を無事家に送り届けた。
 しかし、1ヶ月後、その男性は再び姿を消した。 





阿部   「今度は?」

依頼者さん「ええ、今度は孫の誕生日プレゼントを買いに行くと言って、それっきり・・・」

阿部   「・・・いつからですか?」

依頼者さん「一昨日です。」

阿部   「プレゼント買いに行くのに、そんなに時間はかかりませんね」

依頼者さん「そうですよね。もう、あの人、ボケてるんじゃないかしら
      全くもう!!ブツブツブツブツ・・・・・」


男性はコートを羽織って荷物も持たず、買い物姿で行方不明になった。
しかも、GPS付きの携帯電話は、最寄の駅に置いていっている。

私は情報網に連絡を取ると同時に、独自に聞き込み調査を進め
彼の行動を追跡した。
聞き込み調査は分散し、調査チームとして、情報が全て私のところに
集まるようにしていた。

3日間の調査の末、男性がまた雪国で見かけらている事がわかった。
そして、ある山荘のオーナーを聞き込んだところ、5日前から
自分の山荘を借りていると言う。

宿帳のようなノートを見せてもらうと、そこには男性の名前が
しっかりと書いてあった。

その日の内に車両で聞き込み調査を行っていた調査スタッフの田中に
連絡を取り、先行して現地へ向かうように指示を出した。

※調査スタッフ田中・・・T.I.U.総合探偵社の主任調査員。体脂肪率30%越え。

私は新幹線のチケットを取り、遅れて現地にタクシーに乗って到着した。


運転手  「ここらじゃ、携帯が繋がらないからね。
      何かあったら5キロ離れたところに公衆電話があるから
      そこから連絡してちょうだいね」

阿部   「え?マジで?」

運転手  「田舎だからね」

(これまた大変なところに来てしまったなぁ・・・)


私は雪で転ばないように慎重に足を進めて、山荘の敷地内に入った。

すると、田中の声が聞こえてくる。


田中   「お父さん、もういいじゃないですか!!」


私は声のする方向を見た。
木々の間に人が二人立っているのが見えた。


阿部   「(大声で)お~い!!どうしたんだ!!」

田中   「(大声で)あっ、代表!!今回は帰らないってゴネるんですよ」

阿部   「(大声で)ちょっと、待ってろ!!」


男性は逃げようとはしない。
しかし、頑固に帰宅を拒否している。


阿部   「○○さん、お孫さんの誕生日プレゼントは用意できたんですか?」

男性   「できとらん!!だから帰れん!!」

田中   「こんな所に、何があるんですか!!
      さっ、駅前におもちゃ屋さんありましたから
      そこで買いましょう」

男性   「・・・・・ダメだ」

田中   「この調査って連れ戻すまでが、契約なんですか?代表」

阿部   「一緒に来てくれないと、奥さん来ますよ」

男性   「うっ・・・・呼べばいいじゃないか!!」

阿部   「お孫さんの誕生日って明日でしょ。いいんですか?」

男性   「それは・・・、急がないと」

(何かを作っているのか?)

その場で膠着状態が続いたが、男性は頑として帰らないと言い張っている。
そして、その理由も話そうとはしなかった。


阿部   「とにかく、寒いから中に入りませんか?」

男性   「確かに寒いな。じゃあ、中に入ろうか」


山荘は丸太で組み立てられているような外装だが、中にはエアコン
大型の石油ファンヒーターがあり、今風のマンションの作りに似ていた。


阿部   「じゃあ、奥さんに連絡しますが、いいですね」

男性   「・・・すればいいじゃないか」


私は携帯を取り出し、連絡をしようとしたが・・・。


        続く



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亀田家代表

興毅選手 謝罪会見 「ひじ、目に入れろ」反則指示認める (産経新聞) - goo ニュース

~引用 

 「言い訳はせえへん。深く反省しています」-。プロボクシング世界戦での反則行為をめぐり亀田大毅選手(18)らがライセンス停止処分を受けた問題。26日午前、東京都内で会見した兄の興毅選手(20)は、終始神妙な表情。ボクシング界から身を引く決意を示した父、史郎氏(42)に話が及ぶと「おれらにとっては世界一のおやじ」と涙ぐむ場面も。この日ばかりは挑発的な“亀田スタイル”は完全に影をひそめた。


 興毅選手はこの日朝、会見場に姿を見せるとそのまま着席することなく、開口一番で「ほんますいませんでした」と謝罪。大毅選手が数々の反則行為を繰り広げた世界戦の相手だったWBCフライ級王者、内藤大助選手へのおわびを口にした。

引用~



亀田興毅があらためて謝罪会見を開きましたね。

きっちり謝ってました。

これで、本当に亀田問題は終りになりますかね。

昨日、夜のニュースで、会見の様子を見たのですが
マスコミの記者の人ってのが、なんき気に食わないですね。
正義の代弁者たる感じで質問とかしてますが
亀田家問題については、マスコミも同罪だと思うんですけどね。

ってかね、あの会見に来ていた記者の人らでね
自分の子供に「世界一のオヤジ」って言われる人が何人いますでしょうか?

まあ、だから反則しても良いって訳ではないですし
ちゃんと反省してもらわな困るんですが
これで終りですね。

亀田興毅にとっては、ここから始まりかもしれませんがね。



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ギリギリ探偵白書・160

 ギリギリ探偵白書
 「失踪癖の男・第1話」





その日、私は早朝に連絡を受け、行方不明となっていた男性を
確認するため、長野にある山荘に向かっていた。

(冬タイヤじゃなくて、大丈夫かな・・・・)

当然、ダメである。

神奈川県の市内に入った頃、車のタイヤにチェーンを巻いた。

雪道なら、まだいい。

路面が凍結しているため、ハンドルを逆さに切らないと曲がらない。

やっと日が昇り始めた頃、私は行方不明となっていた男性の
アパートの前に車を停めた。
車は雪が積もり、ナンバーも隠れている。


(しかし、寒いなぁ・・・・)

私はエアコンで温まった缶コーヒーのプルトップを捻った。

(カッキン・・・・あれ?)

プルトップが折れてしまった・・・。

(どうしよう・・・、コーヒーが飲めないじゃないか!!)

仕方なく私は、缶の頭の部分を両手で思いっきり押しつぶしてみた。

(バキッ!!!!)

微妙に切れた缶の隙間からコーヒーをのどに流し込む。

(う~ん、あんまり美味くないなぁ・・・)

すると、アパートの玄関から男性らしき男が出てきた。
しかし、窓が曇っていてよく見えない。

私はワイパーを動かした。

(ウィーン ← ワイパーを動かす音)

曇った窓ガラスが鮮明になった。

しかし、アパート2階の廊下付近を歩いていた男と目が合ってしまった。

(あっ!!アイツだ!!マズイ!!)

しかし、男は気が付く素振りもなく、階段を慎重に折り始めた。

そして、私の方に軽く会釈すると、助手席に乗り込もうとしてきた。

(なんだ!!コイツは!!)

私は助手席側の窓を開けた。
すると、男はキョトンとした顔をして、私にこう言った。


男性   「いつもの人と違うんだね。今日の現場はどこだい?」

阿部   「・・・・・え?」

男性   「ああ、中国の人かい?」

阿部   「・・・・(ニイハオ?)・・・」


私は車の助手席のドアロックを外し、男を座らせた。


男性   「今日も冷えるね・・・」

阿部   「・・・・・」

男性   「昨日は隣りの兄ちゃんと徹マンだったからなぁ・・・」

阿部   「・・・・・」

男性   「着いたら起こしてくれよ。なっ!!・・・ウウゴゥーZZZ」

(アンタはのび太君か!!寝るの早すぎ!!)

私はそのまま、依頼者さん(この男性の奥さん)の元に向かった。
途中、依頼者さんに連絡を取り、顔写真を送り、確認も取っている。

都内の高級住宅街。
ここに男性の家がある。
彼には家出癖があり、旅から帰ってこなくなったり
買い物に行ったまま1週間ほど帰宅しなかったりするらしい。

今回もスキーに行ったきり、帰ってこなくなった。

私の運転する車は午前10時過ぎに、彼の自宅の前に着いた。


阿部   「着きましたよ。○○さん」

男性   「ん?んんん、ここが現場かい?」

阿部   「ええ、ここが現場ですよ。これからの」

男性   「・・・・アンタ誰だい?」


私は黙って彼に自分の名刺を渡した。


男性   「・・・探偵さん・・・かい?・・・こりゃ、まいったな」


彼は諦めた様子で、自宅に自ら帰った。

(世の中には色んな人がいるもんだなぁ・・・)

そう思いながら、私は事務所へ向かった。

T.I.U.の事務所には、すでにサザビーが出勤してきていた。


サザビー 「おつカレーうどん!!で?どうだった?」

阿部   「ああ、今、家に送り届けてきたところだよ」

サザビー 「え?・・・ずいぶん早いね」

阿部   「何かの迎えと勘違いして車に乗り込んできたんだよ」

サザビー 「何それ?」


私は男性の行動をサザビーに話した。


サザビー 「何だそれ!!変なオッサンだな」

阿部   「だろっ、一本取られたって言ってたよ」

サザビー 「まぁ、早く終わって良かったじゃない」

阿部   「そうだな。さっ、次の仕事は・・・」


そうして、1ヵ月後。

再びこの男性がいなくなったと連絡が入った。


        続く



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手数料315円

銀行手数料に逆上し逮捕 350円の両替に315円(朝日新聞) - goo ニュース


~引用 

 銀行で350円を5円玉に両替しようとして、手数料の高さに怒って行員のネクタイを引っ張ったとして、兵庫県警甲子園署は25日、同県西宮市の新聞販売所アルバイト従業員の男(28)を暴行容疑で現行犯逮捕した。

 調べでは、男は同日午後2時40分ごろ、同市甲子園口2丁目の三菱東京UFJ銀行甲子園支店の窓口で、350円を5円玉70枚に両替するよう依頼。「手数料が315円かかる」と言われて逆上し、窓口の職員に詰め寄ったうえ、止めに入った男性行員(53)のネクタイを引っ張った疑い。

 同行のホームページによると、持参もしくは持ち帰る硬貨の多い方が50枚以内であれば無料だが、51枚以上は手数料がかかるという。

引用~



まあ、気持ちはわかりますけどね。

350円の両替で315円の手数料取られちゃね
のこりは35円ですか・・・。
9割の手数料ってすごいですね。

おちょくってるのか?と思いますね。

銀行では、両替したどちらかの硬貨が50枚を超えると手数料が発生するそうですが
今回の場合、350円を全て5円玉にということで
両替後は5円玉が70枚になります。

そこで、では手数料を。
となったんでしょうが・・・。

確かにね、両替のルールは必要ですからね。
あまりに多い場合は手数料を取るのは至極当然ですが

70枚でしょ。
金額が350円ですからね。

2回に分けてやれば無料になるんだから
銀行員も融通利かせても良いのでは?と思いますけど。

まあ、しかし、とんちのような話ですね。



(代表代理サザビー)

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ギリギリ探偵白書・159

 ギリギリ探偵白書
 「夫の浮気相手・第2話」



 浮気調査の依頼者は若い女性だった。
 客観的に考えると浮気はなさそうである。
 しかし、不安を取り除くのも重要である。



 調査は、3週連続火曜日に行う事になった。
 彼女の話では、火曜日に帰りが遅い事がたまにあるそうだ。

 1回目は、夫はコンビニに寄っただけで家に帰った。
 私は、2回目の調査に参加した。

 パートナーは、前回も調査に出た田中だった。


サザビー 「で、どうだったの?」

田中   「マルタイに異常は無かったですね」

サザビー 「携帯を2台持ってるかもって言ってたけど?」

田中   「携帯なんか全然いじらなかったですよ」

サザビー 「イマドキの若者にしちゃ珍しいな」

田中   「・・・おっ!」

サザビー 「出てきたか?」

田中   「いや、カワイイ娘が・・・」

サザビー 「・・・・」

田中   「・・・おっ」

 (もういいって!)

 田中は、ふらふらと歩き始めた。


サザビー 「おいおい、田中」


 田中の少し先に対象者が歩いていた。

 (ぶはっ!!)

 対象者は帰宅時とは違う方向に向かっている。
 田中の目がキラリと光る。
 対象者はメールを打ちながら歩いている。

 対象者はある駅で電車を降り、駅前の喫茶店に入った。
 我々も続けて中に入った。


田中   「サザビーさん、ここで待ち合わせっすかね?」

サザビー 「さあね・・・えっ!」 


 対象者の元に近寄った女性は制服姿だった。


田中   「・・・え、援助交際?」

サザビー 「・・・・・」


 対象者達は笑顔で楽しそうに話している。
 1時間位で喫茶店を出た。

 
田中   「まさか、このまま・・・」


 対象者達は駅前で別れた。


田中   「あれ・・・?」

サザビー 「もう帰るのかな?」

田中   「今、お金渡してませんでした?」

サザビー 「ああ・・・」


 対象者は電車に乗り帰路に着いた。

 
田中   「浮気では無かったですけど、問題ですね」

サザビー 「ああ・・・」


 次の日、依頼者を呼び前日の調査の報告を行った。
 そして依頼者の口から出た言葉は


依頼者  「あ、○○ちゃん」

サザビー 「へ?○○ちゃん?知り合いですか?」

依頼者  「彼の妹です。高校三年生の」

サザビー 「・・・・」

 
 3回目の調査は行われなかった。

 調査前の日曜日に夫婦喧嘩になってしまい、
 ついポロっと調査について言ってしまったらしい。
 調査は打ち切りとなった。



        完



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月刊宝島


少し前に取材を受けていた雑誌が発売されます。

今回の雑誌は、「月刊宝島」




25日発売だそうです。


いじめ調査についてです。
少し取材協力させていただきました。




月刊宝島さん、ありがとうございました。


さて、まだまだ、世の中、いじめが減りませんね。
学校だけでなく、塾、会社、近所・・・。

あらゆるところに、イジメは存在します。

人が集まれば、いじめが発生する可能性があるのです。
始めは些細な事かもしれません。
それが、だんだんとエスカレートして・・・。


イジメの構図ってのは、1対多数だと思うんですよ。
もしくは、少数対多数ですか。

最近では、朝青龍問題に、亀田家問題。
あれも一種のイジメだと思いますよ。
個人を徹底的に叩くでしょ、マスコミは。
右にならえで、世論を巻き込んで。

確かに、叩かれる原因を作ったのは本人なんですが
やり過ぎなんですよ。

亀田家問題では、あれだけ多くの人に切腹しろなんて言われればね
切腹しかねないですから。


嘘つき少年が「おれ、空飛べるんだ」なんて言ったら
「じゃあ飛んで見せろよ」って言われて
クラス中から「飛べ」コールが巻き起こっちゃった感じでしょ。

そんな風になったら、その嘘つき少年は教室の窓から飛び降りちゃうと思うんですよ。


そんな中でも、誰か助けてくれる人がいれば良いんですけどね。



と、話が逸れてしまいましたが
今回の宝島の記事では、まあネットによるイジメとかね
いろいろ書いてありますから、良かったら読んでみてください。


(代表代理サザビー)

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ギリギリ探偵白書・158


 ギリギリ探偵白書
 「夫の浮気相手・第1話」



 私は、コンビニを見ると、ついつい寄りたくなる症候群である。
 その日も、出勤前に事務所の近くのコンビニに吸いこまれた。

 店内をうろついていると、携帯電話がなった。

 (ハッ、この音は!・・・事務所だ)
   
 私が電話に出ずにいると、今度はもう一台の電話がなった。
 観念して電話に出る。


田中   「何やってるんですかっ!急いで来てください。
      ついでに、肉まん買ってきてくださいよっっ!!」

 (急ぐんじゃないの??)  

 仕方ないので、私は、あんまんを買って事務所に向かった。
 事務所では、調査会議が始まっていた。


サザビー 「どした??」

わたぼん 「どした?じゃないですよ、まったく」

田中   「あ、肉まん買ってきてくれました?」


 田中は、コンビニ袋から、あんまんを取り出し被りついた。


田中   「あっま~~い!!ってこれアンマンじゃないですかっ」

サザビー 「ん、そうだよ」

田中   「僕は、肉まんって言ったでしょ」

サザビー 「ア~ンマ~ンショッップ!」

わたぼん 「それはアパマン」

阿部   「君達、殴られたいのかね」

サザビー 「そうだぞ、会議中じゃないか」

わたぼん 「あんた、遅れてきたじゃないか」

サザビー 「さ、あべちゃん、本題に入ろうか」

阿部   「いや、もう入ってるけど・・・」

サザビー 「・・・」


 会議の内容は、この日の朝にあった相談についてだった。
 まだ、調査を受ける事にはなっていないが
 調査を想定して作戦を立てる。


サザビー 「面談は?」

わたぼん 「今日の午後ですね」

阿部   「まあ、今朝はちょうどメンツも揃ってたしね」

サザビー 「おう、そうだな。みんな調査ないの?」

わたぼん 「はい」

サザビー 「田中も?」

田中   「・・・・」

サザビー 「田中???」

わたぼん 「・・・寝てるんですかね?」

阿部   「目ぇ開けたまま?」


 その時、田中がガクッとなって、目を覚ました。
 全ての視線が自分に注がれている事に気付いたのだろう。


田中   「ははは、寝てました?」

阿部   「キモッ」

田中   「何すかっそりゃ失礼な、ねぇサザビーさん」
 
サザビー 「キモッ」

田中   「あんたらねぇ、こっちは徹夜で疲れてんだ。
      そりゃぁ、眠くもなるよ、ウトウトだってするよ」

サザビー 「目開いたまんま?」

田中   「仕方ないじゃないですか、人間だもの
      疲れて眠りゃぁ、目が開くのは当然でしょ」

 (当然とは言い切れないと思うよ)

 その日の午後、面談に来た女性は、結局、調査契約をせずに帰っていった。
 他の探偵社の話も聞いてみるとの事だった。

 調査の内容は夫の浮気調査である。
 しかし、話を聞いた所では、浮気は無いのではないかというのが
 あべちゃんの感想だった。

 当然、絶対に無いと決め付けているわけではないが
 話を客観的に考えると、そう思う事もよくある。

 1週間後、再び女性が事務所を尋ねてきた。
 そして調査をする事になった。 


        続く



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 ギリギリ探偵白書は、過去に行った調査を本人了承のもと掲載しています。
 尚、調査時期や調査対象者・ご依頼者様の個人情報は本人様の請求以外は開示いたしません。
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警察官

愛知で警部補がストーカー行為 県警の事情聴取後に自殺(共同通信) - goo ニュース

~引用 

 手続きのため愛知県警西尾署を訪れたパチンコ店の20代の女性事務員から、男性警部補(52)が、携帯電話のメールアドレスを無理やり聞き出し、交際を迫るメールを送り付けるなどのストーカー行為を繰り返していたことが23日、分かった。女性からの相談を受け、県警が警部補を2度にわたり事情聴取。警部補はメールの送信を認めたが15日朝、自宅で自殺しているのが見つかった。県警は関係者の処分も含め検討している

引用~



自殺するくらいなら、なんで、こんな事したんでしょうか?

警察のストーカーといえば、立川署の事件を思い出しますが
今回も自殺してしまうという結末だったようです。

どんなメールをどれくらいの頻度で送っていたかはわかりません。
まあ、女性が警察に相談するくらいですから
結構しつこかったのかもしれませんが・・・。


もしかしたら、警察官は、こんな大事にしなくても・・・。
ぐらいに思っていたのかもしれません。
そんなに、しつこく誘ったつもりはなかったのかもしれません。

が、女性は嫌だったんでしょうね。

相手が嫌がることはしてはいけません。
相手の立場に立って考えなければいけません。

ってか、警察官でしょ?
もう52歳っていい歳じゃないですか。
相手とは、親子ぐらい歳が離れてて、何やってんだ。
って感じです。

でも、自殺する事はないでしょう。
自殺しないで、ちゃんと謝るべきですよ。

なんで自殺なんでしょう。
嫌な世の中です。



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ナベツネ

巨人渡辺会長「CSくだらん」(日刊スポーツ) - goo ニュース


~引用 

 巨人の渡辺恒雄球団会長(81)が22日、都内のホテルでクライマックスシリーズ(CS)第2ステージで屈辱の3連敗を喫し、今季の幕を閉じた原巨人に対し、不満を大爆発させた。まずはCSの存在を否定し、原監督と中日落合監督の采配を比較して敵軍の監督を持ち上げ、自軍の監督をこき下ろした。さらに、ふがいなかった外国人選手にも怒りの矛先は向き、フロント批判まで展開する暴走ぶりだった。

 大勢の報道陣が集まったホテルのフロアで、渡辺会長のダミ声が響き渡った。5年ぶりのリーグ制覇を果たしながら、CSで3連敗して日本シリーズ出場権を逃しただけに「制度がよくない。リーグ優勝はなんの意味もない。おれがオーナーの時は絶対に反対した。誰がどうしたか知らねぇが、こんなくだらん制度をつくった」と次から次へと不満をぶちまけていった。

引用~



いやぁ、やはりというか・・・。

ナベツネ爆弾が久々に炸裂しましたね。

クライマックスシリーズはいらん。

と。


まあ、ちなみに巨人軍は、シーズン1位通過のチームに
1勝のアドバンテージを与えるかどうか、という議論に対しては
反対だったんですよねぇ。。

つまり、シーズン開幕前は、1位通過は無いと思ってたはずなんですよ。
それが、まさかのリーグ優勝。
アンド悪夢のCS敗退。

まあ、ナベツネじゃなくても不満爆発ですわ。


良い所なくの3連敗でしたし・・・。


で、これに伴い、CSの是非が再び持ち上がってくるわけですが
ルールで決まった訳ですからね。
今さら言うなって感じがしますね。


新聞で読んだのですが、CSは下位チームには収入の面で何の得もない。
と書いてありました。

間違ってますよね。
確かにCSだけを考えれば
第1ステージは、2位チームのホームで
第2ステージは、3位チームのホームで行われる訳で
興行収入とかは、全てホームチームが獲得できる訳ですが
3位のチームでも勝ち上がれば、日本シリーズ出場が叶う訳です。

で、日本シリーズでは、最低でも2試合は本拠地で戦えますからね。
その分収入も増えるし、翌年の観客動員にもつながるでしょう。
収益のメリットもあるでしょう。
あとは勝てるかどうかです。



まあ、パリーグではすでに数年やってるわけですが
セリーグは一年目ですからね。
まだ、とやかく言う時期じゃないですよ。
しばらく様子を見て、現行のルールでやれば良いんです。

たとえ、3位チーム同士の日本シリーズになったって良いですよ。
メジャーでは、リーグで4番目のチームが
ワールドチャンピオンになるのなんて珍しくないでしょう。
今年も、ワイルドカードのロッキーズがワールドシリーズに進んでますし。


勝ちゃぁ良いんです、勝ちゃ。


けど、「巨人V奪回」とかって雑誌を見かけると
少し笑っちゃいますね。

これでV奪回なったのか?と。

まあ、来年頑張って。



(代表代理サザビー)

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浮気相手だと思った。

「妻の浮気相手だと思った」 殺人未遂容疑で男逮捕(朝日新聞) - goo ニュース

~引用 

 愛知県警岡崎署は21日、同県岡崎市洞町、会社員三木幸治容疑者(58)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。

 調べでは、三木容疑者は同日午前4時半ごろ、同市内の団体職員の男性(62)方に押しかけ、持っていた包丁とガラス瓶で男性と妻(58)に殴りかかり、2人に頭などに軽いけがを負わせた疑い。

 三木容疑者は事件を起こす約1時間前、同市内の県道で、乗用車を運転していて中央分離帯に衝突。車を放置したまま所在不明となり、同署員が三木容疑者の妻(57)に連絡を取り、男性方に向かったことが分かり、室内にいた三木容疑者を取り押さえた。

引用~



捕まった男性は

「男性が妻の浮気相手だと思い、殺そうと思った」

と供述しているそうです。


浮気ってのは良くないことですが
だからといって殺して良いわけでもありません。

実際のところ、浮気していたかどうかもわからないですしね。
捕まった男性の奥さんは、「相談相手」と言ってるみたいですし。

まあ、相談相手なんてのは、イコール浮気相手ってことも多い話で
何が真相かはわかりませんよね。

で、短絡的に殴りこんだ男性が悪者になったわけですね。

ってか、もし浮気があったなら
夫に浮気をされた上に、浮気相手女性のダンナに殴られ
怪我をした女性が一番の被害者ですよね。
踏んだり蹴ったりです。



探偵への相談で多いのは、やはり浮気です。
で、浮気調査ってのを進めていくと、証拠が取れますよね。

すると、やはり皆、相手に制裁を加えたいと思うようです。
許せないと。

まあ、気持ちはわかりますが
日本の法律ではね、認められていないですからね。
お金って面での制裁くらいしかできないんですよね。

鉄拳制裁でも、社会的制裁でも
やった方が悪くなってしまいます。
浮気をされた被害者から、暴力や嫌がらせの加害者になってしまいますからね。

被害者だから、何やっても許される訳ではないですから。


まあ、浮気をされる方も悪いくらいに思ってた方が良いんですよ。

浮気した方が、こう思ってはいけないんですが
浮気された方は、そう思うべきなんです。



(代表代理サザビー)

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ギリギリ探偵白書・157

 ギリギリ探偵白書
 「革コートとサングラス・第3話」



 メモ魔の新人調査員ワイルド、いつも以上にやる気のある田中
 そして、神様サザビー。このわけのワカラナイ三人組で調査は
 行われていた。




その調査は最終日を迎えた。

私は朝方に痴漢を捕まえる調査を済ませてから、現場に向かった。


田中   「代表、全容がつかめましたよ」

阿部   「なんだよ。すごいやる気だな」

ワイルド 「(猪)八戒は、お孫さんに惚れちゃったんですよ」

サザビー 「田中、コードネームがついて良かったな」

田中   「さ○りさんが僕のこと、八戒さん!って呼ぶんですよ」


田中はデレデレしながら話し始めた。


田中   「代表、本題です。万引き犯は・・・」


万引き犯は高校生グループが主流であった。
そのグループは朝にパンのトレイを全て持っていってしまったり
学校帰りに集団で毎日、万引きをする。

その上、数人で犯行の瞬間を隠し、一人が万引きをするという手口で。
盗った品物は駅前のファーストフード店で山分けをする。

最も多く盗られた物は化粧品。続いてお菓子であった。


阿部   「そいつらは決まったメンバーなのか?」

田中   「はい、決まっています。全部で8名です」

阿部   「身元は?」

田中   「確認済みです。」

ワイルド 「学校もわかっています。彼氏彼女の名前も大体わかります」

阿部   「あっ、そう。で?落書きは?」

田中   「ほぼ同じメンバーです。ただ、こっちは男が多いっす」

ワイルド 「それが、万引き犯の彼氏とその仲間です」

田中   「オレが説明してるの!!」

阿部   「喧嘩するなよ。それじゃあ、今日はどうなの?」

サザビー 「やるな。今朝、八戒とワイルドが落書き消したから。
      すぐやるぜ。恨みでもあるんじゃないの?」

阿部   「そうか、時間帯は?」

ワイルド 「店が閉まってからですから、10時以降です」

阿部   「24時間じゃないの?コンビニなのに?」

田中   「イイじゃないですか!!コンビニだけど」

サザビー 「11時20分頃だな」

阿部   「なんでわかるんだ?情報でもあるのか?」

サザビー 「まぁ、神だからな。オレは」

全員   「はいはい」


そして、張り込む事、数時間。
落書きが始まった。


阿部   「行くか」

サザビー 「いってらっしゃい」

阿部   「お前も行くんだよ」

サザビー 「・・・八戒、ワイルド、懲らしめてやりなさい!!」

阿部   「黄門様かよっ」


我々は足音を立てずに階下に降りた。

スクーターが3台停めてある。
その横に高校生風のダルそうな子が一人で、座って辺りを見回している。

別の出口より、車を取りに行った田中(=八戒)から合図が来た。


サザビー 「助さん、格さん、懲らしめてやりなさい!!」

車は彼らの逃げ道を塞ぎ、私とワイルド、サザビーはコンビニの横から
飛び出した。

彼らは一網打尽となった。


高校生  「俺らが万引きしたって言う証拠があるのかよっ」

サザビー 「万引きじゃなくて窃盗でしょ。見たいなら見るぅ?証拠」


彼らは一度、万引きで捕まり、学校や家庭で問題となったことを
逆恨みして犯行を続けていたそうだ。

・・・調査は無事、終了した。

その後、猪八戒こと調査スタッフ田中は、時折、そのコンビニに
通っているそうだ。

こちらは、まだまだ終了しないようだ。




        完



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