パソコンとコーヒー


調査員トリーの自前ノートパソコンのキーボードが壊れました。

まあ、壊れたといっても、キーボードに水(コーヒー)をこぼしてしまっただけで
たいして重症ではなかったようですが・・・。


なぜ、コーヒーをこぼしてしまったかについては
トリーの名誉に関わるのでここでは語りません。

が、パソコンの故障は仕事をする上で致命的です。
トリーは慌てふためきつつも、水分拭取り大作戦を決行した訳です。
それも、キーボードのボタンを全て剥いで、綿棒で拭取るという途方もない作業。



外されたボタンの山。



ボタンを剥がれた哀れな姿のキーボード。




2時間後、リニューアルされていくキーボード。




みなさん、パソコン付近での飲み物の扱いには気をつけましょう。




ちなみに「X」のボタンを叩くと
ディスプレイに「C」が表示されるという謎の怪現象が
起こるようになったそうです。



おそろしや。。。




って、間違ってるだけだろっ!!


(代表代理サザビー)

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ギリギリ探偵白書・189


 ギリギリ探偵白書
 「寸借詐欺・第1話」




その日、私は早朝に電話で起こされてしまった・・・。

(・・・だれだ・・・こんな時間に・・・)


阿部   「はいっ・・・」

電話の男 「・・・あの~・・いや、やめときます・・」

(は?)

阿部   「やめときますって、一体何なんだ!!」

電話の男 「いやっ、あ・・・T.I.U.さんですか?」

(ん?・・・あれっ・・・この携帯は転送用の会社携帯・・・・)

阿部   「あっ、すみません。T.I.U.です。どうしました?」

電話の男 「実は騙されてしまったみたいで・・・」

阿部   「詳しく聞きましょう」


相談者さん(電話の男)は、30代の善良な市民。
出会い系で出会った女性にお金を騙し取られたようなのだ。

そこまではいい!!(←いいのかよっ!!)

被害額は310万程度。
そこで相談者さんは、探偵業界大手と言われる探偵社に依頼をした。

その金額が200万。

支払ったが、全く連絡はなく、事務所もなかった。
相談者は一応つながる電話にしつこく電話をかけ、担当者を捕まえた。

しかし、その担当者から渡された調査報告書は、1枚のみ。

結果は見つけられなかったという事のみであった。


阿部    「へ~、あそこはそんなことしてるんだぁ・・・」

相談者さん 「あのっ、T.I.U.の阿部さんという人に言えば
       何とかなるって言われたんですよ!!」

阿部    「だれに?私が阿部ですが・・・」

相談者さん 「・・・・○○さんに・・・」

阿部    「え?○○先生の知り合い?・・・ですか・・・」

相談者さん 「はい。友達のお父さんです」

阿部    「そうなんですか・・・。わかりました、明日は・・・
       いやっ、今日は大丈夫ですか?」

相談者さん 「仕事帰りに伺います。6時ぐらいに」

阿部    「事務所の場所は・・・」

相談者さん 「あっ、大丈夫です」

阿部    「では、6時に」


妙な時間に起こされてしまった私は、その後、寝付けず、そのまま出勤した。

朝、出勤すると、事務所が妙に騒がしい。
何やら昨日の夕方、田中が事務所前でサラリーマン風の怪しい男を
取り逃がしたようなのだ。

※田中・・・「主任調査スタッフ」
※ワタボン・・・「第二調査、機動班主任」


田中    「だろぅ?怪しいんだよ。ウロウロしてやがってさぁ
       でっ、?T.I.U.ですけど何か?って聞いたら
       逃げやがってさぁ・・・」

ワタボン  「それで、追いかけたのか?」

田中    「あったりめぇだろ!!逃げれば追うさ」

ワタボン  「・・・それで、どうしたの・・・」

田中    「それで・・・、逃げられてしまいました」

ワタボン  「・・・依頼者さんだったら、どうすんだよ・・・」

田中    「捕まえて、依頼をしてもらいます!!」

ワタボン  「お前は悪徳か!!」

阿部    「その前に、ダイエットだな」

田中    「・・・また、どこかがウチの偵察に来たんですかね」

阿部    「ほっとけよ。そんな業者、気にしない、気にしない。
       さっ、仕事!!仕事!!」

ワタボン  「あっ、代表。昨日の資料はデスクに置いておきました」

阿部    「ん~」

田中    「代表、この領収書、落ちますか?」

阿部    「ん~」

田中    「じゃあ、こっちは?」

阿部    「ん~」

田中    「それで、こっちは?・・領収書、落ちますか?」

阿部    「ん~。・・・・ん?、落ちるわけねぇーだろ!!」

田中    「・・・やっぱり・・・」

阿部    「それから、事務所の中で駄菓子を売るな!!」


田中は自分のおやつが、いつも誰かに食べられてしまうので
ダンボールで器用に自動販売機を作り、お菓子を売っていた・・・。


田中    「これは、僕のボーナスなんですよ!!」

阿部    「ここは、事務所じゃいっ!商売するなら場所代よこせ!」

田中    「出たっ!ショバ代。このっオニ!!ジャイアン!!」

阿部    「・・・・」


その日の私は、事務処理やHPの見直し改修作業があった為
事務所に閉じ込められている状態で、仕事をしていた。

そして、夕方。
調査の下見から帰ってきた田中が、モヤシのような体系の男を事務所に連れてきた。





        続く



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 ギリギリ探偵白書は、過去に行った調査を本人了承のもと掲載しています。
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