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つぶつぶタンタン 臼村さおりの物語

身体の健康と無意識のパワーへ 癒しの旅~Have a Beautiful Day.~

大雪は静寂の世界を楽しむ 2019年大雪

2020-01-11 23:14:39 | l-暦・年中行事・記念日

大雪(たいせつ)の振り返りをする。大雪(たいせつ)とは暦・二十四節気のひとつで、昨年2019年は12月7日(土)ごろから12月21日(土)ごろだった。

もう過ぎたとき。来年の大雪のころにまた思い出したくて、そのときに向けて書いている。この場をお借りいたします。

大雪は太陽が誕生する日である「冬至」に備えて、だんだんと枯れていく、死んでいく、一度無に近くなる。

再生するために。

再生するために無になるわけだけど、消していく、消えていく過程で、次を思い出すことはない。点灯するために、生まれ変わるために、あるいは未来のためにというような、消したあとのことはイメージしない。気にしない。

ただひたすら消し、沈黙し、静寂していく。

外界と繋がっている扉があればパタンパタンと閉じていく。窓も雨戸も閉じる。さあこれで完成と思いきや、パタンパタンと立体だった家が閉じて、2次元平面にまでなる。

そんなニュアンスなのだ。沈黙を楽しむ。

大雪の頃に書いたつぶつぶタンタンを振り返ってみた。今年の大雪は、結実しないことを楽しむときだったなとおもう。

ただぽわんとイメージとしてそこにある感じ。であると同時にひょっとしたら来年の夢を少しみていた気もする。

今の等身大の自分を楽しみ、等身大の自分を愛してくれる人たちと一緒に過ごす。

そんなときだった気がします。どうもありがとうございました。


時が止まるような、時間の流れが存在しない気すらするそんな感覚。

宇宙は振動し続けていて、あたしたちは静止することができない(だからこそヨガのポーズで静止が重視されているんだとおもっておる)。

そんななか、点にとどまるのではないけれど、時があたかもとまったような次元がいつもよりひとつ少ないような時空間で漂う。とても面白いエネルギーかもしれない。

この時期に人のあたたかさを感じることができたらしあわせだとおもう。

と書きつつ。よく考えたら、12月といえば、社会はまさに師走で、年納め前で一番忙しいときです。

12月の忙しさ、あわただしさと大雪のエネルギーはなじまない気がする。暦はいろいろあるといういい方もできるけど、なんとなくその言葉だけでは終わらせたくないな。
このことについては来年までの宿題にします。

あとこの時期は、おもえばスマホがないときを堪能していたときだった。
11月の後半にスマホ端末を手放しタブレット生活になりました。少し時間のペースが変わった気がする。今後は不明です。

ではまた

臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。

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2020(令和2年)新月・満月カレンダー(二十節気、年中行事、雑節含む)

2020-01-10 23:51:44 | l-暦・年中行事・記念日

新月・満月、暦と年中行事の日時カレンダー 新月・満月、暦と年中行事の日時カレンダー 2020年(令和2年)。

2020年(令和2年)の新月・満月を中心とした月齢カレンダーのメモです
自分用なのでちょっと見づらいかもしれません。

※後半部分は、月の満ち欠けに、二十四節気や節句なども織り込んだバージョンです。

(見直しもしているのですが、いかんせんひとりの目なので間違えることもしばしば。自身でも、どこかに使う前にはもう一度調べ直しています。)

------

2020年1月 January
上弦の月 1月3日(金)13時45分
○満月  1月11日(土)4時21分
下弦の月 1月17日(金)21時58分
●新月  1月25日(土)6時42分

2020年2月 February
上弦の月 2月2日(日)10時42分
○満月  2月9日(日)16時33分
下弦の月 2月16日(日)7時17分
●新月  2月24日(月) 0時32分

2020年3月 March
上弦の月 3月3日(火)4時57分
○満月  3月10日(火)2時48分
下弦の月 3月16日(火)18時34分
●新月  3月24日(火)18時28分

2020年4月 April
上弦の月 4月1日(水)19時21分
○満月  4月8日(水)11時35分
下弦の月 4月15日(水)7時56分
●新月  4月23日(木)11時26分

2020年5月 May
上弦の月 5月1日(金)5時38分
○満月  5月7日(木)19時45分
下弦の月 5月14日(木)23時03分
●新月  5月23日(土)2時39分
上弦の月 5月30日(土)12時30分

2020年6月 June
○満月  6月6日(土)4時12分
下弦の月 6月13日(土)15時24分
●新月  6月21日(日)15時41分
上弦の月 6月28日(日)17時16分

2020年7月 July
○満月 7月5日(日)13時44分
下弦の月 7月13日(月)8時29分
●新月 7月21日(火)2時33分
上弦の月 7月27日(月)21時33分

2020年8月 August
○満月  8月4日(火)0時59分
下弦の月 8月12日(水)1時45分
●新月 8月19日(水)11時42分
上弦の月 8月26日(水)2時58分

2020年9月 September
○満月 9月2日(水)14時22分
下弦の月 9月10日(木)18時26分
●新月 9月17日(木) 20時00分
上弦の月 9月24日(木)10時55分

2020年10月 October
●満月 10月2日(金)6時5分
下弦の月 10月10日(土)9時40分
●新月 10月17日(土)4時31分
上弦の月 10月23日(金)22時23分
○満月 10月31日(土)23時49分

2020年11月 November
下弦の月 11月8日(日)22時46分
●新月  11月15日(日)14時07分
上弦の月 11月22日(日)13時45分
○満月 11月30日(月)18時30分

2020年12月 December
下弦の月 12月8日(火)9時37分
●新月 12月15日(火)1時17分
上弦の月 12月22日(火)8時41分
○満月 12月30日(水)12時28分

 

------より詳しいもの

 2020年1月 January
上弦の月 1月3日(金)13時45分
◆二十四節気 小寒 1月6日(月)6時30分
⇒1月7日(火) 新暦 人日の節句(七草の節句)
○満月  1月11日(土)4時21分
下弦の月 1月17日(金)21時58分
⇒雑節 土用 1月18日(土)1時12分
◆二十四節気 大寒 1月20日(月)23時55分
⇒1月25日(土) 旧暦新年 旧正月
●新月  1月25日(土)6時42分
⇒1月31日(金)旧暦 人日の節句(七草の節句)

 

2020年2月 February
上弦の月 2月2日(日)10時42分
⇒雑節 節分 2月3日(月)
◆二十四節気 立春 2月4日(火)18時3分
○満月  2月9日(日)16時33分
下弦の月 2月16日(日)7時17分
◆二十四節気 雨水 2月19日(水)13時57分
●新月  2月24日(月) 0時32分

 

2020年3月 March
上弦の月 3月3日(火)4時57分
⇒3月3日(火) 新暦 上巳の節句(桃の節句、雛の節句)
◆二十四節気 啓蟄 3月5日(木)11時57分
○満月  3月10日(火)2時48分
下弦の月 3月16日(火)18時34分
⇒雑節 彼岸 3月17日(火)
◆二十四節気 春分 3月20日(金)12時50分
●新月  3月24日(火)18時28分
⇒3月26日(木) 旧暦 上巳の節句(桃の節句、雛の節句)

 

2020年4月 April
上弦の月 4月1日(水)19時21分
◆二十四節気 清明 4月4日(土)16時38分
○満月  4月8日(水)11時35分
下弦の月 4月15日(水)7時56分
⇒雑節 土用 4月16日(木)22時06分
◆二十四節気 穀雨 4月19日(日)23時45分
●新月  4月23日(木)7時56分

 

2020年5月 May
上弦の月 5月1日(金)5時38分
⇒雑節 八十八夜 5月1日(金)
⇒5月5日(火) 新暦 端午の節句(菖蒲の節句)
◆二十四節気 立夏 5月5日(火)9時51分
○満月  5月7日(木)19時45分
下弦の月 5月14日(木)23時03分
◆二十四節気 小満 5月20日(水)22時49分
●新月  5月23日(土)2時39分
上弦の月 5月30日(土)12時30分

 

2020年6月 June
◆二十四節気 芒種 6月5日(金)13時58分
○満月  6月6日(土)4時12分
⇒雑節 入梅 6月10日(水)19時28分
下弦の月 6月13日(土)15時24分
◆二十四節気 夏至 6月21日(日)6時44分
●新月  6月21日(日)15時41分
⇒6月25日(木) 旧暦 端午の節句(菖蒲の節句)
上弦の月 6月28日(日)17時16分
⇒6月30日(火) 新暦 夏越の祓え

 

2020年7月 July
⇒雑節 半夏生 7月1日(水)18時20分
○満月 7月5日(日)13時44分
⇒7月7日(火) 新暦 七夕の節句
◆二十四節気 小暑 7月7日(火)0時14分
下弦の月 7月13日(月)8時29分
⇒雑節 土用 7月19日(日)14時13分
◆二十四節気 大暑 7月22日(水)17時37分
●新月 7月21日(火)2時33分
上弦の月 7月27日(月)21時33分
⇒7月31日(金) 旧暦 夏越の祓え

 

2020年8月 August
○満月  8月4日(火)0時59分
◆二十四節気 立秋 8月7日(金)10時06分
下弦の月 8月12日(水)1時45分
●新月 8月19日(水)11時42分
◆二十四節気 処暑 8月23日(日)0時45分
⇒8月25日(火) 旧暦 七夕の節句
上弦の月 8月26日(水)2時58分
⇒二百十日 雑節 8月31日

 

2020年9月 September
○満月 9月2日(水)14時22分
◆二十四節気 白露 9月7日(月)13時08分
⇒9月9日(水) 新暦 重陽の節句(菊の節句)
下弦の月 9月10日(木)18時26分
●新月 9月17日(木) 20時00分
⇒雑節 彼岸 9月19日(土)
◆二十四節気 秋分 9月22日(火)22時31分
上弦の月 9月24日(木)10時55分

 

2020年10月 October
●満月 10月2日(金)6時5分
◆二十四節気 寒露 10月8日(木)4時55分
下弦の月 10月10日(土)9時40分
●新月 10月17日(土)4時31分
⇒雑節 土用 10月20日(火)7時38分
上弦の月 10月23日(金)22時23分
◆二十四節気 霜降 10月23日(金)8時00分
⇒10月25日(日) 旧暦 重陽の節句(菊の節句)
○満月 10月31日(土)23時49分

 

2020年11月 November
◆ 立冬 11月7日(土)8時14分
下弦の月 11月8日(日)22時46分
●新月  11月15日(日)14時07分
上弦の月 11月22日(日)13時45分
◆二十四節気 小雪 11月22日(日)5時40分
○満月 11月30日(月)18時30分

 

2020年12月 December
◆二十四節気 大雪 12月7日(月)1時09分
下弦の月 12月8日(火)9時37分
●新月 12月15日(火)1時17分
上弦の月 12月22日(火)8時41分
◆二十四節気 冬至 12月21日(月)19時02分
○満月 12月30日(水)12時28分

 

(出典:国立天文台)

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小雪は凍てつく冬を覚悟する 2019年小雪

2019-12-02 23:12:10 | l-暦・年中行事・記念日

溜めていた新聞を読んだり、つぶつぶタンタンを書いたり、今日はのんびりと整えている。呼吸を整えている。

小雪(しょうせつ)。二十四節気の小雪について書いてみたい。

2019年の小雪は11月22日(金)ごろから12月6日(土)ごろまで。今、小雪なのだ。西洋占星術ではいて座の前半期間にあたる。

ひとつ前の期間「立冬」で冬を迎え、いよいよ冬の特色が強まってくる。
立冬は漏れていたものを集大成させていくチャンスかも 2019年立冬


立冬のとき同様、体をできるだけあたためてあげたい。
「冷えは万病のもと」という言葉は誰もが知っている。実のところそれだけにとどまらず「冷えは老化のもと」らしい。

東洋医学で"冬に老化が進む"とされる理由(PRESIDENT WOMAN)

筋肉・骨も弱るときらしい。筋トレの方法も紹介されているので、気になる方はぜひお読みください。

いくつになっても美しくありたいし、美しく年をとっていきたいのだ

自身については、通年にわたってヨガとモダンバレエで学んだ知識にお世話になっていて、季節別の筋トレを取り入れることはあまりないかも。
・・・けどもっと体に優しい生活をしたいとは常におもっており、課題ですなー。


心理面、生き方としては、冬の厳しさに少しずつ備えていくときだともおもっている。
厳しさというと耐えなくてはならないイメージだけど、宇宙の調和ということでみればそれもまた必要な期間。だから、なんというか、覚悟を決めるというニュアンスに近い気がしている。

春から秋までの期間を振り返る。楽しかったこと、うれしかったこと、受けとった恵み。そしてそれらに抱え込まず、こだわりすぎない。

ただ慈しみ手放すことにより、逆に最後のプレゼントを受け取れる・・・かもしれない。実際そんな気がしておるよ。

次に託すものを丁寧に準備するのもいいかもしれないね。託すというと次世代っぽいかな。
一年サイクルでみれば、受け取るのはたぶん来年の自分です。

さあ、旅立つ準備をしましょうーー

みなさまにおかれましては佳き小雪をお過ごしください。


あたしは身辺整理を意識しよう。でもその前にお片付けや溜まっている業務を片づけたいな。


ではまた

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立冬は漏れていたものを集大成 2019年立冬

2019-12-02 22:00:32 | l-暦・年中行事・記念日

ここ数日、冬めいて来た。そして季節は、二十四節気の小雪(しょうせつ)。小雪の前に、まずは覚え書きとして、立冬(りっとう)の振り返りを綴っておきたい。

立冬。2019年の立冬は11月8日(金)ごろ~11月21日(木)ごろだった。

秋の土用が明けて、浄化の期間が終わった。
秋の土用は水を入れ替えるための禊のとき 2019年秋の土用

冬の始まりだから、裏の世界を突入して、冬ごもり、冬眠のはじまり。だから全体的なトーンとしては、引き続き新しい実験を始める時ではない。
新しいことを始めるのは春。

今は枯れていく、解体していく季節な気がしている。

だからちょっとやり残しちゃったなということを集大成させてあげたり、今までの延長のものを完成させていくといいのかもしれない。


自身のスケジュールを振り返ってみた。

・知識や周りから与えていただいた環境の集大成という形で、色彩の知識を形あるものにした。色彩検定一次試験を受験した。
色彩検定1級1次試験を受けた 時間を捻出できたことに大きな満足

・アニムス(男性性)を描き上げた。黒地に金・銀のボールペンでつぶつぶを描くというのはあたしの突き詰めてきたスタイルだから、ここでこのやり方でもう一枚大きな作品を描く。アニマ(女性性)のペアであるアニムスを描きあげた。
アニムスをパラレル展で展示中 全力で描いた甲斐

・ホリスティックヘルス塾開講にこぎつけるために、ミーティングをした。
ホリスティックな健康を考える勉強会を2020年1月開催しますー


など。

つい新しいことに目が向く中、立冬を意識して踏み出すけれども集大成的なニュアンスのあるものということを選択のときに心がけた。

振り返るとそれでよかったとおもっている。

今はテクノロジーのおかげで、寒さをさほど感じない生活をできるようになったけど、昔は本当に冬。冬眠をする動物もいる。
だから昔ほどじゃないけれど、今も冬は養生して英気を養うときだとおもっている。

冬は冷えと縁が深い。外が寒いから寒くなり、そして老化の季節ともいわれている。ホルモンの分泌が関係しているとのこと。寒いまま、冷えたままできるだけ放置せず、あたたためてあげてほしい。

自分の筋肉であたたかくなれればベストだけど、それ以外にあたためる工夫もしてあげるといいとおもう。

と申しますか、あたしはあたたためてまいりたい。

冷え予防の話、あたしが知っている範囲、こうだとおもっている(おもいこんでいる)範囲ということなってしまうけれど、書いてみようかな。


「冷えは万病のもと」という言葉は誰もが知っている。実のところそれだけにとどまらず「冷えは老化のもと」らしい。

老化すれば疾患にかかる可能性も高くなるから同じことではあるけれど、美容面からも老化は避けたいよね。

すぐに老化を実感することはないかもしれない。でも春になったとき、夏になったときの老化を緩和するために、あたたかく過ごすといいかもしれない。

と申しますか、あたしはあたたかく過ごしたい。


佳き冬を堪能しましょう

ではまた

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霜降は細かく角とり分かちやすく 2019年霜降

2019-11-05 21:27:07 | l-暦・年中行事・記念日

実のところまだ台風の片づけが終わってない。

目まぐるしく日常が過ぎている。いろいろご縁があるのはありがたいことで、どうもありがとうございます。

今朝「そういえば片づけのことをすっかり忘れている!」と思い出したのだ。

このつぶつぶタンタンの存在は重ね重ねありがたい。

とてもとても暦日記なんて書く気分じゃないよ!とおもっていたけど、いざこうやって書き始めたら、次第に呼吸がゆったりになってくる。


二十四節気の霜降(そうこう)についてです。

今年2019年の霜降は10月24日(木)ごろから11月7日(木)まで。寒くなってくる頃で、霜降のころに吹く寒い北風を木枯らしっていうらしい。

となると地域差はあるかもだけど、今年の関東はまだ霜降らしくない。


今の季節は分解していく時だとおもっている。できるだけ細かい粒子にしたり、水に溶かしたり。解体していく。
秋の土用と関係が深い。
秋の土用は水を入れ替えるための禊のとき 2019年秋の土用

新しいものをつくるときではなく、手持ちのものを処理していくときだから人によって落差があるかもしれない。

実りが多かった人は細かくすることによって人と分かち合い、その結果自分のなかにも何かが流れ込んでくる気がするかもしれない。

一方、喪失感が大きい方もいるかもしれない。
冬になることをきっかけにお別れしたり、いつの日かの再会に賭けて手放したししていく季節だから。

秋と冬の間の状態。


形あるものはすべて壊れる。それが自然の理。

壊すことによって、細かくなって、細かくて角が削れて丸いから、あるいは水に溶けるほどの浸透感だから人と共有しやすい、一緒に何かをつなげていきやすいとおもえたら、

この季節を過ごしやすくなる気がしておる。心がけたい。


あたし自身については今いろいろな流れが来ている。ついうかれそうになるけれど今は浮足立つエネルギーはあまり向かない。

できるだけ細かく細かくしていくことを意識したいと自戒を込めて書くのだ。

よい冬を迎えられますように。

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秋の土用は水を替えるための禊 2019年秋の土用

2019-10-24 11:06:54 | l-暦・年中行事・記念日

暦の上ではおととい2019年10月21日(月)に土用入りした。土用とはすべてを土に還していくときで、年に4回。各季節の終わりに18日間ある。

今回は秋の土用。

冬が始まる立冬前の18日間になる。土用は土に還していく期間だから、どちらかというと新しいことを始めるのには向かない。

もっともこの世の中には無数の暦があって、どの流れ(暦)に乗るかはあたしたちは意識すれば選ぶことができる。だから「今まさに突っ走っているよ!」という方はきっとそちらの暦に乗られているのでしょう。どうぞご心配されないください。

太い流れ、みなが信じている流れほどパワフルではある。だから、昔から「暦を制する者は世界を制する」と言われるのかも。


一方、今「あんまりうまくいかないな」「やりたいのに力が出てこないよ」という方は無理強いせず、土用が明ける11月8日(金)まで待つのがおすすめ。

土用を、ひとことで「デトックスだよ」「大掃除だよ」「捨てていくときだよ」と解釈してもいいのだけど、せっかく四季があるから、この「秋の土用」ならではの味わい方を見つけられないかと考えるのが好き。

なので、今回も秋の土用について考える。


実のところ、「秋の土用」の記事を書くのは6年ぶり。ずいぶんブランクが開いてしまった。自身が過去に書いた「秋の土用」についての記事を読み返してみたとき、最初はまったくもってわからなかった。

また少しずつ考えていけたらいいな。

というレベルなので、ここから先は適当に読み飛ばしてください!!


冬は水の季節になる。冬になると水が入れ替えられるとおもっておる。

だからこの土用は、水を入れ替えられる前の最後の瞬間。入れ替えられる前にいまある養分が形になっていければうれしいし、名残を惜しむのいいよね。

そんなときな気がしている。


土用の考えは、陰陽五行から生まれたものです。
季節は4つだけど、五行(木火土金水)ある。だから各季節の終わりに土(土用)がある。

五行の生成順序は

1、太極が陰陽に分離し、陰の中で特に冷たい部分が北に移動して水行を生じ、
2、次いで陽の中で特に熱い部分が南へ移動して火行を生じた。
3、さらに残った陽気は東に移動し風となって散って木行を生じ、
4、残った陰気が西に移動して金行を生じた。
5、そして四方の各行から余った気が中央に集まって土行が生じた。
ウィキペディア


らしい。

となると、水が一番最初。だから今回の土用は新しい生成を始めるための大きな節目なのかもしれない。

この秋の土用入りの翌日にあたる令和元年10月22日、令和天皇の即位の礼(即位礼正殿の儀)が執り行われた。

水の衣替えの季節に当たっているのが興味深い。


昔のあたしは、伊勢神宮・式年遷宮の「古物渡(こもつわたし)」のことを連想したりして、冬の土用に感動していたみたい。
秋の土用 保存していた水を変容させる 2013年

正直なところかつてのあたしのほうが秋の土用に親しんでいたみたい。

ひとまず、今年の土用は新しく生まれ変わるために、新しい水(血)となるために名残を惜しもうとおもっています。

ではまた

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寒露は細かく成熟しやすく 2019年寒露

2019-10-21 02:44:56 | l-暦・年中行事・記念日

今晩は久しぶりに過ごしやすい宵な気がしていて、とても穏やかな気持ちで過ごしている。秋の夜長を堪能してる。
それについては、暦というよりは、あたしの個人的なことも大きい気がしていて、そのことはこの後、別の記事で書く。


この記事では、暦について書く。今は、二十四節気の寒露(かんろ)と呼ばれる時期。今年2019年は10月8日(火)から10月23日(水)ごろまでが寒露に相当する。

暦便覧によると、寒露とは、露が冷気によって凍りそうになるころ。まだ関東はそれほどは寒くないな。


この寒露の時期は、いろいろを細かく、細かく、細かい粒子にしていく時期だとおもっている。細かくしていくと、汎用性が高まる。どんな隙間にも何かが入りやすくなるし、ほかのものと合わさりやすくなる。そして何よりも保存がしやすくなる。


ただ細かくなると、印象は薄いよね。たとえ何かに衝突したとしても、砂のように細かかったら、岩のようなドン!!という衝撃はない。

けれども衝撃がないのもいいとおもうんだー。それに実は細かいほうが、深く浸透するという面もある。

粒子の話は、エネルギーに似ている。ちなみに、エネルギーは不思議なもので、実は小さい粒子のほうが大きい粒子より力があったりするときもある。


今は細かくしていこうという流れが強いから、そんなつもりはなくても細かくなっていくかもしれない。だったら自ら細かくなったほうがいいよね。あまりに我慢しすぎると、今まで積み上げてきたもの破壊してしまうかもしれない。傷ついてしまうかもしれない。

だからね、壊される前に、壊していく。自ら細かくしていく。未来のために、将来のために。

ここで細かくしたものは、未来に使う材料になる。あるいは、その一部がほかの人と一緒にやる何かになる。

未来というのは、来年かもしれない。場合によっては、来年じゃなくて再来年かもしれない。もっともっと先かもしれない。けれど残るから。

残っていていつか使う時が来るかもしれない、助けてくれるときがくるかもしれない。忘れたころに、、というのもうれしい。自分でも忘れていたんだけど、本当に困って必死にあがいていたら、ぽこんと助けが来る、かもしれない。


今は「幼年期」「成長期」「成熟期」「衰退期」に例えると成熟期かも。

ベンチャー企業のような新規性や、勢いはないけれど、別のよさがある。

二十四節気がすべてでもないし、そもそもこれはあたしの個人的な解釈にすぎない。暦や流れは無数に存在するから、いま勢いよく動くものもある。

ただどちらかというか、今は細かく、細かくしていく流れを意識したほうが、伸びしろが大きいかなとはおもう。と申しますか、あたしはそう意識してまいるのだ。

健康としては、乾燥してくるから、肺を大切にするといいといわれているようです。

ではまたー

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秋分はこだわらない 2019年秋分

2019-10-04 21:22:34 | l-暦・年中行事・記念日

彼岸花を上からみた形が気にいって、写真を撮ってみた。こんな形になるんだね。

秋の実りを堪能。食欲の秋、芸術の秋、読書の秋。今年のあたしはどっぷり芸術の秋だなー。

秋分。昼と長さの夜の長さがだいたい同じになる日として有名な秋分は、二十四節気という暦では、期間をあらわす名称でもある。あとご存じのよるにお彼岸の中日だよね。
お彼岸は助けられていることを自覚しやすくなる 2019年秋のお彼岸


今年2019年の秋分は2019年9月23日(月)~10月7日(月)。西洋占星術では天秤座のはじまりの日。
※ちなみに秋分最終日10月7日は、旧暦2019年の長陽の節句でもある。

この期間に大切なことは、とにかく こだわらない ことかなとおもっている。ふわふわと自由でいる。

まあいいか、で済ませられるものはできるだけ「ま、いっか」にする。笑いましょう。今は次の開放してくな流れが発生する前の凪のようなときなのだ。

できるだけ、心のなかを平和に保ち、遠くを眺める。
また眺めなくてもいいけれど、目の奥の力をぬいてぼーっとする。世界がどこまでもどこまでも遠くに続いているようなイメージを持つのが、個人的にはお勧め。

できるだけ、自分が「おもう形」という枠に他者を押し込めないことが大切かも。
もし思い通りのならないだれかに何かを望みたくなってしまったら、ひょっとしたらその形は開放してあげるときなのかもしれない。

収穫を分かち合い、慈しむ。フラットであることがカギ。


フラットになっていけるチャンスでもある。そのためにはエネルギーを使い切っていることがポイントかな。
だから、上手に気持ちを緩めれないような緊張が続いていると、緊張を緩めるための方便というか、手段として、爆発が起こることもある気がしている。なんというか、次に行くために溜まっているエネルギーを使いきろう、出し切ろうとする。

エネルギーが残っていると、転んだり、ぶつけたり、壊れたりという事故が起こりやすくなる気がしている。それは気持ちの面でも同じかな。

ずっと我慢してきたことが、それがもし次の暦に似合わないなら、出し惜しみしていると臨界点を超えて、壊すために衝突するかもしれない。サイズの合わなくなった服はずっとは着ていられない。

だから、出し惜しみ、NG。エネルギーを出し切れないなら、動きやすいように服を交換するのもいいでしょう。いっぱいいっぱい放出して、浮遊してまいるのだ。

もちろん!!無理をしてエネルギーを出す必要はまったくない。大切なのは緩められているということ

佳い秋をご堪能いただけますように。

ではまた

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お彼岸は助けを自覚しやすくなる 2019年秋のお彼岸

2019-09-22 20:39:36 | l-暦・年中行事・記念日

お彼岸。お彼岸は、見えないものや亡くなったもの、先祖たちに思いをはせて、少ししんみりとした気持ちになる。

助けてもらっていることを感じる。生きているものと死んでいるものが同時に存在するとき。

お彼岸のエネルギー的な在り方そのものが、ここ数年で変わったのではない。変わったのはあたしのほうかな。だから以前よりも、お彼岸を意識するようになった。

年2回あるお彼岸は、春分・秋分を中日として前後3日、合計7日間。
今年2019年の秋のお彼岸は、2019年9月20日(金)から26日(木)まで。


お彼岸は、境界があいまいになる。

垂直方向がなくなる、次元がひとつないことになる、束がひとつに束ねられて糸になる、どういう比喩が適切かわからない。それによりゲートができる。

融合を感じる。


風習とも相まって、生きているものと死んでいったものの境界があいまいになり、先祖とコンタクトをとりやすくなる。連絡を取りやすいというよりは、互いに溶け合っている感じかもしれない。


お彼岸のときは、なるべく力まないようにしている。がんばらない。できるだけゆだねる。

すると、助けを得られる気がする。

いや、正確に表現すると、いつも助けてもらっているんだなということを感じられる。いまだからこそ自覚できる。

いつもは気づきにくいメッセージに気づけたり、違った立場で人生に感謝できたりするといいよねー。


春のお彼岸で融合していくための動き、秋のお彼岸で融合を解くための動き。両方とも変化期。ちょっとずつ変わっていっているからこそわかる。

不思議なもので、夏は生の季節、冬は死の季節かとおもいきや、夏は生の季節であると同時に死の季節でもあるよね。なんというか生も死もエネルギーであって、エネルギーが満ちている。

エネルギーってなんなのだろう。わからないことだらけ、というよりほとんど何もわからない。

自分なりにはなってしまうけど、研究する時間をもっと作りたいな。


頭でっかちはおいておき、まずは感謝する。いつも助けてくれてどうもありがとう。あなたたちのおかげで今のあたしがいる。

気持ちでっかちでまいるー

ではまた

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白露は今までの流れを後押し 2019年白露

2019-09-21 03:46:57 | l-暦・年中行事・記念日

今は二十四節気で白露(はくろ)と呼ばれるとき。今年2019年は9月8日(日)から9月22日(日)まで。

涼しくなったな、もの哀しいなとおもうと、残暑が戻ってきている今年。けれども白露は、暦便覧によると「陰気やうやく重りて、露にごりて白色となれば也」、大気が冷えてきて露ができる頃といわれている。朝夕の冷え込みが出てくる。

少しずつ少しずつ乾燥してくる。だから肺を大切にしてあげる時期ともいわれている。ワコールで呼吸筋を緩めるストレッチが紹介されていた。
白露(はくろ)/肺を鍛えてかぜ予防!
ワコールボディブックに二十四節気からみた「養生生活」が連載されていて参考になる。毎回読んでいる。


エネルギーでみると、あれこれと動きまわったり、新しいことを試したりしないほうがいい時期だとおもっている。なんというか形になりかけているものが壊れかねない。

だからどちらかというと今までの流れをぐぃーと後押しする、もう一押しする、みたいな流れのほうがあっている。

季節に即した比喩で話すと、すでに出来上がっている型に、液体(露)が注入される。ようやく作ったエネルギーが液体になったところ。型はもうできている。その型に入れるか、入れないかという段階であって、今は型をつくる時期ではない。

そしてまだ中身は固まっていないから、あばれたら外にこぼれてしまう。

季節ごとに「こういう動きがあっている」というのはある。けれども、たいていの人は得意な動きというのがある。あたしはせっかちで熟成させたり、待ったりするのがあまり得意ではない。

すぐあれこれ試したくなる。けれども試すのは春の動き。今壊そうとするとたいていこじれる。

この時期もいろいろ試行錯誤しようとしてしまっていて、、、ヤバイな、抑えられないよとおもった。だから自身をボートに例えたら動力源、ターボエンジンにあたるものを取り外して、隠してさらに扉に鍵かけておいたよ。

入れていく液体は水でもあるけれど、上手にいっぱい入れれば、あるいは上手にいっぱい受け止められれば、水よりももっと密度や濃度が濃いものにもできるよ。持っていたり、受け取れたりする液体の量や種類はひとそれぞれ。楽しみだね。

そして「今は液体の元をつくる段階でもない」から、だから今までの流れを後押ししていきましょう。←自分に言い聞かせている。

今年は、ちょっと苦手だけど、だまされたとおもって後押しに注力してみようとがんばっている。二科展でうかれてしまって凧の糸が危うかったけど、途中で軌道修正した。

来年の白露の時期に、今年のこの成果(だったらいいな)を踏まえて、何かまた別の視点から投稿できたらいいな。

ではまた

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処暑は結果を受け取る どの場合もお疲れ!ねぎらうのだ 2019年処暑

2019-09-05 23:42:32 | l-暦・年中行事・記念日

埼玉では秋の虫の音が響いている。秋の夜長もなんとなく感じられる。うれしい、けれども夏がちょと名残惜しい。正確に書くと、夏は終わってもいいけれどもう少し2019年を堪能したいなあ。
今日本屋さんに行ったら、岩合さんの2020年のカレンダーがすでに売られていておもわず倒れそうになった。

 

今は二十四節気の処暑(しょしょ)。今年2019年の処暑は、8月23日(金)~9月7日(土)まで。
処暑のスタート日は、西洋占星術のおとめ座が始まる日でもある。

処暑は、立秋と雰囲気が少し似ている。立秋の延長のようなイメージもある。夏の土用が終わり、ほっと脱力した立秋。その立秋の脱力感からは少し回復する。
立秋到来 ― 乾いたぼろ雑巾がくちゃっとほどけるように脱力ー 2019年立秋

立秋同様、結果待ちとういうか、立秋のときより、だいぶ結果の気配がみえてくる。

うれしいこと、望ましくないこと両方あるだろうね。
残念なこともあるだろうけれど、いい悪いを決めているのはあたしたち人間の勝手な意識であり、宇宙からみたらまたいろいろなのかもしれない。

諸行無常、どんなことも朽ち果てる。よいこともわるいこともただ未来への肥料となる。・・・と書きつつ、自分自身に何かあるとよくのたうちまわるよ。

処暑には父の命日がある。そして同じ処暑内、3年前の9月3日は愛猫の命日でもある。個人的にはしんみりとしてしまう季節かな。


今あらわれているのは結果。晴天の霹靂でもなんでもなく、蓄積してきたものの成果物。だから何かをあれこれ考えてもあまり生産性はない。もし考えたいなら、来年はどうしようかなということかな。もちろん感情は別だから。うんと味わう。うれしいことは素直に喜び、悲しいことは悲しむ。


ところで、あたしはストイックな一面もあるらしい。さきほども初対面の方に「ストイックですね」と連発されたよ。

なのでこの暦のついついストイックなことを書いてしまっているのかもなとおもい、ちょっと距離を置いて読み直してみた。

うん、ストイックだわ~~!!

甘いこと書く。

自分を愛すること、何があっても自分の味方でいること、とても大切。ダメ出しはほどほどにー。それでいいとおもう。

できるできない、「〇〇をやるから好き」「△△をしないから嫌い」じゃなくて、どんな状態でもまず自分を前提として愛してあげていること、できるかどうかで多くの幸福度が決まる。

できなかったら嫌いになる? そんなことはない。ただそのままで好きでいる。そこがスタート、ベース、基礎、土台。その常態で人生を歩んでいきたいなとおもうのであった。

だから望み通りのプレゼントを受け取れなかったとしても、自分を責めないで、どうぞねぎらってやってくださいませませ。

よい肥料ができまっせ

ではまた


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立秋到来 ― 乾いたぼろ雑巾がくちゃっとほどけるように脱力ー 2019年立秋

2019-08-26 11:43:55 | l-暦・年中行事・記念日

個人的に首をながーくしていた立秋も終わり、季節の速さを感じておるよ。まだ残暑だね、あつーい。

二十四節気の立秋、今年2019年は8月8日(木)から8月22日(木)だった。

なぜ首を長くして立秋待ちしてたかというと、持病のある猫の体調が大きく崩れていたから。暦で考えると小暑・大暑はかなりつらいときだから。

実際どうなったか。

立秋で体調がひとまず落ち着いた。うれしい。ほんとうにびっくりするくらい落ち着いた。暦が変わるタイミングでいろいろ変わったのもあるけれど、なんというかそれも含めてすべてがエネルギー。
どうもありとう。
猫のためにペット用在宅酸素室をレンタルして20日が経過したよ

うれしいけれど慣れずに不安で、そわそわしていたら立秋が終わった。そんな2週間だったかな。

あと立秋を境に、植木の手入れを始めることが多く、今年もそんな年だった。なんでなんだろうね、意識しているわけではないのに、その傾向がある。
庭の草を刈ったり、植木の剪定をしたり、ただひたすらに毎日ごみ袋5枚目標


まだまだ残暑厳しく、どこが秋なの? とおもわれるかもしれない。けれども大地の底では秋は始まり、あたしたちが知覚している表面はほんのわずかな世界かもしれないよ。
だって地球にしたって、中身ぎっしりですものね。


立秋は、緊張を緩め、ぽわんと脱力すればいいときだけど、冷え(力み、偏り)があると上手に脱力しにくい。心、体、魂全部。
自身も振り返れば、立秋中に、何度か湯たんぽ、電気ゆたんぽ、足湯キット使って身体温めたな。冷房で疲れていたんだろうね。


立秋は夏と秋の間の小休止というか休符というか、土用明けて、ふーっと脱力、きもちいいのだ。
でも脱力できるのはその前頑張っていたからであって、立秋そのものがどうこうというよりは、その前の結果が出るときでもある。

ヨガの考えがわかりやすいかも。ヨガだとサバーサナ(休憩・屍のポーズ)の期間だけど、そうやって脱力ができるのは、ポーズをとって静止していた、緊張をしていたという期間があってこそ。

だからこそ、乾いたぼろ雑巾がほどけるようにくちゃっと脱力できる。

身体、健康、人間関係、何か成し遂げたいこと。
すべてにいえることだけど、何かが起こったときその瞬間に原因があることは稀であって、長年の蓄積なんだよね。

お疲れ様でございましたー


うれしいニュースじゃない方もいるかもしれない。

けれども何かが起こったときに、自分を責め過ぎに、今じゃなくて過去の結果だからと、ここからまた丁寧に生きていく気持ちがあればだいぶ楽なんじゃないかなとおもっておる。

今年はそうじゃないけれど、うん、自分にそういってあげたいときもある。


今年は二科展入選の知らせまでいただいたなあ。ほんとうはみなさまもう少し早いのだけれど、郵送トラブルが少しだけあって、あたしの場合は立秋後に入選を知った。うれしかった。
二科展に入選いたしました。うれしい 第104回(2019年)二科展デザイン部



自分自身についても、大切な人についても、世の中には変えられない流れもある。

父が他界したのは8月28日だった。あと2日後が命日。毎年この時期は今でもどこかしんみりする。
その頃はまだ暦を意識して生きていなかったけれど、今振り返ると、立秋が来たから体調が好転したわけではない。
むしろ俯瞰すれば、死にゆくことを選んだといえるのかもしれない。

もちろん年月が経とうと、そんなに突き放して考えられるほどの出来事ではないし。

だからね、立秋はしあわせなニュースばかりじゃないんだろうなとおもうんだ、少なくとも表面的には。


父の命日までに部屋の中をきれいにしたいな。というわけで少し掃除をしようー

ではまた

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儀式としてのお盆は、日常とは一味違う呼吸で 2019年お盆

2019-08-14 04:46:06 | l-暦・年中行事・記念日

お盆だね。
お盆の季節は家の中で仏壇に供えた桃や花の香り、そこにときおりお線香の香りも混ざり、どこか気分がゆったりする。
もともと旧暦の7月13日から15日の執り行われていたお盆。今年はなんと現在の暦の8月13日から8月15日がちょうど旧暦の7月13日から15日にあたる。そして8月15日は満月なのだ


日本にお盆という風習があってよかったなとおもっている。ふっと日常を離れて呼吸をするそんな期間。すべての方にお盆休みがあるわけではないけれど、ほとんどの方は街の様子が普段とは違うことを感じるのでは。とおもう。それが貴重なのかもしれない。ふっと普段とは違う呼吸をするとき。

もっともこれは関東出身で関東で暮らしているから言えることなのかもしれないとも推察している。帰省ラッシュのみなさま、お疲れ様でございます。


昔、お盆は苦手だった。
なんというか形式として行事として存在していて、かつ心が伴っていない気がしてしまって、形がい化して形だけ残っていることに反感を覚えていた。いわゆる反骨精神、若かったんだと思う。

今は何だろうな、お盆を大切だと思うくらい、生物の死に直面したからなのかもしれないし、大人になっていろいろなものに折り合いをつけながら生きる生き方を自分自身がするようになったからかもしれない。ほかの人が大切にされているものをリスペクトしたい気持ちが強くなったのかもしれない。時代の趨勢もあるのかもしれない。

きっと理由はいろいろなんだろうな。とにかく反感は全く覚えていない。どちらかというと歓迎している。

やっぱりなんというか儀式、形から入って型を作っていくのも大切な気がしている。こうやって型をやればそこにエネルギーが入るんだろうなと。気持ちの重さにこだわらない。


儀式についてなんとなく考えていたとき、米国で修道女とミレニアル世代がルームシェアする取り組みがあるという記事を読んだ。

These Millennials Got New Roommates. They’re Nuns. (New York Times)

日本語版はcourriersに掲載されいる(有料)
ミレニアル世代が“修道女”とルームシェアしたがる理由

ミレニアル世代が、修道女から学びたがっているものは、儀式。
信条体系よりも、人生のロードマップや儀式を求めているのこと。修道女が何を信じているかを知りたいのではなく、彼女たちがストイックな生活を続けられる仕組みを知りたがっている。何か社会運動をしようとしても、今はSNSがあって集中し続けることができない。情報過多で何かをストイックに探究することはとても難しくなっている。だからこそ、自身を統率するために、修道女の生き方が参考になると考えている様子。

最初に読んだときは衝撃だったのだけれど、だんだんとボディーブローのように効いてきたというか、腹に落ちてきたというか、わかる気がしてきた。

そして俯瞰しておもうのではなく、自分事としてもわかる気がする。


ひとつのことに集中し続けたり、大切なことを思い出したり、何か大きな流れのなかでの動き方をしたりすることが難しくなっている。ついつい、目の前の情報をみてしまう。

それは若くなくなったから何かにグイっと入り込むことができなくなっているのかなともおもっていたのだけれど、それだけじゃなくて、時代的なものも大きいのかもとおもったよ。

近年のポピュリズムとは違う。ポピュリズムを否定するわけではないけれど、ここでいいたいのは何かに熱狂的になることではなく、自身の肚、丹田にかかわるようなもっとどっしりとしたもの。


だから今の時代、お盆のように、日常を離れて先祖に思いをはせる時間は非常に有効だなとおもったのだった。

と、手段としてのお盆のような書き方をしてしまったけれど、先祖たちが自分を守ってくれているとおもっている。いつもどうもありがとうございます。

そして人間だけではなく、歴代の動物家族たちも一緒に呼び寄せて、楽しくお盆を過ごしているのだった。

みなさま佳いお盆をお過ごしくださいませ。

ではまた

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大暑はただ感謝して待っていればいいのかも 2019年大暑

2019-08-08 10:19:55 | l-暦・年中行事・記念日

本日も暑くなりそう。みなさまどうぞ熱中症にお気をつけください。

昨日は旧暦の七夕、夏の土用明け前日の節分、そして二十四節気の大暑最終日だった。

愛猫の体調が気になるから、大暑が終わるのを首を長く長くして待っていた。大暑が終わって心底うれしい。大暑とは、心臓疾患系・泌尿器系の疾患がある方は特に注意が必要という記述が気になっていたから。

とはいえ、タロットカードに悪いカードが一枚もないように、暦にも悪い季節はひとつもない。どれも生きていくために必要な暦、だとおもっている。

だから二十四節気の大暑もどうもありがとう!! 

たとえば大暑がちょっとしんどく(体調や感情面で)感じてしまうのは、大暑そのものだけではなくて、ほかのときのツケも大きい気がしている。これは大暑に限らずどの節気についてもいえることだろうね。


今年2019年の大暑は、7月23日(火)ごろから8月7日(水)ごろだった。大暑とは文字通り、大きな暑さ。晴天が続き、気温が上昇し続ける。
時候のお便りだとひとつ前の小暑とこの大暑までが「暑中見舞い」、これ以降は「残暑見舞い」となる。

大暑は丸々、夏の土用の期間ともなる。
夏の土用はいつかのために化石燃料をしこむよ 2019年夏の土用

その土用の手放すエネルギーともあいまり、大暑はとにかく、じたばたしないときかなとおもっておる。ゆったりと鷹揚にかまえる。

もう大暑の前に勝負はついていて、結果待ち。あとは立秋以降にその結果を受け取りやすくするために、不要なものを暑さでそぎ落としていくときだから。それ以上でもそれ以下でもない、、のかもしれぬ。
このそぎ落としには先祖など目にみえない守ってくれる存在も助けてくれる気がするよ。

もっともじたばたしようにも、暑くてなかなか冷徹な思考を保つのは難しいね。
どうせ冷徹でいられないならパニックになるよりも、答えを手放してぼーっとするのだ。

・・・あたしがぼーっとしているかというとそうでもなくて、今年の大暑は愛猫が入退院を繰り返して心乱れたときだった。

でもそんなとき自身が過去に書いた大暑の記事を読んで、相当癒されたよ。

大暑は"ダメ出し"をお休み 比べず、後悔もせず待つ☆彡 2018年大暑
2013年『大暑中に自然と詰め合わせセットが』
2012年『何を反射させるかドキドキの大暑、鏡磨き直前』
2010年『今日は大暑(たいしょ) どっぷり土用の時期でもあったりしちゃっていたりして』


ありがたかった。


今年2019年の大暑についてのこの文章を書きながらふとおもった。

いろいろ考えていられないなら、ひとつだけ考えるようにするといいのかもしれない。そしてそのときにあたしが残したい感情は、感謝だなと。

ありがとう。なんだかいろいろありがとう。どうも、本当にありがとう。

ではまた

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夏越の大祓え(なごしのおおはらえ)、新暦の7月末に実行説 2019年夏越の祓え

2019-08-03 02:49:33 | l-暦・年中行事・記念日

暑い。本格的に暑いね。
先日ひとりで夏越の祓え(なごしのはらえ)をやった。夏越の祓えとは、年2回ある禊の行事のうちの前半回。

かつては旧暦の大みそかと旧暦の6月末日に行われていた祓え。
新暦になって新暦の大みそか(12月31日)と新暦の6月30日に行われることが多くなった。

地域によっては、本当は旧暦の6月末なんだよということを意識して、7月末にやるところもある。七夕祭りも7月7日じゃなくて8月7日にやるところとかあるよね。地元、ふじみ野市(元上福岡市)の七夕祭りも8月だよ。

7月末にやっている夏越の祓えで一番有名なのは、京都の八坂神社。祇園祭のクライマックスも意識して7月31日になっているんだろうね。

ほかも今まで何度か、そこかしこで7月の終わりころに茅野輪といわらで作った大きなわっかをみかけたことがある。

【関連記事】
夏越の祓え 新暦の中で新たな意味を持つ瞬間 2013年夏越の祓え
夏越の祓えのスタート! 七夕・お盆・夏の土用などに向けて☆
夏越の祓え 半期に一度の禊 猛暑のときは旧暦で 2018年

6月の終わりは夏越の祓えについてあまり意識していなかったこともあり、先だってひとりで7月31日に夏越の祓えを決行した。

場所はよくいく新宿花園神社。
その日は三毛猫展でカフェモフリーにおったのだけれど、そのあとに行った。
三毛猫展@カフェモフリーcafé Mo.freeの作品を入れ替えた
茅野輪はないけれど、心の中で、いつもお参りするお社に行きつつ、夏越の祓えをした。

この半年間どうもありがとう。今年の後半もよろしくお願いいたします。

思う人がいればエネルギーがある。7月の末に夏越の祓えをやっているチームがあれば、そのときに祓えのエネルギーがある。だからそこに参加させていただいた状態。

今年の夏は、いつも以上に暦を意識した行事を大切にしたい気持ちが強く、旧暦の7月31日も意識している。

ではまた

みなさまにとってよい週末をお過ごしください。暑いので養生してまいりましょう。

【追記2019年8月6日】
今年は旧暦の夏越の祓えは本当に7月31日だったということに気づきました。7月31日に夏越の祓えをやってよかったなあとつくづく。けっこう疲れてたのだけれどなんとなく自分のなかで譲れなかったのだ。

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