伝統工芸 桐たんす と ともに歩む

伝統工芸桐たんす屋
桐たんす 相徳 四代目のページです。
伝統工芸関連の情報交換の場になればいいと思います。

格差社会ということで言えば

2006-09-25 00:23:47 | 伝統工芸
格差社会が とか 格差の固定化が とか言われる世の中ですが

うちは たんす屋 だから ある意味家具屋。
家具屋は昔から ある程度の面積が必要な商売であって
積み下ろしとかもあるから ある程度の道幅に面している。

これは 製造であっても小売であっても
これって 今から東京で新たに始めるって 至難の業ですよね。
やりたいという気持がある人がいても とてもできるものではない。

一方で 親の後ついでだと やれちゃうわけですから
格差の固定化といえば もう格差の固定化ですよね。
親の後ついで 家具屋になって 家具屋から貸しビルやさんへ
も けっこうおおいものです。

それは悪いことではないですが
一方でやりたいと思ってやれない人がいて
一方で やらないで ほかに変える人もいるわけです。

気になるのは 今まで 会社の人がやっていたことが
規模の縮小 自分でやるとなったら 
実力を養っていなかったという人がいることで
あぁ~~れま ということがあることです。

自身4代目なので えらそうにいってるようではありますが
自分が恵まれた環境にいるということは 自覚して
それに見合った努力 や 知識を身につけないとねということです。

新たにはじめようと思う人に対しての 支援とかがなければ
はじめられないものだし
一方で 本筋と外れたところで 新たにはじめられると
それはそれで 肝心なポイントが外れます。

もっとも たとえば政治の世界とかも
みんな何代目だか。
子供のころからの教育 薫陶を受けた結果と考えるべきか
はたまた いろいろと恵まれた環境で育って
苦労を知らないと考えるべきか どちらなのでしょうか。

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