Welcome to TANN'S_blog(中島富男)

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速く実用化して欲しいと思う『新技術』たち10項目。

2013-01-14 23:12:32 | 気になった理系ニュース
技術に限界はあるのかと、若い頃からずうと感じてきたのではあるが、今まで生きてきて『限界』と言うものに直面したことがない。

何かが限界に達すると、新しい技術が生まれて、限界を超えて行く。 今の所、限界は、万物は光の速度を超えて進むことができないということだけではないかと思っている。

最近ニュースになって、速く実用化して欲しいと思う新技術を羅列する。

1.人工光合成(リンクは日経有料記事です。すみません) :二酸化炭素からアルコールを人工的に作ってしまうという技術です。パナソニックとトヨタ+デンソーが進めています。

2.ナトリウムイオン電池:リチウムイオン電池全盛ですが、リチウムは高価で、原産国も限られます。元素周期表を見れば、Liで効率の良い二次電池ができるなら、Naでもできるだろうと、想像するのは簡単で、実際開発が進められています。これも、トヨタなどが開発しています。

3.水からの水素を効率よくできる光触媒 (九州大学) (リンク貼るのが面倒なったので、ごめんなさい):光と水だけから水素ガスを作る触媒です。

4.高温超伝導送電線:JR東海がリニアモーターカーを走らせる計画をしていますが、あれは、液体ヘリウムによる超伝導電線を使います。より高温の液体窒素で超伝導を起こす材料も研究されています。それが、一般化されれば、送電ロスを画期的に減らすことが可能になります。

5.ミドリムシからプラスチック:ミドリムシの光合成を利用して、プラスチック用の材料を作るという技術です。これが実用化されれば、石油コンビナートの化学工場が一変します。

6.宇宙太陽光発電:静止軌道の太陽光発電衛星です。大気の邪魔が無いので高効率の発電が期待されています。地球にはマイクロ波で送電します。簡単に言えば、電子レンジの中で飛び交う電磁波です。

7.セルロース系バイオマスによるアルコール発酵技術:日本の秋に大量に出る稲ワラ、山林ででる間伐材。今は燃やすしかありませんが、穀物ではなくて、発酵させにくいセルロースからこメタノールとエタノールを作る技術が研究されています。実験プラントはもう出来ています。

8.チリパタゴニアで風力発電をして、海水の電気分解から水素ガスを作り、タンカーで日本に運ぶシステム:チリのパタゴニアは一年中風が吹いていて、人口密度が非常に小さい、地球の偏狭です。今日本では、海洋風量発電をやろうとしていますが、日本の周囲の風は変動が激しいし、人も多い。漁業への影響もある。それなら、チリ政府に協力を求めて、パタゴニアに水素分解用の風力発電設備を大量に作って、タンカーで日本に運ぶ。夢のような話ですが、こういう研究も調査も国費で行われてます。ただ、実施予算が割り当てられないだけです。

9.うなぎの完全養殖:うなぎを安く安全に食べたい。そうすると、完全養殖しかありません。関係者の皆さん、よろしくお願いします。

10.個人識別番号のシステム的統合(民主党政権時代のマイナンバーです):運転免許証番号、パスポートナンバー、健康保険証番号、年金手帳番号。一体、国民に幾つのバラバラの番号を割り振り続けるのでしょうか?マイナンバー一つで、全て済みます。これを使って、選挙の電子投票も可能にして欲しいです。住民票や印鑑証明程度なら、マイナンバーで、自宅のプリンターから印刷できるようにして欲しいです。行政の無駄は、事務職の問題ですから。どうせ公務員を採用するなら、専門職職員を増やしましょうよ。事務経費は減らして。


取りあえず、10個並べてみました。すべて、予算がネックになってる技術です。かつ、鉱物資源に恵まれない日本も資源でアドバンテージを得られる技術です。

技術に限界は無いと、未だに信じきっています。 私は50歳の夢見るオヤジです。

11.おまけ:上の10の技術は日本内で誰かが研究しているとわかっているものです。11番におまけで、誰かに研究して欲しいと願っているものを書きます。『放射線廃棄物の太陽への輸送宇宙船』です。地球上に放射線廃棄物を安全に長期間保管する場所を探すのは大変なことです。それであれば、きっとなんでも溶かしてくれる太陽へ運んで処理してもらう。鉄腕アトムの最終回を実現させることです。 でも、鉄腕アトムと違うのは、何度もロケットを打ち上げないといけないことです。そうでもしないと、原発から出たゴミの最終処理はできないと考えています。

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