Welcome to TANN'S_blog(中島富男)

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日本の仏教に関すること2件 その2

2014-07-19 21:56:47 | 少し理屈ぽいこと
日本の仏教界は,宇宙全天球背景マイクロ波観測結果や,LHCのヒッグスボソンの実験結果に対して, 一体,どのような見解を持っているのだろうか? もっと身近では,STAP現象発生有無について,見解を考えているであろうか? 日蓮宗で15世紀くらいかな? その頃の日本人の知性と,現代の人類の知見の間を埋める努力を,仏教界はしているのであろうか? 神道は,何でも神様なので,ヒッグスボソンでさえご神体 . . . 本文を読む

日本仏教に関すること2件 その1

2014-07-19 21:45:10 | 少し理屈ぽいこと
天台宗と真言宗、いわゆる、密教については、学生時代に関心を持ちました。 比叡山にも高野山にも行く機会を得ていないのですが、 密教に関する、今の私の考え方は、平安期の大和朝廷の貴族階級にとっての、明治期貴族のキリスト教文化みたいなものと理解しています。 つまり、外来文化への憧れの対象です。 なので、密教の教義による、日本の四国遍路は、日本人の文明に対する理解の低さの現れと捉えています。 また . . . 本文を読む

集団的自衛権の閣議決定は、安倍長期政権の野望の撒き餌である

2014-07-05 20:47:19 | 税金・納税者
もし、明日、有事が起きたらどうするか? このことについて、誰もあまり語らない。 憲法で交戦権を認めないとするから、侵略者のされるままにされるのか? いくら私が、集団的自衛権に反対しているとしても、そこまでお人好しではない。 まぁ、私の歳なら、川の流れは、泡沫のごとしと、方丈記を気取ってみせるが、武器を持たなければならないなら持つ。 では、明日、武器を持って、敵と戦う法的根拠は、何によるか . . . 本文を読む

9条の交戦権放棄の解釈変更に、私がなぜ反対なのか?

2014-07-05 08:37:53 | 税金・納税者
ここ数日、安倍晋三第二次内閣が、平成26年7月1日に行った、 日本国憲法第九条の解釈変更、特に、交戦権の放棄について、集団的自衛権の行使は、交戦権の放棄の範囲内とする閣議決定について、 私は、何故反対なのだろうと、自問自答してきたのであるが、 賛成と言う人たちとの、議論を経て、それなりの理由がわかったので、書き留めておく。 集団的自衛権の行使を交戦権放棄の範囲内とする日本国憲法第九条の解釈変 . . . 本文を読む

集団的自衛権行使容認とかを考えるために,敢えて,日本史を考えてみるべき,2冊。

2014-07-05 00:20:00 | 紙ゴミ
安倍晋三第二次内閣が,日本国憲法第9条の自衛権の放棄の憲法解釈変更の閣議決定を行ったことについて,賛否が入り交じって,国論を分けている。 右に倣えのマスコミも,意見が分かれると言う,望ましい形になった。 時間が,現在から未来にしか流れないと言う,困った物理量であることを,前提すると,『未来』は予測不可能であり,『過去』の情報と経験からのみ,未来を予測するしかない。 それならば,結局,歴史を振 . . . 本文を読む

国破れて山河あり。 堤防は,蟻の一穴からも決壊する。

2014-07-04 00:56:57 | 税金・納税者
別に古くさい,漢語をもちだそうと言うのではない。 日本史を振り返れば,古事記・日本書紀の成立した律令制度の前は,豪族分権社会。律令制度により,中央集権。律令制度が壊れて,再度,分権社会。 鎌倉幕府が成立して,朝廷から武家に政権が移って,中央集権。元寇のあと,混乱して,室町幕府で,一旦落ち着くが,戦国時代は,分権社会どころか,下克上。 徳川は結局.中央集権と地方分権を両立させる。 『日本国』と . . . 本文を読む

理念と現実対応の論理のすり替えが、集団的自衛権

2014-07-03 00:32:55 | 税金・納税者
日本国憲法の平和主義と、その実現のための、交戦権の放棄は、理念と手段である。 理念は、憲法の前文にあり、それを実現する手段が、九条にある。 一方、同盟国(交戦権を放棄した国に、軍事同盟が存在すること自体違憲ではないかと思いたくなるが)との集団的自衛権というのは、現実世界への対応の手段である。 集団的自衛権の閣議決定の説明に、多くの文字を使わないといけないのは、理念を、現実対応のため、踏みにじ . . . 本文を読む

21世紀的であるとは。

2014-07-02 20:50:41 | 少し理屈ぽいこと
西欧の第二次世界大戦までの多くの戦争は、素をたどれば、ゲルマン諸民族間の領地争い。日本の豪族たちの戦みたいなもの。 例外は、ナポレオンとナチスの侵略戦争。 今、日本が準備しようとしているのは、そのどちらにも属さない、文明間の戦いです。 それならば、戦争と言う手段ではなく、産業革命以降の現代文明から、いち早く、次の文明を構築すれば良い。 16世紀のスペインやポルトガル、18世紀以降のGBのよう . . . 本文を読む

何故、たった一つの閣議決定が、これほど問題になるのか?

2014-07-01 22:16:36 | 税金・納税者
東アジアには、直接民主制を採った場所は、恐らく無い。 ヨーロッパの民主制は、その基礎として、古代ギリシャや古代ローマの市民による直接民主制がある。 スイスは、今も直接民主制を採っている。 日本において、一般の有権者が、政治的発言をすることは、控え目である。 国民主権の国で、普通選挙権もあり、国税も納入しているのに、政治的な発言は、あまりされない。 理由は、様々であろうが、東アジアの支配者 . . . 本文を読む