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どうせならシェア世界シェア100%を狙ってほしい。東芝の電子書籍端末に思う。

2012-01-28 22:23:59 | 気になった理系ニュース
こんなニュースが流れた。

東芝がカラー液晶の電子書籍端末

こういうマーケットの狙いだそうだ。

”同社の電子書籍サイト「ブックプレイスストア」から書籍や雑誌を購入する。2011年度末までに品ぞろえを現在の5万冊から10万冊に拡大する。15年度には同サイトの利用者数150万人、端末と電子書籍を合わせた売上高400億円を目指す。”=日経電子版から引用。

Appleの10月-12月四半期の利益が約1兆円。 iPhoneが貢献したらしいが、iPad2もそれなりに貢献しているに違いない。

AmazonのKindleだって、日本語対応されたらどうなる? AppleもAmazonも社運を掛けて電子書籍を扱っている。

さて、東芝の電子書籍端末はどうなんだろうか? 社運をかける勇気を持っているか? はやりだから作ってみたってことないか?

そう言えば、東芝って、掃除機のRoombaの真似っ子も作り出したな。

一体、どういう人に自社に端末を売る気なんだろう? iPadを持ってる人は、わざわざ日本メーカーの端末買わないだろう。

さて、ここまでのぐちゃぐちゃは何を言いたいか?別に、東芝を批判したい訳ではない。

売れるかどうか分からないプロジェクトに、貴重なエンジニアの工数を使わないで欲しいと言うだけである。資源は有限である。特に人的資源は極めて限られている。個人が優秀であっても、組織に潰されることだって稀ではない。

それならば、何にでも手を出して、リスクヘッジするんでなくて、社運を掛けたプロジェクトに人材を投入して欲しいと思うのである。それでないと、計画通り売れなかった責任を末端が取ることになる。負けた経験だけを積んでは、育つ人も育たない。

勝ち負け半々が丁度良い。 自信と反省を繰り返すことで人も組織も延びることが出来る筈。

しかし、東芝(ソニーもパナソニックもだけど)の電子書籍端末って、どういう人が買うんだろう?

iPad2で自炊すれば済む話だもんなぁ。

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