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札幌の公園で見かける野鳥たち

近くの公園や河川敷中心の野鳥観察日記です。

12/21 高村光太郎の道程のごと

2021年12月21日 | 公園の野鳥2021
こちらの公園は面積が広いことから一部しか除雪が行われません。大半は散歩の方が踏み
固めるのですが、今年のように一日で50センチも積もられると遊歩道に入るのにもためら
いが出来ます。故に私の鳥見コースはまだ立ち入った人がいなく最初の一歩を踏み出すの
は、まるで高村光太郎の「道程」のようです。

・・僕の前に道はない・・


・・僕の後ろに道は出来る・・ああ、自然よ 父よ・・


 参考までに、高村光太郎の「道程」は、大正3年2月9日に作られ、「美の廃墟」3月号
に発表されたときは102行の長詩であったのが、9行の詩として詩集『道程』が刊行され
たのは同年10月。長沼智恵子と結婚したのは12月のことだそうです。

そんな公園にようやくシメが姿を見せてくれました。これも雪のおかげかも知れません。













12/20 降雪量も帳尻が合う

2021年12月20日 | 公園の野鳥2021
今年は雪が降らなくて良いと喜んでいたら、札幌は観測史上一番の大雪で、12月中の降雪
量の帳尻を合わせてくれました。もっと計画的にちょびちょび降ってくれたら除雪作業も
楽なんですけどね。自然に文句を言っても仕方がないので腰を痛めないように気をつけな
がら雪かきをしていました。

突然の大雪で野鳥さん達も大変でしょうが、これで山から下りてくるのが増えると嬉しい
のですが・・・














12/19 オミクロンは武田信玄の風林火山のごと

2021年12月19日 | 公園の野鳥2021
私が最初にオミクロンの事を書いたのは11月29日、当時はまだ南アフリカとごくわずか
な国でしたが、たった20日余りで80か国以上に広がって日本も危い状況です。この感染
の早さに武田信玄が旗印に用いたことで知られる風林火山を連想してしまいました。

其その疾(はやき)こと風の如ごとく、其の徐(しずか)なること林の如く、侵掠(しんりゃく)
すること火の如く、・・・

雪の原から僅かにのぞいている地面でエサを探しているセキレイ。前回のオミクロンの時
に登場してくれたので今回も登場願いました。オミクロンはセキレイのせいではありません。
 














12/18 食べ方をドジったヒヨドリ

2021年12月18日 | 公園の野鳥2021
やや大きめの木の実を見つけたヒヨドリ君、今年はどこも不作なので貴重な木の実を慎重
に食べていましたが、ちょっと失敗してしまいました。

やや大きめな木の実ですが、一口で一気に食べるのかと思いきや・・

皮の部分を少しだけちぎって食べるようです・・

・・と思いましたら、ポイッっと放り投げてしまいました。

まずかったのか、舌をぺっぺっとしているような仕草です。

まずいのでもう食べないのかと思いきや、再度大口を開けてチャレンジ・・

でも、やはり皮の部分をちぎっては放り投げます・・

ここで、まずは皮をむいてからゆっくり中身を食べるのかと気づきました・・

上から、下から順調に皮をむいていたのですが・・

勢いあまって中心部にクチバシが刺さり口封じの状態に・・計画の狂ったヒヨドリでした


12/17 今年のキクちゃんは手ごわい

2021年12月17日 | 公園の野鳥2021
日本で一番小さくて軽いキクイタダキ、北海道の針葉樹林でも繁殖するとのことですが、
公園に降りて来るのは寒くなってからです。ただ公園に到着したばかりの時は人なれして
いないせいか、なかなか人前に出てきてくれません。このキクちゃん、黄色の冠羽が開く
と菊の花のように見えることから名付けられたようなので、いつの日かライブで菊の花の
ような冠羽を見たいものです。



















12/16 河川敷にヨシガモ

2021年12月16日 | 公園の野鳥2021
河川敷を流れる川はマガモかコガモが多いのですが、今日はその中にヨシガモが混じって
いました。周辺の湖沼は凍結が進んでいますので一時的に避難してきたものと思われます。
雪が降ると水量の少ないこの川もすぐに凍結してしまいますので、つかの間の休息場所と
なります。

















12/15 雪道でキタキツネとお見合い

2021年12月15日 | 公園の野鳥2021
うっすらと雪化粧した札幌です。いつもとは真逆のルートで鳥見を始めたら曲がり角でキ
タキツネとバッタリ。どうしたもんか考えながら暫しの間お見合いを続けます。キタキツ
ネも困ったような顔をして上や横の様子を見ていましたが、最後は私に道を譲ってくれま
した。敬老精神のある若いキツネちゃんでした。

















12/14 思い出の品

2021年12月14日 | だわ言
年末恒例の後片づけと引き出しの中を整理していたら、懐かしいものが二品見つかったの
でご紹介。皆様にも忘れられない捨てられない品がたくさんあるのでしょうね。

一品目は「幸福ゆきの切符」
この切符は昭和48年にNHKの「新日本紀行」において『幸福への旅 〜帯広〜』とし
て紹介されてから、一大ブームとなりました。私は当時20代の独身で釧路市愛国というと
ころに住んでいたこともあり、人気にのせられて買いに行ったようです。残念ながら広尾
線は昭和62年に廃線となりましたが、愛国駅と幸福駅は昔の姿で建て替えられ、今でも
観光客の人気となっています。

昭和49年11月6日 誰と行ったか忘れましたが、これは捨てられないなぁ。


二品目は「キーホルダー」
この品は30代のころのヨーロッパ旅行の際のお土産として買ったものですが、自分もキー
ホルダーとして使用していました。何年かして東京出張のため千歳空港に行ったところ、
当時テロ対策が厳しい時期だったので、機内に持ち込めない刃物としてチェックを受けま
した。手荷物として預けておけばよかったものの、ポケットに入れておいたのが大失敗で
した。捨てるのももったいなく空港のロッカーに預けましたが、長期出張だったためキー
ホルダーより高額な預け代となりました。

こんな小さなものが凶器だなんて、当時の判断も狂気の沙汰のような・・。
  



12/13 仲良しトンビ

2021年12月13日 | 公園の野鳥2021
「夕焼け空が マッカッカ とんびがくるりと 輪を描いた ホーイのホイ ♬」昭和33
年の三橋美智也の夕焼けとんびの一節です。トビといえばこの曲しか思い浮かびません。

青空の下で二羽のトビ(おそらく兄弟)が空中戦で遊んでいます。遊ぶ方は良いでしょうが、
こんなに派手に動き回れると野鳥が恐れて出てくれません。困ったもんです。














12/12 冬将軍がすぐそこに

2021年12月12日 | 公園の野鳥2021
これから札幌の寒さも本格化するとの天気予報です。積雪のない生活ともまもなくお別れ
なので、玄関に除雪スコップの用意をしなくてはなりません。しばらく天候が悪そうなの
で、鳥見が出来そうもない悪天候の日に運転免許証の更新に行く予定です。

カワラヒワの群れはまだ居てくれそうです。