峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

クモマグサ

2010年01月11日 | 花木
 池田市緑のセンターで撮った鉢植えの「クモマグサ」という花。茎が横に這うように広がり、直径2~3㌢のかわいい5弁花がたくさん咲いている。漢字では「雲間草」。ヨーロッパ原産のものを改良した園芸品種である。

 日本の高山植物の「雲間草」(花は白色)とは別種だという。ただ、名前は同じ。混乱するので園芸品種の方は「洋種雲間草」(ヨウシュクモマグサ)という名で区別される。それでもややこしい。だから学名の「サクシフラガ」(Saxfraga)と呼ぶ人もいる。だが、こんなラテン語名が加わると、なお覚えにくい。

 ユキノシタ科。根や茎は、いかにも生命力がありそう。ラテン語名の意味は「石を砕く」、つまり、岩の割れ目などでもたくましく育つことからついたそう。可憐な花の姿は、梅に似ている。梅の開花はもう少し先だが、こちらは温室ですでに“満開”である。

  ≪今月の「11日の花」は、「ヨウシュクモマグサ」にしました≫
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2強

2010年01月10日 | ギャンブル
 正月競馬の変則開催。11日(月)の中山競馬では重賞GⅢ「フェアリーステークス」(芝外1600㍍)が組まれている。キャリアの浅いメンバー同士の戦いは、どうしても勝ちっぷりから狙いを絞ることになる。ジャングルポケット産駒の2頭が注目されるが、本命にはアプリコットフィズ。対抗にテイラーバートン。両馬の力が抜けているのではないか。

アプリコットフィズ
テイラーバートン
ロジフェローズ
メジロオードリー
ディアアレトゥーサ
× セントアンズ
 アプリコットの新馬緒戦勝ちは、時計(東京マイル1分34秒7、上がり34秒2)がすばらしく、2着に0.7秒差。文句なしの完勝だった。あのウオッカが新馬戦を制した時は京都のマイルで1分35秒0。馬場や状況が異なり、単純にタイムだけを比較すべきではないが、34秒台が“超優秀”であるのは間違いない。2戦目でどんな走りを見せてくれるか楽しみである。

 テイラーの戦績は[2-1-0-0]。②着に敗れたのは2走目の萩S(京都1800㍍)。ゲートで出遅れ無理脚使ってハナに立ったのが響いたようだ。それでも1分47秒1で駆けたのは立派だ。今度が4走目。レース慣れという点では◎より有利。互角に渡り合える。

 連下争いではロジフェローズ、メジロオードリー、ディアアレトゥーサの順。大穴でセントアンズ。ダートを含め1000~1200㍍で7戦しすべて③着以内。初距離でも相手なりにしぶとく粘りそうなので…。
 ≪カット写真は阪神競馬場のスタンド鉄骨の覆い≫ 
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マイル向き

2010年01月09日 | ギャンブル
 10日の京都競馬のメーンは「シンザン記念」(GⅢ芝外1600㍍)。軸馬にガルボを据えたい。強敵相手のマイルのGⅠ朝日杯FSで④着した馬。末脚もしっかりしていて、このメンバーなら力的にも大威張りだ。
ガルボ
メイショウカンパク
ピサノユリシーズ
エイシンホワイティ
タガノパルムドール
キョウエイアシュラ
× レト


 ガルボは4戦目で千四の未勝利戦を勝ち上がった。朝日杯では好スタートからいったん中団に下げ、G前で伸びるという味な競馬。マイルが向いている。追い切り上々で、調子はよさそう。走るたびに騎手が乗り替わっている。今回、関東から初の長距離輸送。小柄な馬なので多少気にはなるが、それぐらいはあっさりクリアしないと…。

 対抗にメイショウカンパク。先行して粘るタイプ。大崩れがない。マイルの持ち時計がトップというのも買い材料。武豊への乗り替わりで人気するだろうが、やむを得ない。▲ピサノユリシーズはキャリア2戦。いずれも出遅れた。しかし、持ち前の強烈な差し脚が決まれば逆転も可能だ。

 △エイシンホワイティもここ2戦スタートで後手を踏んだ。ゲート練習を繰り返したという。五分に出ればスピード自慢が生かせる。タガノパルムドールはマイルの新馬勝ちが優秀。キョウエイアシュラの巻き返し。穴ならレト。過去6戦は千二ばかり。前走重馬場を制しており、距離延長もこたえないか。
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インドネシアの風味

2010年01月08日 | インドネシア語
 
 インドネシアではとてもポピュラーな「クルプック・ウダン」。パリパリッとした食感で、ほのかに海老の味がする。インドネシア版の“えびせん”である。袋詰めされた「材料」が市販されているのを見つけた。自宅ではただ油で揚げるだけ。手軽につくれる。現地の家庭でもこんな風にして味わっているのだろうか。

 袋には「Krupuk Udang」とある。「Krupuk」は「Kerupuk」とも表記され、一般に辞書には「k」の後ろに「e」がつけられている。原材料は、練って乾燥させたタピオカでん粉。これに海老や魚のすり身、砂糖、卵、食塩が加えられている。「Udang」は海老のことで、この場合は揚げると「エビセンベイ」になる。もともとはジャワ料理だったらしいが、東南アジア一帯に広まっている。料理のアクセント、おやつ、お酒のあてにもなる。

 袋入りの大きさは1つが5×8㌢。揚げれば、見る見るうちに膨らんで2倍以上に。そのままでは、へんな形に曲がるので箸で適当に押さえておく。そして、揚げものの要領で油切りをすればよい。講釈は不要。だれでも簡単。日本のパリ料理店などでも出してくれるが、わざわざ出かけなくても、手づくりできるのがいい。何よりも私ら初めての“挑戦者”には面白い。

 ≪私はクルプックを京都・三条の海外商品をたくさん扱っている「明治屋」で購入。400㌘入り、578円でした。袋の裏にインドネシア原産、輸入者:協同食品(大阪市北区太融寺町)、問合せ先:06-6315-6366とありました。1袋でも量が多いので、パーティー用に向くかもしれません≫
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JAL

2010年01月07日 | 日常と健康
 世界の風景写真をあしらったJALの大判カレンダー。やっぱり、これが1番か。年明けから別の風景ものを掛けていたが、どうも落ち着かない。差し替えると、いつもの居間らしくなった。タイトルは「A World of Beauty」。

 ここ数年ずっと愛用してきたカレンダーである。JAL本体の経営ピンチが騒がれ、政府のバックアップ、企業年金のカットも話題になった。2010年は制作していないのかなと思っていた。6日午後、梅田の書店に寄ったさい、カレンダーフェアで探したら、ちゃんとあったではないか。なぜか、下の方に隠れていた。暮れに見たときには気づかずに、姿を消したものと早とちり。もっとよく探せばよかったのだ。

 風景が美しいのか、モデルの女性がすばらしいのか。おそらくどちらも「Beauty」という、ひっかけなのだろう。おまけにカメラの腕がいい。毎年毎月、共通のスタイルだ。写真は変わるが、雰囲気は似ている。写真の下、日にち表示数字も比較的大きい。長年それで目が馴らされてしまっている。だから、小さな数字あるいは微妙に字体が異なるだけで“違和感”を覚えるようだ。

 1月の写真は今年冬季五輪が開催されるカナダ・バンクーバーの雪景色。ペラペラとめくって行くと、欧米、アジアの“美”が続く。インドネシアもあった。「9月」、観光地・バリ島のレゴンダンスだった(カット㊨)。

 ≪毎月、カレンダーで世界旅行を楽しんでいます!!≫
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手品

2010年01月06日 | 日常と健康
 我が家の朝食はパンが主。そのお供に、かなり前からプレーンヨーグルトが卓上に出るようになった。最近はヨーグルトの“味つけ”にドライマンゴーをよく使う。半日ほどヨーグルトの中に入れて置くと、乾燥だったはずが何と「生マンゴー」に甦るのだ。テレビで知った不思議な手品だ。

 プレーンヨーグルトは糖分が加えられていないので、そのままでは食べにくい。従来はジャムや蜂蜜、ブルーベリーやバナナなどの果物を、小さく切って加えてきた。生の果物でフルーツヨーグルトができるのは至極当たり前のこと。しかし、乾燥、あるいは半生の状態が、生に戻る。生フルーツに変身するのは驚きである。

 ヨーグルトの秘めたる力(?)のせいなのか。ある程度長く時間を置く方が生っぽくなる。マンゴーのツルりとすべるような感じが出てくる。ヨーグルトにも、マンゴーの甘い味が移るようだ。(㊦は写真撮影のために急いで準備したが、半日ぐらい経つと見た目にも柔らかくなる)

 ほかの乾燥ものにも応用が利くかもしれない。袋入りの「ドライパパイヤ」を買ってきている。
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玉翁

2010年01月05日 | 花木
 冷え込みを知らない温室の中。室温は20度以上だろう。池田市緑のセンターで、球形のサボテンが小さなピンク色の花を咲かせていた。頭のてっぺんに、丸く輪のようにつながった“花飾り”である。「マミラリア」というサボテンで、和名は「玉翁」(たまおきな)。

 丸い形だけだと、それほど気にとめることもないサボテンだ。事実、もう長い間、見ているのにほとんど注目してこなかった。しかし、花をつけると“異彩”を放つ。白いトゲと細長い毛が伸びているところに、環状の花飾りを乗せている。

 「玉」は球形、「翁」は白い頭髪。英名「Old lady cacutas」。つまり、おばあさんが頭におしゃれをしているのである。サボテンの仲間は観葉植物として愛好家が増えている。花が咲く種類も多い。この玉翁の花は大きくないが、個性的だ。原産地はメキシコ。

 「サボテン」の語源は、ポルトガル人が日本に伝えた石鹸(ポルトガル語のシャボン=sabao)といわれている。茎から出る粘液が、石鹸のような役割を果たしていたからだ。さらに脱線…。もともとのシャボンは石鹸の産地だったイタリアの地名「サボナ=savona」に由来しているとか。
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京都のアメ

2010年01月04日 | お出かけ
 京都の三条でふと目に飛び込んだ飴屋さんに立ち寄った。間口の狭い、かわいい店(「御所飴本舗」)。彩りや並べ方がいかにも京都風だった。大阪のおばちゃんは“アメちゃん好き”で知られている。いつもバッグにアメを忍ばせていて、自分だけでなく人にも「どうぞ」と勧める。大阪に限らず、京都のおばちゃんも同様なのかも。

 アメは巾着のような小さな袋に入れるのがいい。年配のおばちゃんが“基本スタイル”を、そう教えてくれるのだ。昔からの小道具にこだわることもないと思うが、店内には透明のセロファンや小箱、缶入りのほかに、巾着もちゃんと置かれていた。孫らのお土産にアメ玉と袋を購入。

 レジで味見用として数個サービスしてくれた。口に入れて京の街を歩く。私にとっては実に久しぶり。何十年ぶりかのアメだった。子供のように、噛まずに舐め続けた。「これ、おいしい!」。隣の妻も同意していた。

 河原町から三条経由で東山の平安神宮へ。楽しみにしていた神宮近くの京うどんも食べた。今年のお正月3が日はよく歩いた。平均1日1万歩以上。新年の出足は好調だ。珍しいアメには出会ったが、雨には降られなかった。満足々々。
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ラトビアの石鹸

2010年01月03日 | 日常と健康
 顔を洗おうとして、香りに驚いた。「外国の高級ホテルに来たみたい!」。ちょっとオーバーでも、年明けから我が家の洗面所が何となくいいムードに包まれている。香りのもとは、白っぽい手づくり石鹸。ホイップクリームに似た泡立ちを自慢している商品だが、香りにも人気があるのが、よく分かる。

 石鹸に関心を抱くのは、お肌を気にする女性だろう。子育てに忙しい娘のお供で、暮れに西宮阪急へ出かけ、手軽な正月用の手土産プレゼントを探した。ラトビアからやってきた石鹸の店「ステンダース」(1階)に入ってあれこれ思案。やっぱり女性の目だ。男性なら石鹸そのものをなかなか思いつかない。

 小3の孫が「泡で手を洗ってみる?」と女店員に誘われて、うなずく。石鹸の中に保湿クリームが入っているらしい。私は結局、最終選択の場面で「これがいい」と後押しする役である。そして、娘は自分用(妻と話し合って我が家と折半)に『ローズクリーム』を追加。年明けから洗面所に置かれていたのは、そのローズ石鹸の半分なのだ。

 後で聞いたら、同店の1番人気がこのローズ。石鹸は泡だてて使うのが第1だが、香りだけでもけっこう楽しめる。小さくカットして布で包み、バッグやタンスの引き出しに入れて置くという使い方もあるという。
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中山寺の名物!?

2010年01月02日 | お出かけ
 元日の午後から電車で「中山寺」へ。本堂前は混雑がひどく、参道の要所々々で通行の規制をしていた。それでもストップ時間はわずか。“左側通行”で、人の波は流れていた。覚悟はしていたし、まぁまぁ、予想した範囲内だ。

 通称「中山さん」。安産祈願の寺として広く知られている。しかし、ご祈祷の掲示内容を見ると何でもOKのようである。「除障延命」「福徳増進」「病気平癒」「健康増進」「厄除開運」「学業成就」「入試合格」「交通安全」「家内安全」「商売繁盛」。おおむね四字熟語。ほかに「夜泣封じ」「疳虫封じ」もある。

 70歳近くなると、体のどこかに傷みは出てくる。足が弱ってきたのも、代表的な徴候のひとつ。神頼みをするより、自分で鍛える努力が必要だろう。そんなことを声に出して言うのは“バチあたり”になるか。ご利益がないかもしれない。

 おみくじを引いてみようとしたら、長蛇の列。あきらめた。「梵天」という喫茶・軽食の休憩所も満員だ。その店にテイクアウトできる中山寺名物“蓮ごはん”があった。何度も中山さんには来ているけれど、そんな名物は、知らなかった。

 蓮の葉に包まれたもち米のおにぎり風。中にレンコン、雪菜、ぎんなん、クコの実、油揚げが入っている。蓮は延命益寿の薬用野菜とされてきた。葉の香りは癒しの効果もあるという。持ち帰り用は冷凍されていて、レンジで3~4分チンするだけ。

 夜、いただいた。蓮の香りがおにぎりに適度に移っていて、なかなかの味。ちなみに値段はちょっと高くて1個600円。≪この名物もいわば“縁起物”。お正月だから、「高い」というのは使用禁止語かな≫
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