峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

彫刻像

2010年01月18日 | 
 阪急宝塚線曽根駅前にある彫刻。「平和の呼び笛」というタイトルがつけられている。久しぶりに曽根駅周辺をぶらついて目にとまった。駅周辺はころっと風景が変わっていた。駅が高架になったのは1997年秋。この彫刻はそれ以前の85年3月、豊中市が非核平和都市宣言を記念して設けたという。

 笛を吹いているのは、少年かと思った。そうではなくて少女だった。笛の音にシカ、クマ、ウサギ、アヒルや小鳥など森の動物が集まって寄り添う。そして、おとなしく聞き耳を立てている。まるでメルヘンチックなおとぎ話の世界だ。平和な地球環境の願いを込めた像。彫刻家・吉田叡示氏の作品である。駅近くの通りには、ほかにも動物の彫刻を野外展示している。

 駅前は特に「夢の樹ひろば」と名付けられている。夢は見続けるものだけなのか。なかなか実現しない。
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