峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

インドネシアの風味

2010年01月08日 | インドネシア語
 
 インドネシアではとてもポピュラーな「クルプック・ウダン」。パリパリッとした食感で、ほのかに海老の味がする。インドネシア版の“えびせん”である。袋詰めされた「材料」が市販されているのを見つけた。自宅ではただ油で揚げるだけ。手軽につくれる。現地の家庭でもこんな風にして味わっているのだろうか。

 袋には「Krupuk Udang」とある。「Krupuk」は「Kerupuk」とも表記され、一般に辞書には「k」の後ろに「e」がつけられている。原材料は、練って乾燥させたタピオカでん粉。これに海老や魚のすり身、砂糖、卵、食塩が加えられている。「Udang」は海老のことで、この場合は揚げると「エビセンベイ」になる。もともとはジャワ料理だったらしいが、東南アジア一帯に広まっている。料理のアクセント、おやつ、お酒のあてにもなる。

 袋入りの大きさは1つが5×8㌢。揚げれば、見る見るうちに膨らんで2倍以上に。そのままでは、へんな形に曲がるので箸で適当に押さえておく。そして、揚げものの要領で油切りをすればよい。講釈は不要。だれでも簡単。日本のパリ料理店などでも出してくれるが、わざわざ出かけなくても、手づくりできるのがいい。何よりも私ら初めての“挑戦者”には面白い。

 ≪私はクルプックを京都・三条の海外商品をたくさん扱っている「明治屋」で購入。400㌘入り、578円でした。袋の裏にインドネシア原産、輸入者:協同食品(大阪市北区太融寺町)、問合せ先:06-6315-6366とありました。1袋でも量が多いので、パーティー用に向くかもしれません≫
コメント
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