峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

海苔

2009年02月26日 | 日常と健康
 短期の旅行だと日本食がなくても大丈夫だ。その土地の食べ物がある。最初は珍しい。中華も平気だし、欧米ならそう困らない。しかし、定住となるとどうだろうか。きっと不自由な思いをするに違いない。

 海外駐在を経験した友人たちは、食生活は問題なく過ごしたようで、むしろ現地料理のうまさを強調する人が多い。40年も海外にいれば、日本人ではなくもう“外国人”だという冗談も聞く。昨夏、インドネシアに移住した知人が、時には“日本の「海苔の佃煮」や「ふりかけ」でインドネシア米を食べている”ことをちらっと漏らしていた。彼はまだ独身である。

 私は妙に共感を覚えた。ノリは好きであり“常備食品”の1つであるからだ(集めて写真に撮ってみた)。海外でも最近は日本製食品が出回っており、インドネシアでも例えば海苔の佃煮・桃屋の「江戸むらさき ごはんですよ!」などが売られているらしい。

 韓国産の焼き海苔は、日本でよく売られている。ごま油と塩を使った独特の調理ノリである。キムチは論外として、韓国人もまたノリ好きなのだろう。日本に住んでいても韓国の人にとっては“共通の食品”が多いはずだ。でも、「ふりかけ」は好物かどうか。「ふりかけ」にも小さく刻んだノリが入っているものもあるけれど。
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