峠を越えてもまだ先がある

谷 和也 シニアの挑戦 ゆっくりマイペースで

紙パック

2009年02月06日 | 日常と健康
 我が家で使う調味料類は、いつ頃からか小型化してきた。愛用している醤油は小型の紙パック入り。香川県坂出市でつくられている「低塩だし醤油」(200㍉㍑)。もうひとつは「創味のつゆ」(1000㍉㍑=京都市伏見区、創味食品工業)。高齢夫婦2人だけの世帯に、1升瓶入りはデカ過ぎる。といって、料理によっては量が必要なこともある。そこは主婦のチエ、適当に使い分けているそうだ。

 定年退職の身なので、本当は料理作りを手伝えばいいのだが、実際には「そう思う」だけ。なかなか行動に踏み切れない。第一、何がどこに仕舞われているかも、いちいち尋ねないと分からない。ふと気づくと、台所には“醤油差し”がない。

 小型のパックが醤油差しの代用をつとめているのだ。小さなふた付きの注ぎ口(口栓)から直接かけて使える。慣れてしまえばOK。重宝している。おまけにこの醤油は高血圧対策に合う“低塩”ときている。塩分が約8%。普通の「濃いくち醤油」の半分程度だという。冷や奴には、そのままかけられるし、料理によって適当に薄めて使う仕組みである。

 讃岐(香川県)は「うどん」で知られているが、醤油の本場でもある。かつて3年半生活していたので、うどん、だし、醤油とも“縁”を感じる。メーカーの鎌田醤油によると、200㍉㍑の紙パックは「小家族が風味と鮮度が落ちないうちに使いきるのを狙って」開発したとか。

 大きいパックの方の「つゆ」は、四国ではなくて製造元は京都。「“つゆ”と書かれていても、味のついた醤油の感じ。煮物のほか、何にでも使える…」。どちらもスーパーに売っていて、主婦の間では人気があるらしい。好みはさまざまだが、我が家の「醤油とつゆ」は、この大小パックの組み合わせが続いている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする