京王高尾山口から南高尾の稜線を越え高尾山へ、
そこから日影沢に出て小仏川沿いを歩き高尾駅まで、久々にロングコースを歩きました。
出会ったスミレたちは一週間前とだいぶ変わっていました。
※花々の掲載は順番どおりではありません。
【フイリヒナスミレ】
【ヒナスミレ】
【タカオスミレ】
【マルバスミレ】
【アリアケスミレ】
【カントウミヤマカタバミ】
【ジロボウエンゴサク】
【シロバナエゾスミレ】
【ナガバノスミレサイシン】
【ヒゴスミレ】
追記:3月29日に撮影したヒゴスミレ「あの場所のヒゴはたぶん植栽でしょう!」と、
高尾の自然に詳しいA先生に教えていただきました。
言われてみれば、自然のものしては花付きが良すぎだし、
ふんわり丸い花びらは民家の庭先でみかけるそれと似ていたので、
何となく怪しいとは感じていました。
ならば、と再度出かけたこちらのヒゴスミレ、前出に比べるとやや自然に近いと感じていたのですが、
又もや植栽であることが判明いたしました。
山のヒゴスミレの種を自分の庭で育てて山に返したと言っている人がいて、先日、Fさんがその方を見かけたとのことです。
良かれ思ってしたことかもしれませんが、自然の植生を乱すこのような行為は絶対にやめていただきたいものです。
【コスミレ】
【アカネスミレ】
【オカスミレ】
昨年、はなねこさんが発見したヒノクマスミレ【コスミレ ✕ アカネ(オカ)スミレ】らしき花を私も見つけました。
でも、見つけたのはこの一株のみ…
しかも、花弁には粘っこいアブラムシ(?)がべっとりくっついて手で払ってもしぶとく離れませんでした。大丈夫かな。。。
【ヒノクマスミレ】?
ピンと立ち上がった上弁と淡い色合いはコスミレ風、側弁の毛はアカネ(オカ)風、
でも、これだけ見ると、ヒゲコスミレ、又はウスアカネスミレも考えてしまいます。
葉の雰囲気はその2つが交じり合ったような質感です。
周辺には、アカネ、オカ、少し離れてコスミレもありました。
このスミレちゃん、はなねこさんが見つけたヒノクマスミレと同じだといいのだけれど…^^;;
スミレ図鑑からのお邪魔です。
9日に日影沢、小下沢を周り高尾山口往復ルートで行ってきました。
当方は鳥、昆虫をメインとしていますが、植物も撮影しております。
東京にお住まいのようですので、当方の撮影したスミレ等の同定と学習に拝見させて頂いております。
勿論写真の美しさにも惹かれておりますので
今後ともよろしくお願い致します。
9日に裏高尾を行かれたとのこと、植物の様子も日に日に変わっているので、毎日でも出かけたくなるエリアですよね~植物、鳥、昆虫ですとさらに大忙しですね^^;
私も高尾は大好きで、あちこち動きまわっていますので、どこかでお会いできるかもしれませんね!
どうぞ山よろしくお願いいたします。
雑種は難しいですね。なんか様子がおかしいのは分かるのですが、その先がなかなか難しいです。
ヒゴスミレの植栽の件で追記している間にコメントを下さったようで恐縮です。
高尾は都心から近くアクセスが良いのでいろんな人が山に入り、そして、余計なこともしてくれるようですね^^;
盗掘はもってのほかですが、種を蒔いたり苗を植えたりする行為も同罪だと思います。
何だかガッカリですね~~
で、気を取り直し…^^;
この季節、交雑種を探すもの楽しみのひとつです^^
大分前、日陰沢でユキワリイチゲが植えられているのを見つけ、ある方に伝え、退治した事があります。
そこらに撒かれたら大変だと思います。
こちらにも本来無いはずの野草が・・・・・・
テレビで○○が絶滅危惧種とか聞くと環境を考えずに、それだけを育てて増やそうとするのも考え物です。
高尾山もチケット制とか入山制限したい(~~;)
ユキワリイチゲみたいに可愛い花でも、本来あるべき場所で育ってほしいですね~
現に、鳴神山のカッコソウなどは山に戻しているわけで、正直言って私自身もどこまでが善でどこまでが悪なのか判断に困ります。
ちょっと、考えさせられますね…^^;
植栽といえば尾瀬のアヤメ平も植生回復のためとはいえ種をとってきて蒔いてるわけですから植栽と言えば植栽ですから線引きが難しい・・・
残念ですが、そのようです。
近くにはアカネやオカスミレが多いので、気持ちは複雑だけどハーフさんが産まれたらそれはそれで嬉しいかも。。
靴の裏に付いた種で増えていくこともあるので、自生か植栽かの判断は難しいですね!
斜面のヒゴスミレは私も双眼鏡で確認しましたよ^^;