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サガミジョウロホトトギスに会いに行きたい…今年こそは絶対に行こう!!
時期は9月上旬がベストかな。。
そう考えてチャンスを狙っていたけれど、お天気と自分自身の都合が合わず、
結局、少し遅めの9月12日に出かけることしました。
久しぶりの丹沢はフジアザミがちょうど見頃で、トゲトゲの座布団に鎮座する大輪のアザミに圧倒されながら
アップダウンの尾根道を歩くと早くもヘロヘロ。【フジアザミ】
9月に入り涼しい日が続いていたけれど、この日は高温と高湿度のためか、
ガスが立ち込め、富士山の姿を拝むことは出来なかった。
それでも、足下には秋の草花が咲き始め、季節の移ろいを感じることができた。
【ホトトギス】
ハンカイシオガマの残り花が一輪、この時期に丹沢を訪れるのは初めてだったので、
この花は初めての出会い!
見ることができて良かった!!
【ハンカイシオガマ】
ハヤズハハコが岩に張り付くように生えている。
ヤハズハハコは奥多摩で見たことがあるけれど、奥多摩のものは、弱々しい印象だった。
日当たりのせいかな?丹沢のヤハズハハコはガッシリと力強い!
【ヤハズハハコ】
おや、コナスビって秋口でも見られる花だったのですね…
踏まれそうな登山道の真ん中で黄色い花を咲かせていました。
【コナスビ】
ツルボが一輪だけ咲いている。
里では見慣れた花だけど、山の中で見ることは少ないのでカメラを向けてみました。
【ツルボ】
さて、お次は識別が大の苦手の野菊たち、
これから次々に花を咲かせる可愛い野菊たちはこれからが本番!!
【ノコンギク】
【ハコネギク 】
秋の草花を愛でながら、黄色いホトトギスが咲いていそうな場所をキョロキョロ。
じっと目を凝らし、見落とすことがないように細心の注意を払っていくと、ついに見つけました!!
数は少ないけれど、紛れも無いサガミジョウロホトトギスです。
いやはや、暑い中、登った甲斐がありました。
【サガミジョウロホトトギス】
葉がかなり傷んでいるので“貴婦人”と呼ぶにはやや抵抗がありますが^^;
確かに気品を感じる落ち着いた色合いです。
そして、何より簡単に出会うことができない奥ゆかしさに魅力を感じます。
出会えて良かった!!
近くでは、イワシャジンも咲き始めていました。
【イワシャジン】
イワシャジンが咲き始めると、丹沢も次第に秋色へと変化していくことでしょう!
ヤマビルが怖くて、暑い季節の丹沢は極力遠ざけてきたけれど、あまり臆病になる必要はないのかな…
前日の雨で樹林帯は湿っぽかったけれど、
登山者の多くはヤマビルのことなどほとんど気にしていない様子だったし、半袖姿の若者も多かった!
次回は、沢沿いに咲くサガミジョウロホトトギスを見たくなった。
私も先週末行く予定が台風で行けずじまいでした。
この花を見る時はいつも雨でしたが、さすがに台風では…
今年は例年より開花が少し早かったみたいですね。
私は昨日は蛭と檜洞を歩いてきました。
当初は単独の予定だったので、檜洞→蛭→丹沢→塔、
とロングを歩いて咲き残りをみようかとも考えてました。
どの花にも言えることですが、一番よい状態を狙うのは難しいです。
蛭と檜洞だけでも十分過ぎるほどロングですってば、もう~~~^^;;
沢登りをすれば
まだたくさん見られる場所もあると思いますよ。
やはり岩場に垂れて咲く花には
気品がありますね。
勇気をだして沢を詰めてみると、昨年「みかんの花日記」で見せたいただいたスルガジョウロウホトトギスのように垂れて光景の出会えるかもしれませんね!
来年は狙ってみたくなりました^^