21-2-15（日）am1:13

要するに、昨日のことだ。
あまり、これといってないが、とりあえず、何か書いておくことにする。
午前中、テニスをするも、暑くて、上二枚、下一枚脱いで半そで、半ズボン姿になる。
言うまでもなく汗はジットリ。。。。。。
五人がクラブハウスの中で、いつもの懇親会。さすがに、今日の暑さでビールは旨い。みんなビールを上手そうに飲む中で僕だけノンアルコール。350ml二本飲んで帰る。
昼は、うどんそーめんというやつを食べた。これが意外や美味かった。
四時過ぎ、池袋に向かう。ベローチェでジャーマンソーセージとアメリカンで、激しい運動の前の腹ごしらえ。
六時より、キックが始まる。二時間受けた。ま、今日はかなり汗がでた。
我々だけのキックのプライベートな仲間に新しい友達が増えた。
帰り、その彼も含めて四人で立ち飲み屋で一杯やる。これは恒例となっている。
今、香料の会社に勤め初めてまだ一年経たっていないというだった。独身。26歳。結構、いいマスクをしている。
そういう関係だから理系だったのか？と訊くと、そうだという。すると、東京理科大あたりか？　とカマをかけてみた。すると、はずれた。東京農大？　これもはずれた。うーむ、因みに、どこなの？　と訊いた。……下を俯きながら、ボソっと、東大です。
なぜだか、急に場が白けた。しばし、みんな無言になった。
そして思い出したように、えー東大かよ、と話題がそれに盛り上がっていった。
で、結局、東大の理2で、そのまま大学院に行ったから今26歳なんだと。
なるほど、と、26歳で新入社員の疑問が解けた。
帰宅したのは、22：45。一応軽く晩飯を食う。
風呂、入って出て、今これを書いている。
結局、今日の行動だけ軽く書いて寝ようとしたら、こんなに長くなってしまった。
では、おやすみ、、、、、、、。zzzzzzzzzzzzzzzzzz

21-2-13（金）

会社の栄衰によって、僕の仕事の多寡に変化がある。
最近は「多」の方。
これが、「栄」による「多」なら大歓迎だが、完全に今の世相を反映してまさに「衰」そのもの、だからそのまま右に倣えだ。


今日も、営業の売上をカバーするためFAX資料を整備し事務の子に渡した。
先日、ある代理店の人と打ち合わせをした時に、このことを話した。
「うちなんか、前年より30％も落ち込んでる。しかし、私なんかもうダメだね、昔取った杵柄も錆びちゃって、働く気がしねーよ。しかし、おたくはたいしたもんだ。そうやって縁の下の力持ちになろうとするだけでも」
「いや、いや、色男、金と力は無かりけり、で全く力にはなってないと思いますよ」
と、まあ、力にはなってるかどうかはわからないけど、僕も懸命にやってるところを見せているだけでもいいかな、と。

午前中、数人でミーティングをした。
そろそろ、ミーティングも終わりに近づいたとき、部長が、
「うちの会社って、トイレはひとりひとり入って水を流すじゃないですか。それを三人分くらいを溜めて、それから最後の人が流す、というのをやりませんか？」
ぎゃはははは……、と初め笑ったが、
「それいいねー。それは気付かなかった。それいいよ」
「うちでは、それ実行しているんですよ。家族三人が交代で入って最後の人が水を流すし、当然電気なんかも、風呂も、あらゆるところで節約してる」

徹底してる!!!!　でも、流石に会社じゃできないなー。！＾　＾；；

21-2-10（火）マスクをはずしたマスクは？

時折り仄かな陽のぬくもりが頬を照らし春の近さを思わせる。
ターミナルの雑踏を歩く。
日常の情景となっているが為、行き交う人の顔をイチイチ眺める習慣はあまりない。
だが、そんな自然の光景の中に不自然さがあるとそれは目を惹く。

最近は、マスク着用を日常のこととするようになった若者たちも目立ってきた。
向こうから、マスクをした女性が歩いてきた。
目を惹いた。
明らかにおかしい。
不自然だった。
ヘアースタイルはばっちり、高価そうな服装もビシっと決まっている。
だが、両目を結んだラインとマスクのラインが平行になっていない。マスクが異様に曲がり、その角度からして各々のラインの片側は永久に結ばれることはないだろう。
マスクを取ればきっとステキなマスクなのだろうが、それで評価を落とした。


「人の振り見て我が振り直せ」、僕は不安になった。
10mくらい行ったところのビルのガラス面に、自分の姿を映した。


あっ……、、、、、、……。少しそこに立ち止まり、直した。

21-2-9（月）

朝の電車の静かな時間の中で読書をするのが楽しみだ。
乗っている時間、正味およそ20～23分くらい。
面白いものになるとページをめくる回数が増える。が、中には何度も同じところを読み返すような、熟読玩味のほうがいいものもある。
今は、その中間くらいのものを読んでいる。

テレビドラマの悪役のような顔が二つ、斜め前にある。
男女二人が次の駅から乗ってきて、僕の右隣に定着する。
「オレはよ、ロハなんだったら、絶対にやらねー。当たり前だろう、何かやれば、それなりの報酬を得て当然だろ。お前の姉さんが……赤ん坊の……お前の母さんが……」
聞き耳するまでもなく、自然と耳に飛び込んでくる。でかすぎる、、、、、声が。
車内の半分くらいの人は、この内容を聞いて「なんという考えの持ち主なんだ」という感想を持ったはずだ。座って寝ていたと思われるオバサンも、顔を上げて何か言いたげであった。
僕は、斜め前の悪役二人に「うるせー、もっと静かにしろ!!!!」と期待したのだが、何事もなく終着駅に着いた。

親切心というものを全く持ち合わせていない。これが信条らしい、この男。

結局、約20分間、1ページほど進んだだけで、中身はほとんど覚えていない。
……ったく。。。。。

21-2-7（土）あ～～

朝、テレビを見ていると、最近の振り込め詐欺は手口が変わってきている、とやっていた。さらに、最近の新しい撃退法は披露していた。
うむ。はて、この番組は振り込め詐欺犯も見ている可能性が高い。
うむ。撃退の手口を相手にも披露していいのか？　と、何か不可思議な面持ちになった。

やばい、テレビを見ている場合じゃない。出かけなくっちゃ!!!!
今日は、今年から始まった月一回の土曜の出勤日。
10時から6時まで。今日は営業の勉強などの研修日に当てている。
今日のテーマはカスタマーディフェクション（顧客離れ）とカスタマーサティスファクション（顧客満足）。ＤＶＤを観ながら勉強。

20-2-6（金）

今日はひと頃の厳しい寒さも少し和らいでいる。たったそれだけの気温の変化でも、僕の気持ちと思考は緩んでしまう。
いつもは会社に向かってほとんど脇目も振らずに歩いていくこの道。
思うと、この一帯をゆっくり眺めたことがない。そんな気持ちのゆとりからか、歩をゆるめてみた。

パブサロンという名前が目に入った。いつもなら気がつかない看板。すでにその看板には電気が入って、￥3000-ポッキリの文字が浮かびあがっている。
こんな朝から営業しているのか？　こんな早くから客なんか来るのか？　まさか、朝っぱらから来るわけないだろう、と思う反面、もし来たらどうするんだろう、と想像してみる。その為に女の子を何人も待機させておくわけにはいかないはずだ。

きっと、
元々低音の店主は、しゃがれ声で「いらっしゃいませ」と言う。そのあと、ソファーに座らせ、お冷を出す。真っ暗な部屋を点滅するピンク照明で照らす。そして扇情的な音楽を流す。さらに、お客を騙すため壁の裏側にセットした若い女性たちの会話テープを流す。慌てる店主は厚化粧で女装し、悩殺ランジェリー姿で現れる。客は気づかない。……だったりして!!!!!!

ほんと不思議だ。こんな朝から？　これ、アサパブとでもいうのか？

H21-2-4(水)取り留めない長文（昨日は……）

写真撮影の仕事で、参宮橋駅を降りそこから甲州街道に向けて歩いた。そのルートを歩きながら途中途中１２か所ある目的の場所の写真を撮るためだ。
去年も一昨年もさらにその前の年も同じ場所に来ているから、探す必要もない。すぐにわかった。だから、１５分もあれば十分だった。
何事もなく順調に終わった。

まだ冬なのに穏やかに晴れて気温も高め、黒の革のコートにマフラー姿は昨日に限って言えば、ピエロだった。
そのまま、西参道に出た。住所標識があった。渋谷区。まさにここは新宿、なのに渋谷区。東京の七不思議の一つだ。そう、新宿駅に接している代々木もまさに渋谷区。ここも渋谷区。道を隔てると向こうは新宿区。新宿駅南口を出て高島屋に行くとそこは渋谷区。新宿区の喉元に渋谷区の包丁を突きつけたような形に見える。

十二社通りと甲州街道の交差点にきた。頭上には首都高４号線が走っている。青に変わり横断歩道を渡る。すぐ左に、パークハイアット東京が冬空を突きぬくように高くそびえ立っている。お？　そうなのか、甲州街道沿いに入口があるんだ、と初めて知る。
新宿に向かって甲州街道の右側を歩く。あいおい損保のビルにやってきた。その奥まった所にベローチェがあるのを知っていたので、お茶をする。店舗はこじんまりしている。ざっと数えてみるとサラリーマンやＯＬで１５人以上。窓外にベランダ調のテラスがありそこでも７～８人がお茶をしている。店内の方がむんむんしていて、かえって外でお茶する方がよさそうだ。

そこから、次の目的地新宿紀伊国屋書店。先週頼んでおいた書物が届いたという連絡があったので、取りに行く。結構、距離はある。さて、どういうルートで行くか？　頭に描く。
左に高層ビル群を、右に文化女子大を眺め、ぶらりぶらり歩く。
チラチラとたまに視線を感じる。うん？　気のせいか？　いや、やはり時々視線が交差する。相手はあわてて視線をそらす。……うん？　カッコいい、と思ったのだろう、とプラス思考になるが、すぐ逸らすというのは、カッコいいと思っけど見たら勘違いだった、ということか？　とマイナス思考になる。がはははは、、、、。

しかし、暑い。手に持って歩くのも面倒だし、と無理して着ていたせいもある。さらにマスクもしている。マフラーをした首筋から汗が……。ジト～～、、、、、。
会社に戻ると、ここはアマゾンか？　あーー、暖房が……。
「お～い、誰かウチワ貸してくれ!!!!」

21-2-2（月）雨の金曜日。

その日はミーティングを午前11時頃から始め12時過ぎに終え、得意先のある千歳烏山に向かった。用が済み、近くで昼食とお茶をした。
千歳烏山駅のホームに立った。狭いホームは若い女の子たちであふれんばかりだ。ここは、隣の仙川から乗ってきた白百合女子大生たちが急行に乗り換えるために一旦下車し乗り換える乗換駅となっている。


むせ返る車内で、内ポケットからマスクを取り出そうとすると、そのヒモが何かにひっかかった。「えーい」と少々無理に引っ張る。完全装着。電車の不自然な揺れを期待しながら新宿駅に着く。
JRに乗り換え池袋駅の改札口を出る。ふくろうの置物のある階段を上がる。パルコの建物を左折し傘を広げ、会社を目指し5メートルほど進んだ。

「すいません」と女性の声が後ろから聞こえた。
振り向くと、20歳くらいの若い女の子が息を切らし立っていた。どうやら僕を追いかけてきていたようだ。
「はい？」

――「すいません、お付き合いしていただけませんか？」――
突然の甘い声？　なんてあるわけない。

僕の目の前に黒のメガネケースをかざした。
見覚えがある。何でこの若い子が持っている？
「すいません、これ落としましたよ」
「……え？そうですか。ありがとう」
と言うと、彼女はすぐさまきびすを返し走り去った。
でも、なんでそんなものを落とした？　内ポケットに入れておいたはずの……、あっ、そうか、マスクを取り出そうとしたとき、……引っ掛かったのは、…………。

いやあー、いいことする若い子もいるんだ、と感心し、この女の子にもきっといいことが訪れるように、と願った。