会社の栄衰によって、僕の仕事の多寡に変化がある。
最近は「多」の方。
これが、「栄」による「多」なら大歓迎だが、完全に今の世相を反映してまさに「衰」そのもの、だからそのまま右に倣えだ。
今日も、営業の売上をカバーするためFAX資料を整備し事務の子に渡した。
先日、ある代理店の人と打ち合わせをした時に、このことを話した。
「うちなんか、前年より30%も落ち込んでる。しかし、私なんかもうダメだね、昔取った杵柄も錆びちゃって、働く気がしねーよ。しかし、おたくはたいしたもんだ。そうやって縁の下の力持ちになろうとするだけでも」
「いや、いや、色男、金と力は無かりけり、で全く力にはなってないと思いますよ」
と、まあ、力にはなってるかどうかはわからないけど、僕も懸命にやってるところを見せているだけでもいいかな、と。
午前中、数人でミーティングをした。
そろそろ、ミーティングも終わりに近づいたとき、部長が、
「うちの会社って、トイレはひとりひとり入って水を流すじゃないですか。それを三人分くらいを溜めて、それから最後の人が流す、というのをやりませんか?」
ぎゃはははは……、と初め笑ったが、
「それいいねー。それは気付かなかった。それいいよ」
「うちでは、それ実行しているんですよ。家族三人が交代で入って最後の人が水を流すし、当然電気なんかも、風呂も、あらゆるところで節約してる」
徹底してる!!!! でも、流石に会社じゃできないなー。!^ ^;;