ぐーちゃんgoo日記

ぐーちゃんgoo(倶輔丼)の独り言、つぶやき。

R2.7.25(土)テレワーク・ゲーム・断捨離

2020-07-25 21:06:09 | Weblog

戒厳令のような緊急事態宣言の中、国民は自粛を余儀なくされた。ほぼ同時にテレワークという耳慣れない単語が、あたかもすでにあったような言葉として流れ始めた。

それは家の中で仕事をすることを意味していた。家にいる機会が増えると今までになかったストレスが増え溜まっていく。家で仕事。といったって家は会社ではできないわがままがきく。休憩時間を増やし遊ぶことだってできる。だからゲームに熱中するものも増える。そんな中、古いゲームも注目されるようになった、ということだった。

とすれば、今なら良い値段で売れる?

家の中にはセガ・サターン、ドリームキャスト、ファミコン、プレイステーション、プレイステーション2などが、段ボールの中に納まっている。

この中には子供たちがバイトして買ったものも一つ二つあった。以前、断捨離でそろそろ処分しておかなければならないな、と思い訊いたことがあった。すると、取っておいて欲しいと言う返事だった。だから残しておいた。買うときの彼らにしてみればその時は大金だった。それを捨てるなんてとても考えられないという思いなのだろう。でもいつか僕もいなくなる。その時どうするんだ? となる。

ヤフオクやメルカリ等で一度調べてみた。本体そのものが6000円とか15000円とかがあり、中には20000円くらいするものもあった。ほ~、まずまずだ。ソフトも全部で50~60枚ほどあった。ゲーム機もそうだったが、ソフトも一本一本そこそこの値段で売れそうだ。ある程度胸算用して臨もう。

ブックオフや古本市場に動作確認はしてませんがと訊いてみた。動かなくても大丈夫ですよ、こちらで確認しますから持ってきてくださいという返事。

仮に動かなくても、専門家が修理して動くようにして売り物にするのだろう。まずはその商品となるゲーム機やソフトが欲しいのだ。

そこで段ボール箱五箱に詰め持って行った。査定には少し時間がかかるので出来たら店の方から電話しますという。

夕方、結果が出ましたという知らせに、いささか気持ちか弾んだ。

胸算用よりも少しくらい低めの金額でも、決めようという腹積もりはあった。まず一万円台だったら?安すぎるけど一番悩むところ。二万円以上だったら? しょうがない、妥協しようか。でももし三万円以上だったら? これは無条件でOKして即売しよう。

特にお金が欲しいというわけじゃないが、それでも少しでも高い方がいい。

店に着いた。いくらなんだろう。ちょっとドキドキ。

店の人から明細表を渡され、数字を言った。え? うん? 聞き違いか? なんの値段のことだ? すぐに解説が始まった。

「ハードのゲーム機は値段が付きませんでした。そしてソフト代これです。すべて合計すると662円です。明細表を手にしながら目を見開いた。聞き違いじゃなかった。唖然!^ ^;; 言葉を失った。次に笑うしかなかった(笑)わはははははは……は、は、は、は;(´;ω;`)ウゥゥ 

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R2.7.5(日)逸話③「歌舞伎町バイト探し」

2020-07-05 12:12:02 | Weblog

 

  • 新宿ゴールデン街
  • 登場人物、森山、三郎太(=鈴木三郎太=サブ=僕=グー)

(1)

新宿ゴールデン街を歩いた。「なんだこの道、変な道。蛇みたい」三郎太がそういうと、「俺ここ好きなんだよな。なんか情緒的じゃない」森山の感情のこもった一言で、とりあえずここから探すことになった。

 

森山は中学三年の時おなじクラスだった。これといって特別仲が良いというわけではなかった。彼はのちに都立西高に行き東大を受けたが落ち、翌年再受験しみごと合格を果たした。中学時代も学校委員選挙に立候補し受かり学校委員になって積極的に行動したりする男で、頭も良くなかなかの逸材だった。背は三郎太よりかなり高く恰幅もよく年齢よりもかなり老けて見えた。そこで中学時代はおっさんというあだ名で通っていた。

父とはひと悶着があったが、受かった大学には行かずもう一度早大理工を再受験させてくれと懇願、敢えて浪人の道を選んだ。翌日予備校のメッカ代々木と高田馬場に向かった。昼近くだった。南新宿から代々木に向かっているとき、偶然森山が前から歩いてきた。

それから森山との付き合いが始まった。彼は現役で落ちたけど絶対に東大に行くと意思が固い。森山の兄も東大に行っていて意地があるそうだ。三郎太ももちろん早大だが、もともと森山は中学でも一番だった。デキが違うのだ。三郎太は早稲田予備校、森山は代々木予備校とそれぞれ違った学校だったが二人はよく会うようになった。夏までの約束でつるんで遊びまわった。7月半ば、彼は約束通りスパッと遊びをやめて予備校の夏の講習に行くようになった。だが三郎太はダメだった。夢中になっていたスナックの女にはまり、未練がなかなか断ち切れなくて勉強に身が入らなかった。

翌年、三郎太は早大を早々と断念するしかなかった。現役で合格した二校だけを再度受験することにした。だがサボった期間のツケは大きかった。結局一校は落ち法大しか受からなかった。

大学入学後、学校は休校続き。森山に電話した。

「お前んとこの大学どう?」

「ひどいもんよ。安田講堂は完全に包囲されてるし、みんなその中に籠城している。だから休みばっか」

「だったら今日ヒマだろ? バイト探し手伝えよ」

 

To be continued

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