グラハムベルかトーマスエジソンか、発明の主ははっきりしてないらしいが、すでに便利な肉声に近い音声で話せる電話というものがある。
それなのに敢えて、時間をかけてわざわざ文字を打ってメールにする。面と向かって言えないときなどはとても便利だ。
家の中でも、メールでコミュニケーションをとっている家族がいる、と聞いたこともある。
しかし、メールの怖い落とし穴もある。
相手の顔を見てリアルに生の声で伝えるわけじゃないから、言いたいことを文章にしなければならない。するとどうしても伝えようとしたことを適切な文章にできないこともある。肝心な部分が上手く表現できなかったり、またはそれを欠落してしまったりすることさえある。それを気付かないでいると、受けて側は発信した側の意とした意味でなく、違った解釈で受け入れてしまう。
結果、取り返しのつかない自体が生まれた、なんてことは往々にしてある。
誰でも、一度や二度そんな経験をしていると思う。
僕も、その両方を経験している。
