小学生だった次男坊が、学校帰りに拾ってきた一本の小さな植物。
それを鉢に植えて育て始めた。
その後、それが「金のなる木」とわかった。更に別名「花月」ということもわかった。
それほど手をかけなくても、植物は元気に育ってくれた。
細かった枝は少しずつ太くなり、20年近く経った頃には、直径10センチほどに成長。葉も見事に茂った。
しかし、それから数年過ぎた頃、葉がポロポロと落ちるようになった。
それでも、落ちた葉を土に植えてみると、その葉はまた元気を取り戻していった。
まだ大丈夫だと、そう思った。
手入れが行き届かなかったのか、水をやり過ぎたからなのか、鉢の中にはシダがはびこり、「金のなる木」は見る影もなくほとんど葉も落ちてなくなり残骸となってしまった。
やはり寿命だったのだろう。
その後、枯れてしまった「金のなる木」の幹だけを残し、シダや他の雑草もきれいに刈り取った。
すると、それから数カ月経った頃、ふと幹のそばの土の中から小さな葉が現れているのを見つけた。
おどろいた。こんなことがあるのだろうか。
金のなる木の寿命は20年ほどと聞いていた。それでも、20年以上生きしてくれた。
ということは、これはその子孫なのだろうか?
またこれから20年成長してくれるのだろう?
だけども、僕自身、あと20年というわけにはいかないけれど、、。