南奥駈道テント泊縦走

南奥駈テン泊縦走

2015/05/02～05/06

CT （山行途中で詳細を書き込んだメモを忘れたので大雑把になります）
5/3(日)　宿7：00~七越峰～吹越峠～大黒天神岳～五大尊岳～大森山～玉置辻～玉置神社～
17：30玉置山展望台（テント泊）
5/4（月）玉置山展望台5：15～蜘蛛ノ口～塔ノ谷峠～香精山～地蔵岳～槍ヶ岳～葛川辻～
笠捨山～行仙小屋～行仙岳～15：15怒田の宿跡（テント泊）
５/５（火）怒田の宿跡5：10～俱利加羅岳～転法輪岳～平治の宿～持経の宿～阿須迦利岳
～涅槃岳～乾光門～子守岳（地蔵岳）～天狗の稽古場～12：36嫁越峠～13：08奥守岳～
13：40天狗岳～14：34仙人舞台石～14：50太古の辻～16：35前鬼小仲坊（テント泊）
5/6（水）前鬼小仲坊6：00～8:15前鬼口BS8:59===杉の湯（入浴・昼食）===大和上市
＝＝17：30帰宅

大和八木駅～熊野本宮大社（日本一長い路線バス）にのって、山旅が始まった。さすがGWらしく乗客は多い。６５ℓのデカザックで１席使うが満席になれば、どけないと・・・と考える。五條バスセンターからは、前もって購入しておいた缶ビールについに手を出しウオンテッドさんと呑み始める。地味に呑んでいたつもりだったが、前の乗客から声がでかいとクレームを受け、反省しながら大人しく呑んだ。

熊野本宮に到着。さっそくお参り。これからの縦走、無事にいけますように・・・。“蒼空げすとはうす”という素敵なネーミングの素敵な宿にチェックイン後すぐに明日の登山口の下見へ。

帰りにお酒を調達、部屋で楽しく呑んで9：30頃？就寝。

３日縦走スタート。宿を7：00出発。ここからは単独。慎重に行動する事を肝に命じる。

霧雨まじりの中を歩く。備崎橋を渡り、その下をくぐって、南奥駈が始まる。今日の行程で印象に残ったのは五大尊岳への登りかな・・。とにかくこれからたくさんの山を越えていくので、足を痛めないように、丁寧に歩く事を心がける。スピードはあまり意識しないように。それと、靡（なびき）と呼ばれているところで、必ず手を合わせる事も意識した。

気分は行者だ。そして玉置神社に着くころには木々の間から光が射しこみなんだか神々しいかんじがして、

とても厳かな気持ちになった。・・が社務所の横にあった御神酒をしっかり頂いたのは言うまでもない。（笑）

神社の売店のおじさんに甘夏２つ頂きおまけに展望台のテン場まで車で送っていただいた。

17：30頃そこに着くとウオンテッドさんがもうテントを張ってくつろいでいた。（早～っ）

その後プチ宴会をして早々に就寝。

４日　　今日も雨。4：00起床支度を済ませ、5：00過ぎ出発。（ウオンテッドさんは、熊野へ南下、私は前鬼へ北上）霧で展望がない奥駈道をヘッデンつけて歩く。これはこれで、なかなか雰囲気がいい。この山行の核心部？は、きっと、地蔵岳～槍ヶ岳間の鎖場だろう。巨岩のてっぺんから鎖が２本垂直にたれさがってる。一つはザック用、もう一つは人間用。雨で岩も鎖も濡れているので、登り方をあれこれ考え慎重にとりかかった。

無事通過でき一安心。でもこの辺りで結構時間がかかった。雨の岩場は、足取りが遅くなる。やっと行仙岳を通過、怒田の宿跡に15：30頃着く。予定している平治の宿までは、あと、３時間強はかかりそうだ。足も疲れてきたし、ここを今日のテン場にした。

早めに晩御飯を食べて、ラジオを聴いてくつろいでいると１７:００頃玉置展望台や道中で時折一緒になった、同じく前鬼をめざすご夫婦もやってきてテントを張りだした。（その後、このお二人とは、小仲坊や帰りのバスも同じで仲良くさせていただいた。愛知県の方らしい。）疲れた一日、19：00就寝。