2月15日無名会 2009年3月9日発行
ヒヨドリは果物とか赤い実が好きですよね。ところが、赤い実ばかりではなくて椿のあのおしべの白っぽい黄色い芯まで食べるのです!。食べられた椿の花は無惨な形になり果てます。紫色のパンジーの花弁まで食べるのですよー。つぼみのふくらみ始めてこれから咲くわよーというところをついばまれて....鳥も食糧難?かろうじて椿の形を保っている姿を撮りました。
二句表「吉川旧居」 膝送り
梅郷の吉川旧居梅真白 玉木 祐
文庫読みつつ待つは春一 宮澤 佳子
ウ
トレパンで駈けゆく聟に声かけて 峯田 政志
げんのしょうこの揺れる細道 太田 六魚
灯台に日傘さし行く人は誰 藤尾 薫
硫黄島へとゴムボート漕ぐ 祐
キャンパスに収められない丸い月 佳
新走の香集い来る友 志
ナオ
俳諧の恋も手向ける鹿の声 魚
橋のたもとで逢瀬をかさね 薫
四畳半置炬燵にて足からめ 祐
冴ゆる月影ちらり顔出す 志
お見舞いの幼ベッドではねまわり 佳
突如流れるモーツアルト聞く 魚
ナウ
おめかしし花見に急ぐ人力車 薫
雲雀東風吹く高階の部屋 執筆
二句表「慈姑の芽」
ひからびて厨の隅に慈姑の芽 薫
浅蜊の舌ののびる夕暮れ 祐
ウ
娘等の懸賞パズル手伝いて 佳子
江ノ電でゆく納涼の会 政志
大仏は薄着なれども汗をかき 六魚
幼児が作るキューーピーの服 薫
芸術祭アトムを飛ばす月世界 祐
夜長ひたすら彼の声待つ 佳
ナオ
村芝居心中場面ひしと抱き 志
門左衛門の全集が出る 魚
何者か頬被りして軒の下 薫
雪室作り月明かりさす 佳
夕暮れの刻やわらかく流れゆく 祐
新内小唄粋に響きつ 志
ナウ
嬌声に花見の傘の晴れやかに 魚
目玉きょとんと梢に画眉鳥 執筆
2009年2月15日 首尾 於関戸公民館第三学習室
ヒヨドリは果物とか赤い実が好きですよね。ところが、赤い実ばかりではなくて椿のあのおしべの白っぽい黄色い芯まで食べるのです!。食べられた椿の花は無惨な形になり果てます。紫色のパンジーの花弁まで食べるのですよー。つぼみのふくらみ始めてこれから咲くわよーというところをついばまれて....鳥も食糧難?かろうじて椿の形を保っている姿を撮りました。
二句表「吉川旧居」 膝送り
梅郷の吉川旧居梅真白 玉木 祐
文庫読みつつ待つは春一 宮澤 佳子
ウ
トレパンで駈けゆく聟に声かけて 峯田 政志
げんのしょうこの揺れる細道 太田 六魚
灯台に日傘さし行く人は誰 藤尾 薫
硫黄島へとゴムボート漕ぐ 祐
キャンパスに収められない丸い月 佳
新走の香集い来る友 志
ナオ
俳諧の恋も手向ける鹿の声 魚
橋のたもとで逢瀬をかさね 薫
四畳半置炬燵にて足からめ 祐
冴ゆる月影ちらり顔出す 志
お見舞いの幼ベッドではねまわり 佳
突如流れるモーツアルト聞く 魚
ナウ
おめかしし花見に急ぐ人力車 薫
雲雀東風吹く高階の部屋 執筆
二句表「慈姑の芽」
ひからびて厨の隅に慈姑の芽 薫
浅蜊の舌ののびる夕暮れ 祐
ウ
娘等の懸賞パズル手伝いて 佳子
江ノ電でゆく納涼の会 政志
大仏は薄着なれども汗をかき 六魚
幼児が作るキューーピーの服 薫
芸術祭アトムを飛ばす月世界 祐
夜長ひたすら彼の声待つ 佳
ナオ
村芝居心中場面ひしと抱き 志
門左衛門の全集が出る 魚
何者か頬被りして軒の下 薫
雪室作り月明かりさす 佳
夕暮れの刻やわらかく流れゆく 祐
新内小唄粋に響きつ 志
ナウ
嬌声に花見の傘の晴れやかに 魚
目玉きょとんと梢に画眉鳥 執筆
2009年2月15日 首尾 於関戸公民館第三学習室