tamagoのドイツ滞在記

ドイツ、キールに住んで、体験したことや思ったことを書きとめていくブログです。

朝のキールリーニエ

2014年10月23日 | ドイツの街並み





前の記事で話題にしたキールの海岸通り、キールリーニエの写真です。

朝、マルクトへ行く途中で撮影しました。






靄がかかっていて、ミステリーの雰囲気が出ているでしょう?






この写真を撮ったのは、朝の8時前です。

日の出から、ようやく明るくなり始めたところなのですよ。

10月だというのに、日が短すぎて恐ろしい。。


“キールの冬は、8か月つづく” by 語学の先生



うーーー

朝起きて、暗いなかで身支度をするのってしんどいですよね…。
気も滅入りがちになりますし…  


今度の日曜日にサマータイムが終了して、
時間が1時間巻き戻されることになります。

そうなれば、少しは日光を享受できるでしょう。。













夏の間は、こんなに晴れやかだったのになー。。








ちなみに陸側には住宅が並んでいて、
その奥は、けっこう鬱蒼とした森が広がっています。

おそらく想像以上に緑豊かです。

森を通り過ぎると、市街地に抜けます。



森のなかにも遊歩道があるのですが、
少し起伏があって、道が入りくんでいて、、

 やっぱりミステリーっぽい。。



馴染のあるお菓子

2014年10月15日 | 料理、食材、レシピ









お茶のお供はなんじゃらほい。






とんがりコーン、、じゃないよ、バッグルズだよ。

とんがりコーンは1977年にハウス食品がアメリカのゼネラルミルズ社と提携して出したお菓子で、
ゼネラルミルズ社では、“Bugles”という名前でこの商品を販売しているのだそうな。

ふーむ。。

サクサクの食感です。
そこまでとんがりコーンを食べてきていないので、記憶は多少曖昧ですが、
味はかなり近いと思います。

これはパプリカのパンチ力が強くて気に入っているの







こっちはなんじゃらほい。


国際展開されているコアラのマーチかと思いきや、
販売元は、ドイツの“Kuchenmeister”社。

商品名は、“Koala Kakao”。


ロッテとは関係ないみたいです。
パッケージには、リアルな見た目のキャラクターも描かれていますね。






中身も似ています。

左のコアラはバトンか笛のようなものを持っていますね。
右のは、何でしょうか…。
持っているものが楽器であれば、コアラのマーチが本家なのかな。


あっ、でもこちらは全てのコアラに眉毛がついています。
眉毛のあるコアラを見つけると、
幸せになれるという噂、ありましたよね…?


味はプラリネのイメージというか、
なかなか本格的なチョコレートの味がします。

ロッテのものは、もう少しミルクココアっぽかった覚えがあります。


どちらも美味しいと思いますが、
今は食べ慣れたコアラのマーチ恋しさにロッテに軍配でしょうか。


コアラカカオを日本に持って帰って、
何食わぬ顔でコアラのマーチに混ぜておけば
幸運の眉毛コアラで誰かを喜ばせることができるかもしれません。。



加筆


Chiquitaさーん、見ていますか?

Chiquitaさんの御名前、スペイン語からお取りになったのでしょうか。
それともスペシャルな意味合いが…?

買ってきたバナナのシールを見て、「あっ!」と思いました

10月のあれこれ

2014年10月07日 | 生活





キール市役所前、池から美しい建物を眺める。



10月に入り、めっきり寒くなりました。
今日は昼間でも気温は13度前後、
空気が完全に入れ替わって、冬の訪れを感じます。

日の出は7時31分、日の入りは18時41分。
朝は日が出ているとはいえ、曇っているので結構暗くて、
なんとなく、心細くなります。

それでも店頭には既にクリスマス用商品が並び、
楽しげな様子をみると元気がもらえる気がします


10月第一週は、滞在ビザの申請や各種登録、試験が立て続けにあって、
とても慌ただしく過ごしました。

おかげ様で、何とか無事にパスできたと思います。。
家のなかも、だいたい片付きました


少しお疲れ気味なので、
この辺で落ち着いて過ごしたいものです。




元気がでること、楽しいことがもうひとつ。。






こんな本が出ていました。

こちら、キールを舞台にした推理小説なのです
原題の“Kiellinie”(『キールリーニエ』)は海沿いの通りの名前で、
湾を見渡せる遊歩道が続いていて、とても気持ちの良い場所です。

前の記事で紹介したキール市のHPで、
ウェブカメラで映されているのが見えます。


物語の始まりは、
街の夏の風物詩、華やかなヨット・フェスティバルを控えたある朝、
海岸通りで身元不明の遺体が発見される…という感じ。

北欧ミステリーっぽい要素があり、
人間関係や物語の運び、景観が与える心象なども面白いのですが、
何といってもキールリーニエは毎日散歩している場所!
馴染のある地名や場所が続々出てきて楽しめます。


この本は今年4月に出版されたばかりで、
著者アンゲリカ・スヴェンソンの処女作なのだそうですが、
好評を得ているらしく、ひょっとすると
映像化されたり、和訳がでるかもしれません…。

そうなったら、撮影風景を目にするかな、
映画館に観に行きたいな、なんてわくわくしています。